パートナーの浮気を公認する夫婦がいるって本当?
でもなぜ、浮気を公認してまで一緒に居続けるのか気になる方もいるのではないでしょうか。あるいは「夫婦なのになぜ浮気を公認できるの?」と、それぞれの考え方を不思議に思う人もいるでしょう。
そこで今回は、浮気を公認する夫婦の実態に迫ります。外からでは分からない、夫婦の事情や価値観に触れることができるはずです。
また、浮気を公認することのメリットとデメリットも見ていきましょう。これから結婚を控えている人、あるいは夫婦間の熱が冷めてきている人にとってきっと参考になるはずです。
浮気を公認している夫婦のエピソード
どのような流れや事情があり、浮気を公認するようになったのでしょうか。そこには、致し方ない理由があるケースもあるようです。
妻の浮気をきっかけに話し合いました
「元々は浮気を公認し合っていたわけじゃないけど、妻の浮気をきっかけに話し合い、お互い公認するようになりました。」(37歳/男性/自衛官)
結婚当初から浮気を公認している夫婦は少ないでしょう。こちらの夫婦の場合は、奥さんの浮気がきっかけとなり、話し合いの末に浮気を公認するようになったようです。
相手の浮気をやめてもらおうとするのではなく、自分も同じように浮気を認めてもらうというのは、なかなか思いつかない方法ですよね。
夫への愛情はないけど子供がいるので…
「夫への愛情はないけど子供がいるので、離婚はできれば避けたくて。夫も同じように思ってるみたいなので、浮気は公認し合ってます。」(34歳/女性/CA)
お互いに気持ちはないものの、子供のためにといわゆる仮面夫婦を続けている状態なのでしょう。このようにそれぞれが同じ感覚を持っているなら、浮気を公認するというのも一つの方法かもしれません。
お互い恋愛してた方が上手くいくと思う
「相手だけを見ているより、お互いそれぞれ恋愛してた方がうまくいくと思うんですよね。浮気によって満たされるものもあるし、家庭は家庭でしっかり守れば問題ないと思います。」(40歳/女性/医療事務)
こちらの女性は、夫婦の関係を良くするため浮気を公認しているようです。そして、「家庭は家庭でしっかり」という言葉から、浮気をしつつも家庭を一番に優先していると言えます。
浮気を公認する夫婦でも、さまざまな考え方や捉え方があるようです。
自分が浮気症だから公認せざるを得なくなった
「自分が浮気症で妻には散々言われてきたけど、途中で諦めたのか何も言われなくなった。そしたら、妻も浮気し始めてたんですよね。やめてほしいって気持ちはあったけど、自分のことを棚にあげて言うことはできませんでした。」(35歳/男性/ホテルスタッフ)
奥さんは浮気を繰り返す夫にしびれを切らしたのでしょう。とはいえ、離婚という形ではなく自分も浮気をするという方法を選んだのは驚きですね。
男性自身、散々浮気をしていたために「浮気しないで」とも言えないのでしょう。このように、致し方なく浮気を公認せざるを得ない人もいるようです。
絶対に本気にならないのが暗黙のルール!
「浮気とか不倫は公認し合ってるけど、絶対その相手に本気にならないのが暗黙のルールですね。うちの場合は相手に寛大なわけじゃなくて、干渉し合わないという意味で公認してる感じです。」(38歳/男性/トラック運転士)
浮気をする前提として「本気にならないこと」といった暗黙のルールがあるため、成立しているのかもしれませんね。相手がしている浮気や不倫は遊びなわけですから、自分のもとに帰ってくるという保証がある状態です。だからこそ、そこまで相手に干渉せずにいられるのでしょう。
パートナーの浮気を公認する心理・理由
次は、パートナーの浮気を公認する心理や理由に迫ります。浮気を公認するのには、夫婦の中で事情があるケースが多いようです。
相手との夜の営みを受け入れられない
浮気を公認する夫婦に多い理由が、「相手との夜の営みを受け入れられない」というもの。これは単に、相手に魅力を感じなくなっただけでなく、性欲の減退や体力の衰えなどが原因な場合もあります。
例えば、相手から頻繁に夜の営みを求められるのに対して、自分が応えることができないとしたら、相手に対して申し訳ない気持ちになるでしょう。あるいは相手への気持ちが冷めてしまっているとしたら「他所でしてきて」と思ってしまうはずです。
そうなると、自分に原因があるという思いから、浮気を公認せざるを得なくなってしまうのでしょう。「自分が断っているから仕方ない」と割り切り浮気を公認している人は多いようです。
周りの目があり離婚できない
周囲の目を気にして離婚できない人は、仮面夫婦を続けていくことになるでしょう。そうした中、浮気をしてしまう人もいるはずです。
この場合の多くは、すでにお互いの気持ちが冷め切っている状態。傍から見たら幸せそうに見える家庭でも、家の中では一言も会話をしないというようなこともあるでしょう。
だとしたら、家に帰っても楽しみがなく会話をする相手もいないわけです。他所に浮気相手を作ることで、それらを解消しているのでしょう。
いくら言っても改善されなかった
結婚したての頃から浮気を公認していたという夫婦は少ないでしょう。むしろ「浮気なんてしてほしくない」と考えていた人が多いはずです。
そんな中、パートナーが幾度となく浮気をし続けたらどうなるでしょうか。「何を言っても無駄」「改善されることはない」と諦める人もいるでしょう。
このように、浮気をするパートナーにいくら言っても改善されなかったために公認するようになったという夫婦もいるもの。「してほしくない」という相手への思いがいつしか、「相手がしているのだから自分もする」という考えに変わってしまったのです。
ストレス解消のために浮気をしている
浮気を公認する夫婦の中には、「浮気した方が夫婦関係がうまくいく」と語る人が少なくありません。それは、浮気をすることで夫婦間で生じたストレスや不満が解消されるからだという意見も。実際に、夫婦の関係が良くなっている人もいるようです。
もちろん、夫婦の中にあるストレスを浮気相手にぶつけているわけではないでしょう。ただ、浮気で日常では味わえない刺激が得られるため、それが結果的にストレス発散になっていることが多いようです。
そうした解消の場があるゆえ自分たちが仲良くいられていると実感している人は、今後も浮気を続けるはず。自分のためにでもあり、夫婦のためにお互いの浮気を公認しているのです。
最終的に自分のもとに戻ってくればいいと思っている
「浮気は所詮浮気」といったように割り切ることができる人は、最終的に自分のもとに戻ってくればいいと考えている人もいるようです。ですから、相手が浮気をしていようが「いつか終わるだろう」「今だけだろう」と捉えることができるのでしょう。
見方によっては寛大と捉えることもできますし、心に余裕があるとも言えるでしょう。もしかしたら、すでに結婚をしているという状況により「自分が相手にとって一番である」という確固たる自信を持っているのかもしれません。
そうした余裕がお互いにあれば、一時の遊びとして容認することができるのでしょう。
パートナーの浮気を公認するメリット
では、どんなメリットとデメリットがあるのでしょうか。まずは浮気を公認するメリットから見ていきます。
安心して恋愛を楽しめる
浮気を公認されているわけですから、「バレるかも…」「結婚生活が破綻するかも」といった心配をせずに、安心して恋愛を楽しむことができます。結婚しても尚、恋愛で刺激を得たい人にとっては大きなメリットに感じるでしょう。
また、パートナーに対する罪悪感も抱く必要がありません。「相手が良いって言ってくれてるんだから」と、気兼ねなく恋愛を楽しむことができるはずです。
夫婦関係が良くなることも
実際に「浮気をしているから夫婦関係が良い」というケースも存在するもの。浮気が一つのストレス発散になっており、それが夫婦に良い影響をもたらしていると言えます。
仮に浮気をしない夫婦が喧嘩をした場合、喧嘩後はそのことばかり考えてしまうはず。中には「帰りたくない」「話したくない」といったネガティブな感情を持ちながら、毎日を過ごす人もいるでしょう。
一方浮気が公認されている場合は、浮気相手に逃げることができます。「喧嘩したから今日は浮気相手と過ごそう」といったことも許されるのです。だとしたら、自分にかかる精神的な負荷は最小限に抑えられるのではないでしょうか。
ストレスが無くなる
結婚しながらも公認で浮気をして、恋愛を楽しめているわけですから、日々のストレスは解消しやすくなるでしょう。たとえパートナーとセックスレスだとしても、浮気相手と行為を行えるのですから、不満を抱くことも少なくなるはずです。
また先述したように、喧嘩をした時に逃げ場があるというのは大きな安心感になります。「何かあったらあっちに逃げよう」と逃げ道があるだけでも、心にゆとりができるものです。
相手に求めすぎなくて済む
浮気をしておらずパートナーとだけ向き合っている場合、何かと相手に求めがちになってしまう人もいるでしょう。例えば「もっと優しくしてほしい」とか「もっと必要としてほしい」など、求めることが相手一人に集中してしまいます。
しかし、自分に浮気相手がいれば求める相手は二人。求めるものを二人に分散できるわけですから、自分の欲が満たされやすいだけでなく、相手の負担にもなりにくくなります。
それが結果的に、ストレスにならずに済んでいるのかもしれませんね。求められた側も要求に応えやすくなるはずです。
パートナーの浮気を公認するデメリット
これから「浮気を公認しようかな」と考えている人は、次にご紹介するデメリットをしっかり把握しておくべきです。デメリットを把握した上でも浮気をしたいと思うのか、よく考えてみてくださいね。
夫婦でいることの意味を見失う
浮気を公認するようになれば、夫婦でいることの意味を見失ってしまう人もいるでしょう。きっと「なんのために一緒にいるんだろう」「なぜ夫婦で居続けるのだろう」と、相手との関係性に悩むはずです。
もちろん、世間体を気にして夫婦関係を継続させている人もいるでしょう。ただそうした人たちの中には、内心「裏切ることはできない」「夫婦でいる以上は相手だけ」と思いながら関係を続けてきた人もいるはず。そんな中浮気を公認し合えば、自分の存在価値あるいは相手の存在価値が分からなくなるのではないでしょうか。
そうなると、相手のために何かしてあげたいと思うこともなくなるかもしれません。夫婦でいることの意味を見失い、喪失感を抱く人もいるでしょう。
子供に悪影響を及ぼす可能性がある
自分たち夫婦は良くても、子供に悪影響を及ぼす可能性もあります。
例えば子供がまだ幼い中、2人揃って浮気相手に夢中になっているとしましょう。そんな両親を見て、「自分は邪魔なんだ」「親が忙しくてかまってくれない」と思って寂しさを抱える子供もいるはずです。
あるいは「これはお父さんに内緒ね」「ママには黙ってて」などと言われ、両親との会話を素直に楽しむことができなく子供もいるかもしれません。
そうした影響により、子供が孤独感や疎外感を抱くこともあります。つまり、見えない傷を子供に負わせてしまう可能性があるのです。
浮気が本気になるケースも少なくない
もし浮気が本気になってしまったら、夫婦関係を維持することは難しくなるでしょう。パートナーが「浮気相手とずっと一緒にいたい」とまで思ってしまった場合、離婚は免れなくなります。
それはきっと、お互い浮気を公認する上でタブーだったはずです。しかし、浮気相手に本気になったパートナーを取り戻すことは難しいでしょう。
実際に浮気が本気になるケースは少なくなく、あとから「浮気なんて公認しなければ良かった」と後悔する人もいるようです。相手を失いかねないことであるため、本気になる可能性をあらかじめ考えておいた方が良いでしょう。
今以上に不信感を持ったり軽蔑する恐れがある
浮気を公認する夫婦の中には、「世間の目があるから」とか「離婚だけはしたくないから」といった理由で公認する人もいるでしょう。そうした理由だけで夫婦の関係が維持されているとしたら、すでに相手への気持ちはなくなっているはずです。
そうした中、相手が浮気している様子を目の当りにしたらどうでしょうか。きっと「やっぱり信用できない」「ガッカリした」といった気持ちが強くなるはず。だとしたら、今以上に不信感を持ったり軽蔑の思いが強まることになるでしょう。
そんな相手と一緒にいることは、苦痛が伴うはずです。気持ちがない上に苦痛が伴うとすれば、浮気をしても気持ちは満たされにくくなるかもしれません。そうした背景があって、浮気相手に本気になるケースもあるでしょう。
浮気公認夫婦がうまくいかないパターン
では、どんなケースだと浮気を公認してもうまくいかないのでしょうか。公認する前に確認すべきこと、浮気している時に意識すべきことなどをご紹介していきます。
片方が心から公認出来ていない
どちらか片方が心から浮気を公認出来ていなければ、その後の関係はうまくいかなくなるでしょう。「浮気を公認しよう」という思いに温度差がないか、あらかじめ確認しておく必要があります。
中でも多いのが、片方が浮気を公認してほしいと思っていて、もう片方が仕方なく公認せざるを得ない状況です。きっと「言っても無駄だから公認してしまおう」と思って許すのでしょうが、根本的には「してほしくない」という考えがあるため、のちに大きな問題になってしまうこともあるでしょう。
また、強がりな人が浮気症の相手に「自分も浮気するからすれば」と言ってしまった手前、後に引けなくなるケースもあります。
もし浮気を公認するかどうかの話し合いをするならば、決して強がったりせず素直な意見を伝えることが大切です。また、「仕方なく」といった状態で受け入れないことも重要。それがのちに、後悔として残る可能性もあるため注意しましょう。
浮気のつもりが本気になっている
浮気のつもりが本気になる人は少なくありません。初めは「ちょっとだけ」「楽しい」といった軽い気持ちでも、一緒にいることが多くなるうちに本気になってしまうことがあります。
これでは、夫婦の関係は維持できなくなるでしょう。また、浮気相手に本気になれば、家庭が二の次になり疎かになってしまいがち。それにより、パートナーに不満を与えることもあります。
2人で「浮気ならいい」と決めたなら、どこかで一線を置く必要があるでしょう。「本気になりそうになったら会わない」など、夫婦関係に支障が出そうな時のルールを設けておくことも方法の一つです。
恋人をコロコロ変える
浮気相手に本気にならぬようにと、恋人をコロコロ変える人もなかなかうまくいきません。
というのは、恋愛をし始めた頃は相手に夢中になりがちだからです。何よりも相手を優先したり、周りが見えなくなってしまうことが多い傾向にあります。恋人がコロコロ変わればそれが常に続く状態になるわけですから、家庭のことが疎かになってしまうでしょう。
また、浮気相手と恋愛したての頃は、相手に対して素を見せることができないもの。我慢をする機会が多かったり、自分を演じて見せたりと、本来の自分を出せないことによるストレスを抱えてしまいます。
それにより、家庭にストレスを持ち込むといったこともあるため注意が必要です。
浮気が家庭に支障をきたしている
例えば、元々子供の行事があると分かっていたのに、その当日に浮気相手と会っていたとしたら、子供の行事はドタキャンすることになります。
このように、浮気が家庭に何かしらの支障をきたしている場合はうまくいかないことが多いようです。ましてや、子供が楽しみにしていることを浮気が原因でドタキャンすれば、子供からの信頼もなくなってしまうでしょう。
浮気をすることによって、家庭で生まれるストレスや不満を解消できればまだ良いのですが、かえって家庭に悪影響をもたらすようであれば、浮気を公認しても関係はうまくいかないはずです。
浮気公認夫婦になるための注意点
では、具体的にはどのようなことに注意すべきなのでしょうか。浮気を公認したことをあとから後悔しないよう、以下の注意点には気を付けておきましょう。
まずはしっかり浮気について話し合う
まずは、パートナーと「浮気」についてしっかりと話し合う必要があるでしょう。浮気を公認するとはいっても、どこから浮気なのか、どこまでが許されるのかといったことをお互いに理解し合わなければ、後にトラブルになる可能性もあります。
例えば、「2人きりで食事やデートをするのはアリだけど体の関係はナシ」といったように、人によって浮気のボーダーラインには違いがあります。そうした違いがある中浮気を公認しても、解釈にズレがあるため関係はうまくいきません。
また、口では「浮気してもいいよ」と言いながらも、実際には許せない人もいます。そのようなズレがないかも、前もってしっかりと話し合って確認しておく必要があるでしょう。
浮気をする時のルールを明確にする
浮気のボーダーラインを確かめることも大切ですが、浮気をする時のルールを設定しておくことも大事。例えば「浮気してもOKだけど、日付が変わる前に帰ること」や「浮気をしても家庭を一番に優先する」といったルールは決めておくべきでしょう。
こういったルールがない場合、浮気のすべてが許されることになります。例えばそれが子供を傷つけることであった場合、あなたは許せるでしょうか?ルールがないことによって家庭が崩壊しそうになっても、「浮気はOKって言ったじゃん」という一言で片づけられてしまうかもしれません。
浮気を公認するにしても、「これだけは守ってほしい」と思うことはルールとして定めておきましょう。そうすることで、浮気によって生じる問題を最小限にとどめることができるはずです。
家事や育児の役割分担を決める
浮気をしても家庭が崩壊しないよう、家事や育児の役割分担を決めておくと良いでしょう。あらかじめ決めておくことで、片方が浮気をしている場合も、「浮気をしている上に家事も育児もしない」といった不満が生じにくくなるはずです。
その時、役割分担を固定にしないことをおすすめします。というのは、例えば「相手が夕食の準備をする」といったような決め方だと、夕食時以外の時間をすべて浮気に充てられてしまい、浮気相手と過ごす時間がルーティン化してしまうからです。
コンスタントに浮気相手と会うことができれば、相手に本気になる可能性が高くなります。そうした問題が起きないよう、曜日によって変えたりたまに役割を交代したりするなどの工夫を取り入れると良いでしょう。
夫婦公認であっても周りの目があることは忘れない
たとえお互いに浮気を公認し合っているとしても、周りがそうした関係性に理解があるとは限りません。浮気公認の関係性を軽蔑する人もいるでしょうし、浮気現場を見た子供の友人が周囲に言いふらす可能性もあります。そうなれば、交友関係や子供に影響を及ぼすことになるでしょう。
自分たちが良いとしているため、「周りから何を言われても良い」と考える人もいるかもしれません。ただそれであなたたち夫婦の両親が悪く言われたり、子供が被害に遭うとすれば、自分たちだけの問題とは言えないはずです。
ですから、浮気相手と堂々とデートしたり周囲に言いふらすといった行動はできるだけ避けるべきでしょう。夫婦で公認し合い浮気をするにしても、「世間一般的には不貞行為にあたる」といった考えは持ち続けるべきです。
浮気を公認する以外に方法がないかも考える
浮気を公認する夫婦の中には、致し方なく公認するケースもあるでしょう。例えば相手がなかなか浮気を改善してくれない、あるいは夜の営みを相手から求められても受け入れられないといった事情があり、浮気を公認せざるを得ない人もいるはずです。
ただ、本当に浮気を公認する以外に方法がないか、もう一度よく考えてみることをおすすめします。相手の不満を解消したり、夜の営み以外でスキンシップをとったりと、浮気以外の方法を試してみてからでも遅くないかもしれません。
浮気を公認するとしても、お互いに向き合うことを忘れてはいけません。どうすれば関係が良くなるのか、他にどんな方法があるのか、時に向き合って話し合うことも大切です。
浮気をすることでストレス解消になったり逃げ道が作れるかもしれませんが、それだけで二人の仲が良くなるとは限りません。常に「何か他にないか」と考えることを意識して、関係修復を目指すことも必要です。
番外編|浮気公認女子が存在する?その心理は?
なぜ夫の浮気を公認できるのでしょうか。最後に、浮気を公認する女性の心理をご紹介します。
かっこいい夫でいてほしいから
「結婚してもかっこいい夫でいてほしいから」という思いで、浮気を自ら公認する女性がいるようです。夫がモテることを誇りに思うのでしょう。そして、かっこいい夫でいてもらうためには恋愛が必要だと考えているのです。
結婚を機に身だしなみに気を遣わなくなったりだらしなくなったりと、気が抜けると同時に手を抜いてしまうのは男女共に見られる変化。もちろん、結婚しても尚魅力的でいようとする人もいますが、仕事や育児などに追われるとなかなかそうもいきません。
そうした中、夫にはいつまでも魅力的であってほしいと思うのかもしれませんね。人によっては「素敵な旦那を持つ妻」として見られたいからと、浮気を公認する人もいるようです。
自分も浮気をしたいから
自分にも浮気願望がある女性は、夫の浮気を公認せざるを得ないでしょう。夫と同じように自分も恋愛し彼氏を作りたいと思っているわけですから、対等の関係を築く上でも公認する必要があるはずです。
恋愛に依存しているタイプの女性や、常に刺激を得ていたいタイプの女性は、結婚をしたからといって恋をやめるのは難しいはず。あるいは、これまでの恋愛でも浮気を繰り返してきた女性は、「今後も浮気をしてしまうはず」と考えて、夫の浮気も許しているのでしょう。
男は浮気するものだと思っているから
女性が「男は浮気する生き物」と、割り切った考えを持っているなら浮気を公認するでしょう。家庭を持って束縛したところで男は浮気するものだから仕方ないと考えている状態です。寛大な女性にも見えますが、半ば諦めている様子がうかがえます。
あるいは、夫に浮気癖があることを承知で結婚したならある程度の覚悟ができているはず。「いくら言っても無駄」「最終的には帰ってくるから」と思って、浮気を公認しているのでしょう。
ただ、夫への愛情があるから許せるものかもしれません。女性の夫への気持ちが冷めた時、考えが変わる可能性もあります。
浮気されるよりも居なくなられることが辛いから
夫への愛情が強く「浮気されるよりも居なくなられることの方が辛い」と思う女性も、夫の浮気を認めてしまうのでしょう。浮気をした夫を責めて出て行かれるより、浮気をしていてもいいから自分のもとにいてほしいと考える女性です。
つまり、夫に依存してしまっている女性とも言えますね。夫を失うことを一番に恐れているため、浮気を公認せざるを得ないのです。
このような女性が相手だと、夫は過度な安心感を手にします。「浮気しても離れない」「居なくならなければ何をしてもいい」と考えてしまうため、浮気がエスカレートしてしまう可能性もあるでしょう。
自分が一番である自信を持っているから
「浮気したとしても、夫が一番大事に思っているのは自分」といった自信がある女性も、浮気を公認する場合があります。このような自信があれば、浮気が本気になる心配をしません。そのため、一時的な遊びとして捉えることができます。
夫が浮気をしながらも家庭を大切にしてくれている場合、何かと夫が尽くしてくれる場合は、自分が一番であると自信が持てるはず。それでいて絶対に自分のところに戻ってくるという自信もあるため、浮気を公認できるのでしょう。
浮気の公認を条件に好きなことをしたいから
例えば「浮気を許す代わりにブランドのバッグ買ってね」とか、「浮気を許している分、家事は全部やってね」といったように、自分が好きなことをしたいがために浮気を公認する女性もいるようです。
こうした心理の女性は、夫への愛情より自分に対する愛情の方が強い傾向にあります。自分の欲の解消のために浮気を公認しているわけですから、浮気を許すのは自身のため。夫に必要とされたい、関係を良くしたいと考えてのことではありません。
中には、すでに夫への愛情が冷め切っていて、このような条件を出す人もいるでしょう。そんな人はむしろ「もっと浮気してほしい」「浮気してくれないと好きなことができない」とすら思っているかもしれません。
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