初対面でもうまく会話できる質問とは？コツやエピソードも大公開！

初対面の人と会話をするときって、どうしても緊張してしまいますよね。特に相手が異性だったり、自分が人見知りだったりすると、どのようなことを言えばいいのか分からず困った…なんて経験がある人も多いのでは？

この記事では、人見知りさんでも大丈夫！初対面の人と打ち解けやすい「質問リスト」をご紹介していきます。また、初対面の人には避けたほうがいい「NG質問リスト」も解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください。

それではまず、初対面の人とうまく会話できる方法についてご紹介していきます。初対面の人と会話するのが苦手な人は、実施してみてください。

できるだけリラックスして話す

初対面の人と会話で緊張してしまうのは、多くの場合「相手がどのような人か分からないから」ではないでしょうか？相手の「地雷ポイント」を探りつつ、当たり障りのない会話をするのはとても難しいですし、緊張してしまいますよね。

その緊張感が相手に伝わってしまうと、思い通りに会話が出来ませんし、相手も気を使ってしまいます。

なので、まずは何よりリラックスして会話するのが一番重要です。緊張感をほぐすには、会話の前に深呼吸してみたり、あえて「笑顔を作る」のが有効です。

相手を否定する話し方は避ける

初対面の人に自分のことを否定されると、当たり前ですが嫌な気分になりますよね。議論と否定は違いますので、初対面の人と会話する際は、話し方や考え方が否定的にならないよう注意しましょう。

人間として合う・合わないがあるのは仕方ありませんが、まずは相手のことを受け入れ、性格や価値観を探っていきましょう。

「共通点」を探してみよう

初対面の人とも、共通点があれば親近感がわきますよね。一見自分とは真反対な人間にも、探してみると何かしら共通点があるかもしれません。共通点が見つかれば、不思議と緊張感がほどけるという人も多いんですよ。

人間というものは共通点があれば仲間意識が芽生えるものなので、無理をして見つけるのではなく、些細な点でも質問をしつつ初対面の相手と自分の共通点を探ってみましょう。

初対面で上手に話すことを意識しすぎない

上手に会話出来ることに越したことはないですが、「上手に話さなきゃ」「失敗しないように…」と意識しすぎると、かえって緊張してしまいます。

普段、人との会話中に人の会話のうまさを測ったりはあまりしませんよね？それと同じで、相手も自分の会話のスキルなんて、あまり気にしていないものです。会話中に噛んでしまったり、少しぐらいどもってしまっても、相手は気にしていない、そう考えて会話するようにしましょう。

会話が上手な人を参考にする

あなたの周囲に、人との会話が上手な人はいますか？初対面の人ともスムーズに話せたり、会話を盛り上げるのがうまい人がいれば、その人の会話テクニックを参考にしてみるのもいいかもしれません。

相槌のタイミングや声の抑揚、質問の内容など、初対面の人との会話がうまい人は無意識のうちに人の懐に入ることができるのです。

テクニックをすべてマネするのは難しいでしょうから「目を見て〇〇について話す」など、自分がマネ出来そうなものだけでもいいので取り入れてみましょう。

それでは、実際に初対面でも答えやすい質問についてご紹介していきましょう。初対面の人との会話の中に質問を混ぜると、相手は「自分を知ろうとしてくれている」と感じます。

また、回答によっては話をさらに広げることが出来るので、会話を盛り上げるためにも適度な「質問」をしていきましょう。前もって相手に対する「質問リスト」を用意しておくと、スムーズに会話が出来ますよ。

相手の出身地

初対面の人への質問でまず思いつくのが、出身地ではないでしょうか。当たり障りない質問に感じますが、出身地を聞かれて嫌な気分になる人は少ないため、初対面の人への初めての質問にはピッタリです。

出身地を教えてもらい、旅行や出張で訪れたことがあるのならその話が出来ますし、行ったことがなければ観光地などを教えてもらうこともできます。偶然にも出身地が同じだったなら、さらに深い話もできますよね。

出身地の名産品や有名人

出身地の質問をしたら、出身地の名産品や有名人を聞いてみましょう。自分の出身地の名産品について、もし相手が知らなければ一緒にインターネットで検索して「〇〇が名産品らしいですよ！」など、楽しく会話を盛り上げることが出来ます。

有名人について教えてもらったら、その有名人については必ず褒めるようにしましょう。自分と同郷の有名人を褒められて嫌な気分になる人はいません。

休日の過ごし方について

休日の過ごし方も初対面の人には質問しやすいですね。インドア派なのかアウトドア派なのか分かりやすい質問でもあります。ただ注意したいのが、初対面の異性に質問する場合、好意や下心があると思われてしまうかもしれないという点。

異性に勘違いされないためには、「自分は休日〇〇して過ごすんですけど…」と、自分のことを伝えてから質問するようにしましょう。もし、あなたが相手に好意がある場合は、質問の返事次第では「それじゃあ今度の休みに…」とデートに誘えることも出来ます。

家族構成について

家族構成の質問も、話を広げやすいですよね。もし自分と同じ構成だったらそれだけで話が盛り上がるはず。「弟がいそうですね」「長女っぽいですけど…」など、第一印象を交えた質問をすると、相手も話しやすくなるでしょう。

もし相手に姉がいて、自分にも姉がいたなら「姉あるある」の話が出来ますし、家族というごく身近な存在に対する質問も、リストに入れておきましょう。

好きな食べ物・嫌いな食べ物

人間なら誰しも、好きな食べ物・嫌いな食べ物があるはずですので、初対面の人への質問には最適です。この質問をする際は、「美味しいのに何で嫌いなの？」「まずいのになんで好きなの？」など相手の好きな食べ物・嫌いな食べ物を否定しないようにしましょう。

この質問をする場合は、嫌いな食べ物よりも相手の好きな食べ物で話を広げたほうが相手にとって楽しい会話になります。また、ランチの時間が近いなら一緒にランチでも…と誘いに切り出してみましょう。

好きな漫画・アニメ・アーティストは？

好きな漫画・アニメ・アーティストについての質問もおすすめです。もし自分の知らない作品・アーティストなら、どんなものなのか教えてもらうことが出来ますし、自分と好みが同じであれば、一気に話が盛り上がること間違いなしでしょう。

注意したい点としては、知ったかぶりをしないこと！相手に好かれたいからといって、知ったかぶりで話すのは厳禁です。もし相手にバレると一気に信用が下がってしまいますし、初対面から印象も悪くなります。

知らない作品なら「どんな作品なんですか？」と素直に教えてもらうようにしましょう。

質問次第では、初対面の人とも一気に距離を縮めることが出来ますが、中には注意が必要な質問もあります。自分では何の気なしに質問をしてるつもりでも、相手を傷つけてしまう可能性もありますので、以下の質問は初対面の人には避けたほうが無難です。

政治や宗教

自分と相手が同じ考えとは限らない、政治や宗教についての質問は初対面の人には特にタブーです。政治批判をして、相手がその政党の支持者であった場合、相手からの印象はかなり悪くなるでしょう。

宗教についても同じです。様々な考え・信仰がありますので、とてもデリケートな話題になります。冗談でも宗教についての質問はしないようにしましょう。

応援しているスポーツチーム

「スポーツの質問がなぜダメなの？」と感じる人もいるかもしれませんが、避けたほうがいいのは「好きなスポーツチーム」についてです。

好きなスポーツについての質問は初対面の人にもOKですが、相手が何かスポーツチームの熱狂的なファンだと「ライバルチームのファンとは仲良くできない！」という人もいます。

うっかり自分がライバルチームのファンだと告白してしまうと、気まずーい沈黙が流れるかもしれません…。

恋人の有無

恋人の有無についての質問も避けたほうがいいでしょう。相手はヒドい失恋をしたばかりかもしれませんし、LGBTの場合もあります。恋愛に関する質問はプライバシーに踏み込むことになりますので、仲を深めてから質問するようにしましょう。

また、恋人の有無だけではなく「恋人と別れてどれぐらい経つの？」「元恋人ってどんな人？」などの質問も同じく避けたほうがいいでしょう。

容姿に対する質問

「身長高いですね」「鼻が高くて羨ましい」「色白ですね」など、自分では褒めたつもりでも、相手がその部分をコンプレックスに感じている可能性もあります。特に異性に対して容姿に対する質問はしないほうがいいでしょう。最悪の場合「セクハラ」と捉えられてしまうかも。

子供の有無

結婚している相手に「お子さんは？」と質問する人は多いですよね。自分が結婚していて子供がいるなら、真っ先に出てくる話題なのではないでしょうか。しかし、よく考えてみてください。相手がもし不妊治療中だったら？子供を作らない選択をしている人だったら？

既婚者は必ず子供がいる・子供を欲しがっているという考えはもう古いです。相手に嫌な思いをさせてしまわないよう、子供に関する話は相手から教えてもらうまで避けましょう。

給料についての質問

特に合コンなどの場面で女性から男性に質問するパターンが多いのですが、給料についての質問も失礼にあたります。相手に好意があるなら給料について知りたくなる気持ちもわかりますが、男性にとって給料はあまり触れられたくない部分なのです。

初対面で給料について質問をしてしまうと「お金にしか興味がない」「人をカネで見ている」という印象が付いてしまいますよ。

質問リストがある程度埋まったら、お次は会話が続くコツについて解説していきます。いくら聞きたい質問がたくさん出来ても、会話が続かなければ意味がありませんよね。コツといっても難しいものはありませんよ。

質問などはある程度用意しておく

まず初対面の人と話すときは質問をある程度用意しておくと安心です。その際は、もし自分の想定外だった返事が来た場合のことも考えておきましょう。また、次に繋げる質問も用意しておくと安心です。「〇〇です」「そうなんだ」で会話が終わってしまうと、気まずいですよね。

質問→会話→質問…というように、スムーズに会話を展開できるよう、ある程度質問を用意しておくのはとても重要です。

はい、いいえで答えられる質問はしない

また初対面の人との会話を盛り上げるコツとして、答えが「はい・いいえ」で終わってしまうようなものはしないようにしましょう。これらは言い方を工夫すれば失敗を避けることが出来ます。

例えば「洋食派？和食派？」という質問をしてしまうと、「洋食です」で終わってしまう可能性がありますが「洋食派ですか？和食派ですか？このあたりにおすすめのお店とかありますか？」など話を膨らませることを意識した質問を行いましょう。

「はい・いいえ」で終わる質問ではなく、相手のことを教えてもらえるような、そんな質問をしていくのがベストですね。

自分の回答も用意しておく

初対面の人と話していて、いくら気の利いた質問をたくさんしたとしても、自分の回答がなければ意味がありません。会話とはキャッチボールなので、相手に返す自分の回答も必ず用意しておきましょう。相手が答えてくれた後に無言が続くような事態は避けたいですね。

また、自分の回答を用意しておく際は、相手を傷つける内容・誤解を生んでしまうような内容ではないかをチェックしておきましょう。

初対面で質問ばかりの会話はNG！

ここまで初対面の人へのおすすめの質問やＮＧ質問についてご紹介してきましたが、いくら気の利いた質問でも、会話中ずーっと質問ばかりというのはＮＧです。答えても答えても質問ばかりされると、相手はまるで尋問にかけられているような気になるでしょう。

大切なのは質問の量ではなく質、そして会話を広げようとする努力です。質問をたくさん用意するのも良いですが、その後に相手は何て言うのかを考えることも大切ですよ。

それでは、最後に初対面の人と上手に質問をしたおかげでうまく会話ができた体験談をお送りします。皆さんに共通しているのは、緊張せずに「共通点」をポイントにして会話をしている点でした。

ぜひ参考にしてください！

趣味を質問して話を広げました！

「初対面の取引先の人と話すとき、ふと相手のスマホについているキーホルダーが目に入ったんです。それがたまたま自分も見たことがあるアニメのもので…アニメ鑑賞が趣味なのかな？と思って話を広げました」(27歳/男性/営業職)

趣味に対する質問は当たり障りのないものですが、趣味が同じだと分かると一気に親近感がわきますよね。それに話も広げやすいので、まず趣味を聞く！というのは間違いないかもしれません。

身に着けているものを聞くのもいい！

「幼稚園の入園式で隣に座ったママさんのお洋服がとても綺麗だったので、その洋服についての質問をしました。とてもお気に入りのお洋服だったらしく、快くお返事していただけました。服装を褒められて嫌な気持ちになる人はいないと思うのでおすすめです！」(37歳/女性/専業主婦)

自分が身に着けているものに対する質問なら答えやすいですし、ファッションを褒められて嫌な気持ちになる人はいませんよね。

女性なら「素敵なカバンですね」「素敵なネックレスですね」男性なら「良いネクタイですね」「素敵な腕時計！」と、褒めながらブランド名を質問すると、相手も快く答えてくれるでしょう。

ブランド名を聞くのは良いですが、値段を聞くのは失礼だと感じる人もいるので、やめておきましょう。

まさかの地元が同じ！一気に仲良くなった

「初対面で会話をしていたとき少し関西弁のなまりがあったので、思い切って出身地を聞いてみると、同じ都道府県でした。そこから話が盛り上がってよくよく聞いてみると、同じ市内出身だということが分かって大盛り上がり！一気に仲良くなりました！」(34歳/男性/営業職)

敬語で会話していても、ふとした瞬間に方言が漏れることもあります。同じ地方出身であれば、なおさら気づきやすいのではないでしょうか。出身地の質問は、誰も傷つけない質問しやすいものとなっているので、初対面の最初の質問としておすすめです。

家族構成が全く同じだったので…

「自分は三人兄弟の真ん中なのですが、会社の新人歓迎会で初めて喋った先輩も同じ家族構成だったので、三人兄弟の真ん中あるあるで盛り上がりました(笑)それ以降、仕事でも助けてくれる頼れる良い先輩です！」(25歳/男性/SE)

他人と被りそうで被らない兄弟構成。偶然にも同じ人を見かけると、ついつい「あるある」で盛り上がってしまいますよね。

あまりネガティブな内容の会話ではなく、「三人兄弟の真ん中ってこういうことで苦労しましたよね」「弟ってこんなところありますよね」と楽しく会話できるよう、心がけましょう。

初対面との人の会話は、誰しもが緊張しますし、相手のことを全く知らないのですから、何を話せばいいか分からなくなるのも当たり前のことです。しかし、初対面で無言が続くと、やはり何となく気まずくなってしまったり、相手からの印象も下がってしまいます。

また、無理やり会話をしようとしても、相手に合わせた内容でないと空回りしてしまうことも。そんな事態を防ぐために、「質問」というのは大いに役立ちます。

質問することによって相手のことを知れますし、同時に自分のことも知ってもらえます。初対面でも良い印象を与えるために、会話を広げる「質問リスト」をきちんと準備しておきましょう！