誰とも話したくない人の心理&特徴｜話したくないと思った瞬間は？

誰とも話したくない…そんなとき、みなさんはどうしていますか？人によっては、誰ともはなしたくないときの対処法を持っていることでしょう。しかし、中には誰とも話したくないとき、どうすればいいのかわからないと悩んでいる人もいるはずです。

今回はそんな人達のために、誰とも話したくないときの対処法を解説していきます。また、そもそもなぜ誰とも話したくないと感じるのか、その理由や心理、性格や特徴も合わせて解説していきましょう。

誰とも話したくないときは何をすれば良いのかわからない…そんな悩みを抱えている人は、たくさんの対処法の中から自分に合ったものを見つけて、気持ちを落ち着かせてみてくださいね。

まず注目していくのが、誰とも話したくないと思った瞬間・男性編です。

男性の多くは、どんな瞬間に「誰とも話したくない」と感じるのでしょうか？特に多いケースをまとめてみたのでご覧ください。

疲れているのに家で気が休まらないとき

「仕事で疲れているのに、家族がいるとなかなか気が休まらず、むしろ疲れてしまうことが多いです。そうなると誰とも話したくないな、ひとりになりたいなという気持ちが強くなりますね」(23歳/男性/会社員)

心身が疲れているときは、何かと余裕がなくなるものです。そんなとき、ひとり暮らしならば自分の時間を満喫出来るものの、家族がいると何かと気が休まらないもの。場合によっては余計に疲れてしまうこともあるでしょう。

そういった環境に身を置いていると、誰とも話したくない、ひとりになりたい…という気持ちは生まれやすくなるかもしれませんね。

仕事で失敗したとき

「仕事で失敗したときは、誰とも話したくないなと思います。恥ずかしい気持ちや申し訳ない気持ちで、誰とも顔を合わせたくないというか…。気持ちに余裕が全くない状態を他人に見られたくないなと感じてしまいます」(35歳/男性/事務)

誰とも話したくないと感じる瞬間の中には、仕事で失敗したときというものがあります。仕事で失敗をして恥ずかしい思いをした、周りに迷惑をかけた…そういった事態に直面すると、人に顔向け出来なくなり、ひとりになりたいという気持ちが膨れ上がっていくという人は多いでしょう。

すごい落ち込むことがあったとき

「自分はすごく落ち込むことがあったとき、誰とも話したくないという気持ちになります。大失敗をしたり失恋をしたり、そういうときって何に対しても余裕がないし、人と接する気力もないので。嫌な態度も取ってしまいそうだなと思います」(36歳/男性/サービス業)

すごい落ち込むことがあると、自分のことで精一杯になってしまうため、他人と接する余裕も気力もなくなってしまうものですよね。その状態で誰かと話したところで、会話が頭の中に入るとは考えにくいのが事実。

また、他人に対して嫌な態度を取る恐れも十分に考えられるため、お互いのためにも落ち込んでいるときは誰とも話したくない、接したくないと感じる人は少なくないでしょう。

頭が混乱していて冷静ではないとき

「頭が混乱していて冷静ではないときは、誰とも話したくありません。話したくないというか話す余裕がないし、会話をしていても余計に混乱しそうだし…。自分の中である程度考えを整理出来て余裕が生まれてからじゃないと、話したくないです」(25歳/男性/美容師)

混乱している状態で他人の話を聞くのは至難の業です。ただでさえ自分自身の考えや気持ちがわからない状態では、他人の話に十分に耳を傾けることは出来ません。そんな中途半端な状態は、より自分を混乱させる要因となってしまうでしょう。

次に注目していくのは、誰とも話したくないと思った瞬間・女性編です。

男性に引き続き、女性が思う「誰とも話したくない瞬間」について意見をまとめてみました。女性のみなさんはどんな瞬間に誰とも話したくないと感じるのか、早速注目していきましょう。

育児や家事に疲れたとき

「育児や家事に疲れたときは、誰とも話さずひとりになりたいなって気持ちになります。育児や家事をしていると1日中それに付きっきりになって、自分の時間が全然持てないので。誰にも気遣う必要がないひとりの時間が欲しくなります」(31歳/女性/会社員)

女性に多いのが「育児や家事に疲れたとき」というケースでしょう。特に育児は子どもの年齢によって、1日中付きっきりだったり、神経を張り詰めたりしなくてはなりません。常に誰かを気遣う必要がある環境というものは、非常にストレスを感じるものでしょう。

生理中イライラしているとき

「私は生理中イライラしているとき、誰とも話したくないと感じることが多いです。自分の中で余裕がないのもありますが、イライラしているときは嫌な態度を取ってしまうことが多いので、相手を不愉快にさせないためにも話したくないなと思います」(21歳/女性/学生)

生理中のイライラ期間は誰とも話したくないと感じる女性は少なくないでしょう。気持ちに余裕がないだけでなく、人によっては生理痛もセットで襲って来ているため、他人と快く会話をするのは難しいと言えます。

そんな状態で会話をしてもお互い嫌な気持ちになるだけ…そう思うと、生理中イライラしているときは誰とも話したくないと感じてしまうのです。

嫌なことや落ち込むことがあったとき

「嫌なことや落ち込むことがあったときは、ひたすら凹むタイプなので誰かと話す余裕はありません。余裕がないときにあれこれ言われても、素直に聞けないことが多いと思うので…」(26歳/女性/販売業)

ひどく落ち込んでいる時などは、誰かと話す余裕が生まれないことは多いでしょう。いくら誰かと話をしたとしても、余裕がなければ素直に話が聞けないため、それならば誰とも話さずにひとりでいたいと思うのは当然のことだと言えます。

誰かと揉めたとき

「誰かと揉めたときは誰とも話したくないという気持ちになります。とにかく人に対して攻撃的だったり否定的になったりしているので、話していても嫌な気持ちにしかならなくて。落ち着くまでは誰とも話したくないなって思っています」(27歳/女性/美容師)

人と揉めた後は感情が高ぶり、攻撃的だったり否定的だったりするという人は多いでしょう。そんな状態で人と話したところで嫌な気持ちになるのが目に見えているため、揉めた直後は出来るだけ誰とも話したくないと感じてしまうものです。

誰とも話したくないと思う時の感情や心理というものは、とても複雑なものですよね。その人の性格や、誰とも話したくないと感じる原因によって、心理や感情はさまざまです。

しかし、その機敏な感情を周囲の人が察することは難しいと言えます。身近な人が「誰とも話したくない」と心を閉ざしてしまったとき、何を考えているのだろう…と気になる人は多いでしょう。

また、自分自身が誰とも話したくないと思っているとき、なぜそう思うのかが自分でもよくわからないというときもありますよね。

そんな「誰とも話したくない人の心理」が知りたい人に向けて、いくつかの代表的な心理についてまとめてみました。誰とも話したくない人の心理が気になる人は、ぜひ注目してみてくださいね。

他人の目が気になる

他人の目が気になる人は、ふとしたときに「誰とも話したくない」という気持ちになりやすいでしょう。常に他人の目を気にしている人は、周りの意見に合わせたり、聞き手に徹して自分の話が出来なかったりすることが珍しくありません。

特に他人の目を気にしている人は、好きで周りに意見を合わせているわけではないため、誰かと話せば話すほど我慢をしている状態になります。我慢が限界に達したとき、誰とも話したくないという気持ちが出るのは自然なことだと言えるでしょう。

悩みを打ち明けるのが恥ずかしい

会話をすることで、自分の悩みが相手に伝わってしまうことってありますよね。話している相手によっては、その悩みについて細かく聞かれたり、無駄にアドバイスをされたりすることもあるでしょう。

人によっては悩みを聞いてもらうのは嬉しいと感じるものですが、中には悩みを打ち明けるのは恥ずかしい、あまり聞かれたくないという人もいます。そういった人にとって、悩みがバレる可能性があるタイミングでの会話はあまり気が進まないもの。

特に人に聞かれたくない悩みを抱えている場合は、バレたくないという気持ちから、よりいっそう誰とも話したくないという気持ちになりやすいと言えるでしょう。

冷静じゃないから気持ちを落ち着かせたい

頭や気持ちが混乱していると、誰と話していても上手く会話出来ないことが多いでしょう。思ってもないことを言ってしまうリスクや、嫌な態度を取ってしまう可能性もありますから、冷静じゃないときは誰とも話したくないと思う人は少なくないはずです。

感情的になっているとき、落ち込んでいるとき、混乱しているとき…そんな、気持ちに余裕がない状態では、誰かと話すよりもひとりになって落ち着きたいと感じるのでしょう。

周りに嫌気が差して誰とも話したくない

周りに嫌気が差している状態になると誰とも話したくなくなる…という人は決して少なくないでしょう。周りに対して否定的な気持ちや不信感を募らせている状態であるため、会話をしようという気持ちにはなれないのです。

たとえ会話をしたとしても、嫌な気持ちを持って話すことになるため、相手に対して不愉快な態度を取ってしまう恐れも十分に考えられます。また、自分自身もさらに嫌な気持ちになる可能性が十分にあるため、それを避けるために、しばらくは誰とも話したくないと思えるのでしょう。

誰とも話したくないと感じることが多い人にはいくつかの特徴があります。もしあなたが頻繁に「誰とも話したくない」と感じる場合、もしかしたらこれから解説していく「誰とも話したくない人の性格・特徴」に当てはまっているかもしれません。

頻繁に「誰とも話したくない」と感じるのは、精神的にも疲れたり、周りとも気まずい思いをしたりして、あまり良いものではありませんよね。どうすればこんな悩みから開放されるようになるのだろうと考えている人もいるでしょう。

そんな人は、自分の性格や特徴と向き合ってみるのがおすすめです。誰とも話したくないと思う理由が性格や特徴にあるのなら、それを見直したり、対処法を考えたりすることで、今よりも気持ちに余裕が出るかもしれません。ぜひ注目していきましょう。

完璧主義

完璧主義な人の場合、拘りが強すぎるあまり、それが上手くいかないとプライドが傷ついてしまい、誰とも話したくない状態になりやすいと言えます。完璧主義な人にとって、上手く物事が進まないのはひどく気持ちが落ち込むものですので、精神的に余裕がなくなってしまいます。

たとえば、完璧にこなしていた仕事で失敗をしてしまえば「今まで頑張ってきたのが台無しだ…」「完璧じゃない自分は許されない…」という気持ちに陥り、自分のことで頭がいっぱいいっぱいになってしまうのです。

そんな状態では他人と会話をすることが出来ません。また、完璧主義者は「完璧じゃない自分を見られたくない」という気持ちを抱えていることも多いため、そんな状態の自分を隠すためにも、誰とも話したくないと感じるのでしょう。

不平不満を言う

不平不満を言いやすい人も、誰とも話したくないという気持ちになりやすいでしょう。基本的に、このタイプの人は何かと周りに対して不満を抱えていることも多く、不信感や否定的な気持ちを感じていることが珍しくありません。

周りに対して嫌気が差している状態であることも多いため、「何を話しても無駄！誰とも話したくない！」という気持ちになってしまうのです。

誰とも話したくない人は感情的になりやすい

感情的になりやすい人も、誰とも話したくないという気持ちになりやすいでしょう。感情的になりやすい人は自分のことで頭も気持ちも一杯になってしまうことが多く、そうなると他人の話に素直に耳を傾けることが難しくなります。

たとえ本心では相手の話を聞きたいと思っていたとしても、自分のことで頭がいっぱいになっていればそんな余裕は生まれません。冷静に話を聞くことが出来ないと自覚すると、落ち着くまでは誰とも話さずにいようと思うことが多いのです。

自分に自信がないから誰とも話したくない

自分に自信がない人も、誰とも話したくないと感じることが多いでしょう。自分に自信がない人は、何か発言するたびに「今の発言は大丈夫だったかな」「変だと思われないかな」という不安に襲われやすい傾向にあります。

人と会話をするたびに常にそんな不安がつきまとうため、会話はストレスを感じるものという印象が強く、できれば誰とも話さずに過ごしたいと思えてしまうのでしょう。

たとえ聞き手に達していても、相槌や質問を上手くしていく自信もないため、「上手く会話できなければ相手に嫌われるかも…」という不安に陥りやすい人も珍しくありません。結果的に「会話で嫌われないために誰とも話さずにいたい」と考えてしまうのです。

周りの人間が身勝手

周りの人間が身勝手な人ばかりだと、誰とも話したくないという気持ちになることは多いかもしれません。周りが身勝手だと、どんなに自分が周りを気遣って常識を大切にしたとしても、振り回されたり台無しにされたりすることも多く、疲れてしまうのが容易に想像出来るでしょう。

そういった環境下に身を置いていると、周りに嫌気が差してしまい「誰とも話したくない、関わりたくない」という気持ちになりやすいのです。

今まで誰とも話したくないと思ったことはなかったのに急になってしまった…そんな人は、今置かれている環境を振り返ってみると、原因が見つかるかもしれません。心当たりがある人は、振り返ってみると良いでしょう。

誰とも話したくないとき、自宅にこもりたいと考える人は多いでしょう。周りの目を気にせず、自分だけのプライベートな空間である自宅は、心身を休ませるにはもってこいの場所だと言えます。

そんな自宅で出来る、誰とも話したくないときの対処法を解説していきましょう。

自室にこもる

ひとり暮らしではなく、家族等と暮らしている場合は自室にこもるのが良いでしょう。家族と一緒に住んでいたとしても、自室があるならばそこは自分だけの空間になります。心身を落ち着かせる絶好の場所となるため、自室にこもって好きなことをして過ごしてみてください。

もし家族の声や生活音などが気になる場合は、ヘッドフォンなどで音楽を聞き、部屋の外の音をシャットアウトしてみるのがおすすめです。音楽を聴いて漫画を読んだり、お菓子を食べたりして、心身をリラックスさせていきましょう。

アロマを焚く

リラックス効果のあるアロマを焚くのもおすすめの方法です。良い香りを楽しむことは、心身を落ち着かせ、ポジティブな思考になる効果が期待出来ると言われています。また、気分転換にもなるため、考えが後ろ向きになってしまっている人は特に試してみると良いでしょう。

アロマの香りはリラックス効果があると謳っているものがおすすめではあるものの、何か別に好きな香りがあるならばそれを試すのが吉。好きな香りのほうが気持ちもリラックスしやすくなるため、拘りがある方はそちらを試してみてくださいね。

アロマディフューザーが自宅にないという人は、コップなどに水を入れて数滴垂らしてみるだけでも香りを楽しむことが出来ます。また、お風呂に入れてOKなアロマオイルもあるため、素敵な香りでバスタイムを堪能してみると良いでしょう。

出典：日本心理学会第81回大会　伊藤 一真, 小林 剛史「香りに対する嗜好が心理・生理反応に及ぼす効果」2017年
https://www.jstage.jst.go.jp/article/pacjpa/81/0/81_1C-043/_article/-char/ja/

誰とも話したくないときは寝てみる

誰とも話したくないときは寝てみるのもおすすめです。誰とも話したくないときは基本的に心身が疲れていることが多いため、睡眠を取ることで幾分か疲れが取れて、気持ちがリフレッシュすることがあります。

特に普段睡眠不足気味、あまり休めていないという人は、そういった心身の疲れが原因で誰とも話したくないと思っている可能性が考えられるため、疲れを感じてる人は身体を癒すことを第一に考えていきましょう。

趣味に没頭する

自宅で趣味を楽しめる人は、ぜひ趣味に没頭してみてください。自分の好きなことに没頭すれば、嫌な気持ちやストレスも解消され、気持ちにはかなり余裕が生まれやすくなります。

また、趣味に没頭すれば時間を忘れてしまうことも珍しくありませんよね。高ぶった感情や考えというものは、時間経過とともに徐々に落ち着いてくるものです。

そのため、趣味に没頭すればそれだけ冷静さを取り戻しやすくなり、誰とも話したくない状況を打破しやすくなると言えるでしょう。

読書や映画を見て気持ちを落ち着かせる

読書や映画を楽しんで、気持ちを落ち着かせるのも効果的な方法です。読書や映画というものは、その作品に一時的にでも没入できるため、良い意味で自分を忘れることが出来るものなのです。

自分を一時的にでも忘れることが出来れば、精神的な疲れから解放され、作品を見終わった後には多少なりとも気持ちが楽になっていることでしょう。特に自分の好きな作品ならば、「これからも頑張ろう」というモチベーションに繋がることも珍しくありません。

また、読書や映画は自分に新たな価値観等を与えてくれる存在でもあります。新たな価値観に触れることで自分の考えが刺激され、気持ちに余裕が生まれやすくなることもあるのです。そうなれば誰とも話したくないと思う機会もなくなっていくかもしれませんよ。

人によっては外出することで気分転換出来るという人もいるでしょう。自宅だと家族がいて気が休まらないという人は、外こそが憩いの場になっていることも珍しくありません。

外出することで誰とも話したくない気持ちの対処をしていきたい…そう望む人のために、おすすめの対処法を解説していきます。

旅行に出かける

時間に余裕がある人は、旅行に出かけてみるのがおすすめです。旅行は非日常や刺激を自分にもたらしてくれるものになるため、とても良い気分転換になること間違いなし。

非日常や刺激というものは、普段感じている自分の悩みに癒やしを与えてくれたり、人間関係のしがらみや不満などを忘れさせてくれるもの。また、旅行先では誰も知り合いがいない分、普段周りの目を気にしすぎてしまうという人も気を楽にして過ごせることでしょう。

イヤホンをつけて出かける

街中に出て気分転換をしたい場合は、イヤホンをつけて出かけてみるのが良いでしょう。イヤホンは外の世界と自分を切り離してくれる存在であるため、誰とも関わりたくない、ひとりで自由に過ごしたいと思ったときにはうってつけのアイテムになります。

好きな音楽を聞きながら街中を探索すれば、人の姿は目に映れど、自分ひとりだけの世界を楽しんでいるかのような気持ちになれるでしょう。ロケーションによっては自分がドラマや映画の主人公になった気持ちになれて、刺激的な時間を過ごせるかもしれません。

ただし、イヤホンをつけて行動する際には最低限周りに視線を配ることを忘れないようにしましょう。外の音が聞こえないということは事故の可能性を高めるため、安全を確保した上で楽しむことが大切です。

静かなカフェでのんびりする

静かなカフェでのんびりすると、気持ちも考えも落ち着き、冷静さを取り戻せるようになるでしょう。特にお気に入りのカフェなどがある場合は、そこで静かな時間とお気に入りのドリンクなどを頼んで、とっておきの時間を楽しんでみるのがおすすめです。

特に静かなカフェの多くは、雰囲気を大切にしているところが多くあります。出来るだけお客さんが静かに落ち着いて過ごせるように拘っているお店なら、精神統一をしたい時にはベストな場所となるのです。

そういったカフェの場合は必要以上に店員と会話をすることもなく、客層も落ち着いていて静かなところがほとんど。カフェ好きな人は、誰とも話したくない時に駆け込める「駆け込み寺(カフェ)」を探してみてはいかがでしょうか。

美味しいものを食べに行く

美味しいものを食べて気分転換をするのも、誰とも話したくないときの効果的な対処法です。たかが食事と思うかもしれませんが、いつもと違う食事をすることは非日常や刺激を与えてくれるため、心身ともにリフレッシュすることができるのです。

特に、誰とも話したくないと感じるときというのは、基本的に自分が頑張った後であることが珍しくありません。頑張った結果無駄だった、頑張ってコミュニケーションを取ったけど意味がなかった…そんな頑張りが報われなかったことが原因で、気持ちが落ち込んでしまうものです。

頑張った自分にご褒美を与えようという気持ちで美味しいものを食べに行くと、落ち込んだ気持ちも持ち直しやすくなりますよ。

動物に癒やされに行く

誰とも話したくないときは、動物と触れ合ってみてはいかがでしょうか？動物ならば人のように言葉を発することはなく、ただただ触れ合いの時間を楽しむことが出来ますよね。

たとえば、猫カフェなどの動物カフェは、気軽に動物と触れ合えるスポットのひとつ。動物たちとのんびりとした時間を過ごすことで心身ともにリフレッシュ出来て、今まで感じていた嫌な気持ちや悩みも軽くなっていくかもしれません。

また、実際に触れ合うのは難しいものの、水族館や動物園なども、動物たちと癒やしの時間を過ごせるスポットです。動物が好きな人は、ぜひ人ではない可愛らしい動物たちと触れ合い、癒やしの時間を堪能していきましょう。

普段から誰とも話したくないと感じることが多い場合、日頃から対処法を試したり、考えてみたりすることで心身に余裕が出ることもあります。

頻繁に誰とも話したくない気持ちになってしまう…そんな人はこれから解説していく方法で日常の中で工夫を凝らし、少しでも気持ちが落ち着けるように心掛けていきましょう。

SNSを一旦やめる

人によってはSNSの存在が原因で、誰とも話したくないという気持ちになることがあります。特に他人の目を気にしすぎてしまう人は、常にSNSで他人の動向を窺ったり、SNS上でも無理をして合わせたりして、ストレスを感じていることが多いのです。

もしSNSをしていて純粋に楽しめていない、無理をすることが多いと感じるのならば、一旦SNSをやめてみるのも効果的な対処法と言えます。SNSから離れることで、人との関わりがひとつなくなり、気持ちが楽になるかもしれません。

また、使っているアカウントでの繋がりが原因で「誰とも話したくない」という気持ちになっていることもありますよね。その場合は別のアカウントを作成し、新しい環境でSNSを楽しんでみるのも良いでしょう。

態度に出してみる

誰とも話したくないと思っていても、周りがそれに気づかずに話しかけてくる…というケースもありますよね。それでも「話しかけないで！」と言うのは角が立ったり、相手を不用意に傷つけたりする恐れがあるため、ハッキリ言えないことも多いでしょう。

その場合は態度に出してみるのがおすすめです。話しかけられても反応を薄くしてみたり、「ごめん、ちょっと考え事してる」と一言伝えたりすることで、余程鈍感な人じゃない限りは「今は話しかけないほうがいいかも」と察してくれるでしょう。

あまりにも鈍感な相手なら、態度で示したところで気づかないことが多いため、「ごめん、今ちょっと一人で考え事したいんだ」とハッキリ伝えたほうが、変なすれ違いや勘違いが生まれることも防げるため、伝えたほうが良いと言えます。

人間関係を改める

人間関係を改めてみることも、時には必要なことでしょう。いくら自分が対処法を試して気持ちを持ち直したところで、「誰とも話したくない」と思える原因が周りの人間関係にある場合、根本的な解決には至りません。場合によっては状況が悪化することもあるでしょう。

そうならないためにも、人間関係に問題があると感じるならば関係を改めてみることをおすすめします。たとえば距離感を図り直したり、いっそのこと相手と縁を切ってしまったり、徐々にフェードアウトを狙ってみたりするのが良いでしょう。

人間関係が変わっていけば、「誰とも話したくない」と思うような悩みを抱えることも確実に減っていくはずです。自分だけでは対処しきれない、周りにそもそもの原因がある…その場合は、思い切って人間関係を見直してみてくださいね。

ノートに自分の気持ちを書いて整理する

誰とも話したくないときというのは、大抵頭が混乱していて、考えがまとまっていないときですよね。ただただ混乱している、感情的になっていて気持ちが落ち着かない…それが原因で他人と話す余裕がなくなってしまっているのです。

もし「誰とも話したくない」と思ったとき、考えがごちゃごちゃしていると感じたのならば、ぜひノートなどに自分の気持ちを書き出してみてください。実際に書き出してみることで、頭の中で考えるよりも考えがまとまり、気持ちが落ち着きやすくなるはずです。

特に普段から感情的になりやすい人、混乱しやすい人などは、ノートに自分の考えや気持ちを整頓する癖を身に着けておくと良いかもしれません。普段から整理しておくことで気持ちに余裕が生まれ、誰とも話したくないという気持ちになりにくくなるでしょう。