楽しい人生を送るために必要な事とは？人生を楽しんでる人の特徴も！

この世に生まれてきたからには、楽しい人生を送りたいという思いは誰もが同じなのではないでしょうか。苦労の多い人生よりも喜びや楽しいことがたくさんある人生の方が、うんと良いに決まっていますよね。

このように誰もが楽しい人生を送りたいと思っているにもかかわらず、実際の人生はちっとも楽しくないという人が多いでしょう。一方で、人生をとことん楽しんでいる人もいます。この差は一体どこから来るのでしょうか。

今回は、楽しい人生を送りたい方々に向けて、楽しい人生を送るために必要な事とは何かを徹底分析！人生を楽しんでいる人の特徴もご紹介しますので、ぜひ参考になさって下さいね。

自分の人生がつまらないと感じると、「周りの人たちは楽しい人生を送っているのだろうか」と気になるのが人の心理です。とはいえ、「人生、楽しい？」とはなかなか聞きにくいですよね。

そこで、「人生楽しいと感じますか？」に対する皆の声をご紹介します。

恋人が出来てから毎日楽しみ！

「生まれて初めて恋人が出来たんですよ！それ以来、見慣れた景色ですら美しく見えるほど、毎日が楽しくて仕方ない。これからどんな楽しみが待っているのか、人生にワクワクしてます」(18歳/男性/大学生）

恋人が出来てから、人生が楽しみになったという声に共感する人は多いのではないでしょうか。恋人となら、何をしても楽しい時間になりますよね。

「今度の休みはどこでデートしようかなあ」などと考えていれば、会えない時間さえも楽しめるようになり、人生が楽しくなるのも納得でしょう。

愛犬が来てから人生が楽しい！

「愛犬が我が家に来てから、人生が一変しました。これまでは毎日がつまらなく思えていたのに、子犬の行動が次から次へと笑いをもたらしてくれるんです。この子が来てくれたおかげで人生が楽しいと思えるようになりました」（28歳/女性/専業主婦）

愛らしい子犬の姿は、見ているだけで癒されますよね。けれど、子犬はやんちゃ盛りですから、目が離せません。「やることがなくてつまらない」などと言っている暇はなく、次から次へとしなければならないことが出てくるでしょう。

犬は賢い動物ですから、自分の世話をし、愛してくれる人のことが大好きになります。そんな愛犬のおかげで、楽しい人生に変わる人は多いのではないでしょうか。

趣味を見つけたら楽しい人生に変わった！

「これまでは映画やドラマに全く興味がなかったんですけど、友人に勧められた映画がすごく面白くて。今ではドラマも加わって、いろいろな作品を見ています。友達との話題もできたし、今、人生がとっても楽しいです！」（23歳/女性/派遣社員）

最近は動画配信という新しい方法で、さまざまな映画やドラマを見ることができるようになりましたよね。こうした方法を用いることで、世界中の映画やドラマを楽しむことができます。

まさに尽きることのない趣味と言っても過言ではなく、これから先も楽しみが続くでしょう。友達との話が弾むというおまけまでついてきたら、「人生、楽しい！」となるのもわかりますね。

むしろ楽しいって思った事があまりない…

「むしろ人生は楽しいって思った事があまりない。だから、楽しい人生とはどういう事かもよく分からないんですよね」（19歳/男性/大学生）

年齢に関係なく、楽しい人生を送っている人もいればそうでない人もいるでしょう。そのため、人生楽しいですかと聞かれて「楽しいって思った事があまりない」という人がいても不思議ではありません。

年齢が若ければ、年齢を重ねていく中で「人生が楽しい！」と思える機会が訪れる可能性があります。とはいえ、積極的に楽しみを探しに行く姿勢が求められるのではないでしょうか。

人生って楽しいものなの？

「雑誌なんかで、人生を楽しく生きるための極意を紹介しているのを見かけるけど、そもそも人生って楽しいものなのかな？楽しいことよりも、嫌なことや辛いことの方が圧倒的に多い気がします」（26歳/女性/派遣社員）

裕福な家庭に生まれた人は、金銭的に恵まれていたことで、欲しい物を買ってもらいやすかったのではないでしょうか。一方で貧しい家庭に育った人は、欲しい物があっても買ってもらえず、楽しみを持つのは難しかったと考えられます。

家庭環境によって形成されてしまった性格は、人生を悲観的に捉える要因の一つです。「人生は楽しいものではない」と考えている人ほど、これからの人生を自分の手で変えていく必要があるでしょう。

何をしたら人生が楽しいのかがわからない

「楽しい人生を送りたいけれど、何をしたら人生が楽しいと思えるのかがわかりません。人それぞれ楽しいと感じるものは違うから、楽しめるものを見つけられた人が楽しい人生を送れるんでしょうね」（27歳/男性/小売業）

毎日家と職場の往復で、仕事も特に変わり映えしないとなると、「何をしたら自分の人生は楽しくなるんだろう？」と疑問に感じるのも無理はありません。

何をしたら楽しい人生になるのかがわからない人は、楽しくなる方法を模索している状態と考えられます。方法が見つかれば、楽しい人生を送れるのではないでしょうか。

実際の声では「人生が楽しくて仕方ない」という人もいれば、「人生が楽しいと思ったことがあまりない」という人まで、さまざまでした。ただ、楽しい派と楽しくない派に分かれるだろうというのは、多くの人が想像できたのではないでしょうか。

そこで、ここからは人生が楽しいと感じる人の特徴を見ていきます。まずは、人生が楽しいと感じる人の、性格における特徴をご覧ください。

楽観的

人生が楽しいと感じる人は、楽観的な性格の持ち主が多いのが特徴です。楽観的な人は、物事の楽しい面に目を向けることができる人。心配事や不安にとらわれることはあまりありません。

もちろん、楽観的な人の毎日にも、嫌なことや辛いことは起こります。けれど、楽観的な性格であれば「生きていれば、嫌なこともある。でも、それ以上に楽しいことがいっぱいあるに違いない」と考えられるのです。

常に物事の明るい面を見る性格が、人生を楽しいものと感じさせているのは間違いないでしょう。

細かい事は気にしない

細かいことは気にしない大らかな性格の持ち主も、人生が楽しいと感じる人。大らかな性格の人は細かい事を気にしないので、神経質な性格の人だとイライラすることでもあまり気にならず、ストレスがたまらないのです。

重箱の隅を楊枝でほじくるように、細かい事にいちいち目くじらを立てていたら、どうしたって物事の悪い面ばかり見えてくるでしょう。

楽しい人生を送るためには、細かい事は気にしないくらいがちょうどいいのではないでしょうか。

いつも笑顔

いつも笑顔の人は、2種類のタイプに分かれます。根本的に明るくて楽しいことが好きな性格の人と、笑顔でいることによって、笑顔になれるような出来事が起こると考える性格の人です。

楽しいことが好きでいつも笑顔の人は、自然と笑顔になれる出来事を引き寄せる幸せ体質と言えるでしょう。一方、笑顔でいることが、笑顔になれる出来事を招くと考える性格の人は、明るい性格ながらも意外と神経質な面があります。

とはいえ、どちらの性格だとしても周りには笑顔の人が集まってきますので、人生が楽しいと感じられる人と言えるでしょう。

失敗を恐れない

人生が楽しいと感じる人はもともと楽観的な性格なので、何か事を起こすにあたって過度に不安を感じたり、取り越し苦労や心配をしない人が多いのが特徴です。

また、何かに挑むことが好きなチャレンジ精神の持ち主でもありますので、「とりあえずやってみなければ分からないよね」と前向きに考えます。

このように失敗を恐れずに臨むため、そもそも失敗しにくい傾向にあるでしょう。たとえ失敗したとしても、「失敗したならまたやり直せばいいさ」とポジティブに捉えることができます。楽観的な性格の良い面が現れていると言えますね。

人生が楽しいと感じる人の性格の特徴から、「人生を楽しく過ごすには、細かいことを気にしていてはダメなんだな」と感じた人も多かったのではないでしょうか。

そんな人生が楽しいと感じる人には、思考や行動にも特徴があります。性格に続いて、人生が楽しいと感じる人の思考・行動の特徴を見ていきましょう。

何事も前向きに捉える

人生には良い事もあれば、悪い事も起こります。その時にどう捉えるかによって、人生が楽しいと感じるか、苦しいと感じるかが変わるのではないでしょうか。

人生が楽しいと感じる人にも、当然ながら不安に感じる事や心配事が起こります。その際、不安や心配事の中にさえ良い面を探し、前向きに捉えようとするのが特徴です。

一方で、人生を楽しめない人は不安や心配事にがんじがらめになり、思考がどんどんネガティブになっていきます。両者を比べると、その違いがよくわかりますね。

切り替えが早い

楽しい人生を送っている人は、とにかく思考の切り替えが早いのが特徴です。何事にもチャレンジしていく意欲を持っているので、たとえ失敗しても「よし！これがダメなら他に取り組もう！」とさっさと気持ちを切り替えて次へと臨みます。

一方の人生を楽しめない人は、気持ちの切り替えがなかなかできません。「ああしていれば…」とか、「するんじゃなかった」などとくよくよし、やり直せないことをいつまでも考えてしまうのです。

人生を楽しんでいる人は、もともと思考の切り替えが早いことによって人生を楽しめている場合もありますが、意識して素早く思考を切り替えている人も少なくありません。過去を悔やむ時間がもったいないと知っているからでしょう。

小さな幸せをたくさん見つけようとする

「人生が楽しい人は、さぞかし華やかな生活を送っているのだろうな」と思う人は多いのではないでしょうか。けれど、楽しい人生を送っている人がきらびやかな毎日を過ごしているわけではありません。

大多数の人と同じように毎日仕事をし、家と会社の往復という人も少なくないのです。となると、「自分の楽しくない人生と同じ…。そんな人生でどうやって楽しいと思えるの？」となりますよね。

人生が楽しい人は、毎日の生活に小さな幸せをたくさん見つけようとします。その結果、幸せがいくつも重なり「人生って楽しいな」となるわけです。

数年に一度の海外旅行より、毎日訪れるたくさんの小さな幸せの方が、人生を楽しめるきっかけになるのではないでしょうか。

言葉に気を付けている

人生が楽しいと感じる人は、そもそもポジティブで明るい人が多く、ネガティブな事を嫌います。特にネガティブな言葉は嫌う傾向が強く、言葉に気を付けている人が多いのが特徴です。

ネガティブな話題の筆頭と言えば、人の悪口。その場にいない人の悪口で盛り上がる事はしばしばありますが、人生を楽しんでいる人は誰かの悪口を聞くのが嫌いです。とりわけ自分が誰かの悪口を言い、その言葉を自分自身が聞くことを嫌がる心理の持ち主と言えます。

良くも悪くも、自分が口にした言葉の影響を最も強く受けるのは自分自身だという事を、よくわかっているからこその心理でしょう。

人と会うのが好き

世の中は、良くも悪くも人と人との繋がりによって動いています。最も身近な繋がりは家族であり、さらに友人や恋人、同僚に上司など、さまざまな繋がりで社会は構成されていますよね。

人生が楽しいと感じる人は、人と会うことが大好きなのが特徴。人との出会いを大切にしているのです。

人生においてチャンスとは、しばしば人から運ばれてきます。人生を楽しんでいる人は友人はもちろんのこと、友人のそのまた友人と会うことも大好き。こうした交友関係の広さが、興味深い人との出会いに繋がり、人生をより楽しいものにしていくのでしょう。

人生というのは、たいていの場合、毎日同じ事の繰り返しで過ぎて行くと言っても過言ではありません。そんな繰り返しの毎日に、いかに楽しいことを増やせるかが楽しい人生にするうえでのカギといっていいでしょう。

「自分の人生は楽しい！」と感じられる人はしばしば、人生が楽しいと感じられない人にはない習慣を持っていることがあります。ここでは、人生が楽しいと感じる人の習慣をいくつかご紹介しますので、出来ることがあれば真似してみて下さいね。

ストレス発散する方法を知っている

誰しも仕事や人間関係など、毎日の生活で少なからずストレスを感じているでしょう。ストレスは溜めこむと体調を崩したり、思考がネガティブになるなど、かなり厄介です。

人生を楽しんでいる人は、「これをやっていると楽しい！」と感じるストレス発散方法を知っており、毎日の生活に取り入れて上手にストレスを発散しています。

例えば、ゲームが好きな人ならばゲームの世界に没頭し、テレビドラマや映画を見る事が好きな人はそれぞれの世界観に浸ってストレスを発散できますよね。

没頭できるものや楽しめるものがないと、ストレス発散が上手くできずにどんどんストレスが溜まり、「人生、楽しくない…」となってしまいます。

質の良い睡眠がとれている

忙しい毎日で時間を捻出するために、睡眠時間を削っている人は多いでしょう。けれど、睡眠時間を削って捻出した時間で、スマホやパソコンをいじるという人も少なくありません。

寝る前にネットを見ると、膨大な量の情報を処理する必要が生じます。その結果、情報処理を行う脳は休むことができず、起きたまま。また、刺激の強い映画やドラマは脳を興奮させるので、こちらも質の良い睡眠を妨げるのです。

人生を楽しんでいる人は、寝る前にストレッチやヨガ、ぬるま湯での入浴を取り入れて体をリラックスさせ、質の良い睡眠が取れるようにしています。

質の悪い睡眠だとぼーっとした朝を迎えるのに対し、質の良い睡眠だとシャキッと起きられるでしょう。

定期的に運動をしている

運動をして汗をかくと、気分がスッキリしますよね。身体を動かしていると無心になれるという人も多く、心と体をリフレッシュするには最適です。

人生を楽しんでいる人は、定期的に運動をしています。仕事のある日は寝る前にストレッチを、休日にはジムに行って体を動かすといった具合に、生活に運動の習慣が定着しているのが特徴です。

運動の中で人との出会いを楽しんだり、運動でお腹が空けば、より一層食事が美味しくなるといった付加価値も、人生を豊かにしている理由と言えますね。

早寝早起きをしている

人生を楽しんでいる人は、たいてい早寝早起きをしています。夜型生活の人が人生を楽しめないというわけではありませんが、人の体はもともと太陽によって目覚め、夜、暗くなってくると眠くなる体内時計を持っているのです。

この体内時計を上手く機能させられないと、体調不良の原因になるとされます。したがって、朝早く起きて夜は早く寝るという行動が体調管理につながると言えるでしょう。

人生を楽しんでいる人は、早寝早起きをすることで朝の時間にゆとりを作り、ゆっくりとコーヒーを楽しんでから出勤する…といった具合に、日々の生活に余裕を生み出しているのが特徴です。

人生が楽しいと感じる人は、性格や思考、行動から習慣に至るまで、さまざまな面で特徴があることが分かりました。

しかしながら、世の中には人生が楽しくないと感じている人が少なくありません。人生が楽しくないと感じる人は、一体何が理由で楽しい人生を送れていないのでしょうか。

ここでは、人生を楽しんでる人とは逆に、人生が楽しくないと感じる人の特徴をまとめました。早速ご覧ください。

人の欠点ばかりが目に付く

人生を楽しめない人に多くみられる特徴が、人の欠点ばかりが目に付くことです。人の欠点ばかりが目に付いてしまうと、その人のいい面が見えなくなってしまいますよね。また、心理的に欠点が目に付くとイライラする事も増えてしまいます。

さらに、欠点が見つかれば一言言いたくなるのが人情。その結果、常に人の悪口は言うものの、褒めることはありません。

こうした態度を周囲で見ている人たちは、「きっと、自分の欠点も挙げつらっているんだろうな」と感じるでしょう。人が近づいてきてくれないのは自分のせいだとは思いもしないため、なおさら周囲の人が欠点だらけに思えてきます。

他人と自分を比較してしまう

「人は人、自分は自分」と言われますが、他人と自分を比較してしまう人は多いでしょう。子供の頃から「○○ちゃんはここまでできているのに、あなたはまだまだね。もっと頑張りなさい」などと親から言われると、人よりも優秀でなければと考えるようになります。

また、自分に自信が持てない人も他人と自分を比較してしまうことが多く、「〇〇さんはもっと難しい仕事を任されている」とか、「私は雑用ばかりなのになぜ他の人たちは…」と思いがちです。

自分の方が劣ると考えてしまえば、自信が持てなくなり、ストレスも溜まるでしょう。こうした思考をしている以上、人生楽しめないのも無理はありませんね。

いつもネガティブ思考

人生が楽しくない人にとって、楽しい人生を送っている人は羨ましく感じるでしょう。その際「いいな、お金があって」とか「恋人がいて幸せそう」といった具合に、自分が持っていない事柄を羨ましがるのが特徴です。

羨ましいという気持ちは「何であの人だけ」とか、「自分はどうせ無理」といったネガティブな思考に変わっていきます。いつしかそれが当たり前になり、いつもネガティブ思考に陥るでしょう。

ポジティブでいることが人生を楽しむ秘訣と言えるため、ネガティブな思考にはくれぐれも注意したいですよね。

やりたくないことをやっている

やりたい事だけをして人生を送れたらいいですが、そういうわけにもいきませんよね。

ただ、楽観的な人は物事の良い面を見ようとすることもあって、やりたくない事の中からもやりたい事や、やっていて楽しい事が見つけられるのです。

一方の人生が楽しいと思えない人は、楽観主義とは対照的に完璧主義者が少なくありません。完璧でないと気が済まないため、本当はやりたくない、嫌だと感じる仕事も完璧にこなそうとします。

性分的にやらないと気が済まないのは、他ならぬ自分自身がよくわかってはいるものの「自分はやりたくないことばかりをやっている」と感じるでしょう。ストレスが溜り、人生が楽しく感じられないのも無理はありませんね。

楽しい人生を送っている人とそうでない人、両者の特徴が分かれば、自分がどちらに属するかも見えてくるのではないでしょうか。中には特徴など知らなくても、「人生、楽しくない」とはっきり自覚している人もいるでしょう。

人生が楽しくない人にとっては、人生を楽しんでる人は羨ましく思えるはず。できることなら楽しい人生にしたいのが本音ですよね。

そこで、ここからは楽しい人生を送るためのさまざまな方法をご紹介します。これならできると思う方法にトライするのもいいですが、全部にチャレンジすればもっと人生が楽しくなるかもしれませんよ！

悪い部分ではなく良い部分に目を向ける

人や物事の悪い部分にばかり目を向けていると、世の中嫌な事だらけに思えてくるでしょう。

嫌な仕事に嫌いな人など、あらゆることが憂鬱に感じるようなら、楽しい気分になれないのも無理はありません。当然のことながら「人生、楽しい事なんて一つもない」となりますよね。

楽しい人生を送るためには、悪い部分ではなく、あらゆる物事の良い部分に目を向けるのがコツです。心配性な人や生真面目な人はとかく悪い部分を見つけてしまいがちですから、特に注意しましょう。

悪い部分を見つけたら「これを帳消しにする良い部分はどこだろう？」と探す習慣をつけると、上手くいくのではないでしょうか。

前向きな言葉を口にする

日本では古くから「言霊（ことだま）信仰」と呼ばれ、悪い言葉を口にするとよくない事が起こると信じられてきました。そのため、不吉な言葉は口にしないだけなく、本来正しい呼び方があるにもかかわらず、わざわざ言い換えていることもあります。

例えば、下関や北九州などふぐが名産の地域では、「福」にかけて「ふぐ」と言わず「ふく」と呼ぶといった具合です。

人の悪口や不平不満、あるいは愚痴といったネガティブな発言を聞くと、気が滅入るという人も多いでしょう。言葉には人の気持ちを大きく左右する力があり、これこそが言霊の力。楽しい人生を送るためにも、ネガティブな言葉を封印し、ポジティブな言葉を口にしましょう。

失敗は成功のもとだと捉える

歴史に名を残す偉大な発明をした偉人たちは、幾度も失敗を経験し、そこから学んできました。エジソンが諦めていたなら電気はなかったかもしれず、ライト兄弟が失敗に嫌気がさして、飛行機を作るのをやめてしまったら、空を飛ぶこともなかったかもしれませんよね。

失敗は誰にでも起こりうるものですが、そこから学び、再び挑戦できるかが人生を楽しくできるか否かの分かれ道。失敗は記憶にしっかりと刻まれますので、失敗をリカバリーする方法も記憶に残るでしょう。

となれば、改善した暁には成功に転じる可能性が大。失敗は成功のもとだと捉え、諦めずにトライして下さいね。

過去の事を引きずらない

ふとした拍子に過去の事を思い出し、「あ～、あの時こうしていれば、今頃もっと人生楽しかっただろうに」とか、「あの失敗さえなければ、今よりも楽しい人生を送れていたに違いない」と感じる事は、誰しもあるでしょう。

こうした「たられば」と呼ばれる過去を振り返ってあれこれ考える事が多い人は、過去を引きずるあまり、今が見えていないはず。おそらく、人生も楽しいとは思えないのではないでしょうか。

過去の事を苦々しく思い出した時は、「過去は過去。もうやり直すことはできない」ときっぱり言い聞かせ、思いを遠ざけましょう。今すべきことに集中し、過去を引きずってくよくよする時間をなくすことが大事です。

楽しい人生を送るための方法を見て、「自分の人生が楽しくないのは、過去を引きずるせいだったのか」と気付いた人もいれば、「そういえば前向きな言葉を口にしていなかったかも」と、改めて感じた人もいたのではないでしょうか。

何が人生を楽しくしていないかが分かれば、正反対の方法にトライしてみることで楽しい人生になる可能性があります。そんな楽しい人生を送るための方法を、引き続きご覧ください。

楽しみを見つける

そもそも、楽しみがなくては楽しい人生を送る事は出来ませんよね。したがって、楽しい人生を送るには、自分が心底楽しいと思える事を見つけなければなりません。

「でも、特にやりたい事もないし、何やっても楽しくない」という人もいるでしょう。けれど、始める前から楽しくないと決めつけてしまっては、楽しい事は見つかりません。

例えば、スマホゲームに夢中な人を見て「何であんなにゲームばかりやっているんだろう」と感じる人もいるのではないでしょうか。けれど、ゲームには楽しみが盛りだくさん。やった事がない人ほどハマる可能性があります。

楽しいと思えるものが見つかれば、これまでよりも確実に人生が楽しくなるでしょう。

趣味に没頭する

すでに楽しいと感じる趣味を持っている人なら、趣味に没頭する事で人生を楽しくできます。

趣味に没頭する事によって、一時的にせよ心配事や悩み事を忘れられますし、ストレス発散につながるでしょう。たとえ悩み事は解決しなくても、前向きな気持ちになれれば「まあ、何とかなるだろう」と楽観的に考えられますよね。

趣味に没頭するもうひとつのメリットは、腕が上がっていくことです。楽器の演奏や料理などは、上達したことが目に見えてわかります。

腕が上がるのとは関係ないように思える読書も、語彙が増え、理解力が増すことによって、1冊を読破するスピードがアップ。知識も増えるため、仕事に活かせるなどのメリットを得られるでしょう。

あらゆることに感謝する

不平不満ばかり言う人に共通するのは、感謝の気持ちがないこと。例えば、会社で同僚に仕事を手伝ってもらえなかったり、家に帰ったら食事の支度ができていなかったなどとあらゆることに不平不満を言います。

けれど、同僚には自分の仕事がありますし、家族がいつも食事の支度をしてくれているのは、ありがたいことですよね。不平不満を言うのは「してくれて当たり前」という気持ちがあるからです。

人には、不平不満を言う人には関わりたくない一方で、あらゆることに感謝する人には何かしてあげたくなる心理があります。

人生を楽しくするためにも、あらゆることに感謝しましょう。きっと、いろいろなことが良い方向へ変わっていくはずです。

苦手と感じる人とは距離を置く

好意を感じる人もいれば、苦手と感じる人もいるのが世の常。苦手な人とも上手に付き合っていくのが理想ですが、上手くいかないこともあるでしょう。

人と人には相性があり、どうしても馬が合わない人がでてきます。お互いに分かり合おうという姿勢を見せる人ならまだしも、一方的に理解を示すばかりではストレスが溜まりますよね。

「この人、どうも苦手だな」と感じる人とは、思い切って距離を置きましょう。人としての礼儀である挨拶や、必要最低限の会話をするだけで十分です。

限りある時間を苦手な人との付き合いに割くのではなく、気の合う人に振り向けることで、人生は間違いなく楽しくなりますよ。