自慢話ばかりする人にイライラ！対処法はないの？特徴や体験談も！

自慢話ばかりされると、されている側は「めんどくさい」「またか…」という気持ちになるでしょう。また、一回だけならまだしも、会うたびに自慢話を繰り広げられれば、付き合いさえおっくうになりますよね。

しかし、時にはこうした人との関係は避けようにも避けられません。特に、職場の上司や同僚とあれば、聞きたくもない話題にも耳を傾けなければいけないでしょう。

だからこそ、自慢話ばかりする人の特徴や対処法を知っておくことをおすすめします。今からその特徴や方法を紹介するので、あなたの人付き合いに役立ててみてくださいね。

では、どうして自慢ばかりをするのか気になる人もいるでしょう。

それは、次のような心理が強いからです。褒められたい、認められたいという気持ちが強い人ほど、その欲求を満たすために自慢話をするのでしょう。

褒めてもらいたい

自慢話ばかりする人は、褒めてもらいたい、認められたいという気持ちが強いです。褒められることで自分の欲求を満たそうとしているのでしょう。そのため、褒められるまで自慢話をやめないことが多いです。

また、褒められたい認められたいという人は、褒めてもらえないと分かるとへそを曲げることも。明らかに態度を変えてしまうので、周囲もめんどくさいと感じてしまうでしょう。

しかし、こうした気持ちを持っている人は、今の自分に満足できていないと言えます。自己顕示欲が低いからこそ、他人に褒められて欲を満たしたいのです。

相手の気を引きたい

たくさんの自慢話をするのは、相手の気を引きたい証拠と言えます。かまってほしい、注目してほしいという気持ちが強いので、気を引くためにそうした話をするのでしょう。こうした人は、注目されるほど口数が増えていきます。

逆に、注目を集められないと自虐的なことを言うことも。「どうせ自分なんて…」とネガティブなことを言い出すので、周囲の人はそうした反応がめんどくさいからこそついつい相手をしてしまうでしょう。

また、相手の気を引きたいのは自己顕示欲を満たしたい可能性も。認められたいという気持ちが大きいからこそ、注目を集めて多くの人から褒めてもらいたいのです。

自分を大きく見せたい

周りの人よりも自分を良く見せたい、大きく見せて優位になりたいというのも、自慢ばかりする人の心理です。例えば、こうした心理は負けず嫌いな人やプライドの高い人に見られます。自分の方が優位であると実感したいため、自慢話で自分を大きく見せているのです。

自分を大きく見せれば、敵もできにくいといえます。多くの人が自分に注目するため、敵対しする人よりも味方が増えていくでしょう。しかし、自慢話をしても間違った形でしか欲求は満たされません。

間違った形で欲求を満たしても、本当に幸せだとは実感できないでしょう。早く自分の過ちに気づかなければ、より周囲から孤立していきます。

劣等感を消し去りたい

自慢話ばかりする人は、強いコンプレックスを抱えています。常に他人と比べるような思考に取りつかれてしまっているため、口を開けば比較するような言葉ばかりが出てくるでしょう。だからこそ、そうした劣等感を消し去るために自慢話をするのです。

自慢話をすれば、周囲から「すごい！」「そうなんだね！」といった感嘆の声が上がります。これによって「認められている」と実感できるので、抱えている劣等感も薄れていくでしょう。

しかし、抱えている劣等感は周囲からの共感だけでは癒しきれないことも多いです。そのため、また劣等感に苛まれれば、自慢話を繰り返すでしょう。

ここからは、自慢する人の特徴や性格について紹介していきます。

次のような特徴や性格をしている人ほど、自慢話が多くなるもの。早くに気づいて適切な付き合いをするためにも、その特徴について知っておきましょう。

自慢話をする人の特徴・性格①プライドが高い

自慢話をする人はプライドが高いことが多いです。自分の中に確固たる信念や自信を持っているので、ついついそれを誇示したくなるのでしょう。また、プライドが高いと認められたいという欲求も強く持っています。

まさに自己顕示欲が強い人間といえるので、ことあるごとに褒められようとするでしょう。そのため、自分はすごい人間なんだと自慢してきます。賞賛の言葉をかけてもらうために、わざわざ大げさに自慢する人もいるでしょう。

しかし、こうした自慢は面倒なものと言えます。謙虚な人なら誉め言葉の一つでもかけたくなりますが、自ら自慢してくる人にはその気も失ってしまうでしょう。

自慢話をする人の特徴・性格②ブランド物が好き

自分を大きく見せたいという欲求が強い人なので、ブランド物が好きであることが多いです。単純に「高いものを持っているだけで人が集まってくる」と考えているため、他人が好みやすいブランド物を持っているのでしょう。

また、ブランド物の多くは高値で売られています。こうしたものを持っている＝権力や財力があるという証拠にもなるからこそ、自分を大きく見せるために所持しているのです。

特に、褒めてもらいたいという気持ちが大きい人ほど自ら「持っているアピール」をしてきます。まさに「褒めてほしい」という気持ちが見え透いて感じられるでしょう。

自慢話をする人の特徴・性格③負けず嫌い

他人に負けたくないという気持ちが強い人が多いので、性格面では負けず嫌いといった特徴も。他の人の自慢話を聞けば、さらに自分の方がすごいと誇示してくるでしょう。そのため、周囲に喧嘩を吹っ掛けるような態度をすることがあります。

また、自分よりもすごい人が現れれば、あからさまに悪口を言う人もいるでしょう。他人を蹴落として自分がトップに立ちたいという気持ちも強いため、陰口や悪口を言っては周囲にも同意を求めます。

しかし、こうしたことを繰り返していても本当に欲求が満たされるとは限りません。特に、周囲からの同意が得られなければ虚しさを強く感じてしまうでしょう。

自慢話をする人の特徴・性格④自虐ネタを話す

自慢話をする人は、自虐ネタを話すことも多いです。しかし、一見ネガティブなことを話している風に聞こえても、実はそんな話にも自慢が紛れ込んでいます。例えば、「私なんて○○なのに…」「告白されたけどタイプじゃなくて…」など、自慢ともとれる話し方をするのです。

そのため、聞いている側もただの自虐ネタではないと気づけるでしょう。一回落としてから自分を上げるような話し方は、聞いていて気持ちいいものではありません。そのため、聞いているだけでイライラしてしまうという人も。

また、基本的に自虐ネタは誰もが聞きたくないと思うものです。反応に困る話題といえるため、自慢話の中でも厄介と言えます。

ここからは、自慢する人への対処方法を紹介していきます。

自慢話ばかりする人が近づいてくると、離れたいと思ってしまうでしょう。そんなときに上手く話しをかわすためにも、次のような対処法を知っておくと便利ですよ。

共感する

自慢話する人と無難な関係を続けていきたいなら、否定するのではなく共感してその場を乗り切りましょう。自慢話をする人は、基本的に欲求が満たされると満足します。気分が良くなるとおとなしくなる人も多いので、無難に過ごすためにも共感しておきましょう。

また、共感する際は当り障りのない言葉で共感することをおすすめします。ここで下手なことを言ってしまえば、さらに自分語りや自慢が繰り広げられるからです。

無難な関係を続けたい相手と言えど、自慢話が多くては関係が面倒になりますよね。不要なストレスを溜めないためにも、会話は早くに切り上げられるようにしておきましょう。

淡々と聞き流す

あまり深い関係になりたくないなら、興味を示していないというように淡々と聞き流します。相槌やうなずきを挟みながらも「聞いていません」という態度を示せば、相手も「興味がないのかも」と気づいてくれるでしょう。

また、相手が淡々と聞き流していると、話している側は虚しさを感じます。次第に話していることさえ悲しくなってくるので、自然と口を閉ざしてくれるでしょう。

ただし、人によっては「ちゃんと話を聞け！」と怒ってくることがあります。そのため、聞き流すなら人を見て判断した方が良いでしょう。

前にも聞いたと指摘する

毎回同じ話をされては、誰だってうんざりするもの。そのまま話を聞くのも良いですが、何度も聞いているとあれば耳を閉じたくもなるでしょう。しかし、「うっとうしい」と直接的に言ってしまえば、関係が一気に悪くなるでしょう。

しかし、「前にも聞いたよ～」「この前の話ですかね？」と柔らかく聞き返すことで、相手に気づきを与えられます。少し困ったように口にすれば、より相手に「迷惑なのかも？」と気づいてもらえるでしょう。

ただし、こちらも人を選ばなければいけない対処法と言えます。特に、目上の人に対してめんどくさそうに言ってしまうと、怒らせる可能性があるので注意しましょう。

興味がないと話す

まったく話を聞きたくない、その相手に興味がないという場合には、直接的に「興味がない」と話すことも大切です。はっきりと意思表示をすることで、相手も自慢話をしてこなくなります。劣等感を抱えている人も多いからこそ、興味がないと言われれば何も言えなくなるのです。

また、興味がない相手に話をしても、賞賛の言葉をかけてもらうことはできません。それをよく知っているため、興味がないと言われれば違う人へとターゲットを移すでしょう。

しかし、はっきりと興味がないと話すと傷ついてしまう人も多いです。劣等感を抱えている人もいるため、言葉選びには気をつけた方が良いでしょう。

自慢話を聞かずにその場を切り抜けたいと思う人は多いですよね。

自慢話をする人の話が面倒であるなら、次のような言い回し方で回避しましょう。どんな言葉でかわそうか悩んでいるなら、参考にしてみてくださいね。

「すごいですね！」「素敵ですね！」

「すごいですね！」「素敵ですね！」といった言葉は、相手の自己顕示欲を満たしてあげられる言葉です。より感心しているようにつぶやくだけでも、相手は欲が満たされたと嬉しくなります。他にも、「いいですね」などもおすすめです。

また、こうした褒める言葉をかけるときには、嘘くさく聞こえないよう気をつけましょう。特に、心がこもってないとこうした言葉は相手に本気だと受け取られません。より自慢話を悪化させる恐れもあるので、心をこめた言葉を言うよう注意しましょう。

ただし、人によっては褒めることで調子に乗ってしまう人もいます。そのため、褒めると悪化する人だと分かっているなら違う言葉をかけましょう。

「へ〜、そうなんだね」

無難に会話を終わらせたいなら、「へ～、そうなんだ」と言ってみましょう。こうした言葉は、相手の話に興味がないと示すものです。そっけなくこんな言葉を言われれば、多くの人はそれ以上口を開けなくなってしまうでしょう。

また、それでも相手が自慢話をしてくるなら「ふ～ん」など、そっけない返事をします。さらに興味がないと示す言葉なので、ここまであからさまな返事をされては口を閉ざすでしょう。

しかし、世の中にはこうした返事に対して憤る人もいます。厄介な人ほどきちんとした返事を求めているので、かける言葉は選ぶようにしましょう。

「すみません、今立て込んでいるので」

どうしても自慢話を聞きたくないなら、「すみません、今立て込んでいるので」など忙しいアピールをしてみましょう。いかにも話を聞いている暇がないと振舞うことで、相手も自慢話はできないと感じ取ってくれます。

他にも、「手が離せない」「後にしてくれますか？」と遠回しに拒否を示す言葉も発してみましょう。少しイライラしながら話すことで、本当に聞く気がないと伝えることができます。ここまで拒否の姿勢を見せられたら、多くの人は自慢話をするのをやめるでしょう。

しかし、時には相手の事情なんてお構いなしに話をする人もいます。そうした場合には、直にはっきりと断ることも大切です。

「もう何度も聞きましたよ」

同じ話を何回もしてくる人には、「もう何度も聞きましたよ～」と明るく伝えてみましょう。キツイ物言いをするより、やんわりと「何度も聞いた」と伝えた方が相手を傷つけません。相手も「ごめんごめん」と、話をやめてくれるでしょう。

また、こうした言葉は遠回しに「聞きたくない」という気持ちを示すものです。笑顔で有無を言わせないよう発すれば、相手も圧力を感じて黙ってくれるでしょう。ポイントは、やんわりと伝えつつも相手に口を開く隙を与えないことです。

こちらが話を待っている風に装ってしまうと、聞く気があるのだと勘違いします。それを防ぐためにも、「では～」とさりげなくその場を離れるようにしましょう。

自慢話を聞かされると、イライラすることも多いですよね。ここからは、そんなイラっとしたというエピソードを紹介していきます。

また、自慢する人が身近にいると不要なストレスを感じることも多いでしょう。そうした気持ちを他の人も感じていると知るだけでも、心は軽くなっていきますよ。

過去の武勇伝的な自慢話にもううんざり

「過去の武勇伝的な自慢話にもううんざりです。何度も聞いたし、はっきり言って対応するのがめんどくさい」（女性/32歳/OL）

過去の武勇伝は、多くの人が聞きたくないと思う話題です。本当のことかどうか分かりませんし、それに対してどう返事をしたらいいか迷うでしょう。だからこそ、人の過去の武勇伝話は聞きたくないと思ってしまうのです。

しかし、自慢したい人はそんな他人の気持ちなんてお構いなしに話をしてきます。お互いが求めるものにズレが生じてしまうせいで、迷惑がられてしまうのです。

毎回彼氏の自慢話。それしかネタがないの？

「毎回彼氏の自慢話。それしかネタがないのかなって？」（女性/28歳/OL）

会うたびに彼氏の自慢話をされると、マウントを取られているのかと思ってしまう人はいるでしょう。まるで自分は偉いとでもいうようにアピールされては、聞いている側としては気持ちよくありませんよね。

また、他に話題はないのかとさえ思うでしょう。偏った話題ばかりされては、多くの人はつまらないと思って離れていきます。

持っているブランド物の自慢ばかりで…

「持っているブランド物の自慢ばかりで、話していてつまらないです。持っているのはすごいけど、正直持っている人なんてたくさんいるから…」（男性/30歳/会社員）

自慢話をする人には、ブランド物が好きという特徴があります。自分の持っているものを人に見せ、賞賛してもらおうという人は少なくないでしょう。しかし、毎回持っているブランド物の自慢ばかりされれば、話されている側はめんどくささを感じます。

また、そうした話ばかりされては関係を続けたくないとさえ思ってしまうでしょう。自慢話は聞いていて気持ちいいものではないため、自分もしないよう心がけたいですね。

すぐ張り合うような自慢話ばかりで…

「すぐ張り合うような自慢話してくる人がいて…。マウント取るしかやることないのかなって思います」（男性/34歳/会社員）

周囲が自慢話をすると、我も我もと張り合うような自慢話をする人もいますよね。こうした人は、自分が見栄を張りたい、自分の方が優れていると誇示したいのでしょう。しかし、周囲からは「マウントを取っている」と思われやすいです。

また、毎回マウントを取るような言動が目立てば付き合いにくさも感じるでしょう。これによって人が離れていくことも多いため、無意識にやってしまわないよう気をつけたいですね。

自慢話をする人には、いくつかの特徴が見られます。そうした特徴を知っていれば、深い関係になる前に距離を置いた付き合いができるでしょう。こうした付き合いを事前に作っておけば、必要以上に自慢話をされることもありません。

また、しつこく自慢話をしてくる人には、それに合った対処をしていきましょう。関係性を考えた対処をしていくことで、関係を壊さずに付き合い続けることができます。しかし、どうしてもしつこいと感じられる場合には、それをはっきりと伝えることも大切です。

そして、自慢話は時に自分も無意識にしてしまうものと言えます。そのため、自分も自慢話をしていると自覚したときには、話の内容について考え直してみましょう。