硬派な男性とは？性格/心理/恋愛など硬派な男性について徹底解剖！

男性を形容する時に、「硬派」という言葉を使うことがあります。ひと昔前は、男性は硬派であることが美徳という意識がありました。硬派であることを男性に求める風潮が廃れてきた現代でも、硬派な男性に憧れを抱く男性は多いようです。

「硬派」はもともと、男性が使用することが多い言葉です。そのため現代の若い女性は「硬派な男性」と聞いても、どういう男性を指すのか具体的にイメージできない人も多いでしょう。

そこで、まずは「硬派」という言葉の意味と、「硬派」の類義語・対義語をご紹介します。

「硬派」の意味

男性を形容する言葉としての「硬派」は、女性にうつつを抜かすことなく、自分のやるべきことを全うする男性を指す言葉です。これは女性に興味を持たないというわけではなく、恋愛に代表される享楽的な楽しみにとらわれないということを意味します。

また「硬派」は、男らしい男性・男らしさを重んじる男性に用いられることも多い言葉です。男らしい強さや魅力のある男性を、「硬派」と呼ぶことも多いでしょう。

広辞苑によると「硬派」という言葉には「青少年などで、好んで腕力を振るう不良仲間」といった意味もありますが、一般的「硬派な男性」という表現に「暴力的な男性」という意味は含まれていないことがほとんどです。

出典：広辞苑無料検索『硬派』
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「硬派」の類義語

男らしい男性を形容する意味の「硬派」の類義語として、「剛健」「精悍」「実直」といった言葉が挙げられます。男らしい強さや健やかさがあるさまや、誠実で真っ直ぐな性格を意味する言葉が当てはまりますね。

熟語以外では、「男気がある」と言い換えることも可能です。男気とは、男性らしい心意気を示す言葉。意志の強い男性や義理人情に厚い男性を指して、「男気がある」と称える意味で使います。

女性向けな柔らかい表現を選ぶなら、「男らしい」という言葉が最も「硬派」に近いでしょう。

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「硬派」の対義語

「硬派」の対義語は「軟派」です。硬派の「異性とみだりに交流することは慎むべき」というスタンスに対して、異性との交際・交流を積極的に求めるスタンスを軟派と言います。行きずりの女性に声をかける行為を指す「ナンパ」は、軟派が語源。

また、軟派は女性に対して軽薄な態度だけではなく、流行りに流されて見た目をチャラチャラと装う男性にも向けられる言葉です。「軽薄」「軟弱」といった言葉が、「軟派」の類義語として挙げられます。

「硬派」が男性の男らしさを称える意味の言葉であるのに対し、「軟派」は男らしくない男性に対してやや批判的な意味で使われることが多いです。

出典：広辞苑無料検索『軟派』
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男らしさがあり、女性に対して浮ついたところの無い男性を指す「硬派」。現代では、「男は強く、女はおしとやかに」といった男女観を押し付けられることは少なくなりました。世の中の変化と共に、昔ながらの男らしさを重んじる硬派な男性も減ってきつつあります。

しかし今でも、硬派な男性の男らしさに憧れるという男性は少なくないようです。同性から見た場合、強さと誠実さを併せ持つ硬派な男性は魅力的な存在なのでしょう。

では、女性は今や数少ない硬派な男性に対してどういう印象を持っているのでしょうか。ここでは女性の意見をまとめてみました。

女々しい男性が多いからかっこよく見える！

「今の世の中は頼りない男性が多いから、硬派な男性はかっこよく見えます。やっぱり男らしい人は魅力的ですよね」(28歳/女性/教育関係)

硬派な男性の男らしさに魅力を感じるという声からご紹介しましょう。確かに昨今の風潮として、昔ながらの男らしさを重んじる男性は減ってきています。

型にはまった男らしさを男性に求めなくない世の中になったせいか、少々頼りない男性が多いと感じる女性も多いようです。女性はやはり、男らしい男性に異性としての魅力を強く感じるものなのかもしれません。

ちょっと怖く感じちゃうかも…

「硬派な男性は、無口で何を考えているのか分からないイメージがあります。悪い人では無いんだろうけど、ちょっと怖く感じちゃうかも…」(23歳/女性/事務職)

硬派な男性は無口で怖いと感じる女性も。硬派な男性は口下手で、言葉よりも行動で示す人が多い傾向があります。モテるために女性に媚びることも無いので、一見不愛想で何を考えているか分からない印象を受けるのかもしれません。

無口で不愛想な印象はありますが、付き合ってみれば誠実で暖かい人が多いのも、硬派な男性の特徴でしょう。

浮気をしない一途さが好き

「女性関係が真面目で、浮気をしないところに魅力を感じます。彼氏にするなら一途な人がいいですよね」(25歳/女性/接客業)

そもそも「硬派」という言葉は、異性に対して浮ついたところの無い人を指す言葉です。言葉の通り、硬派な男性はとても真面目な恋愛観を持っているのが特徴。恋人ができると他の女性には目もくれず、一途に愛情を注ぎます。

恋人に浮気をされるのは、どんな女性にとってもイヤなもの。硬派な男性の一途さは、恋人にする上で理想的と言えるかもしれません。

硬派な男性に甘えられたい

「硬派な男性はプライドが高くて、人に弱音を吐いたりしないイメージがあります。人前では『男らしくしなきゃ』と気を張っている男性が、私にだけは甘えてくれたら嬉しいですよね」(32歳/女性/観光業)

硬派な男性を甘えさせてあげたいという、大人の女性らしい意見も。硬派な男性は「男らしい自分」にこだわるあまり、つらい時にやせ我慢をしてしまう意地っ張りな面もあります。

硬派な男性がやせ我慢をして頑張っている姿を見ると、「自分が甘えさせてあげたい」という気持ちになる女性もいるようです。

硬派な男性というと、まず見た目からして筋肉質で強そうな男性をイメージする人も多いでしょう。実際、硬派な男性は逞しい外見をしていることも多いです。しかし硬派とは、外見よりも内面の気質を表す言葉。

硬派な男性の魅力は、その内面からにじみ出ている場合が多いのです。では、硬派な男性の内面的特徴とは、どういうものなのでしょうか。硬派な男性の内面を、性格編・思考編・行動編に分け、詳しく見ていくことにしましょう。

まず性格編では、硬派な男性に共通する性格についてご紹介します。

ストイック

硬派な男性の性格的特徴といえば、まず第一にストイックであることが挙げられます。ストイックとは、禁欲的という意味です。

「硬派」とはそもそも、みだりに女性と交流しない男性を指す言葉。そこから、恋愛を代表とする享楽的な誘惑に目もくれないストイックな男性を指すようになりました。硬派な男性は目先の誘惑に負けず、やるべきことを全うすることができます。

怠けたい欲望に負けずに仕事や勉強に励むだけでなく、恋愛においても浮気したいという願望に打ち勝つことができるため、人からの信頼も厚いのです。

真面目

「硬派」といえば昔の不良少年が好んで使う言葉でもありましたが、決して不良や不真面目な人を指す言葉ではありません。硬派な男性は、いたって真面目な性格の人が多いのです。

真面目とは、社会や組織のルールを守ることも意味しますが、何事も真剣に考えるという意味でもあるでしょう。硬派な男性は、物事をいい加減に考えることがありません。人に対しても、相手を軽く見たり茶化したりすることなく、真剣に向き合おうとします。

硬派な男性は真面目な性格ゆえに、ときに「堅物」「洒落が通じない」と敬遠されることもあります。しかし、最終的には真面目な人柄が好評価となることの方が多いでしょう。

思いやりがある

硬派な男性は、ぱっと見た目は怖そうな印象を与える人も多いです。しかし関わってみると、思いやりのある優しい人がほとんど。それは、硬派な男性は「男である自分は、周りの人を守らねばならない」という意識が強いためです。

硬派な男性は、自分より強い相手には強い態度に出ますが、自分より立場の弱い相手には優しいのが特徴。お年寄りや子供、女性など力の弱い相手には、積極的に手を差し伸べます。

硬派な男性の考える「男らしさ」とは、強さと優しさが対になったもの。自分より弱い人を思いやることは、男として当然の義務だと考えているのです。

仲間意識が強く、友達思い

硬派な男性は仲間意識が強く、友達思いな性格も特徴的です。友達のためなら労を惜しまず尽くそうとしますし、友達を裏切ることもありません。そのため、男性にも好かれることが多いのです。

硬派な男性は、「一人はみんなのために、みんなは一人のために」という関係性を好みます。仲間や友達が困難な状況な時は、共にその困難に立ち向かうことが友情だと考えるのです。

仲間意識の強さは、職場の人間関係にも反映されます。周りの人を出し抜いて1人で成果を挙げるよりも、協力し合って全体で成果を挙げようと考えるため、職場のリーダー役を任されることも多いでしょう。

意志が強い

硬派な男性は、自分が「やる」と決めたことは最後までやり通す意志の強さも特徴的です。困難な状況に見舞われても、挫けず自分の決めたことを完遂しようとします。むしろ、困難な状況下でこそ「乗り越えてやる」という意欲が湧くタイプが多いでしょう。

また硬派な男性は、ストイックに自分の行動を律しています。例えば「体を鍛える」という目標を持っている場合、毎日自分に厳しいトレーニングメニューを課し、必ずそれをやり遂げようとするでしょう。

硬派な男性は、逆境や目先の誘惑に打ち勝って目標達成することに深い充実感を得られるタイプなのです。

次に、硬派な男性に見られる思考の特徴を見ていきましょう。硬派な男性は不器用で口下手な人も多く、人には「何を考えているか分からない」と思われることもあります。しかし、その思考はシンプルである場合がほとんど。

硬派な男性は「男らしくありたい」という意識が強いため、「男として、どう行動するのが正解か」が思考の軸になっている場合が多いでしょう。流行や周りの意見よりも、自分が思う理想の男性像を基準に物事を考え、その通りに行動しようとします。

ここでは、硬派な男性が思う理想の男性像にも注目しながら、その思考を見ていきましょう。

正義感が強い

硬派な男性は正義感が強く、不正や曲がったことが大嫌いです。自分にとって楽な道があっても、それが正しいことでなければ、楽な道に流されることをよしとしません。また、他人の不正に対しても厳格に対応します。

硬派な男性は、自分にとっての正義を貫くことが男らしさだと考えています。物事を考えるときは、「どちらが自分にメリットがあるか」よりも「どちらが正しいか」が基準になることが多いでしょう。

いじめやセクハラ・パワハラに対しても、その正義感から強く「NO」を訴えられます。そのため周りから孤立することがあったとしても、最終的には人の信頼を勝ち取ることが多いのです。

自分に自信がある

硬派な男性は先述したように、常に自分が正しいと思える行動を選択しています。そのため、自分に自信があるのも特徴と言えるでしょう。何かを誤魔化したり不正をしているという後ろめたさがないため、誰の前でも堂々とした態度でいられるのです。

また、硬派な男性の持つ自信は、そのストイックな生活にも裏打ちされています。常に高い目標を持ち、その目標を達成するための努力を欠かさないため、自分の実力にも自信を持つことができます。

硬派な男性の自分に対する自信は、日々の自分の正しい行動や努力に裏打ちされているため、ちょっとやそっとのことでは揺るがないのも特徴と言えるでしょう。

男らしさにこだわる

硬派な男性の外見や行動は、女性から見ると野暮ったく見えてしまうこともあります。オシャレに無頓着過ぎたり、立ち居振る舞いががさつだったりと、女性から見るとマイナスな面も多いでしょう。

硬派な男性は女性にどう評価されるかよりも、自分が自分にとって男らしい男であることの方を優先します。男らしさに強いこだわりがあるゆえに、女性ウケを意識したような外見や行動は、あえて避けることも。

硬派な男性は、女性ウケよりも自分の理想の男性像を優先してしまうため、女性には理解されにくい趣味の髪型や服を選んでしまうこともよくあります。

流行や人の意見に流されない

「硬派」の対義語である「軟派」は、流行りや周りの意見に流されて外見や振る舞いを変える男性のことも意味します。流行のファッションや女性ウケする外見ばかりを追求している男性は、軟派であることが多いでしょう。

それに対して、硬派な男性は、流行や人の意見に流されて自分の外見や振る舞いを変えることは「カッコ悪い」と考えます。自分にとっての確固たる理想の男性像を持っているため、世間の流行や人の意見に振り回される必要も感じないのです。

硬派な男性の理想とする男性像とは、流行り廃りに関係ない普遍的な魅力のある男性を指すことが多いでしょう。

人に優しく自分に厳しい

硬派な男性の思考は、人に優しく自分には厳しい傾向があります。他人のミスや実力不足は寛容に許せる一方で、自分のミスや実力不足は厳しく原因を追究します。周囲の人から見ると、「もっと自分を許してあげてもいいのに」と心配になってしまうこともあるでしょう。

硬派な男性は自分に求める理想が高く、その理想通りではない自分は、男として未熟だと考えます。周りから高い評価を受けても、自分にとっての理想の男性像を満たせていない場合は、自分の現状に満足することができないのです。

硬派な男性は人を思いやる優しさを持っている反面で、自分の未熟さは決して許せない厳しさも持ち合わせているのが特徴と言えるでしょう。

ストイックに自分の理想の男性像を追求する、硬派な男性。その行動にも、「男の美学」とも言うべき特徴が現れています。硬派な男性の特徴・行動編では、硬派な男性に共通する行動をまとめてみました。

硬派な男性の行動的特徴は、多くの人が「人として当たり前」という行動であることが共通しています。しかし実際のところ、当たり前のことができない人の方も多いのが、世の中の現状。

人として当たり前にすべき行動を、迷いなく実行に移せる点が、硬派な男性の最大の長所とも言えるかもしれません。

嫌なことははっきりと言う

嫌なことをはっきり嫌だと人に伝えるのは、意外に難しいことです。「嫌だと言ったら嫌われるのではないか」「周りから浮いてしまうのではないか」といった不安から、はっきり「NO」と言えない人も多いでしょう。

しかし硬派な男性は、自分が嫌だと感じることは、はっきり「嫌だ」と言うことができます。自分自身の正義に背く行動は、たとえ周りの人に嫌われたとしても拒絶する意志の強さを持っているからです。

硬派な男性は、人に嫌われることを恐れません。それは自分がその場の少数派になろうとも、自分の意見と行動には、自分自身が責任を取るという自信の表れでもあるでしょう。

何事も最後までやり遂げる

硬派な男性は、何事も最後までやり遂げる粘り強さを持っています。仕事や勉強で困難に直面したとしても、それを言い訳に目標を投げ出すことはしません。むしろ、困難を乗り越えて目標を達成することにやり甲斐を感じて立ち向かいます。

目標に向かって諦めずに努力することができるのは、「自分ならやり遂げられる」という自信があるからこそ。周りの人が「無理だ」と思うような目標であったとしても、自分を信じて努力を積み重ねれば、必ず達成することができると信じているのです。

結果として、硬派な男性は周りがあっと驚くような大きな成果を挙げることも多いでしょう。

礼儀正しい

硬派な男性は、上下関係や人としての礼節を重んじる傾向があります。目上の人を敬い、目下の人を思いやることが当然だと考えているため、誰に対しても礼儀正しい行動を取ります。

そのため、若い男性であっても親孝行な人や社会のマナーをわきまえた人が多いでしょう。職場などの組織においても、その礼儀正しさから目上の人に一目置かれる存在になることが多いはず。

硬派な男性にとって、礼儀正しく振る舞うことは、人としての筋を通すことと同義です。誰に対しても敬意を持って接することができるため、周りに媚びなくても人に好感を持たれるでしょう。

言葉よりも行動で示す

硬派な男性の中には、自分の考えを人に言葉で説明するのが苦手なタイプも多いです。口下手で不器用な性格とも言えますが、その不器用さをカバーして余りある行動力があるのが特徴的。言葉よりも行動で示すタイプだと言えます。

また、硬派な男性はうわべの言葉で自分をとりつくろうことを嫌います。どんな言葉でとりつくろったとしても、肝心の行動が伴わなければ意味がないことを知っているからです。人付き合いや仕事においても、言葉よりも行動で人の信頼を勝ち取るパターンが多いでしょう。

黙って人のフォローに回ることも多いので、人には謙虚な印象を与えることもあります。

約束はきっちり守る

約束をきっちり守るのも、硬派な男性の行動的特徴です。硬派な男性は、小さな約束であっても、誰かと約束したことは必ず守ろうとします。硬派な男性にとって人との約束を破ることは、その人を裏切ること。硬派な男性は、人間関係において何より裏切りを嫌います。

硬派な男性は、遅刻をして約束の時間を破ることもなく、予定をすっぽかすようなこともありません。そのため、時間に関しては他人に対しても厳しい人が多いです。

約束をきっちり守ることは、仕事において相手と取り決めた条件を守ることにも繋がります。そのため、硬派な男性は仕事においても人の信頼を勝ち取ることができるのです。

前の項目でも触れましたが、女性に対して浮ついた態度を取らないのが硬派な男性の特徴です。女性ウケを狙ったオシャレや言動もしないため、硬派な男性は一見して、恋愛下手で奥手な男性に見えることもあるでしょう。

実際のところ、硬派な男性にはどういう恋愛傾向が見られるのでしょうか。ここでは、硬派な男性の恋愛観に注目して、その恋愛傾向をまとめてみました。

硬派な男性と恋愛したい女性は、彼らの恋愛観について理解を深めましょう！

口下手で愛情表現が下手

硬派な男性は、何事も言葉より行動で示すのが特徴。その実直さで人の好感を得ることは多いものの、恋愛面では不遇な思いをしがちです。それは、硬派な男性の口下手なところが恋愛においてマイナスに影響することも多いため。

硬派な男性は、女性のご機嫌を取るために甘い言葉をかけるようなことはできません。女性の外見を褒めたり、言葉で愛情表現をするのも苦手です。そのため、言葉での愛情表現が欲しい女性としては、硬派な男性をつまらないと感じてしまうこともあります。

硬派な男性にとっては、愛情も言葉より行動で示すもの。硬派な男性とお付き合いするなら、言葉での愛情表現は期待しない方が良いかもしれません。

一度好きになると一途

硬派な男性の恋愛における最大の特徴は、その一途さ。一度好きになると、その女性以外は見えないほど一途に愛情を注ぎます。お付き合いしても、彼女を裏切って浮気するようなこともありません。

硬派な男性は、1人の女性を一途に愛し抜くことこそ、男のあるべき姿だと考えています。モテるからといって、多くの女性と関係を持ちたいとは考えないのです。愛する女性が1人できると、いくら他の女性に言い寄られても見向きもしないでしょう。

一途な恋愛観を持つゆえに、多くの女性と浮名を流すことはありませんが、1人の女性と長く深い愛情を築き上げることができます。

彼女を守ろうとする

男性に比べ、か弱い存在である女性を守ってやらねばと考えるのが、硬派な男性の思考。特に恋人に対しては、その傾向が強まります。お付き合いが始まると、どんなときでも彼女の盾になり、守ってあげようとするでしょう。

硬派な男性は、時には自分を犠牲にしてでも、恋人を守ってあげることに喜びを感じます。愛する女性を守れる自分であることに、男としての充実感を感じるのです。

硬派な男性は結婚して家庭を持つと、守るべき対象が妻だけでなく家族全体に広がります。一家の長として、妻や子供をしっかり守るマイホームパパに成長するでしょう。

彼女より友達を優先しがち

仲間思いで友達を大切にするのが、硬派な男性の特徴です。そのため、しばしば恋人よりも友達を優先しがちな傾向があります。彼女と過ごしていても、友達から呼び出しがあれば、彼女を置いてそちらに行ってしまうことも。

仲間が第一の硬派な男性とお付き合いすると、女性は寂しい思いをすることも多いかもしれません。しかし、決して恋人を軽んじているわけではないのです。恋人よりも友達を優先してしまうのは、恋人は自分の身内だという意識が強いため。

友達よりも気を許せる特別な間柄だからこそ、恋人には友達を優先する自分を理解して欲しいと思っているのです。

恋をすると一途なところが女性には魅力的な、硬派な男性。硬派な男性は、恋愛に対してガツガツしたところがないのも特徴です。「何が何でも彼女が欲しい！」という願望はなく、「好きになれる女性に出会えたら、恋愛しよう」くらいに考えています。

では、硬派な男性が思わず「恋人にしたい！」と思うのは、どんな女性を前にした時なのでしょうか。ここでは、硬派な男性が好きな女性のタイプをご紹介します。

「硬派な彼氏が欲しい」と思っている女性は、次のようなタイプの女性を目指してみると良いでしょう。

常識やマナーを守る女性

硬派な男性は、真面目で礼儀正しい性格をしています。そのため恋人にも、常識やマナーを守る真面目な女性を求める傾向があるでしょう。気持ちの良い挨拶ができる女性や、電車の中でさりげなく席を譲れる女性は好感度が高いと言えます。

また社会の常識やマナーを守るには、自分の行動を律する自制心も必要です。硬派な男性はストイックに自分を律する性格でもあるため、女性にも自分の行動を自分で律することを求める傾向にあります。

反対にマナーの悪い女性、常識の無い女性は、見た目を可愛くつくろっていたとしてもNG判定されることが多いでしょう。

家庭的な女性

家庭的で家事や育児が得意な女性は、硬派な男性に大人気です。硬派な男性は「男は強く頼もしくあらねば」という、昔ながらの男性観を持っています。そして女性にも、昔ながらの良妻賢母であって欲しいという願望を持っている傾向があるからです。

現代の常識に照らし合わせると、硬派な男性は少し古風な男女観を持っているとも言えます。料理や裁縫が得意な女性を見ると、硬派な男性は「女性らしいな」と好感を持つことが多いのです。

硬派な男性は結婚後はマイホームパパになることが多いため、家庭的な女性とは結婚する上でも相性の良い存在と言えるでしょう。

上品で女らしい女性

硬派な男性は、繊細で上品な女性に惹かれやすい傾向があります。言葉遣いや立ち居振る舞いの上品な女性は、硬派な男性に人気です。

硬派な男性は昔ながらの「男らしさ」に強いこだわりを持っています。そして、女性にも昔ながらの「女らしさ」を求める傾向が強いのです。そのため男勝りなタイプよりは、控えめで上品なタイプの女性が好みなのでしょう。

外見的にも、いわゆるギャルっぽい女性よりも清楚な女性の方が、断然好印象。露出やメイクは控えめにした清潔感のあるスタイルが人気です。

芯の強い女性

硬派な男性は家庭的な女性や上品な女性を求める傾向がありますが、ただか弱いだけの女性には物足りなさを感じます。上記のような特徴を持ちつつも、芯の強さを内に秘めた女性が理想のタイプと言えるでしょう。

芯の強さとは、周りに流されず自分の正義を貫くことや、困難に耐える忍耐力を意味します。肉体的な強さではなく、精神的な強さと言い換えても良いでしょう。硬派な男性は、精神的には女性も強くあって欲しいと感じているのかもしれません。

女性らしい繊細さや上品さに加え、心の強さを持ち合わせた女性であれば、硬派な男性の心を掴むことができるでしょう。

硬派な男性は、合コンやマッチングアプリなどで積極的に女性との出会いを求めることは、
あまりありません。恋愛を求めて積極的に行動することは、硬派ではないと考えるためです。身近に好きな女性が現れるまでは、恋愛に興味を持たない人も多いでしょう。

では硬派な男性との恋愛を成就させるためには、どういった方法が有効なのでしょうか。ここでは、硬派な男性への効果的なアプローチ方法についてまとめてみました。

「硬派な彼氏が欲しい」という女性は、是非参考にしてみてくださいね。

焦らずじっくり進展する

硬派な男性は、じっくり時間をかけて人との信頼関係を育んでいくタイプです。恋愛においても、出会ったばかりの女性を好きになることは少ないでしょう。硬派な男性とお付き合いしたければ、焦らずじっくり進展していく気構えが必要です。

硬派な男性にとって、女性の初対面での印象はそれほど影響力がありません。女性と知り合ってすぐ恋に落ちることは少ないため、焦らず少しずつ自分の魅力をアピールしていくことで、徐々に好感を持ってもらえるでしょう。

お付き合いが始まっても、進展を焦るのはNG。特に肉体関係を焦って求めると、硬派な男性には軽い女だと幻滅されてしまうかもしれません。

素直に好きな気持ちを伝える

硬派な男性は恋愛に浮ついたところがない反面、女性からの恋心には鈍感な面があります。そのため、女性の方から素直に好きな気持ちを伝えなければ、関係が進展しない場合もあるでしょう。

硬派な男性に対しては、「好きです」とシンプルな言葉で伝える告白方法がおすすめ。回りくどい言い方をしてしまうと、好きな気持ちが上手く伝わらないこともあります。さらに告白する前には、ある程度の信頼関係を作っておくことが重要。

ある程度の時間をかけて自分の人となりを知ってもらった後ならば、告白の成功率は上がるはずです。

さりげなく好意をアピールする

「告白するには、まだ距離があるかも…」という場合は、言葉や態度でさりげなく好意をアピールしていくのも良いでしょう。ポイントは「内助の功」を意識して、陰ながら彼をサポートするスタンスを取ることです。

硬派な男性は、陰ながら自分を支えてくれる健気な女性に弱い傾向があります。さりげなく仕事を手伝う、気遣いの言葉をかけるなど、控えめなアピールが有効です。

さりげないアシストを続けるうちに、信頼感と同時に好感度もアップすることが期待できるでしょう。

共通の友人を持つ

硬派な男性は友達思いで、友達に対しては深い信頼を置いているのが特徴です。彼と共通の友人を持てば、その友人から彼に、あなたの良さをアピールしてもらえる場合も。

硬派な男性の友達は、彼に対して「良い恋愛をして欲しい」と望んでいることが多いものです。彼の友達に協力してもらうことができれば、この上なく心強い味方ができたと言えるでしょう。

共通の友人に協力してもらう場合、まずはその友人にとって、あなたが信頼に足る女性であることを認めてもらう必要があります。そのため、共通の友人に対しても誠実な態度でいることが、協力してもらうためのカギになるでしょう。