LINEの名前は本名？ニックネーム？｜メリット・デメリットを解説

今では多くの人の連絡ツールとしてメインで使用される、LINE。日本ではとても広く浸透していますよね。友達になった人に、LINEではなくメールアドレスや電話番号を聞くことすら憚られる風潮まであります。

みなさまは、そのLINEをどのように使用していますか？一つのSNSとして使用しているのなら、名前の登録もニックネームにする人も多いでしょう。しかし、ここまで多くの人に浸透しているSNSだからこそ、本名で使用する人も多いのです。

LINEの名前を本名にした方がいいのか否か、迷ったことがある人も多いでしょう。LINEの友だち欄を見ても、本名の人やニックネームの人など入り乱れていると、どちらが良いのかわからなくなりますよね。

今回は、LINEの名前を本名にする理由やメリット・デメリットについてご紹介します！

まずは、世間のみなさんがLINEの名前をどうやって決めているのかをご紹介します。本名の人もいれば、ニックネームやハンドルネームの人もいますので、何が正解とは言えないところですよね。LINEの名前をどう決めたか、共感する部分があるでしょうか。

誰か分からないって言われて本名にしてる！

「LINEを始めたときはニックネームというか、ネット上のハンドルネームにしてたのですけど、LINEが世間に広まってからは本名に変えました。友達に『誰かわからないし探せない』と言われたのが原因です。僕は別にどちらでも良いので、まあわかりやすい方がいいかな〜くらいの気持ちです」(30歳/男性/営業)

TwitterやInstagramの延長としてLINEを使用している人は、ハンドルネームに設定している場合もあるのではないでしょうか。しかし、ネット上ではなくリアルの友人ともLINEをする機会があると、ハンドルネームだと困ってしまうこともあるでしょう。

名前の設定にこだわりがないのなら、本名にしておくと、ネット上以外の友人や家族にとってわかりやすいのは事実ですね。

慣れてるニックネームで登録したな〜

「本名の一部だけを抜き出したニックネームで登録してます。LINEを会社の人に教えることはあんまりないし、教えたとしても仲がいい人だから特に困ったことはありません。そもそも本名からとったニックネームなので、認識されないこともないし」(27歳/女性/事務)

本名の一部を使用したニックネームなら、周囲の人にとってもわかりやすいでしょう。LINEのアイコンと名前を見て「これは〇〇さん」と認識してくれるものなら、誰も不便には思わないのではないでしょうか。

仕事でやりとりする人もいるから本名

「うちの会社は社用携帯がなくて、自分のスマホで社内のやりとりをするんですよね。職種的にどうしても外出が多いので、LINEで会社のグループをいくつも作ってるくらい頻繁に使います。なので、本名じゃないと恥ずかしいし、なんならアイコンも証明写真のような顔写真です」(24歳/男性/不動産)

LINEは、一つの電話番号に基づいて作成されるものですので、スマホ一台につき複数のアカウントを持つことができませんよね。そのため、プライベートも仕事も同じアカウントを使用することになるでしょう。

仕事で使用しなければならない人は、社会性を保つために本名にしていることが多いのではないでしょうか。

本名ではあるけど、記号とか使ってる

「LINEの名前はインスタと合わせてます。本名の下の名前をローマ字表記にして、さらに可愛く見えるギリシャ文字とかの記号も使ってます！読めないわけでもないだろうし、可愛い方がいいなって思うので。ていうか、周りでガチガチの本名の漢字にしているのは親くらい」(22歳/女性/学生)

LINEの名前を可愛くしたい！と思う人も多いでしょう。特に、可愛いものが好きな女性は、LINEの名前やアイコンでも自分らしさを取り入れたいと思うのではないでしょうか。

周囲の友人も同じようにしてLINEの名前をデコレーションしているのなら、浮くこともないでしょう。社会性を気にしなくても良いような学生や、プライベート使用しかしない人に多い価値観と言えますね。

本名のイニシャルだけにしてる

「ローマ字2個の間にドットを入れて、イニシャル表記にしています。LINEは仲良くなった人にしか教えないし、イニシャルだけでもわかってくれるというか、過去のやりとりを見れば誰だかわからないこともないはずだし。困ったことは今のところないです」(24歳/男性/医療事務)

アルファベット2文字の組み合わせであっても、イニシャルとは意外とかぶらないものです。加えて、LINEには必ずアイコン画像も表示されるので、イニシャルだけでも誰だか認識してくれるのでしょう。

LINEでつながっている友人にとって不便でないのなら、イニシャル表記でも十分なのですね。

LINEの使い方は人それぞれです。仕事で使用する人もいるでしょうし、絶対にプライベートな人としか繋がらない人もいます。その背景のせいで、本名にするかどうかが分かれる部分もあると言えますね。

ただ、すべての人が本名にした方がわかりやすいのは確かなのに、なぜ本名にしない人がいるのでしょうか。

実は、LINEの名前を本名にしていると、デメリットを感じる人もいるのです。メリットとあわせてご紹介しますので、LINEの名前設定で悩んでいる方は必見です。

メリット：本名は相手に見つけてもらいやすい

LINEの名前を本名にすると、相手に見つけてもらえないという事態にはならないでしょう。これは一番のメリットではないでしょうか。

対して、たとえばニックネームの「マサ」などをLINEの名前に設定している場合「マサって誰だっけ？」となる可能性が否めません。普段は本名の苗字で呼び合っているのなら、下の名前だけではピンと来ないこともありえるのです。

LINEは、日本国内のおおよそ60％の人が使用しているほど、とても使用率の高いアプリですから、身近な人だけしかつながらないとしても、すべての友だちが同じ愛称で呼んでくれているとは限りません。

コミュニティが違えば、呼ばれるニックネームも違うので、いくら名前をもじった呼称だとしても、わかりづらいと感じる友だちが出てきてしまうでしょう。

出典：総務省「ソーシャルメディアの利用状況」『ICTによるインクルージョンの実現に関する調査研究』（2018年）
https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h30/html/nd142210.html

デメリット：アイコンの設定に悩む

LINEの設定で悩むのは、名前だけではありません。アイコンの画像も、自分の顔にした方がいいのかどうか、悩みどころではないでしょうか。

仕事でLINEを使用するために本名にする人は、本人とLINEアカウントの親和性を最優先し、さらに社会的な誠実みをアピールしなければならない義務感に追われることも。その場合、自分の顔写真をアイコンにすると「やましいことはない」という主張になるでしょう。

ただ、自分の顔をアイコンに使用するのは抵抗がある人も多いです。プライベートでの友人に「芸能人の公式LINEみたい」と思われてしまうなど、少し気恥ずかしくなったり、そもそも自分の顔を晒したくなかったり…。

LINEの名前を本名にすると、アイコンも同期させて「自画像」にしなければバランスが取れないこともあるため、アイコン選びに悩んでしまうというデメリットがあるのです。

メリット：本名なら誠実な印象を受ける

先述したように、LINEの名前が本名でアイコンも自画像だった場合、とても誠実みのある印象を受けるでしょう。

本名でLINEをすると、少なくともニックネームでLINEをしている人よりも個人情報を多く晒していると言えます。個人情報を隠そうとしないのなら、どこに何が出ても問題ないという誠実さを感じますよね。

また、LINEをただのSNSと思わず、個人を特定する要素を持った上での連絡手段だと捉えていることが見て取れるので、何事にも真面目に取り組む印象を与えるでしょう。

デメリット：世代によりSNS慣れしていない印象も

SNSがあって当たり前の環境で育った世代、つまり若年層の世代なら、LINEやTwitter、Instagramもすべて同じSNSと捉えている人もいるのではないでしょうか。

LINEは比較的プライバシーの強い印象があるでしょうが、困ったら即ブロックすればいい、アカウントを一度消せばいいなど、SNSの利点を熟知して活用していることもあります。このように、スマホの存在に慣れすぎており、SNSに対しての概念が軽いと言える人がいてもおかしくありません。

そんなタイプの人が周囲に多い環境だと、LINEのともだち欄はニックネームだらけ…ということもありえます。

本名にしてしまうとSNSの気軽さがなくなってしまいますし「アカ消し」も難しくなるからです。その中で一人だけ本名でLINEをしていたら、少し浮いてしまう可能性も否めません。

では、LINEの名前をニックネームなどの「わかりにくい」ものにしていた場合はどうでしょうか。

人に見つけてもらう気がないくらい難解な名前にしていたり、ハートなどの記号のみにしていたり、LINEの名前は人によって多種多様です。本名じゃない名前を使用してLINEをしていると、どのようなメリット・デメリットがあるのかご紹介しましょう。

メリット：誰とでも気軽にやり取りできる

直接顔を合わせて知り合い、さらに仲良くなった人にしかLINEを教えないという人もいますが、そうではない人もいます。たとえば、Twitterなど、LINE以外のSNSで知り合った人とLINEの交換をする人だっているでしょう。

その場合、ネット上での匿名性をある程度保ちたいと思えば、本名にはできません。LINEの名前を本名にすると、そこからFacebookでの検索が可能だったり、思わぬところで知り合いと繋がったり、知られたくないことまで知られてしまう可能性があるでしょう。

匿名性を持って気軽なSNSとしてLINEを楽しみたい人は、名前をニックネームに設定した方が、メリットがあるのです。

デメリット：信用されにくい

LINEの名前を本名に設定している人は、誠実みがあるとご紹介しました。その逆で、ニックネームなどに設定している人は、やや信用されにくいと言えるでしょう。

なぜなら、電話番号と同じくらいの個人情報という価値観でLINEを使用している人にしてみれば、「なぜLINEで本名を出さないのだろう？」と、不思議に思われてしまうことがあるのです。

LINEの概念は人それぞれなので、何が正解とは言えないのですが、個人情報であることは確かですよね。なので、ニックネームやハンドルネームで使用している人は「不特定多数の人に個人情報を教えているのかな？」と思われてしまっても、仕方のないことでしょう。

メリット：親密度が上がることも

友達になってすぐ、LINEを交換することも珍しくありません。メールアドレスや電話番号を教えない代わりにLINEのIDを教えておけば、電話の要素もメールの要素もすべてLINEが網羅してくれます。

一昔前は電話番号やメールアドレスを交換し、お互いに相手の名前を自分で設定して登録していましたよね。その際、本名で登録するか、呼び名で登録するか迷ったことのある人もいるのではないでしょうか。

それが、LINEなら本人が設定した名前で勝手に表示されるのですから、ニックネームにしていた場合「呼びやすい」というメリットがあります。

新しく知り合いになった人とLINEを交換した際、呼び名が本名の「〇〇さん」ではなく、LINEのニックネームになると、名前を呼びやすいため親密度が上がることも大いにありえるのです。

デメリット：LINEのともだちから消されることも

本名との共通点があまりにもない名前に設定した場合、誰のアカウントなのか認識されない可能性があります。トークルームを見ればわかってくれるかもしれませんが、過去のトークルームが無い場合、「知らない人」と判断されてしまう懸念もあるでしょう。

その結果、無駄な繋がりを消したい人にとっては「ブロック」の対象になることもありえます。また、SNSの「乗っ取り」を恐れ、信用の無いアカウントとは繋がりたくない人も多いですよね。

なので、急にアカウント名が難解なものになったら「この人、乗っ取られちゃったのかな？」と思われ、ブロックされてしまうことも…。

LINEの名前をニックネームにしていると、このようなデメリットも考えられるので、どのような名前にするかは意外と重要なのです。

ご自身のLINEのともだちリストを見てみると、本名とニックネーム、どちらが多いでしょうか。ニックネームにしている人をピックアップしてみると、共通点が見えてくることがあります。

LINEの名前をニックネームにしている人の特徴をご紹介しますので、名前の設定で悩んでいる人はぜひ参考にしてください。

学生はニックネームが多い

仕事でLINEを使う必要が絶対にない人、つまり学生は、ニックネームにしていることが多いでしょう。社会的なつながりを持つ必要性がない世代ですので「誠実さ」「清廉潔白な印象」などにこだわらなくても良いのです。

また、社会人に比べて自由な時間が多いので、LINEをする時間が長い人もいるでしょう。名前を頻繁に変えたり、アイコンの写真を変えたり…自分なりのLINEの使い方を楽しんでいる人も多いのではないでしょうか。

浮気している人

浮気をしている人も、LINEの名前をニックネームにする場合があります。本名にしてしまうと、思わぬところから繋がりが見えてきてしまいますよね。いつの間にか浮気相手とのつながりが恋人に知れて、浮気がバレてしまう可能性を懸念しているのではないでしょうか。

もちろん、LINEの名前をニックネームにしている人すべてが、そのようにやましい理由を持っているわけではありません。しかし、個人情報を隠したいという気持ちが、この理由からきている可能性は十分に考えられるのです。

ネットで友達を作るタイプの人

友達になる人は、必ずしも対面した人だけとは限りません。ネット上で趣味が合った人、またはマッチングアプリなどで友達や恋人候補をつくる人もいるでしょう。

LINEは非常に便利で手軽なアプリですので、よくやりとりをするのなら、ほかのSNSではなくLINEに移行したいと思うこともありますよね。その際、LINEでも無駄な個人情報を開示しないように、ある程度の自衛をしていることが考えられます。

つまり、そこまで信頼性が高くない人にもLINEを教えるタイプの人は、本名ではなくニックネームに設定していることが多いと言えるでしょう。

LINEの概念がただのSNS感覚の人

「電話番号＝とても重要な個人情報」と捉えている人は多いはずですが、LINE＝個人を特定するもの、と考えていない人もいます。匿名性を持ってLINEを使用していれば、InstagramやTwitterと同列のSNSだと考えているのかもしれませんね。

確かに、電話番号からLINEを紐付ける機能はありますが、LINEのIDから電話番号を開示するシステムは、今のところはありません。

LINEを本名で使用している人にとっては不思議かもしれませんが、そのように気軽に考えているため、ニックネームでLINEをする人もいるのです。

現在、自分のLINEの名前の設定がニックネームになっている場合「本名にした方がいいのかな…」と悩んでしまう人もいるでしょう。

LINEの名前を本名にするのは、置かれている環境によって向き不向きがあります。ご自身の状況を振り返って考えてみてくださいね。

仕事で利用する場合は本名

会社に社用携帯がない、もしくはプライベートの時間も多く、やりとりを頻繁にしなければならない職場の場合、本名にしておくに越したことはありません。社会的に信用性が高いことと、素早く見つけてもらえることで、業務の滞りを防げます。

もちろん、名前を本名にしたからと言って、アイコンまで自画像にしなければならないとは限りません。会社からそのように指定されない限りは、名前さえしっかり認識できれば、アイコンはデフォルトのままでも問題ないでしょう。

これから入社する人、これからLINEを仕事で使用する人は、本名にすることを検討してみてはいかがでしょうか。

フランクな付き合いはニックネーム

仕事ではLINEは使用せず、さらに職場の人とはビジネスライクな関係を保っているので、緊急時の電話番号の交換しかしていない…という人もいるでしょう。その場合は、プラべートな知り合いとしかLINEを活用しませんよね。

フランクな付き合い方をする人としかLINEをしないのであれば、ニックネームで十分と言えるのではないでしょうか。自分の「誠実さ」を、わざわざLINEで表現する必要はありませんので、気軽なニックネームに設定し、個人的なやりとりだけを楽しむことができます。

親しい人にしかLINEを教えない人は本名

仕事では特にLINEを使用しないけれど、ニックネームが思いつかない、という人もいるでしょう。普段から周囲の人には本名でしか呼ばれておらず、それ以外の呼び名を設定するのが不自然ということもありますよね。

そして、不特定多数の人にLINEを教えることもないのであれば、本名で登録してしまうのがわかりやすいと言えます。

この場合、本名を知っている人にしかLINEを教えないのですから、わざわざニックネームを設定しなくとも、周囲の人は好きな呼び名で呼んでくれるでしょう。

過去の付き合いを精算したくなるならニックネーム

現在のLINEの機能では、一度友だちになった人のLINE上の表示から自分を消すことができません。自分がアカウントを削除しない限り、相手が故意的に削除する以外の方法がないのです。

ただ、もう断ち切りたい友人がいたとしても、アカウントを消してしまうと他の人とのつながりも絶たれてしまいますから、気軽にアカウントを削除することは難しいでしょう。

しかし、元からLINEの名前をニックネームなどにしておけば、また名前を気軽に変更することができます。ニックネームを新しくして、前の自分との共通性を減らす方法をとるのです。

過去の付き合いを一気に清算したい！という衝動に駆られる人は、アカウントを消してしまうのではなく、ニックネームをうまく利用するという手段をとれますから、本名に設定しないのでしょう。

LINEの名前は、登録の際に設定したまま変更したことがない、という方もいるのではないでしょうか。LINEの名前の変更の仕方をよく知らない人は、やり方を覚えて活用できるようになりましょう。

また、LINEの名前を変更するにあたって注意しておきたいこともありますので、あわせてご紹介します。

そもそもLINEの名前は変更できるの？

LINEの名前は、簡単に変更できます。本名からニックネームにするのも、ニックネームから本名にするのも手軽に行えますよ。

ただ、例外がひとつあります。LINE上での友だちが、あなたの名前の表示を変えている場合、あなたがどんな名前に変更したとしても、表示が変わりません。

これは、ある人が「もしもあなたの名前表示を自分用に変更していた場合」の話ですので、その人以外の友だちには、あなた自身の設定変更がしっかり反映されます。

LINEの名前の変更の方法

まずはLINEのアプリを開き、「ホーム」を表示し、左上の「設定」アイコン(歯車のようなマーク)→「プロフィール」→「名前」の順でタップしましょう。テキストバーが出てきますので、その中身を書き換え、最後に「保存」を押します。

または、「ホーム」の画面の上部に表示される、自分のアイコンをタップしましょう。タイムラインやストーリーなどを投稿できる「マイページ」的な画面になりますので、その右上の「設定」アイコンをタップします。

すると、ひとつめにご紹介した「プロフィール」の画面に移行しますので、同じように名前を書き換えてください。

どちらの方法でも変更可能ですので、わかりやすい方を活用してみましょう。

LINEのIDは変更できない

LINEの名前は気軽にいつでも変更できますが、IDの変更はできません。これは、多くの場合LINEを登録した際に設定する「識別番号」のようなもので、その後に変更することは現状では不可能です。IDを変更したい場合、アカウントを削除して登録し直しという方法しかありません。

しかし、もし過去に変わったIDで登録してしまい「今はもう見られたくない…」と思っていたら、IDを使用しなければ大丈夫です。新しく友だちになる人とはQRコードを使用してLINEの交換をしましょう。

IDに本名が入っている人も同じです。せっかくLINEの名前をニックネームにしたのに、IDでLINE交換をしてしまって本名が知られた…なんてミスは防ぎたいですよね。

また、すでに友だちになった人からあなたのIDが見られることはありませんから、今後のIDの取り扱いに注意すればいいだけなのです。

急にガラリと変えてしまうと消されてしまうかも

これまでLINEの名前を本名にしていたのに、いきなり本名との親和性がない名前に変更してしまうと、周囲の人は驚く可能性があります。「これ誰だっけ！？」と思われてしまうのです。

過去のトークを確認し、あなたであることをわかってくれるならいいのですが、やりとりをしていない、もしくは残っていないことも考えられますよね。

「誰でしたっけ？」と聞くにも、知らない人だった場合は困ってしまいますので、わざわざ聞かずに削除してしまう人もいるでしょう。

普段の人物像からは考えられないような名前にしてしまうと、このようなデメリットが発生しますので、あまり突拍子のない名前にしないように一度考えてみてくださいね。

仕事でLINEを使用するのならローマ字表記

仕事でLINEを使用すると言っても、プライベートの友だちに対して硬い印象にはなりたくない人もいるでしょう。「もっとフランクにしたいな…」と考えている人は、ニックネームにしてしまうのではなく、本名をローマ字表記にするなどの変更が望ましいのではないでしょうか。

現代では、日本にも多く海外の方が住んでいますので、どんな人にもわかりやすいようにローマ字表記にしている人も多くいます。ローマ字表記と言えど本名ですから、仕事で使用する人も、戸籍通りの漢字表記ではなくローマ字表記で許されることも多いですよ。

急にニックネームに変えるのではなく、本名をローマ字表記にするなどの社会的な配慮をおすすめします。

人とのつながりを消したいなら記号のみ

人間関係でいざこざがあると、LINEのアカウントをすぐ消してしまうタイプの人もいるでしょう。その度に友だちリストがまっさらになり、すっきりした気持ちになることもありますが、繋がり続けたい友人もいるのではないでしょうか。

その際は、親しい友人にのみ事情を説明し、アカウントの名前を変更して、あなただと分かりづらくしてみるのがおすすめです。

例えば、名前をハートなどの記号のみにしたり、わざと「メンバーがいません」と設定してみたりすると、多くの人は「このアカウントはもう使っていないのかな」と思うでしょう。

誰かとのつながりを消したいと思ったとき、相手に消してもらうことは難しいので、このようにしてカモフラージュする手もありますよ。

LINEをもう少しフランクに使用するため、現在の本名の設定を変えたいと思った人もいるのではないでしょうか。しかし、先述したとおり、いきなり名前をガラッと変えてしまうと、「乗っ取られたのかな」と不審に思う友人もいるはずです。

では、あなただとわかってもらうくらい本名に近いニックネームは、どのように作れば良いのでしょうか。

記号を使う

特に簡単な方法は、本名の後にハートや星などの記号を入れることです。それだけでも印象は変わるでしょう。また、本名を英語表記にし、部分的にギリシャ文字などを使用する手もあります。

本名のうち苗字か名前かのどちらかだけにしても良いでしょう。よりフランクな印象になりますよ。本名のままではありますが、本名の漢字表記よりはニックネームに近いニュアンスの印象になるでしょう。

特殊文字を利用する

「特殊文字」と呼ばれる、やや変わったフォントをご存知でしょうか。多くの場合、スマホやPCでは、デフォルトで「ゴシック体」と呼ばれるフォントが表示されます。しかし、特殊文字を使用すると、おしゃれなフォントで表示されるのです。

特殊文字をコピペできるサイトもありますので、好きなフォントを選んで、自分の名前を変換してみましょう。かわいい、かっこいい特殊文字があれば、それを使用してLINEの名前に設定してみると、一気に今時感が出ますよ。

出典：app world「LINEの名前をおしゃれに！可愛い特殊文字で名前をおしゃれにする方法」
https://appli-world.jp/posts/1343

本名の一部だけ抜き出し

LINEの名前にするニックネームは、誰かから呼ばれているものに設定する必要はありません。自分で本名のうちの好きな部分を抜き出して、呼ばれたいニックネームを作成してみるのもおすすめです。

本名の一部を抜き出したものなら、馴染みのないニックネームであっても、あなただと認識してくれるでしょう。

イニシャル表記

「フランクすぎるニックネームに抵抗がある…」という方は、本名のイニシャルを名前に設定しても良いでしょう。本名を知っている友だちなら、イニシャルでも十分通じるはずです。その際、記号や特殊文字を組み合わせてみると、さらにカジュアルな印象になりますよ。

特定のニックネームもないけど本名だと硬すぎる、と思っている人にはおすすめの方法です。