結婚したのに元彼のことが頭から離れず「忘れられない」「会いたい」と感じることはありますか？本来なら結婚相手のことだけを考えていたいのに、元彼が忘れられない状態に悩んでいる人は少なくありません。

元彼を忘れられないのには、さまざまな理由があると考えられます。理由をはっきりとさせて、適切な対処をしていけば元彼に対する思いは解消できるのではないでしょうか。

本記事では、元彼を忘れられない時におすすめの情報を紹介します。同じような経験をした人のエピソードを元に、忘れられない理由を明確にし、そこから抜け出す対処法を導き出しましょう。元彼を忘れられない状況を抜け出して、結婚生活を楽しんでくださいね！

そもそも忘れられない元彼とは、どんな人なのでしょうか。自分が結婚した後も忘れられない存在になるということは、長い人生の中でも稀なことです。皆の忘れられない元彼についてチェックしていきましょう。

初めての彼氏

「私にとっての忘れられない元彼は、高校一年生の時にできた初めての彼氏です。何をするのも元彼が初めてで、いつもドキドキしていたのを覚えています。結婚した後も当時の甘酸っぱい記憶が思い返されることがあって、いつまでも忘れられないですね」（33歳/女性/経理）

初めてできた彼氏を忘れられないという人は多いはず。初めてのデートや初めてのキスなど、元彼と経験したことは一生の宝物になりますよね。全てが初体験だったからこそ、結婚してから元彼を忘れられないのは自然なことです。

初めての彼氏を忘れられないのは、元彼とよりを戻したいのではなく、大切な記憶を自分の中にとっておきたいという気持ちの方が強いと考えられます。

一番好きだった彼氏

「私の人生の中で、『この人が一番好きだ』と感じられた元彼がいます。お互いにとても惹かれ合うものがあったんですが、価値観の違いを埋められなくて…。別れることになりましたが、結婚した今でも一番好きだったと思ってしまいます」（30歳/女性/総務）

今まで付き合って来た彼氏を振り返り、「あの人が一番好きだから忘れられない」と感じるパターンもあります。本来なら結婚相手が一番好きだと良いのですが、実際にはそうではない場合もあるでしょう。

ただ、一番好きだったとしても、価値観の違いがあるのなら結婚は難しいです。そのため価値観が合う人と結婚したものの、一番好きな元彼への気持ちを断ち切れなくなるのでしょう。

嫌いじゃないのに別れた彼氏

「結婚する前に付き合っていた元彼とは、遠距離になったのがきっかけで別れました。お互いに嫌いになったわけではなく、距離ができて会うのが難しくなったため泣く泣く別れたという形で…。結婚した後も元彼のことを忘れられない自分がいます」（35歳/女性/マーケティング）

カップルが別れる原因はさまざまです。嫌いになって別れるパターンがある一方で、気持ちは残っているのに外的な要因で別れなければならなくなることもあります。

別れる時にしっかりと気持ちの整理を行わなければ、いつまでも忘れられない状況になるはず。結婚した後も「元彼とそのまま付き合っていられたら」という考えが頭の中を巡るようになるでしょう。

たくさん尽くしてくれた彼氏

「元彼はとにかく私に対して尽くしてくれました。誕生日にサプライズを仕掛けてくれたり、欲しいと言っていた物を贈ってくれたり、いろいろな思い出があります。結局優しいだけの元彼に物足りなくなって別れてしまったのですが、今でも思い出してしまいます」（32歳/女性/医療事務）

自分に対して一生懸命尽くしてくれた元彼のことは、記憶に深く刻まれるはず。しかし、付き合っている当時は元彼に対する感謝の気持ちを忘れ、他に刺激を求めて別れてしまうことがあります。

別れてから初めて元彼のありがたさを実感し、結婚後も頭から離れなくなるのでしょう。あんなに尽くしてくれる人は他にいなかったという後悔の念も湧き出るはずです。

どん底から救ってくれた彼氏

「家族との関係がうまくいかないのに加え、就職活動も八方塞がりになってどん底に陥ってしまったことがあります。そんな時に救ってくれたのが元彼でした。元彼がたくさん励ましてくれたから、今の私があると思います。結果的に別れてしまったけど、いつまでも忘れられないです」（28歳/女性/広報）

落ち込んでいる時に手を差し伸べてくれた元彼のことが忘れられないのは自然なことです。人生のピンチを救ってくれた大切な存在を、そう簡単に忘れることなどできませんよね。

いろいろな理由で別れてしまったとしても、自分を救ってくれた元彼への気持ちを断ち切ることができず、結婚後も考え続けてしまうのでしょう。

続いては、結婚しても元彼が忘れられない理由について見ていきましょう。結婚後は元彼をキッパリと忘れて夫のことだけを見ていたいと思っていても、さまざまな理由で元彼を忘れられないことがあります。何が理由なのかはっきりさせるための参考にしてみてください。

まだ未練があるから

元彼に対する未練があると、結婚後も忘れられない状況になりやすいです。まだ元彼に対する気持ちが残っている状態で別れることになってしまい、「できればよりを戻したい」という思いを抱き続けたまま結婚に至ってしまったと考えられるでしょう。

本来なら、結婚相手と知り合った時に元彼への未練は断ち切るべきです。しかし、自分の心をうまくコントロールすることができず、元彼のことを考えてしまうのをやめられなくなる場合もあります。

自分の中の気持ちに整理をつけない限りは、元彼への思いを抱き続けたまま結婚生活を送るようになるでしょう。きちんと対処して、元彼の存在を乗り越えてください。

結婚生活がうまくいっていないから

結婚する前は「幸せになろう」と思っていても、実際は難しい状況に追い込まれることがあります。

例えば、結婚後に夫のモラハラが発覚したり、生活スタイルの違いからコミュニケーション不足になったりなど。夫とギクシャクとした状況になった時に元彼の存在が頭に浮かび、「元彼と付き合っていた頃は本当に楽しかったのにな」という気持ちになるのでしょう。

この場合は、うまくいかない結婚生活に対して現実逃避をしていると考えられます。夫婦の問題から目を背けたいがために、元彼のことを思い出して妄想を膨らませている可能性がありますので、しっかりと現実を見て対処することも大切です。

夫と比較してしまうから

どんなに自分にぴったり合っていたとしても、その時の状況によって彼氏と別れなければならなくなる場合があります。「あの人が一番の彼氏だったな」という気持ちを持ったまま他の人と結婚すると、夫と元彼を比較することが増えるはずです。

例えば休日に夫がダラダラしてばかりで家事や育児を手伝ってくれない姿を見ると、「元彼は私が困っていたらすぐに助けてくれたな」と考えてしまい、忘れられない状態に陥ってしまいます。結婚した夫が理想とはかけ離れているほど、大好きだった元彼を忘れられないと感じてしまうでしょう。

しかし、現在のパートナーは夫です。元彼と比較してばかりでは何も変わらないと考えられます。

体の相性が良かったから

性格が合致するだけでなく、体の相性が良かったなら、元彼を忘れられない理由となりえます。体の相性は感覚的なものなのですが、自分が思い描いていた通りのことをしてくれる相手に対して強い気持ちが残ることは多いはず。

夫との体の相性が悪い場合は、相性が良かった元彼のことを思い出すことがさらに多くなりますよね。夫とセックスをするたびに「元彼はちゃんと私が喜ぶことをしてくれた」という気持ちが出てきてしまうでしょう。

この場合は、元彼のことを心から愛しているのではなく、元彼の体を求めていると言えます。もし元彼と再会したら再び体を求めてしまうかもしれないので、要注意です。

結婚しても元彼が忘れられない理由には、さまざまなパターンが考えられます。「どうして元彼が忘れられないのだろう」と疑問に思ったら、自分の心を覗き込んで理由を探してみてください。理由が分かれば、対処の仕方も見えてくるはずです。

元彼と結婚したら…と考えてしまうから

結婚を視野に入れて元彼と付き合っていたのに別れてしまった場合、結婚後に「元彼と結婚していたら、どうなっていたのだろう」と考えることが多くなる傾向があります。今の夫のことは嫌いでなかったとしても、元彼との未来を想像して忘れられない状況に陥ってしまうのです。

たとえば、親の猛反対があって元彼との結婚を諦めた、元彼が海外転勤になってついていくことができず別れたなど、元彼との別れそのものに未練がある人もいるでしょう。この場合、元彼との結婚を具体的にイメージしていたからこそ、叶わなかったことに対する思いが残ってしまうのです。

しかし、いつまでも元彼のことを考えても仕方がないと考えることも大切です。夫との結婚生活に目を向けてみましょう。

妥協して結婚をしたから忘れられない

結婚を決めるきっかけは人それぞれです。心から好きな人と結婚できる人もいれば、妥協して結婚をする人もいます。「みんな結婚し始めているから、私も結婚しなくては」という焦りから、そこまで好きではない人と結婚するパターンだって珍しくありません。

しかし、相手のことを真剣に好きではない状況で結婚してしまうと、幸せな夫婦生活を送れる可能性は低いです。特に目立った不満はないのに満たされない気持ちになってしまい、元彼のことを忘れられない状況になる場合があるでしょう。

どんな心境になったとしても、結婚してしまってからは後戻りができません。そのため、好きだった元彼を思い出して、さらにモヤモヤとした思いを抱えることになってしまうのです。

元彼に対する後悔があるから忘れられない

「あの時、私がわがままを言わずに元彼のために頑張っていれば…」など、別れたことに対して後悔があると元彼を忘れられない状況になることがあります。後悔が大きいほど、元彼が頭から離れず結婚後も考えてしまうようになります。

もう忘れたと思っていても、ふとしたことがきっかけで後悔の念が呼び起こされて「いつまで経っても元彼が忘れられない…」と悩むことも。付き合っていた頃の後悔はしっかりと解消しておかないと、のちに心残りとなるので注意が必要です。

いつまでも後悔していても、すでに別れてしまったのであれば対処のしようはありません。同じ過ちを繰り返さないように頑張ることが大切です。

顔がタイプだったから忘れられない

単純に外見が好きだったから、というのが理由となって、元彼を忘れられないというパターンもあります。特に現在の結婚相手の見た目が好みではない場合、「元彼は本当に私のタイプだったな」と思い出すことが多くなるでしょう。

しかし、結婚相手を決める時は、顔だけでは判断できません。外見が好みだからと結婚しても、性格が合わなければ良好な夫婦関係を築けない可能性が高いです。そのため「顔はタイプじゃないけど、性格が好きだから結婚しよう」と決めることは多いはず。

「顔じゃなくて性格で決めたから」と自分に言い聞かせていたとしても、夫の顔を見るたびに「元彼の方がカッコ良かったな」と思いを馳せてしまうのではないでしょうか。

どのような瞬間を迎えた時に、元彼のことを思い出しますか？結婚してからも元彼のことを思い出すということは、よほどのきっかけがあったと考えられます。結婚後に元彼を思い出すのはどのような瞬間なのか、見ていきましょう。

元彼とデートしたことがある場所に行った時

元彼と一緒にデートをした場所は、深く思い出に刻まれますよね。特にクリスマスや誕生日など、記念日関連で訪れた場所は結婚後も忘れられないことが多いと考えられます。

例えば元彼とクリスマスディナーを楽しんだお店に偶然訪れた場合、「ここで元彼と食事したな」と当時の記憶がよみがえってくるでしょう。お店の雰囲気がほとんど変わらずにあった場合は、元彼との思い出が目の前に現れたような気持ちにもなるはず。

たとえ一緒にお店を訪れたのが夫だったとしても、元彼のことで頭がいっぱいになって集中できなくなるのではないでしょうか。そのため、元彼とデートしたことがある場所はなるべく避けた方が無難です。

夫と喧嘩した時

夫と喧嘩をして険悪な仲になった時に、元彼のことを思い出し「元彼だったらわかってくれたのに」「元彼ならこんなことで喧嘩をしなかった」などと比較してしまうこともあるでしょう。

しかし喧嘩をした時は感情的になっているので、元彼のことを忘れられないのは一時的な現象である可能性が高いです。夫と仲直りをして元の関係に戻れたら、元彼は頭から消え去っていくでしょう。

もし夫との喧嘩が長引いてなかなか仲直りをできない場合は、元彼のことを忘れられない状況が続きます。そんな時は「元彼と結婚すれば良かったな」と思うこともあるでしょう。

セックスレスになった時

結婚した当初はラブラブだったとしても、徐々にセックスレスになる夫婦は少なくありません。子育てが忙しかったり、仕事で手一杯になってしまったり、セックスレスになる理由はさまざまです。中には相手に対する気持ちが冷めてセックスレスになることもあります。

そんな時に元彼とのセックスを思い出し、「夫よりも元彼の方が相性が良かったな」と考えれば、忘れられない状況になるでしょう。セックスレスで満たされない思いを抱えているからこそ、元彼との体の関係が頭にこびりついて離れなくなります。

しかし、元彼のことを思い出していてもセックスレスは解消しません。夫と向き合う気持ちを持つことが大切です。

思い出の音楽を聴いた時

付き合っていた当時の音楽が流れた時、元彼のことを思い出すことはありませんか？音楽を聞いた途端に付き合っていた頃の記憶がよみがえり、元彼のことが忘れられない状態になることはよくあるパターンです。

元彼のことが好きだった気持ちが高まり、音楽が終わってもずっと相手のことを考えてしまう場合もあるはず。当時の音楽をダウンロードしてリピートし、思い出に浸りたくなるでしょう。

この場合は、単純に元彼のことを懐かしんでいる場合が多いので「元彼とよりを戻したい」と思っているわけではないと考えられます。音楽にのせて自分の気持ちに折り合いをつけ、結婚相手と向き合おうと思うようにしてみてください。

結婚後に同窓会に招待された時

元彼が学生時代の同級生だった場合は、同窓会に招待された時に元彼のことを思い出してしまうこともあるでしょう。甘酸っぱい記憶が詰まった学生時代の恋愛は、なかなか忘れられないものです。

中には、「結婚して元彼への未練がきれいさっぱりなくなっているはずなのに、『あの人、どうしているのかな』『同窓会で会ったらどう思うのかな』と考えてドキドキしてしまう」という人もいます。

しかし、この場合は懐かしい気持ちの方が勝っているため、本当に元彼への恋心がよみがっているわけではないと言えるでしょう。同窓会が終われば日常に戻り、元彼が忘れられない状況からは抜け出せる可能性が高いです。

忘れられない元彼と同じ香りを感じた時

香りは記憶と直結すると言われています。そのため、元彼と同じ香りをかいだ時に「あの人がいるのかな」と思い出すことがあるでしょう。元彼が好んで使っていた香水や洗剤など、さまざまな香りが記憶を掘り起こすきっかけになります。

普段は元彼のことを忘れていたとしても、香りをかいだ途端に付き合っていた頃のことを思い出し忘れられない状況になることがあるはず。香りが消えた後も元彼が頭の中に残り、「どうしているのかな」と考えてしまうかもしれません。

元彼のことをしっかり忘れたい場合は、記憶をよみがえらせる香りは避けた方が無難です。香水や洗剤など、元彼に関連した香りは、結婚後は使わないようにしてはいかがでしょうか。

「元彼を忘れられない…困ったな」と悩んでいる方は多いはず。そんな時は、どのような対処をすれば良いのでしょうか。結婚後に元彼を忘れられない時の対処法を紹介するので、参考にしてください。

「良い思い出」として心にしまっておく

どんなに元彼のことを忘れられないとしても、それは過去の記憶です。どんなに思い返したとしても、過去に戻ることはできません。結婚をしたのであれば、元彼との記憶は「良い思い出」として心にしまっておくのがおすすめです。

無理に忘れる必要はないので、思い出したい時は思い出しても大丈夫。ただし「あれはもう過去のことだから」と割り切って考えるようにしてください。自分は現在、他の人と結婚したのであり、元彼と結婚するチャンスはもうないと思うことが重要です。

良い思い出として心の宝物にしておけば、元彼の存在があなたを苦しませることはなくなるはず。気持ちの折り合いをつけ、前を向いて進んでいきましょう。

元彼と別れた理由を思い出す

そもそも、どうして元彼と別れたのか理由を思い出すのも効果的です。結婚後に「元彼を忘れられない」「会いたい」と思う時は別れた理由を忘れがち。元彼とは結婚することができない大きな理由があったことを自覚するようにしてみてください。

「価値観が決定的に違ったから別れた」「元彼の転勤先についていくことができず別れた」など、いろいろな理由で別れたはず。そのことを考えれば「今、元彼と会ったとしてもうまくいかない」と考えられるのではないでしょうか。

そして、今の夫とは結ばれるべくして結ばれたと思うことが重要です。元彼とは別れなければならない理由があり、人生のパートナーとしてふさわしいのは夫だったと考えましょう。

今の生活の幸せな面を考える

結婚生活に不満が重なると、元彼のことを忘れられない状況に陥りやすいです。しかし、それは本当に元彼とよりを戻したいのではなく、現在の夫婦生活から現実逃避をしたい気持ちが強くなっていると考えられます。

そんな時は、今の生活の幸せな面を思い浮かべてください。「可愛い子供ができて嬉しい」「夫は頼りないけど、優しさを見せてくれる」など、どこかしらに幸せな面が出てくるでしょう。その幸せを大切にしていけば、結婚生活に対する不満は徐々に解消されていくはずです。

また、現在の幸せを実感することで、元彼への未練も断ち切りやすくなります。「今の生活も悪くないじゃないか」と思うようにしてくださいね。

夫と一緒に何か趣味を始める

夫との仲がうまくいかず、元彼を忘れられないのであれば、夫との関係性を見直してみるのがおすすめです。例えば夫と全く趣味が合わないのであれば、一緒に何か始めてみてはいかがでしょうか。

「夫とは全然趣味が合わない」と嘆くのではなく、趣味を合わせるためにはどうすれば良いのか考えることが重要です。お互いに興味のあることを出し合い、「これを一緒にやってみよう」と決めてみてください。

一緒の趣味を持てば、普段の会話も盛り上がるはず。夫との絆が深まり、元彼のことを思い出す時間は減る可能性があります。夫との関係を諦めず、しっかり対処して元彼を忘れていきましょう。

元彼との思い出を美化していないか考える

結婚後に元彼を忘れられない場合に気をつけておきたいのが、元彼との思い出を美化していないかということです。

過ぎ去ったことを思い出す時、嫌な部分は忘れて楽しかったことだけを思い出すことがよくあります。すると、元彼との思い出がどんどん美化されていき、「私にはあの人でなければダメだ」という気持ちが強くなってしまうでしょう。

しかし、元彼との思い出は、美しいものばかりではなかったはずです。ネガティブな部分にも目を向けて、本当に元彼が一番なのか考えてみてください。

「冷静に考えれば、元彼との思い出は良いものばかりではないな」と感じられたのなら、思い出ばかりにしがみつかず、現在の結婚生活を大切にできるでしょう。

元彼を忘れられない時は、自分の気持ちに合った対処をすることが重要です。どのような方法なら元彼を忘れられるのか考えながら、対処法をチェックしていきましょう。適切に対処していけば、忘れられない元彼のことで悩む時間はなくなっていくはずです。

忘れられない元彼が変わっている可能性を考える

記憶の中の元彼はいつまでも変わらない姿ですが、実際はそうではない場合がほとんどです。極端な話、自分が思い出している元彼はスリムでカッコ良い姿だったとしても、現実の元彼は太って髪が薄くなっている可能性もあります。

また、当時は優しかった元彼が全く違う人間に豹変していることもあるでしょう。人はどこかのタイミングで変わるものだと思い、記憶にいる元彼像は過去のものだと割り切るようにしてみてください。

「もうお腹が出てカッコ悪くなってる」など、変わった元彼の姿を思い浮かべれば、忘れられなくて辛い思いは和らぐはず。「元彼は変わってしまったからタイプの人ではなくなった」と考えて、忘れるようにしてみてはいかがでしょうか。

元彼も家庭を築いていると思う

自分が結婚したのと同じように、元彼も家庭を築いている可能性は十分にあります。すでに家庭を築いている人との思い出にしがみついていても、何の意味もないと考えることも大切です。

万が一元彼と再会することができても、気持ちを抑えきれずにダブル不倫になってしまったら大変。元彼も自分も、家族を裏切って不幸にすることになります。

元彼のことをただ考えるだけなら良いですが、実際の行動に出ることでさまざまなリスクを背負ってしまうのを忘れないようにしてください。「向こうも家庭を築いて幸せに暮らしているのなら、私も今の夫を大切にして前に進んでいこう」とポジティブに思うことが大切なポイントです。

結婚した夫の良いところを思い出す

現在の夫に対して不満を感じ、元彼を忘れられないのなら、夫を見直す努力をするのがおすすめです。結婚した当初は、夫のどこかしらに魅力を感じていたはず。夫の良いところを思い出し、結婚した頃の気持ちをよみがえらせてみましょう。

夫婦生活が長くなると欠点ばかりが目について、相手の良いところを見失いがちです。そんな相手に対する見方を改め、良いところを見るようにすればストレスが溜まるのは防げますよ。

こうして夫を見直していけば「この人と未来を歩もう」と思うことができ、元彼のことは徐々に頭から消えていくでしょう。現在の結婚相手は夫であることをしっかりと自覚し、どうやったら良い関係を築けるか考えるようにしてください。

過去ではなく将来のためになることを考える

忘れられない元彼のことを考えている現状は、過去を振り返るばかりです。過ぎ去ったことばかり考えていては前に進めないと思うようにしてください。そして、過去ではなく将来のためになることを考えましょう。

「子供のために夫婦で協力して仕事を頑張ろう」「マイホームのために貯蓄を始めよう」など、将来のためになることを考えていけば、過去を振り返る機会は減ります。「思い出に浸ってばかりでは、未来を切り開くことはできない」と思ってポジティブに進んでいきましょう。

元彼は完全に過去の存在であり、今の結婚生活にこそ未来があるはず。後ろを向くのではなく、前を見て頑張ってみてください。

最後に、結婚しても元彼を忘れられなかった人たちの体験談を見ていきましょう。元彼を忘れられなかったために、いろいろな経験をした人たちがいるようです。共感できる部分があるかも含めて、チェックしてみてくださいね。

時が経てば経つほど思い出が美化されて…

「元彼と別れてから時間が経過するごとに思い出が美化されていきました。本当は良いことばかりではなかったのは分かっているんですけど、元彼との楽しい記憶が忘れられず…。結婚生活で辛いことがあるたびに、思い出してしまいますね」（35歳/女性/Webデザイナー）

思い出は、時が経つほどに美化されていくと言われています。楽しい思い出ばかりをピックアップしていては、今の現実を見られなくなるでしょう。

ただ、結婚後に辛いことがあった場合は、美化された思い出を振り返って自分を慰めることもあるはず。慰めて気持ちを切替え終わったら、思い出は過去のものとして、未練を持たないようにしましょう。

元彼と比較してしまって夫の嫌な面ばかりが気になる

「私にとって元彼は完璧な人でした。私のわがままが原因で別れてしまったのですが…。なので、結婚後は元彼と比較して夫の嫌な面ばかりが気になってしまいます」（32歳/女性/マーケティング）

元彼が理想に近い存在だった場合、結婚相手と比べてしまうことはよくあります。しかし、比較ばかりしては、夫の良い面を見失ってしまうことにつながるでしょう。よく考えれば、元彼にも欠点はあったはず。比較はやめて、夫自身を見るようにしてみてください。

街中でばったり会わないかと期待してしまう

「結婚してからたまたま元彼が昔住んでいた場所と近いところに引っ越すことになり、『街中でばったり会わないかな？』と期待する自分がいます。当時と変わらない街の様子を見るたびに元彼との思い出がよみがえり、忘れられないですね」（36歳/女性/経理）

元彼と関連した場所へ行くと、記憶がよみがえりやすくなります。引っ越した場所が元彼が住んでいた地域なら、なおさらでしょう。

ただ、期待感はあったとしても、実際に元彼がまだ住んでいる可能性は低いので、気持ちを切り替えていくことも重要です。

夢の中に忘れられない元彼が出て来てドキドキ

「夢の中に元彼が出てきて、ドキドキしたことがあります。目が覚めても元彼のことを考えてしまい、『まだ好きなのかな』と思ってしばらく忘れられなかったです」（30歳/女性/主婦）

記憶の中に元彼が強く残っていると、夢の中に出てくる可能性があります。そんな時に元彼のことが忘れられなくなる場合もあるでしょう。しかし、夢は現実ではないですから、思いを引きずらないように意識すると良いのではないでしょうか。