逆プロポーズはアリ？男性の意見やシチュエーション＆注意点も解説！

付き合いも長いし、年齢的にもそろそろ結婚したい。でも、彼からはなかなかプロポーズしてもらえない…。そんな女性の悩みを解決するのが、「逆プロポーズ」です。

逆プロポーズとは、女性から男性に結婚を申し込むことをいいます。一般的には、プロポーズ（求婚）は男性から女性にするものという風潮が昔からあるため、女性からプロポーズをするのは男女が逆という意味で、逆プロポーズという言葉が生まれました。

現代では、草食系男子という言葉が流行ったように、女性が男性をリードする恋愛というのも珍しくありません。その延長上に逆プロポーズがあると考えられます。

では、男性にとっては逆プロポーズはアリなのでしょうか。また、成功させるためにはどのようなことに気を付けたらいいのかなど、解説していきます。

早速、男性は逆プロポーズをどう思っているか意見を見ていきましょう。男性の性格や考え方によっても、逆プロポーズに対する思いは様々ですよ。

自分も結婚しようと思っていたから嬉しい

「逆プロポーズ、まさにこの前されました。自分もそろそろ結婚したいかな…って思っていたときだったので、素直に嬉しいと思いましたね。気持ちを伝えてくれてありがとうって、その場で結婚を決めました。」（28歳/男性/公務員）

逆プロポーズを嬉しいと思う男性は、本人にも結婚の意志があることがほとんどのようです。自分も結婚しようと思っていたときに彼女から逆プロポーズされたら、何の迷いもなくOKできそうですよね。

プロポーズはやっぱり自分からしたいな…

「嬉しい気持ちもありますけど、プロポーズはやっぱり自分からしたいな…って思います。だから、逆プロポーズされるまで結婚を先のばしにしちゃダメなんですよね。真剣に考えて付き合わないとなって思います。」（26歳/男性/営業）

このように、プロポーズは自分からしたいという考えの男性にとっては、逆プロポーズされたら複雑な気持ちになるようですね。女性としては、プロポーズしてくれないからしたんだよ！という感じですが、お互いの結婚したいタイミングが合わないと難しいところもあります。

言わせちゃったか…と軽く凹むかも

「逆プロポーズされるってことは、多分自分が結婚に対して煮え切らない態度だったからですよね。彼女に言わせちゃったか…と軽く凹むかも。しかも、言わせたからには決断も迫られてるわけで。色々悩んでしまいそうです。」（27歳/男性/製造）

こちらの男性も、自分でプロポーズしたいという思いがあるようですが、まだ自分が結婚を決断できる状況ではなく悩みそうだから辛いという気持ちが強いとのことでした。煮え切らない男性にとっては、逆プロポーズはプレッシャーなのかもしれません。

重いと思ってしまいそう

「正直、重いと思ってしまいそうです。こっちは結婚したいという気持ちになってないかもしれないのに、逆プロポーズなんかされたら嬉しいより困ってしまうと思います。自分も同じくらい結婚したいって気持ちがあればいいけど…。」（28歳/男性/営業）

嬉しいという男性もいれば、このように重く感じるという男性もいるようです。逆プロポーズを嬉しいと感じるには、自分の気持ちも結婚に向いていることが重要なのですね。そうでなければ、戸惑いの方が大きくなってしまうのでしょう。

逆プロポーズされたら改めてプロポーズする！

「逆プロポーズしてくれた彼女の気持ちは、素直に嬉しいと思います。でもやっぱり自分も気持ちをちゃんと伝えたいから、一旦受け取って改めて自分からプロポーズします！逆プロポーズの返事をするんじゃなくて、自分からもプロポーズしたいですね。」（24歳/男性/調理）

逆プロポーズされたことだけでなく彼女の想いをしっかり受け取り、改めて自分からもプロポーズをする。男性全員がこんな考えだったら、女性は幸せですよね…。お互いにしっかりと気持ちを伝え合いながら、幸せな結婚生活を送れそうです。

男性によっても逆プロポーズの捉え方はそれぞれ異なりますが、女性がプロポーズされる場合と同様に重要なのがシチュエーションです。その場の雰囲気次第でも、「結婚してもいいかな」という気持ちになるかどうかは変わってくるでしょう。

そこで、逆プロポーズする場合におすすめなシチュエーションをご紹介していきます。もちろん、シチュエーション以外にも大切なことはたくさんありますが、「こんな場面で逆プロポーズしたい」と思えるものが見つかるかもしれません。ぜひ参考にして下さいね。

家でまったりしているときに突然

お家デートをしているときや、同棲中のカップルの場合は、「家にいる」というシチュエーションでの逆プロポーズが自然です。二人でまったりしているときに、突然逆プロポーズをするというのもアリでしょう。

家で二人でリラックスしている幸せな時間が、ずっと続くことをイメージすれば、お互い結婚に対して前向きな気持ちになれるのではないでしょうか。実際、男性からのプロポーズも家でしたという人は多いようですよ。

家族に紹介したタイミング

彼に実家に来てもらったなど、自分の家族に彼を紹介するというのは結婚を意識した行動と考えられますよね。また、彼の家族に会わせてもらったタイミングというのも、同様です。

お互いの家族と会って一緒に過ごしてみて、和やかな雰囲気でいられた場合、結婚して家族の一員になるということをイメージしやすくなるでしょう。彼も結婚に対する覚悟を持ち始めている段階ですので、逆プロポーズを受け入れやすいのではないでしょうか。

海や山での自然デートのとき

二人で海や山で遊ぶなど、自然に囲まれたデートでの逆プロポーズもおすすめです。自然の中にいると心が解放され、日常のストレスから離れて二人の時間を楽しむことができますよね。そんなシチュエーションでは、お互い気持ちも高まりやすいのです。

周りに人が少ないというのもメリットの一つ。二人きりの世界になれるため、女性側も逆プロポーズをサラッとできるのではないでしょうか。浜辺で追いかけっこをしながら笑顔で逆プロポーズするなど、青春の1ページのようなひとときはいかがでしょう。

将来について話し合っているとき

まだプロポーズはされていないけど、将来について話すことがあるというカップルは結構いるものです。そのように、将来のことを話しているタイミングなら逆プロポーズをしてもおかしくありませんよね。

自然な流れで、具体的な日取りを決めるまで持ち込むこともできるかもしれません。彼が将来について話してくれるのであれば、結婚を見据えているかどうかもわかるはず。自然なタイミングで逆プロポーズしてしまいましょう。

逆プロポーズは、その場の雰囲気に合わせて行うことが大切だとわかりました。特に家にいるときは突然であっても日常的な雰囲気のため、自然な感じがしますよね。サプライズ感を出したいなら、突然行うというのもアリではないでしょうか。

では引き続き、逆プロポーズのおすすめシチュエーションをご紹介していきます。

夜景デートなどロマンチックな場面で

逆プロポーズすると決めたなら、よく言われる理想のプロポーズみたいにムードを出したい！と考える女性もいるのではないでしょうか。そこでおすすめなのが夜景デートなどをしてロマンチックなムードを作ることです。

ロマンチックなシチュエーションでは、気分も高まり逆プロポーズをする勇気も出そうですよね。時間帯も、夜ならムードが出やすいですし、夜景の映える花火デートや遊園地デートもおすすめです。きれいな夜景を二人で見ながらのサプライズ逆プロポーズは、思い出にも残りそうですね。

デートの帰り道や別れ際

夜がおすすめとお伝えしましたが、夜はデートの終盤だから離れがたい気持ちが出てくるという意味でも、効果的なのです。そのため、帰り道や別れ際というタイミングも逆プロポーズしやすいシチュエーションといえるでしょう。

付き合う前のカップルが告白するのも、帰り道や別れ際が定番だったりします。また、帰り際に伝えることで、「返事は今度でいいから」と彼に考える余裕を与えることができます。女性側はすぐ返事を聞けずモヤモヤしてしまうかもしれませんが、彼への配慮を見せるのも大切です。

一緒に料理をしているとき

家で二人で過ごしているときにおすすめなのが、料理中というシチュエーション。一緒に料理をするカップルの場合、料理をしながら結婚生活をイメージするという流れが自然に作れるからです。そもそも、食の好みが合わないと一緒に料理などできないですよね。

一緒に料理ができるカップルは、食を通して幸せな時間を共有できるのです。「子どもがいたらこの味付け喜びそう！」などと盛り上がりながら、その流れで「そろそろ結婚したいな…」と自然に逆プロポーズしてはいかがでしょう。

逆プロポーズのために呼び出す

「話がある」といって時間を作ってもらうというのもアリでしょう。デートの帰りなどではなく、わざわざ逆プロポーズをするために会うのです。

自然な流れで伝えるということを主におすすめしてきましたが、相手に「何の話だろう？」とドキドキさせるというのも悪くありません。サラッと言うのが苦手、ちゃんと真剣に伝えたいという場合は、逆プロポーズのためだけの日を設けるというのも一つの方法です。

おすすめな逆プロポーズのシチュエーションについてご紹介してきましたが、ここからはNGな逆プロポーズも見ていきましょう。

お伝えしたように、男性にとっては逆プロポーズは必ずしも嬉しいものとは限りません。特に、次のような行動が伴うと、成功するものもしなくなってしまいます。彼に嫌がられてしまっては本末転倒ですよね。反面教師にすべきNGな逆プロポーズをご紹介します。

一方的に感情を押し付ける逆プロポーズ

「どうして結婚しようって言ってくれないの？」「私の気持ちわかってよ！」「いつまで待たせる気なのよ！」というように、彼を責めるような感情の押し付けはNGです。結婚したいという気持ちにならないどころか、別れもよぎってしまうでしょう。

彼の状況や気持ちに配慮がなく、一方的に自分の思いばかりを押し付けようとする逆プロポーズは、重くてしんどいと思われるだけ。感情的になりそうなほど心に余裕がないときは、逆プロポーズは見送った方がいいでしょう。

メールやLINEでの逆プロポーズ

告白は面と向かってすべきと考える人が多いように、プロポーズする場合も直接会って伝えたいと思うもの。特に逆プロポーズの場合、彼女に先を越されたと感じる男性が多いため、メールやLINEでするのはNGです。

例えば、彼がプロポーズしようと計画していたのに、彼女からメールなどで逆プロポーズされたら、あっさりと台無しにされてしまいます。そんな軽い感じで済ませてほしくないと思う男性がほとんどでしょう。人生に関わる大切なことなので、顔を見て伝えるようにしましょう。

酔った勢いで絡みながらの逆プロポーズ

酔っ払いながらの逆プロポーズも最悪です。お酒の勢いに任せれば気も大きくなり普段言えないことも言えるかもしれません。でも、プロポーズのような重要なことをお酒の力に頼って済ませてしまうのは残念すぎますよね。

絡まれながら結婚を迫られても、逃げたくなる男性がほとんどでしょう。あるいはお互い酔いつぶれて覚えていないかもしれませんね。逆プロポーズをするなら、素面な状態でというのが原則です。

彼が忙しすぎて余裕がないときの逆プロポーズ

仕事に追われてデートすらままならない、というように彼が多忙な時期は、結婚を決められるタイミングではありません。身体的にも精神的にも余裕がない状態で彼女から結婚を迫られても、プレッシャーに感じて逃げたくなるだけでしょう。

じゃあいつなら忙しくないの？と女性は焦ってしまいそうですが、デートもできないほどの時期はしつこくせず自分の時間を楽しみましょう。気持ちがあるなら、彼の方から必ず連絡してきてくれるはずです。

結婚願望が強くなると、ついつい自分のことしか考えられなくなってしまいます。ですが、そのまま暴走してしまうと、先ほどご紹介したようなNG行動を起こしやすくなるため注意が必要です。

結婚したい、逆プロポーズしようかな…と考えたとき、暴走を防ぐためにも次のようなことを忘れないようにしましょう。

彼に結婚の意思があるか知っておく

そもそも、彼が結婚願望を持っていなかった場合、逆プロポーズしても成功する確率は極めて低いでしょう。今すぐではないにしても、結婚するつもりで付き合っているのか、ということは確認しておく必要があります。

結婚する気のない男性と付き合い続けているうちに、歳ばかり取ってしまったという女性はたくさんいます。せめて、逆プロポーズする前に、彼に結婚の意思があるか知っておくようにしましょう。

成功させるにはタイミングが重要

結婚はタイミングだとよく言われます。例えば、女性側の気持ちがいつでも結婚できるという状態にまで高まっていたとしても、男性がそうとは限りません。そのため、自分のタイミングで突き進んでしまうと、彼との間にズレが生じどんどん大きくなっていってしまいます。

逆プロポーズを成功させるには、彼の状況をよく見て結婚に前向きになれそうか、結婚する準備ができているかということを探る必要があるのです。自分の気持ちばかりに囚われがちですが、彼をよく見てタイミングを見極めるようにしましょう。

彼の反応を期待しすぎない

逆プロポーズしよう！と心に決めると、妙にテンションが上がってハイな状態になるという女性は少なくありません。彼のプロポーズを待つことをやめて気持ちがスッキリしたせいかもしれませんね。

ポジティブになれるのはいいことなのですが、逆プロポーズを必ず喜んでくれるだろうと期待するのはおすすめできません。複雑な気持ちになる男性も多く、望むような反応が返ってこない可能性もあるのです。期待しすぎて勝手にショックを受けることのないようにしましょう。

逆プロポーズをするまでに一人で思い詰めない

自分から結婚を申し込もう！とサラッと決められた男前な女性はいいのですが、逆プロポーズしようという考えに至るまで、思い悩み続けた人もいるでしょう。

彼がプロポーズしてくれないのは気持ちがないから？などとモヤモヤ考えていると、自信をなくしてしまいますよね。でも、そんな気持ちのまま逆プロポーズに踏み切ると、どんよりと重い感じになってしまいます。

逆プロポーズをするなら、明るくいきましょう。一人で思い詰めていても何もいいことはありません。辛いなと思ったら彼にぶつけるのではなく、友達に聞いてもらうなど上手に気持ちを発散させて下さいね。

女性からプロポーズする場合って、どんな言葉で伝えたらいいの？と悩ましく感じる人も多いのではないでしょうか。そこで、逆プロポーズにおすすめなセリフを最後にご紹介します。

ポイントは、明るく可愛く、なおかつ真剣に気持ちを伝えること。彼にも同じように結婚したいと思ってもらえるように、重くなりすぎないように気を付けつつまっすぐに伝えましょうね。

「一生一緒にいたい」

例えば二人で並んで座っているときや、ハグしているときなど、身体が触れ合っているときにおすすめなのが「一生一緒にいたい」というセリフです。「ずっとこうしていたい」「離れたくない」というセリフとセットにしてもいいですね。

ダイレクトに結婚という言葉を使わなくても、「一生」と言っているので未来をイメージすることができるでしょう。似たような表現では、「一生そばにいさせて下さい」なども可愛いセリフです。心を込めて伝えるようにしましょう。

「おばあちゃんになっても隣にいたい」

一生と同じく未来をイメージさせるセリフでおすすめなのが、「おばあちゃんになっても隣にいたい」というもの。お互い年老いてもずっと一緒にいたいという気持ちが伝わりますし、おばあちゃんという響きも可愛い感じがしますよね。

「○○くん（彼）がおじいちゃんになったら、どんな感じだろう？」というような話の流れで、自然に逆プロポーズに持ち込むこともできます。仲のいい老夫婦を見かけたときに、「私も○○くんとあんな夫婦になりたいな」と言うのも男性はグッとくるでしょう。

「結婚するとかってどうかな？」

あまり結婚や将来のことについて話し合ったことがないという場合、いきなりストレートに結婚を迫るのはハードルが高いですよね。

そこで、彼の気持ちがまだ結婚に向いているか自信が持てないという場合は、「結婚するなんてどうかな？」というように探るような逆プロポーズがおすすめです。

彼が「まだちょっと…」という反応だった場合も、「そうだよねー！」と軽く流すことができるので、気まずくならずに済みます。またOKの場合も、質問系のため彼から改めてプロポーズしてもらいやすく、自分で言いたいという彼の気持ちを満たすこともできますね。

「結婚して下さい」

プロポーズの王道でもある、ストレートな「結婚して下さい」というセリフもやはり外せませんね。あえて結婚という言葉を使わない逆プロポーズもアリですが、鈍感な彼の場合流されてしまうというリスクがあります。

そういう意味でも、「結婚して下さい」は誰が受け取っても正真正銘求婚のセリフとわかりますので、ごまかすことも逃げることもできません。彼に覚悟を決めてほしい、という気持ちが強いなら、このようなわかりやすいセリフで伝えるのが最も効果的でしょう。

女性から逆プロポーズする場合は、「彼がプロポーズしてくれないから」と責める気持ちではなく、彼とずっと一緒にいたいという純粋な気持ちを大切に行動しましょう。そんな気持ちが伝わるような可愛い逆プロポーズなら、彼も受け入れやすいのではないでしょうか。

また、結婚は人生を変える重要なものですので、シチュエーションだけでなく彼が覚悟できるような状況かどうか配慮することも大切ですね。自分の気持ちだけで動くのではなく、彼に対する思いやりを忘れないことが、結婚したいと思ってもらうためのポイントなのです。

一生一緒にいたいと思ってもらえるような女性でいることを心がけながら、素直な気持ちを伝えられるといいですね。