長い付き合いをした恋人とお別れ…｜受け止め方や上手な振り方とは？

長い付き合いをしてきた恋人は、それだけ自分との相性が良かった相手と言えます。そんな相手と別れを選ぶのはなぜなのでしょうか。

まずは、別れを選んだ理由を明確にすれば、受け止め方や別れ方を考えやすくなります。自分の気持ちを確かめながら読んでみてくださいね。

恋愛対象として見れなくなった

長い付き合いになると、相手を異性として意識できなくなることがあります。たとえ人として魅力的であっても、性的な魅力を感じず恋愛対象と思えなくなれば別れを考えるでしょう。

恋愛対象として見られなくなれば、「触れたい」「キスしたい」などと思うことがなくなるため、自ずとスキンシップがなくなっていきます。そうなれば自分の中に欲求が溜まり、浮気する可能性が高くなるはずです。

相手と長い付き合いだからこそ、浮気して相手を傷つけることはしたくないと思うはず。そのため、恋愛対象として見られなくなった時点で別れを選ぶ人が多いようです。

結婚を考えた時に無理だと思った

相手との将来を考えた時に「結婚は無理だな」と思ったら、いくら長い付き合いだとしても別れを選ぶでしょう。このまま付き合い続けていても、結婚する未来が見えないのであれば、相手と別れて他の恋をした方が良いと考えるはずです。

例えば、イケメンだけど自分勝手な彼氏と付き合っているとします。イケメンで自慢できる上に会うたび「カッコいい」と思え、ドキドキできて楽しい恋愛ができるかもしれません。また、自分勝手な欠点があるとしても、一緒に生活しているわけではないため、受け流すことができるでしょう。

ただ、結婚を考えた時、自己中心的な性格は受け入れにくく感じます。たとえイケメンでも、結婚して一緒に生活をすることは無理だと思うでしょう。

そんな時は、相手との別れを考えるはずです。このように、恋愛は良くても結婚は無理と思ったタイミングで長い付き合いに別れを告げる人もいます。

恋人以外の異性が魅力的に感じた

これまで、長い付き合いをしてきた相手のことを一番だと思っていたのに、その恋人以上の人が現れれば別れを考えるでしょう。今の恋人よりも魅力的で、さらに自分の気持ちが揺れ動いているとなれば、徐々に恋人への気持ちは薄れていくはずです。

あるいは、恋人以外の異性が魅力的に感じたことにより「恋人への気持ちがなくなっている」と気付くケースもあります。

どちらにしても、長い付き合いである恋人よりも他の人に気持ちが行っている状態です。自分の気持ちに気付いたら、恋人との別れを考えるでしょう。

マンネリした状態から抜け出せなかった

長い付き合いになると出てくる問題がマンネリ化です。相手と一緒に居ることが当たり前になり、刺激を感じにくくなるでしょう。

ただ、マンネリ化はどのカップルにも訪れる問題であるため、付き合い続けていくためにと努力する人もいるはず。しかし、それでもマンネリした状態から抜け出せないとしたら、長い付き合いから別れることを考えるでしょう。

イメチェンをしてみたりデートの内容を変えたりと、あらゆる努力をしてもマンネリの状態が続くとしたら、「もう何をしてもときめかない」と考えるはず。やるだけのことをやってもマンネリから抜け出せなかったら、諦めの気持ちから別れを選択するでしょう。

他の恋愛をしたくなった

同じ人と長い付き合いをしていれば、当然その間他の人との恋愛はできません。しかし、仮に今の恋人が初めての相手だとしたら、長い付き合いをしている相手との恋愛しか知らないわけです。他の恋愛に興味を持つのも無理ありませんよね。

このように、今の相手以外との恋愛に興味を持ち始めた時に長い付き合いから別れを考える人もいるでしょう。「他の人と付き合ったらどんなデートをするんだろう」「他の恋愛の仕方も知りたい」といった興味が強くなったら、今の恋愛に関心がなくなるはずです。

長い付き合いをすると、恋愛を楽に感じる人は多いです。しかし、その楽さによって刺激や新鮮さを失ってしまったとしたら、恋愛している感覚がなくなり新たな恋に興味を持ち始めるでしょう。

その他にはどのような理由があって、長い付き合いから別れを選ぶのでしょうか。続けて、別れを選ぶ理由を見ていきます。

会うたびに喧嘩するようになった

長い付き合いになってくると、相手にだんだんと気を遣わなくなります。思ったことをそのまま言葉にして伝えたり相手を否定したりすることを、何のためらいもなくできるようになるでしょう。

ただ、それが原因で喧嘩が増えてしまうことがあります。お互いに言いたいことを言い合っていれば、喧嘩になるのも不思議ではありませんよね。

その結果、会うたびに喧嘩するカップルも。会っても喧嘩ばかりで笑顔になることがなくなったと感じたら、長い付き合いだとしても別れを考えるのではないでしょうか。

また、長い付き合いで素が出て喧嘩が増えてきたことで「自分たちは合わない」と気付く人もいます。

相手に浮気をされた

相手に浮気をされた時も、別れを選ぶでしょう。浮気は裏切り行為であるため、許すことができず別れを決意する人は多いです。

中でも、相手と長い付き合いをしている人にとってはその裏切り行為が大きく感じるはず。これまで時間をかけて築いてきた信頼関係が、相手の浮気でもろくも崩れ去ってしまうわけですから、失望感や虚無感を抱くはずです。また、裏切り行為を屈辱的に感じる人もいます。

そのような感情を抱いたら、付き合い続けていくのは難しいでしょう。

遠距離になってしまった

長い付き合いをしている中遠距離恋愛になる場合も、別れを選択する時。もちろん、遠距離になっても付き合い続ける人はいますが、長い付き合いだからこそそのタイミングで別れを決意する人もいます。

これは、近い将来に結婚を意識していたカップルに見られる理由です。遠距離になったことで結婚が遠のくと感じて、長い付き合いに区切りをつけるのでしょう。

あるいは、遠距離になることで片方が「ついてきて欲しい」と言ったのに対し、相手から「行けない」と言われたことで別れを決意する人もいます。その答えから、相手には自分が必要ないと感じてしまうからでしょう。

恋愛によって支障が出ている

恋愛によって生活に支障が出ている場合も、長い付き合いから別れを選ぶはずです。

例えば、恋人の束縛のせいで友人と疎遠になっていたり、恋人が自分に依存しているせいで1人の時間をまともに取れないという場合ですね。このように、自分に何かしらの支障が出ている場合は、長い付き合いでも別れを選択するでしょう。

やりたいことができない現状にストレスを抱えたり、思うような生活が送れないとしたら不満に感じるはずです。それでいて、相手に改善を求めても直してくれないとなれば別れを選択するでしょう。

自分に気持ちがないことを悟った

長い付き合いになると、相手を異性として意識できなくなったり、恋人以外との約束を優先してしまうことがあるでしょう。そうした相手の様子を見て、自分に気持ちがないことを悟り別れを告げる人もいます。

つまり、自分が相手のことを好きでも、相手に想われていないと感じて別れを選ぶのです。長い付き合いだからこそ悟れたと言える上、自分よりも相手のことを優先した別れと言えるでしょう。

もちろん、自分だけが相手を想っているという虚しさもあるでしょうが、長い付き合いによってできた相手への気遣いかもしれません。だとしたらその別れは、恋人に見せる最後の優しさと言えます。

次は、長い付き合いの恋人と別れるメリットとデメリットをご覧いただきます。

恋人との別れを考えている人にとって参考になるはずです。長い付き合いの相手と別れることで何が起きるのかを具体的に把握し、相手との今後を考えてみてください。

メリット｜人生経験が増える

長い付き合いの恋人と別れれば、新たな恋愛ができるようになります。今は、相手との恋愛しか知らないとしても、他の人と恋愛をすることで新たな楽しみや感覚が生まれる可能性があるでしょう。そう考えたら、別れることで人生経験が増えると言えます。

「恋愛」と言っても、する相手によって付き合い方や関係性は異なるものです。さまざまな恋愛を体験するには、長い付き合いの恋人と別れる必要があります。

メリット｜自分の時間ができる

これまで長い期間恋人に費やしてきた時間を、自分の時間に充てることができる点もメリットでしょう。仮に「休日は恋人とデート」と決まっていたとしたら、その休日を趣味や友人との時間に充てることができます。

長い付き合いの中で、きっと相手に合わせていた時もあるでしょう。そうした時間がなくなるのも、別れる上でのメリットです。

メリット｜自分自身が成長できる

長い付き合いをしてきた恋人に依存していたり、いつも助けを求めていたという人もいるのではないでしょうか。そうした人は、別れることで自身が成長できるはずです。

これまで頼っていた相手がいなくなることで、自分で何もかもせざるを得なくなります。ただ、一つ一つ悩みや問題を自分でクリアにしていく中で、きっと「一人でもできる」という自信が身につくでしょう。

「恋人がいないと何もできない」と思っていても、案外一人になってみるとできるケースが多いです。そうした自分には、長い付き合いの恋人と別れないと出会えないでしょう。

デメリット｜最初は寂しくなるかも

当たり前のようにそばに居た恋人が突然居なくなるわけですから、別れた後最初は寂しくなるでしょう。毎日来ていたLINEがなくなり、休日にあったデートの時間もなくなるのです。ぽっかりと心に穴が開いた気分になる人は少なくありません。

また、長い付き合いをしてきた恋人をこれまで頼っていた人は、頼る相手が居なくなることで寂しく感じるでしょう。「相談出来ない」「甘えられない」という現実を前にして、寂しさに加え不安も出てくるはずです。

ただ、そうした思いは時間と共に消えていきます。「寂しいから」とすぐに別れた恋人に連絡をしてしまえば、また振り出しに戻ってしまうでしょう。

デメリット｜交友関係に影響が出ることも

長い付き合いをしてきた2人に、共通の友人も複数いるのではないでしょうか。一緒に食事をしたり遊んだりと、お互いに仲良くしてきた友人がいるはずです。

そうしたカップルが別れた場合は、交友関係に影響が出ることがあります。これまで一緒に遊んでいた場に自分が呼ばれなくなったり、信頼して話をしていた友人と疎遠になったりと、失う環境や縁があるでしょう。

だとしたら、長い付き合いの恋人と別れることのデメリットと言えるはず。また、共通の友人に気を遣わせてしまうこともデメリットでしょう。

デメリット｜自分の良き理解者を失う

きっと長い付き合いの中で、お互いのことをよく知り理解を深め合ってきたはずです。そんな自分の良き理解者を失ってしまうという点も、長い付き合いの恋人と別れるデメリットでしょう。

例えば、自分の様子の変化を察して「大丈夫？」と声を掛けてもらったり、悩んでいる時に自分に合ったアドバイスをもらっていたはずです。そうした安心は、別れた後に得ることができません。

新たな恋愛をして恋人ができたとしても、長い付き合いの中で時間をかけて築いてきた関係性は、すぐに手に入れることはできないもの。その時「あの人なら分かってくれたのにな」と、思い出してしまうことがあるはずです。

長い付き合いの恋人と別れることで生じるデメリットを理解した上でも、「別れたい」と考える人はいるでしょう。でも、これまで長い付き合いをしてきたため、別れ話をする時はさまざまな思いがこみ上げてくるはずです。

そこで次は、長い付き合いの恋人との別れ方を見ていきます。上手な振り方や後悔しない別れ方を心掛けて、長い付き合いにピリオドを打ちましょう。

別れたい素振りを少しずつ出す

お互いのことを深く理解し合っている2人ですから、相手の行動や発言から思いを察する時があるでしょう。それを活用して、少しずつ「別れたい」と思っていることを相手に感じ取ってもらい、覚悟を持ってもらうと良いです。

例えば、LINEやデートの頻度を徐々に少なくしていったり、愛情表現をしないといった方法で、別れたい素振りを少しずつ出してみてください。

そうしたあなたの様子から、きっと相手は別れが近いことを悟るはずです。「自分たちは別れるかもしれない」という覚悟を相手が持てば、別れ話をした時に納得して受け入れてくれるでしょう。

人の多いところで別れ話をする

長い付き合いをしてきた2人は、お互いに言いたいことを言える関係性になっているでしょう。ただ、それが別れ話をする時に厄介な長所になってしまいます。

例えばあなたが別れ話をした時に、相手が激しく泣いて駄々をこねたり、感情的になって怒り出すことが考えられるでしょう。そうした事態になれば、別れ話はもつれ問題も大きくなってしまいます。

ですから、なるべく人の多いところで別れ話をしてください。特に、普段から恋人がヒステリックになりやすい場合や感情的になりやすい場合は、周囲に人の目があった方が落ち着いて話ができるでしょう。

別れの理由を明確にする

別れ話をする時は「長い付き合いだから言わなくても分かるだろう」と思い込まず、理由を明確にして伝えるべきです。

仮に、相手に対する気持ちがなくなったとしたら「好きじゃなくなった」と正直に伝えましょう。あるいは結婚を考えられないと思ったのであれば、素直に「将来が見えないから」と伝えてください。

あなたの言う別れの理由は、相手があなたを諦める理由になります。その理由が明確でないと、相手はいつまでもあなたのことを引きずってしまうでしょう。

別れ話が長引けば、あなたの考えも変わってしまう恐れがあります。別れると決めたら、しっかりと理由を告げて諦めてもらうべきです。

情に流されない

長い付き合いをしてきた相手に情が出る人は少なくありません。別れ話をして相手が涙する姿を見たら、きっと放っておくことはできないでしょう。

ただ、そこで情に流されて考えを変えてしまえば、相手は「泣けば別れずに済む」と思って今後も涙を流してあなたを引きとめようとします。それでは、いつまでも別れることはできませんよね。

ですから、別れ話をする以上は覚悟を決めて切り出すべきです。あなたの中に迷いがないとしたら、「何をされても考えは変えない」と心に決め強い意思で臨みましょう。

長い付き合いの関係性を別れに活かせる部分もありますが、長い付き合いだからこそ注意すべき点もあるようです。

他にはどのようなことに気を付ける必要があるのでしょうか。引き続き、長い付き合いの恋人との別れ方を見ていきます。

別れる原因を相手のせいにしない

別れ話をする時、別れる原因を相手のせいにしないことが大切です。

もちろん、「相手が浮気したから」や「相手に不満があるから」など、別れに至った原因が相手にあるケースもあるでしょう。ただ、それを理由に別れを告げてしまうと、相手が「直すから」「これから償うから」などと引きとめてくることが考えられます。

そう言われたら、それ以上相手を突き放すことができなくなるでしょう。ですから、別れる原因はあくまで自分にあるといった言い方が良いですね。

例えば、「自分は浮気を絶対に許すことができないタイプだから」とか「好きじゃなくなった」と言ってみてください。こうした言い方であれば、自分の考えや気持ちの問題で別れる決断をしたと思わせることができます。そうすれば、相手も必要以上に引きとめたりしないはずです。

結婚の可能性がないことを伝える

相手に「これ以上引きとめても無駄」「付き合い続けても意味がない」と思わせるために、結婚の可能性がないことを伝える方法も良いでしょう。あなたと付き合い続けていきたいと思っている相手でも、将来一緒になることがないと分かれば、受け入れざるを得なくなるはずです。

また、結婚の可能性がない中付き合っていれば、その間に訪れる恋のチャンスも失ってしまうことになります。そのため、あなたと付き合っている時間がもったいなく感じるはずです。

結婚願望が強い相手には特に有効的。自分と付き合い続けても意味がないことを伝え、別れを受け入れてもらいましょう。

悪者になる覚悟で別れる

恋人とは長い付き合いをしてきたため、「できれば傷つけたくない」「なかなか別れを切り出せない」と考える人も多いでしょう。

そうした人は、相手に振られるように仕向けるのもアリです。相手の嫌がることをしたり、相手との関係性をわざとこじらせて、相手の方から別れを切り出してもらうと良いでしょう。

ただし、この場合あなたには悪者になる覚悟が必要です。また、長い付き合いをした恋人にとってあなたとの恋愛は嫌な思い出になってしまいます。それでも良いと思うなら、悪者になる覚悟で振られるような言動をしましょう。

長い付き合いでも別れた後は連絡を絶つ

別れた後、寂しさや思い出がこみ上げてきて、自分から別れを告げたのにも関わらず連絡してしまう人がいます。しかし、そうした行動により関係が曖昧になるだけでなく、長い付き合いをしてきた恋人を振り回すことになるでしょう。別れを告げた後は、最低限それぞれが別れをしっかりと受け入れるまで、連絡を絶った方が良いです。

また、長い付き合いにより恋人からもらったプレゼントや一緒に撮った写真など、数多くの思い出があるはず。そうした思い出がすぐ目に入るところにあると、再び連絡をしたくなってしまいます。

思い出に触れて気持ちが揺らがぬよう、処分したり目の届かないところに移すと良いでしょう。

次は、反対に長い付き合いの恋人に別れ話をされた時の対処法をご紹介します。

長い付き合いの恋人から別れ話をされた時、どのように対処するのが良いのでしょうか。別れたくない場合は、特に冷静な対処が求められます。

落ち着いた状態で話を聞く

突然恋人から別れを告げられたら、取り乱してしまう人もいるでしょう。長い付き合いをしてきた恋人が居なくなるかもしれない現実に、焦りや不安を抱えるはずです。

しかし、相手は別れを決意して話をしてきているため、ここで感情的になってただ別れを拒否する姿を見せてはかえって逆効果。より別れたい思いを強めてしまうでしょう。

ですから、相手から別れ話をされても落ち着いた状態で話を聞くべきです。そして、なぜ別れたいと思ったのか理由をしっかり聞き、対処する術があるかどうかを考えてみてください。

相手が別れたいと思っている理由を解消できないことには、考え直してもらうことは難しいはず。今自分に出来ることが何かを考えながら、冷静に話を聞きましょう。

黙り込まずに意志を伝える

長い付き合いの恋人から別れを告げられた時、きっと大きなショックを受けるでしょう。ただ、そこで黙り込んでしまえばあなたの気持ちは伝わりません。まずは、別れを受け入れることができるかできないか、意志を伝える必要があります。

とはいえ、相手は別れたいと思っているわけですから、あなたが「別れたくない」と言ったところですんなりとは受け入れてくれません。相手の考えを覆すためには、相手を説得させる必要があります。

先述したように相手の別れたい理由をどう解消できるかを考え、これからの自分の在り方を伝えてみると良いですね。それで相手が「もう一度向き合ってみよう」「それなら別れる必要がない」と思ってくれれば、別れを回避することができるでしょう。

1人になって冷静に考えてみる

相手から別れ話を切り出された時は、突然の出来事にパニック状態になるでしょう。それまで別れたい素振りが見られていなかったとしたら「どうして急に？」と、唖然とするはずです。

ただ、急なことで受け入れられないだけであれば、一度1人になって冷静に考えてみてください。もしかしたら「前からマンネリしてた」「自分もそこまで気持ちがないかも」と気付き、別れを受け入れられるかもしれません。

ですから、別れ話をされた際その場で答えを出すのではなく、一旦持ち帰って1週間程度考えてみると良いです。冷静になって考えてみると、別れ話をされた時とは違った感情を持つこともありますよ。

距離を置く提案をする

恋人に別れ話をされた時、「一度距離を置くのはどう？」と提案してみても良いでしょう。特にマンネリ化しているカップルは、相手への気持ちが冷めたと認識しがちです。しかし、離れてからやっぱり好きだったと気付くケースは数多く存在します。ですので、距離を置くという提案をして相手に考え直してもらいましょう。

仮に相手が距離を置くことを了承してくれたなら、最低1ヶ月は距離を置くこと。その間連絡も絶ち、相手への気持ちをお互いに確かめてみてください。

それでも、相手の考えが変わらない場合は、そのまま受け入れる必要があります。たとえそうなっても、距離を置いた期間に相手との別れを疑似的に体験して心の準備ができ、そこまで抵抗なく別れを受け入れることができるでしょう。

長い付き合いの恋人との別れは、振る側も振られる側も辛く感じるものです。とはいえ、相手と別れた以上は立ち直り前を向く必要があります。

では、別れた後どのように過ごせば時間がかからず立ち直ることができるのでしょうか。次は、長い付き合いの恋人との別れから立ち直る方法をご覧いただきましょう。

友達と遊んで気分転換をする

まずは、別れた恋人のことを考えないようにすることです。そのためには、恋人と過ごしていた時間や1人の時間を有意義に過ごす必要があります。

中でも気分を紛らわしてくれるのは、友達と遊ぶことです。友達と遊びながら気分転換をし、楽しい時間を過ごしましょう。

もちろん、辛い時は友達に愚痴や弱音を聞いてもらうと良いですね。気持ちを言葉にして吐き出すことで、未練が解消されていくこともあります。

趣味や仕事に専念する

長い付き合いの恋人と別れた後は、趣味や仕事に専念しましょう。何かに没頭している間は、別れた辛さや悲しみを感じずに済みます。積極的に取り組み、恋人との別れを考えないようにしましょう。

また、この機会に新たな趣味を作ってみるのも良いです。長い付き合いをした恋人との別れは、あなたが再スタートを切る瞬間でもあります。新たな楽しみや自分を見出して、より成長していくと良いでしょう。

長い付き合いの恋人を思い出すきっかけを無くす

気持ちを切り替えて前に進もうとしているわけですから、別れた恋人のことはできるだけ思い出さないようにした方が良いでしょう。そのためには、思い出す機会を無くすことです。

別れた恋人との思い出を処分したり、相手の連絡先を消すなどして、あなたの中から恋人の存在を消してください。そうした行動によって、未練を断ち切れることもあります。

実際に行動に移す時は、辛く感じるでしょう。しかし、相手への気持ちを絶ちきることで前に進む活力が湧いてくるもの。あなたのこうした行動により、あとから気持ちがついてくるはずです。

新たな出会いを楽しみに変える

長い付き合いだったとしても、相手とはもう別れたのですから、他の異性と交流を持ったり新たに恋をすることをためらう必要はありません。仮に気が乗らないとしても、新たな出会いを楽しみに変えて積極的な行動を増やすと良いですね。

例えば、もし友人から「合コンしよう」と誘われた時などは、別れた恋人の事は考えず参加してみましょう。そこで恋が芽生えなかったとしても、楽しい時間が得られたり異性の友人が作れるはずです。

そうしているうちに、少しずつ元恋人への気持ちは薄れていきます。また、恋のチャンスも増えるはずです。

これまで長い時間共に過ごした恋人ですから、別れたとしても未練が残ることがあるでしょう。そうした人は、きっと「復縁したい」と思うはずです。

でも、どうすれば別れた恋人に復縁を考えてもらえるのでしょうか。次は復縁するための行動を見ていきましょう。

別れの原因を見直す

長い付き合いだった恋人と復縁したいといっても、別れた原因が解消されていなければ、相手は前向きに考えることはできません。別れの原因を見直し、自分に改善すべき点がある場合は直す努力をしましょう。

例えば、長い付き合いになり言いたいことを言い合うようになったため喧嘩が増えたという場合です。馴れ合いによって言い過ぎたりしていなかったか、相手を傷つけるような言葉を使っていなかったか反省した上で、改善できることがあるなら直しましょう。

復縁を迫る時に、別れの原因が解消されていなければいけません。また、相手に「変わった」「直ってる」と思ってもらう必要があるため、それなりに時間がかかります。

ですからすぐに復縁を迫るよりも、時間をかけてしっかりと改善した姿を見せた方が、復縁の成功率は高まるでしょう。

自分磨きをする

別れた恋人は、あなたと長い付き合いをしてきた人です。付き合っている期間に、あなたのことをほとんど知り尽くしているでしょう。また、外見も見慣れているはずです。ですから、復縁をするには自分磨きをして新たな魅力を作る必要があります。

相手にまた好きになってもらうには、再び自分に興味を抱いてもらわなければなりません。「こんなところがあったの？」「前より魅力的になってる」と思わせないと、なかなか惚れ直させることは難しいです。

ですから、長い付き合いの恋人と別れた後復縁したいと思ったら、すぐさま自分磨きを始めましょう。前とは違った自分を見せて、再びあなたに恋してもらうことが大切です。

長い付き合いで築いた「良き理解者」を武器にする

これまでの間に、相手の長所や短所をすべて見てきたことでしょう。それらを受け入れて、相手と付き合ってきたはずです。

つまり、相手にとってあなたは楽に接することができる相手であり、自分の良き理解者であると感じているはず。そこを武器にして、復縁を切り出すと良いです。

例えば、「頑張り過ぎるところあるから無理しないで」とか、「優しいから悩むんだよね」といったように、あなたにしか分からない相手の姿に理解を見せましょう。そうすることで、相手はあなたがいかに自分のことを分かってくれているかを実感するはずです。

あなたのそばにいることが居心地良く感じれば、相手にやり直したい気持ちが湧いてくるかもしれません。

可能性を感じるまで未練を見せない

別れた後、すぐにでも復縁したい気持ちになることもあるでしょう。ただ、相手は長い付き合いをした上であなたとの別れを選んだのですから、そう簡単に復縁は考えられないはずです。

そんな中復縁を迫れば、失敗に終わってしまうでしょう。さらに、自分に未練があると思ってしまうため、あなたとの距離を広げようします。

そうした展開になってしまえば、変わった自分を見せたり、そばにいることもできなくなってしまいますよね。ですから、復縁できる可能性を感じるまでは未練を見せない方が良いです。

未練を見せて相手に逃げられてしまっては、復縁を切り出すチャンスもなくなってしまいます。時期が来るまでは復縁を提案せず、自身の改善や自分磨きに時間をかけましょう。