年上の後輩とうまく付き合うコツとは?
そこで今回は、どのような態度で接するか、言葉遣いはどうしたらいいのかなど、「年上の後輩」とうまく付き合うコツについてご紹介していきます。ぜひ参考にしてくださいね!
年上の後輩をどう思う?皆の本音は?
後輩なのはわかってるけど委縮してしまう
「後輩なのは分かっているんですけど、やっぱり年上なので委縮しちゃいますね」(製造業/男性/31歳)
やはり自分よりも年上なので、後輩と分かっていても、委縮してしまうことがあるようです。なかには相手に失礼が無いようにと、考えすぎてしまう人もいるようですね。
相手が偉そうにしていなければ問題ない
「年上だからって威張ったり偉そうにしていなければ、全然問題ないですね。あんまり意識はしないです」(会社員/男性/24歳)
後輩とはいえ年上なのだからと相手が偉そうにしていなければ、特に問題はないと思っている人は多いようです。これも仕事のうちだと上手に割り切ることができているとも言えますね。
分からないことを聞いてくれない
「こっちから『わかりますか?』と聞いても『大丈夫』しか返ってきません。メモも取っていないようなので、本当に覚えているのか心配になります」(製造業/男性/37歳)
年上の後輩は年齢が高いため、仕事経験が豊富な場合が多いです。ですので、自分の経験で仕事を進めて行く傾向があります。そのため、ミスをしてもなかなか認めないケースも多々あるようですね。
年上の後輩が自分の経験で仕事を進めてしまうタイプの場合は、「間違えではないんですけど」とワンクッションを置いてから指摘するといいかもしれませんね。
タメ口がつらい…
「こっちが年下だからと言ってタメ口で接してこられると、ちょっと迷惑に思っちゃいますね。上から目線で接してきたりしますし、正直付き合いづらいです」(会社員/女性/34歳)
年上の後輩は年下についタメ口で接してしまうことがあるようです。できればお互い敬語を話すことが望ましいのですが、タメ口を指摘してトラブルになることは、できれば避けたいですよね。
このような場合は、年上の後輩よりも年上の同僚や、上司に相談しましょう。自分よりも年上の人に諭されれば、年上の後輩も「自分の口調が失礼だったのかも」と考えを改めるはずです。
年上の後輩と良い関係が築ける接し方≪前編≫
ビジネスの場合には敬語がおすすめ
年上の後輩とうまくやっていくための接し方の一つに、ビジネスの場では敬語を使うということがあります。いくら相手が後輩といっても、やはり相手は年上です。何より、ビジネスの場でタメ口をきいてしまう人はあまり信頼されませんよね。
例え相手と非常に仲が良い場合でも、職場では敬語で話しましょう。敬語で接するあなたに対し、年上の後輩も社会人としてきちんと対応してくれます。
丁寧な態度で接する
「いくら年上だからって、後輩は後輩でしょ?」と思うかもしれません。ですが、相手が後輩だからと言って先輩風を吹かせていると、思わぬしっぺ返しを食らうかもしれませんよ。
年上の後輩は、現場経験が豊富である場合が多くあります。その場合、即戦力とみなされているので、あなたはサポートとしての役割を期待されている可能性が高いです。
また、現在の仕事経験がない場合でも、あなたが横柄な態度を取っていると、後にトラブルに発展するかもしれません。会社はトラブルを嫌う傾向があり、あなたのやり方に不満を抱きますよね。
あなたの態度はあなた自身の評価につながるので、面倒に感じても年上の後輩には丁寧な態度で接しましょう。
プライドを傷つけない
プライドを傷つけないことも、年上の後輩と上手くやっていくコツのひとつです。年上の後輩は、人生経験や仕事経験が若い人よりも豊富ですよね。そのため、頭ごなしに言われると「自分の方が知っているんだぞ!」という心理が働きます。
年上の後輩とうまくやっていくためには、相手のプライドをあまり刺激しないようにしましょう。例えば、物事を伝える際には「〇〇さんなら大丈夫だと思うんですけど」などワンクッション置いてみてください。
些細なことですが、上手く関係を築くうえでこういった配慮が大切になってきます。
年上ということを意識しすぎない
年上の後輩とやっていくコツとして、「年上だと意識しすぎない」ということもあります。相手の方が年上なのだから…と特別に配慮する必要があると考えてはいませんか?
年上と言っても相手は後輩であり仕事仲間です。そのため特別扱いする必要はありませんよ。丁寧に対応していれば大丈夫です。
仕事ですので、相手にもきちんと立場をわきまえてもらう必要もありますよね。ですが、どうしても年齢の序列を意識してしまう人は、相手が年上であることを利用して仲を深めていきましょう。
年上の後輩に仕事面での相談をすることで、良いヒントを得られる可能性がありますし、それにより相手を知ることもできます。副産物として、相手との良い距離感を掴むこともできるかもしれませんね!
年上の後輩と良い関係が築ける接し方≪後編≫
仕事の付き合いと割り切る
残念ながら年上の後輩の中には、年上アピールをしてくる人や、やけに突っかかってくる人もいて、やりにくさを感じる場面もあるのではないでしょうか?そんな年上の後輩の態度につい、イライラしてしまうこともあると思います。
ですが、イライラした感情は決してプラスにはなりませんよね。こんな時は自分の中で「仕事の付き合い」と割り切ってしまいましょう。これも仕事のうちと割り切ってしまえれば、感情的にならないので、イライラせずに済みます。
しかし、どうしても相手の態度が目が余るようなら、自分でどうにかするのではなく、上司や信頼できる同僚に相談しましょう。
堂々と振る舞う
年上の後輩への接し方に悩んでいる人は、相手に配慮しすぎている傾向があります。なかにはタメ口を利かれたり、年上だからと言って横柄な態度をとられたことがある人もいるのではないでしょうか?
確かに相手は年上ですが、あなたの方が職場では先輩にあたりますよね。ですので、堂々と振る舞ってください。あなたが堂々と振る舞うことで、年上の後輩の態度も次第に落ち着いていきますよ。
言葉を選ぶ
少し面倒だと思うかもしれませんが、年上の後輩への接し方のコツとして、「言葉を選ぶ」があります。相手の方が職場経験が多いので、こちらが下手に指導すると「前の会社ではこうだった」と反感を買いかねません。
仕事を覚えてもらえさえすれば、言葉は厳しいですがあまり関わる必要がなくなるので、ここは一気に乗り越えてしまいましょう。さらに年上の後輩との関係をうまく乗り越えることができれば、今後のキャリアのプラスになるはずですよ。
相談する
年上の後輩といい関係を築きたいなら、相手に相談するのもいい方法です。年上の後輩は経験が豊かなので、相談するには非常に良い相手です。仕事の相談をすることで改善策やいいアドバイスを貰える可能性があるので、あなたのキャリアにプラスになるかもしれませんね。
こちらが相談しつつ聞き役に徹すれば、年上の後輩は気分よくアドバイスしてくれるはずです。また、相手との距離も縮まっていくので、年上の後輩との距離を縮めたい場合はおすすめの方法です。
年上の後輩を指導するときの注意点とは?
敬意を払いながら接する
年上の後輩を指導する時の注意点には、「敬意を払いながら接する」というものがあります。相手は経験豊富なため、敬意を払わないで指導すると「そんなこと知ってるよ!」と反感を買いかねません。
年上の後輩を指導する時は、敬意を払い、慎重に言葉を選びましょう。
偉そうにしない
後輩とはいえ、相手は年上です。そのため、年上の後輩を指導する際は、偉そうにしないことが重要です。相手も長年働いてきたプライドがあるため、偉そうな態度をとってしまうと衝突する可能性が非常に高くなります。
指導する際に衝突を繰り返していると、あなたの仕事の評価にも関わってきますよね。年上の後輩に卑屈になる必要はもちろんありませんが、なるべく相手に敬意を持って接しましょう。口調を丁寧にするだけでも効果がありますよ。
頭ごなしに否定しない
仕事上でのミスは誰にでも起こりうることですが、後輩のミスについイライラして、口調が強くなることもあるのではないでしょうか?ですが、年上の後輩のミスを指摘する際には少し注意が必要になります。
頭ごなしにミスを指摘することはやめておきましょう。頭ごなしにミスを指摘すると、強く反発される恐れがあります。
とはいえ、「じゃあどうするの?」と考えてしまいますよね。例えば、ミスを指摘する際、口調を柔らかくしてみてはいかがでしょうか?これだけでも衝突する確率をかなり下げることができます。
また、「自分は前にこれで失敗したので、〇〇さんもこちらのやり方を試してもらっても良いですか?」と、相手のやり方を否定するのではなく、お願いする形を取ってみるのもおすすめですよ。
年上の後輩だからといって委縮しない
相手が年上の後輩だと接し方に困り、なかには委縮してしまう人もいますよね。ですが、年上の後輩を指導する際には、年上だからと言って委縮しないことが大切です。
年上の後輩を指導する際にあなたが委縮していては、伝わる仕事内容も伝わりません。それにより、あなたがカバーに入る必要がでてくるので、あなたの作業量が増えることにもつながります。
上司からも「どうなってるの?」と聞かれる恐れがあるので、教えるべきことはきちんと教えておきましょう。相手は年上ですが、仕事を教えるのはあなたです。自分のためにもしっかり仕事内容を覚えてもらいましょう。
年上の後輩とのエピソードをご紹介!
張り切って先輩っぽく振る舞ったら大失敗!
「年上の後輩の前で張り切って先輩っぽく振る舞ったら、『こっちは何年やってると思ってるのよ!』と大激怒されました…。経験がある分、細かすぎる説明に嫌気が差したのかも」(パート/女性/31歳)
先輩だからと言って張り切って振る舞うと、トラブルに発展する可能性があります。年上の後輩は仕事経験が豊かな場合があるので、最初に業務についてどの程度把握しているのかを確認してから指導するのが無難かもしれません。
最初はぎこちなかったけど今では信頼し合える関係
「最初は年上の後輩にやりづらさを感じていたんですけど、丁寧に対応していたら相手も私の事を信頼してくれるようになりました。今ではプライベートでも付き合いがありますよ!」(製造業/男性/41歳)
年上の後輩との関係に、最初はやりづらさを感じる人は多いようです。ですが、きちんと対応していくことで、しっかりした信頼関係を築くことができます。相手が年上だからと言って気後れせずに丁寧に対応していくと、相手も信用してくれるようになりますよ!
いくら仲良くてもタメ口はまずい
「これは自分がやってしまったエピソードなんですけど、年上の後輩と話が盛り上がって、ついタメ口をきいちゃったんですね。そしたら結構な勢いで怒られまして…。いくら仲良くても相手は年上なんで、そのへんは配慮するべきでした」(会社員/男性/35歳)
いくら仲が良くても、年上の後輩との付き合い方には配慮が必要です。特にタメ口は嫌われる恐れがあるので、上手に年上の後輩と付き合おうと思っている場合は、避けたほうが安全ですよ。
「できる」を信じすぎた
「何を伝えても『できます』の一点張り。そこまで言うならと任せた私も悪いのですが、結果は大惨事でした。当たり前ですが、後輩のミスは私の責任になるので、上司にとても怒られましたね」(会社員/女性/36歳)
年上の後輩は職場経験がある場合が多く、なかには「前の職場の業務と同じでしょ?」と軽く考える人がいます。そのため「できる」と言い張ってしまう人もいるようですよ。
確かに「できる」と返事されたら、「そこまで言うなら」と任せてしまいそうになりますが、最終的には指導したあなたの責任になるため、しっかり話し合っておくべきでしょう。
年上の後輩を面倒に思わず、丁寧に接しよう
ですが、面倒な相手ほど丁寧に対応するよう心がけると、あなたの仕事の評価が上がる可能性があります。疲れてしまうこともあるかもしれませんが、仕事だからと割り切ってしまうといいでしょう。
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