女性が気持ちいいと感じるクンニを習得したい！やり方＆コツとは？

セックスの前戯において、女性を特に満足させるものは一体何でしょうか。誘い方やムード作りもとても大事ではありますが、気持ちいい！と、思ってもらいやすい大事な前戯は「クンニ」ではないでしょうか。

その際クンニは気持ちいい、と知っている女性からすれば、気持ちよくないクンニをされたら「下手だな」と思われてしまう可能性があるのです。クンニを含む前戯は、セックス本番の快感にも関わってきますので、気持ちいいクンニをすることは非常に重要。

でも、男性と女性では身体の作りが違いますから「どんなクンニが気持ちいいの？」と思うことでしょう。今回は、気持ちいいクンニのやり方を徹底解説します！

実は、クンニは略語です。本来は「クンニリングス」という西洋圏の言葉で、オーラルセックスの一部を指します。

クンニとは「女性器を舐めること」だと知っている人も多いでしょうが、より気持ちいいクンニをするために、もう少し詳しく知っておきましょう。

口を使って女性器を愛撫すること

クンニを正しく言語化すると「女性器に対し、唇・舌・歯を使って性的刺激を与えること」です。ここでいう女性器とは、膣はもちろん、クリトリスや尿道口も含まれます。つまり、性器周りすべての部分が対象と思っていいでしょう。

ただ、アナル舐めだけはクンニの概念に含まれません。アナルは女性特有の部分ではありませんので、女性器には含まれないのです。

クンニとは、アナルよりも前面側、会陰部〜クリトリス付近までを舐めたり吸ったりすることで、気持ちいい快感を与えることと言えます。

女性によっては感じない人もいる

男性にも性的な好みがあるように、女性にも気持ちいいことと気持ちよくないことの差がはっきりしている人がいます。

たとえば、男性で言えば、性的刺激を感じる部分が集中している象徴的部分が陰茎ですよね。女性において陰茎に変わるものはクリトリスですが、陰茎と同様「気持ちいい」と実感できるまでには、開発されるのに時間がかかります。

女性は、性的な刺激を気持ちいいと思えるまでにやや時間がかかることもあり、それに加えて好みの差もあるので、クンニでは気持ちいいと思えない人もいるのです。

また、クンニに苦手意識がある女性はリラックスして愛撫に集中することができないため、クンニを気持ちいいものと認識できない傾向にあることを覚えておきましょう。

舐めやすい体勢はシックスナイン

シックスナインという体勢は、男女が頭の上下を反対にして密着するもので、お互いの性器をオーラルセックスにて刺激する姿勢のこと。象形文字的なニュアンスで、数字の中の丸の部分を頭に見立て「69」と数字で表現できることから、シックスナインと呼ばれます。

クンニをしやすい姿勢は、このシックスナインと言われています。

多くの男性は、クンニをする際、女性が股を開いたところに這いつくばって顔を埋めるかたちの姿勢をとるのですが、実は、この姿勢では性器全体に舌が届きにくいのです。対して、シックスナインであればクリトリスに多く舌が当たり、気持ちいい刺激を与えやすい特徴があります。

ただ、シックスナインこそ女性の恥ずかしさが助長され、リラックスして愛撫を受け入れづらいため、素直に気持ちいいと思えないことがあるでしょう。

舐めて欲しくても言えない女性も多い！

クンニがいかに気持ちいいかを知っている女性でも、自分から「舐めて」と言えない人もいます。それほど、自分の性器を舐めてもらう行為に恥ずかしさを覚えている女性が多いことを認識しましょう。

なので、なるべくなら男性から進んでクンニを始めるのがベストです。恥ずかしさから「やだ」と言う女性もいますが、身体で本当に抵抗しているかどうかを見極めましょう。

特に、経験が少なめの女性は、クンニを受け入れるまでに時間がかかる傾向があるようです。興味もあり、気持ちいいことを知っていたとしても、クンニをして欲しいと思っているエロさをさらけ出せない可能性が高いので、男性がリードしてあげるのが最善ですよ。

女性にとってクンニとはどういうものなのでしょうか。女性の本音を知れば、気持ちいいクンニとそうでないクンニの差がわかるかもしれません。

女性の経験や考え方にも注目し、クンニに対する価値観を見ていきましょう。

気持ちいいから彼氏に沢山して欲しい！

「クンニが嫌いな女の子なんているんですか？セックスの中で、挿入よりもクンニの方がめちゃくちゃ気持ちいいと思います。私は中イキしたことないので、毎回クリイキさせてもらってます。

彼氏にもクンニが大好きなことは伝えていて、毎回丁寧に舐めてもらいますよ」(24歳/女性/学生)

クンニが大好き！と思っていても、この方のように彼氏にはっきり伝えられる女性は少ないかもしれません。しかし、クンニが好きなことを彼氏が知ってくれているのなら、毎回とても満足するセックスができるのではないでしょうか。

気持ち良くないから苦手かも…

「クンニでイッたことないです…。なんか気持ちいい感じにもならないし、なんでこの人はまたぐらを舐めてるんだろう、と不思議な気持ちになります。

演技で喘ぐのも申し訳ないし、クンニ中はいつも沈黙。多分、私はクンニが苦手なんだと思います」(27歳/女性/事務員)

クンニ中に沈黙した状態は、男性にとってもなかなか気まずい時間になってしまいそう。クンニで気持ちよくなれないのは、体質なのか、それとも身体の準備ができていないのか…真相はわかりませんが、いつか開花する可能性は十分にあるはずです。

同じような状態になってしまう方は、この後にご紹介する女性の本音やクンニのテクニックを見て、女性の言動に心当たりがないか考えてみてくださいね。

クンニは申し訳なくなっちゃう

「私は多分Mだから、彼にクンニをされている時間はソワソワしちゃって気持ちよくなれません。彼が私に奉仕しているという事実が申し訳なくて、早く私からも何かしなきゃ！と思ってしまうんです。

でも、彼はいつも『いいから』みたいな感じで私が動くのを阻止するし、結局おとなしくクンニされるんですけど…。尽くし型の精神のせいなのか、気持ちよくないのに大げさに喘いでしまいます」(19歳/女性/アルバイト)

気持ちよくないのに大げさに喘いでいると、男性は「これが気持ちいいんだ！」「クンニが好きなんだ！」と思うことでしょう。そして、いつもクンニの時間を長くとってくれていたら、このカップルにとっては悪循環かもしれませんね。

この方と同じように、彼に奉仕されている時間が申し訳ないと思う女性は多くいます。シックスナインでお互い奉仕するなど、クンニのやり方を見直してみるといいかもしれません。

上手い人のクンニは気持ちいいけど…

「クンニってめっちゃ技術に差が出ますよね。上手い人のクンニはすごい気持ちいいけど、上手くない人は本当に無！まあ、無ならまだいいけど、痛いとかだと最悪です。

彼氏になった人のクンニが下手だったら、こうしてほしい！ってはっきり伝えちゃうかも。それほど、下手なクンニはちょっと滑稽で耐えられないかな」(29歳/女性/営業)

数多くセックスを経験している女性にとっては、クンニの良し悪しを比べてしまうでしょう。男性にとって、これほどプレッシャーになることはありませんよね。

けれど、基本的なやり方をマスターしていれば、クンニ本番でも困ることはありません。セックスには相性もありますから、回数を重ねていくうちに快感がMAXになるクンニができる可能性もあります。なるべく早めに女性の「気持ちいいところ」に気づけるよう、落ち着いてクンニするといいですね。

気持ちいいからイクまでやめて欲しくない

「クンニは大好きだし、クリイキしたいので、途中でクンニをやめて欲しくないです！でも、やっぱりクンニって疲れるんですかね？まだイってないのに、あれ？終わり…？みたいなときもあります。

イってないのになあ〜と思いながら次のセックスに移りますけど、なんかモヤモヤした気持ちが残ります」(23歳/女性/接客業)

女性がイったのかイってないのか…男性にとって、とても判断が難しいところですよね。女性の絶頂は、膣内がキュッと締まる、足先が痙攣する、一瞬意識が飛ぶなど、人によって特徴は違いますが、何かしらの合図があるはずです。

女性が「今イった」と言ってくれれば一番わかりやすいですが、そう言ってくれないことも多いので、女性の絶頂の合図が見えるまで、ある程度クンニを続けるのがおすすめです。

あまり長すぎるクンニも嫌われますが、感度が高潮していないときに終わるクンニも、女性に未消化の気持ちを残してしまいますよ。

気持ちいいクンニとは、テクニック以前に、リラックスした状態で舐められることでもあります。どこか緊張感がある心理状態では、気持ちいいと心から感じることができません。

そこで、女性がクンニに対して抱いている不安を明確にしていきましょう。クンニに対する不安を取っ払うことができれば、気持ちいいクンニに一歩近づきますよね。男性側が排除できる不安なら、解消してあげましょう！

「汚い気がする」

女性器は、男性器と違って体の奥に隠されています。クリトリスも普段から突出しているわけではありませんので、ムレやすいという特徴があります。その上、尿道も近く、どうしても「汚い」という印象を持ちやすい部分です。

クンニでは、男性しかも彼氏など自分の好きな人がそこを舐めるわけですから、汚い部分を至近距離で見られていることになりますよね。セックスに慣れている女性なら、クンニを当たり前に受け入れることも多いですが、あまり性に奔放でないタイプの女性は、汚い部分を舐めさせるのは申し訳ない、もしくは気持ち悪いと思ってしまうことも。

リラックスして、クンニで気持ちいい快感を得てもらうためには、クンニ前にシャワーを浴びるなど、洗浄をしっかりしてもらうタイミングを作ることも大事です。

「アソコの形は変じゃないかな？」

先述のように、女性器は体内に隠されていることもあり、ほかの女性の性器がどうなっているのかを知り得るタイミングがあまりありません。女性用トイレは完全個室ですし、大浴場に行ったとしても性器の表面しか見えないのですから当たり前ですよね。

なので、多くの女性は、自分の性器がほかの人と比べてどうなのか…と、一度は不安に思ったことがあるでしょう。しかし、それを確かめる機会もなく、初めて性器を他人に晒すタイミングが「セックス」になってしまう可能性が大いにあるのです。

ただでさえ緊張しているセックスの場で、性器を初めて至近距離で見られ「アソコの形が変だったらどうしよう」と、不安に思うのも仕方ないこと。この心理状態では、気持ちいいクンニも素直に感じることができません。

見られている実感が薄れるように、電気を消した状態でクンニをしてあげるのが最善です。

「匂いは大丈夫かな？」

女性器には、常時分泌液があるのをご存知でしょうか。オリモノと呼ばれるものもこれの一部で、体調やホルモンになんの異常がなくとも、常に膣内に溜まっている体液のことを指します。性的興奮をしない限り体液が出ない男性からすると、少し不思議かもしれませんね。

なので、男性が思う以上に、女性器は蒸れています。通気性の悪い服を着ていたらなおさら、パンツについた汗の匂いも相まって、女性器が匂っていないか不安になるものです。

シャワーを浴びていない状態でクンニをされると、この匂いをどう思われているのか不安な気持ちが大きく、素直に気持ちいい快感を得られないでしょう。

セックス前にお風呂に入ったりシャワーを浴びたりするのは、マナーでもあり不安を解消して気持ちいいと実感するためでもあるのです。

「まずいって思われたらどうしよう…」

クンニにも味があると実感したことはあるでしょうか。人間は、食べているものによって体臭が変わるように、体液などの分泌液の味も変わります。こんなものを食べれば、性器の分泌液が甘くなる…なども研究されているのです。

しかし、女性はそれを知っているとは限らず、ただ漠然と「まずいと思われたら嫌だな」と思っています。対策の仕方も「食生活」という、いつ効果が出るかわからないものですので、クンニが美味しくなるよう実行している人も少ないのが事実。

ただ、まずいと思われたら嫌われるのではないか…という不安があるので、クンニされることに対して手放しで喜べない部分があるのです。

こちらの不安も、クンニ前にしっかり陰部を洗ってもらうことで解消できる面がありますから、シャワーを浴びるなどの時間を作るといいでしょう。

「本当はクンニしたくないんじゃないかな」

クンニの対極にあるのは、フェラチオではないでしょうか。女性が男性器を舐めるオーラルセックスですから、フェラはクンニの逆バージョンと言えますよね。

そんなフェラチオが苦手と感じる女性もいます。フェラが苦手な女性からすれば、「男性もクンニが苦手なんじゃないか」と、予想するのもおかしなことではありません。

しかし、いくら苦手なオーラルセックスと言えど、世間的には「当たり前の前戯」とされている面があり、しないといけない義務感に苛まれるでしょう。彼も本当はクンニが苦手なんじゃないかな…と思ってしまうと、気持ちいいはずのクンニにも、申し訳なさが生まれてしまうかも。

申し訳ないから、早くクンニを終わらせてもらいたい！と思えば、女性自らクンニを切り上げることもあるでしょう。こんな心理状況では、気持ちいいと感じられるわけがありませんから、男性は「クンニをしたくてしている」姿をアピールするのも大切です。

では、気持ちいいクンニの基本動作を覚えましょう！もちろん、すべての女性が気持ちいいと思う愛撫など存在しませんから、多くの女性が気持ちいいと感じる基本的なやり方をご紹介します。

ただ、せっかくテクニックを持っていても、クンニのマナーが守れていなければ、女性に幻滅されてしまいます。気持ちいいクンニをマスターするために、まずは基本の流れを一から再確認しましょう。

シャワーを先に浴びてもらう

クンニに対して不安要素がある女性は特に、先にシャワーを浴びてもらいましょう。お互いにシャワーを浴びれば、それがセックスの準備であると意識してくれるはずですので、陰部をしっかり洗ってくれるはず。

また、以前にクンニを断られたことがあるのなら「今日はクンニしたい」など、具体的に言っておくのもおすすめです。心の準備があれば、身体の準備の仕方も変わりますから、クンニを受け入れてくれやすくなるでしょう。

気持ちいいクンニは、サプライズである必要はありませんので、女性に準備をしてもらうことも必要です。

手や口は清潔な状態にしておく

女性の中には、汚い手で行う愛撫によって膀胱炎などの炎症になってしまったことがある人もいます。それほど、セックスにおいての清潔さは大事です。

特に、女性の性器は皮膚ではなく粘膜ですから、雑菌を吸収しやすい部分。手指、そして口内を清潔な状態にしておくのは、セックスにおいての最低限のマナーと言えます。

もちろん、先にシャワーを浴びれば、歯も磨くでしょうし、手もきれいになっているはず。セックスの前にシャワーを浴びるのは大切なのです。

また、女性器を傷つけないために、爪の長さも確認しておいてくださいね。

唾液で十分に口を濡らす

なぜクンニが手マンよりも気持ちいいと思われるのか、それは滑りによる効果が大きいと言えます。つまり、濡れていない状態でクンニをしても、手マンと同等の感度しか与えられないのです。

気持ちいいクンニをするためには、潤滑がとても重要ですので、唾液の分泌に力を入れましょう！セックスをより気持ちいいものにする、ローションの存在と同じ効果を発揮します。

基本は優しくゆっくりと

しっかり唾液を出し、舌に滑りをもたせたら、女性器になすりつけるようにして塗っていきましょう。これをするかしないかで潤滑の差が大きく出ますよ。

女性器に滑りをつけよう！としっかり意識すれば、自ずと動きはゆっくりになるはずです。そのゆっくりさが、気持ちいいクンニのコツでもあります。女性器のどの部分を舐める際も、焦らずにゆっくり舌を這わせていきましょう。

AVなどで高速クンニを見たことがあるかもしれませんが、高速にすればするほど、舌を当てている位置がずれやすく、また舌先が鋭利になるので気持ちいい部分に当てづらいのです。クリトリスが完全に充血し、感度良好になるまでは、あくまでもゆっくりを意識すると、気持ちいいと感じてもらいやすくなりますよ。

気持ちいいクンニはクリトリス重視！

膣内に舌をグリグリ入れるクンニの方法もありますよね。これで感度を得る女性は、その「行為」そのものに対して興奮し、気持ちいいと思っている可能性が高いです。

つまり、肉体的な「気持ちいい」よりも、精神的な「気持ちいい」が作用している状態です。なぜなら、本来は舌が届くような膣内の浅い部分には性感帯がないから。

なので、気持ちいいクンニをする上で重要な部分はずばり「クリトリス」なのです。愛撫を盛り上げるために膣口に舌を這わせることも大事ですが、気持ちいいと感じてもらうため肉体に刺激を与える部分は、クリトリス。クンニの本番はクリトリスであると覚えておきましょう。

実際にクンニをしていく中で、女性の反応をしっかり観察し、気持ちいいと思ってくれている動作を反復することが重要です！そのためのテクニックをしっかり覚えていれば、「どんなクンニが気持ちいいのだろう」と探ることができますよね。

クンニの基本を覚えたら、次はテクニックを身につけていきましょう。

気持ちいいクンニは強弱がある

女性がセックスで気持ちいい実感を得るためには、前戯が重要です。感度が上がるまでに、男性より時間がかかるのです。クンニはセックスの前戯ではありますが、クンニ自体にも前戯を設けましょう。

つまり、クンニが気持ちいい！と思ってもらえるまで、柔らかい刺激を続けるのです。女性の身体の感度が上がったところで、やっと勢いのある「クンニの本番」をすると、気持ちいいと思ってもらいやすいでしょう。

舌先だけでなく舌全体も使うと気持ちいい

舌先に力を入れてみると、やや鋭利になるのがわかるでしょうか。舌先が鋭利になると、気持ちいい部分にぴったり当てるのが難しくなります。

完全に充血したクリトリスになら、硬くて鋭利な舌先の刺激が気持ちいいものになるかもしれませんが、そうでない状態では、舌に力を入れずに柔らかい全体を使った方が効果的です。

舌で女性器を覆い、気持ちいい部分のどこかに接地するくらいのイメージでクンニを進めましょう。

優しく吸ったり甘噛みしてみる

男性は、フェラをされたとき「バキューム」が気持ちいいと思ったことがあるのではないでしょうか。オーラルセックスにおける吸引は、性器を強く刺激しますよね。

女性器にも同じことをしてみましょう。特にクリトリスは、吸われると気持ちいいと感じる女性が多いですよ。クリトリスのように小さな突起は、吸われると唇の振動が伝わりますので、その細かい刺激が快感になるでしょう。

また、人によっては性器が鈍感な場合もあります。そんな女性には、甘噛みで強い刺激を与えるのもアリです。もちろん、痛いと言われたら、以後しないでくださいね。

クンニ上級者は息も使う

濡れた皮膚に息を吹きかけられると、その部分だけヒヤッとしたり、ゾクゾクすることがありませんか。クンニでも、その体感を利用するのがおすすめです。

十分に濡らされた女性器を一旦放置され、息を吹きかけられると、気持ちいいと感じる瞬間があるのでしょう。存分に感度が盛り上がった状態だと、特に効果を発揮しやすいです。なので、女性の感度を見極めることができるような、やや上級者向けと言えます。

息を使うタイミングがよくわからない方は、クンニの途中、焦らしプレイの一つとして息遣いを利用してみましょう。「早くもっと舐めて欲しい！」と思わせるテクニックにもなりますよ。

クンニは順序を守ると気持ちいい

「クンニの本番はクリトリス」とお伝えしました。セックスの本番の「挿入」は前戯の後に行うように、クリトリスへのクンニも、クンニの最後に行うといいでしょう。

クリトリス以外の、感度が弱い部分から順番にクンニをしていくと、一番気持ちいい部分は「おあずけ」されている状態です。一番気持ちいいクリトリスへの期待が高まり、性的興奮も高まっていくので、本番が盛り上がりやすいですよ。

気持ちいいクンニをしたいなら、クリトリスに限らず、相手の女性の「一番気持ちいい部分」を知っておくと、順序立てができるでしょう。

気持ちいいクンニをするためには、女性がリラックスしている状態が必須です。手放しで快感を得られるよう、可能な限りリラックスできる環境をつくってあげましょう！

どれもすぐに実行できるものですので、ぜひ次のセックスからでも取り入れてくださいね。

キスや胸を愛撫してムードを高める

女性の性的快感は、精神的なものが大きく作用します。抽象的な表現をすれば、「エッチな気分」にならなければ、身体も気持ちよくなれないのです。

なので、セックス開始後すぐに陰部の愛撫やクンニをするのはおすすめできません。まずはキス、胸などの愛撫で、エッチなムードを高めておきましょう。

女性が十分にエッチな気分になったら、やっと手マン、もしくはクンニ…と進んでいくと、膣内の濡れ方も違うはず。いつも彼女を満足させてあげられていない気がする人は、クンニの前に、ムード作りのソフトな前戯をたっぷり実行してみてください。

部屋の照明は暗めに

性器をじっくり見られると、恥ずかしさからリラックスできないのが女性です。見られることが快感となる人もいますが、大多数の女性は、あまり明るい場所で性器を見られると、緊張感で落ち着かなくなってしまうものです。

この緊張感を解消するためには、部屋を暗くしておくことが何より大切です。至近距離で見られていても、薄暗いのなら羞恥心も減りますから、クンニの快感に没頭できるようになるでしょう。

女性を安心させる言葉も重要

男性は、義務感でクンニをしているのではなく、クンニをしたいからしていますよね。そのやる気を女性にもわかってもらいましょう。「気持ちよくなってほしい」と伝えるのもいいですし、単刀直入に「クンニが好き」と言ってしまうものアリです。

また、「痛かったら言って」など、女性が嫌がったらすぐにやめる意思があることを伝えておくと、安心して快感を得ることができる人も多いですよ。

女性が気持ちいい雰囲気なら音も立てる

セックスにはムードが重要です。クンニも同様で、エロチックな雰囲気が女性の興奮を助長することが多いでしょう。

クンニでエロチックな雰囲気を出すためには、わざとよだれの音を出すのが効果的。「舐めている」という雰囲気を最大限に演出し、クンニしてみましょう。

ピチャピチャした水音は、男性もエッチな気分になりますよね。クンニ中に自分の興奮が冷めてしまうタイプの男性も、この「効果音」を利用し、興奮を継続させましょう。

ただ、女性がまだ興奮していない状態でこれをしてしまうと、俯瞰で見られて「滑稽だな」と思われてしまうことも。相手の女性の気分を察し、セックスのスパイス的な使い方にするのがおすすめです。

最後に、女性に嫌がられるNGクンニのやり方をご紹介します。下手だと言われてしまうクンニをしないように気をつけてくださいね。

強く乱暴に舐める

強い刺激が感度につながる！と思っている男性も多くいるでしょう。感度を表現してくれない女性に対しては、強い愛撫をしたくなってしまうのかもしれません。

しかし、ほとんどの女性にとって、強すぎる刺激は痛いだけ。性感を高めるためには、ゆっくりと丁寧なクンニがおすすめです。

また、性器を荒々しく扱ってしまうと、傷がついてしまう可能性もありますから、女性の身体のためにも優しいクンニを心がけましょう。

クンニが長時間すぎる

いくらクンニが大好きでも、長時間やりすぎると嫌がられる可能性があります。クンニが大好きな女性であっても、あまりに長すぎると気持ちが冷静に戻ってしまうことも。

冷静な気持ちになると、せっかく高めた性感がゼロになってしまいますから、女性がしっかりエクスタシーに達したら、折を見て次のセックスに移りましょう。

また、長すぎるクンニをされた女性は、同じくらいフェラをしなければいけないのかな…と義務感を持つこともあります。もし女性が絶頂しなくとも、余計な不安を与えないために、クンニの時間は適度に区切りましょう。

ヒゲが生えていると痛いかも！

男性の中には、ヒゲが濃くて固い人もいますよね。固いヒゲがチクチクしていると、皮膚の柔らかい性器付近に当たって痛みが生じる可能性があります。

剛毛の自覚がある男性は、なるべくきれいに剃ってからクンニに挑みましょう。

膣口オンリーのクンニ

気持ちいいクンニの本番はクリトリスだとお伝えしました。しかし、世の中には膣口のみを舐める男性もいます。

膣口付近を舐めることもクンニではあるのですが、そこには大した性感帯が存在しません。なので、ムードは高まっても、肉体的な感度は高まらないことが多いのです。

クンニをする際は、膣口だけで終わらず、クリトリスまでしっかり舐めるようにしてくださいね。