人生に絶望…生きるのに疲れた時はどうすればいい?
人生に絶望してしまうと、生きていることの意味を見い出せず、生きていることそのものに疲れてしまうことでしょう。しかし、だからといって、人生を終わらせるわけにはいきません。
今回は、人生に絶望を感じてしまう理由を探り、絶望的な人生から抜け出す方法や絶望的な人生を前向きに捉える考え方、どうしても抜け出せない時の対処法などをご紹介します。
今、人生に絶望を感じてる人、生きることに疲れている人は、絶望から抜け出すためにできることを一緒に探していきましょう。
人生に絶望を感じてしまう理由とは?≪前編≫
職を失ってしまった
人は大人になると、基本的には職業を持ち、社会の一員として人生を歩んでいきます。社会に必要とされている、社会で自分は役に立っているという実感を得られるのも、職業があってこそですよね。
職業を持っていなくても、専業主婦など必要とされている立場であれば良いですが、当てもないのに職を失ってしまうと絶望を感じてしまうこともあるでしょう。
現代は不景気の時代であり、就職が難しい上に契約終了や解雇などが増えてきています。突然、事業打ち切りとなるプロジェクトもありますが、会社も事業立て直しに必死なのですから、誰のせいでもありません。
誇りを持って打ち込んでいた、誠心誠意努力していたのに、いきなり職を失ってしまった時の絶望感は大きいでしょう。
経済的に余裕がない
「お金よりも大切なものがある」というのは、ある意味本当です。金銭だけにとらわれていると、本当の幸せを見失うこともあり得ると言えるでしょう。
しかし、経済的に余裕がない状態が延々と続いていて、さらに回復の見込みが一切ない場合、絶望的な気持ちになってしまうのは仕方のないことだと言えます。
お金がないと、日々の生活に困りますし、精神的に余裕もなくなってしまうでしょう。さらに、ギリギリでも生活ができるなら良い方ですが、中には借金を抱えている人もいます。
借金返済に追われる毎日で、希望が見えない生活を送っていると、人生に絶望してしまうのは無理もありません。ある程度の心の余裕を持ちたいなら、ある程度の経済力が必要になってくるでしょう。
恋人と別れた
あなたは、恋焦がれるほど素敵な恋愛をしたことがあるでしょうか。大好きで結婚を考えていたような恋人と結局別れることになった場合、気持ちを切り替えられる人は良いですが、絶望感を引きずってしまう人もいます。
また、恋愛で絶望感を抱いてしまう理由として、別れ方も関係してきます。信じていた恋人に騙されたり裏切られたら、ショックの度合いも非常に大きいものになるでしょう。
さらに、年齢の問題もあります。30代以降に恋人と別れてしまうと「自分は結婚できるのだろうか」と不安になる人も多いようです。今後、人生を共に歩める人に出会うことなく、寂しい思いをするのではないかと絶望感を抱くのでしょう。
自分に自信が持てない
自分に自信が持てず、自分の良さを見いだせない人は、自身を持っている人に比べ絶望感を抱きやすい傾向にあります。
容姿にも自信がない、特段の才能もない、かと言って好きなものもない…。こうなると、自分をどう改善していけば良いのか分からなくなって、絶望感だけを感じるようになってしまうのです。
自分を認めてくれる誰か、自分を必要としてくれる誰かがいると違うのですが、そのような人がいない場合は、自信が持てるように何か努力を始めなくてはならないと言えるでしょう。
人生に絶望を感じてしまう理由とは?≪後編≫
孤立している
どんなに貧しくても、仲の良い家族や友人に支えられていたら、心は寂しくならないでしょう。逆に、どんなに裕福でも、誰にも相手にされなければ寂しいですよね。
孤独を好む人もいますが、やはり人は1人で生きているわけではありません。学校や会社に1人でも気ごころ知れた友人がいれば、気持ちは軽くなるでしょう。また、人数は少なくても信頼できる家族や親せきがいれば、心強いものです。
友人もいない、家族もいないとなると寂しいのは当然であり、もし仮に家族がいたとしても、信頼しあっていない家族であれば意味はありません。孤立無援のような人間関係でいたなら、人生に絶望を感じていても不思議ではないのです。
病気になった、または事故に遭った
人間ですから、病気を患うこともあれば、事故に遭うこともあり得ます。風邪などで病院にお世話になる人はたくさんいますが、もし不治の病を宣告され入院生活を余儀なくされたら、あなたはどう思うでしょうか。
「大病を宣告され、長期の入院生活になる。子供たちを含めた家族に申し訳なくて涙が出る…」「事故に遭い、一生治らない障害を抱えてしまった。これからどうしたらいいのだろう…」と案じてしまうでしょう。
どうしようもないことだと分かっていても、やはり絶望感はぬぐえません。今の自分の状況を受け入れ、今後はどうすれば良いのかを周囲と相談しながら進めなくてはならないと言えるでしょう。
信用していた人に裏切られた
あなたの周囲にいる人はどのような人ですか?誰も嫌いな人と付き合うことはありませんし、不利益な人と関わろうとすることはありません。きっとあなたの周囲にいる人は、あなたにとって大事な人ばかりなのでしょう。
しかし、自分が大事だと思っている人は、あなたのことを大事だと思ってくれているでしょうか。信用していたのに、ひどい裏切られ方をした、親友だと思っていたのに騙されたとなると、あなたは大きなショックを受け、絶望感に打ちひしがれてしまうことでしょう。
自分が思っているほど、相手はあなたのことを大事な存在だとは思っていなかったという事実が、あなたの心を蝕んでしまうのですね。
人生をかけて努力してきたことがすべて無駄になった
目標を達成するために、魂を削って努力をすることは尊敬に値するものです。しかし、その努力が必ず報われるとは限らないのが現実だと言えるでしょう。あなたがもし、人生をかけて努力してきたことが無駄になった場合、どのような気持ちになるでしょうか。
希望の大学に受かりたくて、昼夜問わず勉強に明け暮れ、これで最後だと望んだ受験で失敗したら絶望感を抱いてしまいますよね。オリンピック代表になりたくて、何もかもを犠牲にして努力してきたけど叶わなかったという場合も相当な喪失感に襲われるでしょう。
できるだけの努力をしてきたのですから、それが報われなかった時の絶望感は相当なものであり、気持ちを落ち着かせるのには、かなりの時間を要するかもしれません。
絶望的な人生から抜け出す方法≪前編≫
時間に解決してもらう
借金など放っておけない理由でない限り、時間をかけて心を癒していく方法があります。人生に絶望を感じた瞬間はショックが大きく、なかなか立ち直れないものですが、時間が経てば気持ちが落ち着いたり、状況が改善されたりすることもあると言えるでしょう。
例えば、大切な家族を亡くした人も、立ち直る日まで時間をかけて過ごします。夢破れた人も、恋愛が成就しなかった人も、誰を責めるわけでもなく、ただ時間が過ぎるのを待つのです。
絶望的な状況であっても、今だけを見るのは止めておきましょう。長い人生、いろんなことがあると長い目で見れるようになった時、あなたは立ち直れているかもしれません。
規則正しい生活を意識する
人生に絶望を感じてしまうと、たちまち自暴自棄になってしまい、生活習慣が乱れてしまいがちですが、人生に絶望を感じた時こそ規則正しい生活を意識するようにしてください。
生活リズムが乱れると、うつ病になりやすいと言われていますし、睡眠の質が下がって疲れが取れずに疲労が溜まることもあります。ただでさえ絶望感を抱いているのに、生活リズムの乱れにより、メンタル面がさらに不安定になりやすくなってしまうと言えるでしょう。
規則正しい生活は、心身どちらの健康にも大きな影響を及ぼすものです。メンタルを立て直したい、疲れた気持ちを癒したいと思っているのなら、規則正しい生活を継続するようにしてください。
出典:監修:古賀良彦「生活リズムとメンタルヘルス|心も体も健康に 」
http://www.shaho-net.co.jp/kokoromokaradamo/05/index.html
他人と比べない
人は、つい他人と自分を比較して、劣等感を抱いたり、優越感を抱いたりしてしまうものです。他人が目に入ると、自分の状況と比較してしまうのは無理もないことですが、他人と比較してばかりいてはキリがありません。
世の中のすべての人間の頂点に立てるわけもなく、仮に頂点に立ったからと言って悩みがなくなるわけではないのです。他人と自分を比較することに意味はありません。あなたはあなたの人生を生きる決心をしましょう。
「これが私の人生」と胸張って言えるようになれば、他人がどのような人生を送っていても気にならなくなり、人生に絶望を感じることが少なくなるはずですよ。
時には逃げることも大切
人生における困難から逃げてばかりいては、何も解決はしません。逃げてばかりの人生では、状況が良くなることはほぼあり得ないと言えるでしょう。しかし、だからと言って「絶対に逃げてはいけない」というわけではないのです。
人生に絶望を感じてしまうほど、精神的に追い込まれているなら、逃げることも考えてみましょう。ブラック企業で病んでしまったなら転職を考え、友人関係で悩んでいるなら周囲に助けを求めるのです。
人に助けを求めることは恥ずかしいことではありません。今の状況と戦い続けることを捨て、新しい場所を追い求めることも間違いではないのです。今が人生の終わりだと思わずに、できることから始めていきましょう。
絶望的な人生から抜け出す方法≪後編≫
楽しいと思えるものを探す
人生に絶望を感じている人のほとんどは、人生に楽しいと思えるもの、好きだと思えるものを持っていない傾向にあります。楽しいことがない、好きなものがないとなると、生きている意味さえ見失ってしまいかねません。
あなたは、何をしている時にリラックスできますか?美味しいものを食べている時ならお店の開拓をする、運動している時ならジム通いを始めてみる。旅行をしている時なら、1人旅や海外旅行の計画を立てる、親友と会っている時なら定期的に会ってみるなど、何でも良いので楽しいと思えることを増やしてみましょう。
楽しい時間が増えてきたら、あなたの絶望感も薄くなり、人生に希望が持てるようになるでしょう。
資格取得など努力できることはする
人生に目標があれば、多少の苦労は耐えられるものです。大学合格を目指しているなら、遊びや趣味を我慢することもできますし、仕事で出世したいなら、プライベートの時間を犠牲にすることも苦にならないでしょう。
あなたは、今どんなことにチャレンジしたいでしょうか。資格取得したい、中国語を習得したい、絵画展で入選したい、楽器を弾けるようになりたいなど、どのようなことでも良いので、目標を立てて生活してみてください。
目標は大きくなくても構いません。1日30分だけ勉強するなど、自分にできそうな範囲で目標設定をしながら、少しずつクリアしていくようにしましょう。小さな目標でも達成するたびに達成感を味わえ、絶望を感じることが少なくなりますよ。
どんなに小さな出来事でも感謝する
絶望的な感情を抱く時、人は「自分の人生はすべてが上手くいっていない」と感じているものです。しかし、本当にそうなのか、1度自問自答してみましょう。
あなたは今日も健康で過ごせていますし、今日も生きています。これは当たり前なことではなく、とてもありがたいことなのです。本当の幸せに気づかず、絶望感を勝手に抱いてしまっている可能性も否定できません。
自分の子供が今日も「ただいま」と言って無事に帰ってくること、友人から「元気?」と電話がかかってきたこと、店員さんに親切に対応してもらって助かったこと、すべて当たり前ではなく、ありがたいことなのだと感謝してくださいね。
感謝の気持ちがあれば、自分の人生に絶望を感じることが減っていくでしょう。
人生に絶望した時こそ、人に対して絶望しない
人に裏切られた、人に騙されたとなると、人間不信になって殻に閉じこもってしまうのも無理はありません。1度、人に絶望してしまうと、なかなか人を信じにくくなってしまうものです。しかし、世の中は悪人ばかりではありませんので、人に絶望するのは止めておきましょう。
騙す人や裏切る人がいる一方で、あなたを本気で大事に想う人、あなたのことを助けてくれる人がいるものです。人間不信になって、すべての人を拒絶していては、絶望感から抜け出すことは難しいと言えるでしょう。
どんな辛い目にあっても、あなたは人を大切にするようにしてください。人を大切にしていたら、あなたを大切に想ってくれる人が必ず現れるでしょう。
絶望的な人生を前向きに捉える考え方
これ以上失うものは何もない
今、あなたが八方塞がりで光が見えてこない現状だとすると、きっと人生に絶望を感じてしまうことでしょう。しかし、人生に絶望を感じてしまうほど状況が最悪だというのなら、もう這い上がるしかないのです。
今のあなたに失うものがないほど、何も持ち合わせていないなら、これから少しずつ大切にできるものを増やしていきましょう。そのように考えることができれば、人生に希望が見えてくるでしょう。
なりたい自分に出会える
夢破れてなりたい自分になれなかったとしても、それで人生が終わるわけではありません。なりたい自分は、今置かれている場所でも十分叶えられるでしょう。
例えば、「キャビンアテンダントになりたかったけど、今は英会話講師として充実している」という人は、周囲から見ても立派に映りますよね。
なりたい自分は、いつでも追い求めることができます。憧れの女優のように美しくなりたいと夢見ても女優にはなれませんが、今の自分をより素敵に見せる努力はできるでしょう。
人生に絶望を感じているほど失敗や不運が続いているなら、今後、人生をどう立て直すか考え直すチャンスです。前向きに人生を歩み、今まで想像もしなかった、なりたい自分に出会いましょう。
ここからが人生のスタート
人生にはリセットボタンはありませんが、気持ちをリセットすることはできるでしょう。今までの人生において、上手くいかず絶望を感じていたとしても、将来に不安を抱いてばかりでは前へ進めません。
人生はいつからでもやり直せるのですから、絶望を感じている時こそ「ここからが人生のスタートなのだ」と自分に言い聞かせてください。
人生が上手くいっている時ほど、人は新しいことに挑戦しにくいものです。あなたが人生に絶望を感じているのなら、思う存分新しいことに挑戦することができるチャンス。今までできなかったことに挑戦してみてくださいね。
過去に絶望するより未来に希望を持とう
過ぎ去った過去に後悔があっても、もう取り返すことはできません。過去は変えられませんが、今をどう生きるかで未来を変えることは可能です。絶望を感じた過去にとらわれ立ち止まるくらいなら、未来を見て行動を起こしましょう。
恋愛が成就しなかったなら「もっと良い人がいるはず!」と期待し、仕事で失敗したなら「勉強が足りなかった。資格を取ろう」などと考えてみるのです。自分を非難する人に耳を貸さずに、自分を理解してくれる人を信じるようにしてください。
人生に絶望を感じている時は、なかなか未来を見ることができません。しかし、そんな時こそ未来を見るのです。未来を見るようにすると、自然とあなたは前向きに努力するようになるでしょう。
今持っていないものより、今持っているものを見よう
人は「自分には美貌がない」「自分は要領が悪い」「対人関係が苦手」「お金がない」などと言っては「今、持っていないもの」ばかり気にしてしまいます。確かに、自分に持っていないものを他人が持っていると嫉妬心が湧いてしまうのは、誰しも同じだと言えるでしょう。
今持っていないものを持とうと努力することは、とても素晴らしいことです。しかし、今持っていないものにとらわれすぎて、自分の持っているものが見えなくなってはいませんか?
あなたは何も持っていないわけではないのです。自分の良さに気づけば、絶望感は必ず薄れていくでしょう。
絶望的な人生からどうしても抜け出せない時の対処法
何をやってもダメな時はどのように対処していくべきなのか、対処法をご紹介します
転職する
一つの仕事を辞めずに頑張ろうとするのは、とても素晴らしいことだと言えるでしょう。
しかし、あまりにも無理をしていませんか?ブラック企業で残業は深夜まで、休日出勤も当たり前…。これでは、体調管理と言われてもしようがありません。また、対人恐怖症なのに、営業マンをしていてもストレスは大きくなると言えるでしょう。
自分が壊れそう、絶望感しかないと感じるのなら転職活動をしてみてください。転職活動をしたからと言って、必ず転職しなければならないわけではありません。焦らず自分の可能性を探していきましょう。
引っ越して環境を変える
絶望的な人生に追い込まれているなら、やはり環境を大きく変えることが必要になってきます。今いる場所を離れて、新しい環境で人生を見つめ直してみませんか?不慣れな環境で新しい生活をするのですから、気分も変わりますし、新しい発見をすることもあるでしょう。
環境を変えることで、今まで知らなかった情報が手に入ったり、好きなショップを見つけたりすることもあるかもしれません。絶望を感じている暗い心が、新しいものに触れて研ぎ澄まされ、リフレッシュされていくのを感じるでしょう。
心が少しでもリセットされたら、今まで思えなかった「頑張ろう」「前を向こう」という気持ちが湧いてくるのを感じますよ。
人間関係を整理する
あなたの周囲にいる人は、あなたにとって本当に必要な人たちでしょうか。人はみんな寂しがり屋で、家族や友人がいて安心感を得られるものです。しかし、あなたにとって必要がない人間関係であるなら、いっそのこと無い方がトラブルに巻き込まれる心配もないと言えるでしょう。
自分を理解してくれる親友が1人でもいれば良いのです。また、家族だからと言って、すべての人が円満に関係を結んでいるわけではありません。家族でも付き合いにくいと感じているなら、距離を持って付き合うようにしてください。
家族でも他人でも、自分にとって大切だと思える人とだけ付き合いましょう。人間関係で絶望感を抱いているなら、人間関係を整理することを考えてくださいね。
1人の時間を楽しむ
恋人がいない期間が耐えられない、イベントシーズンなのに友達との予定が入っていなくて焦る、そんなことを思ったことがあるでしょうか。常に1人になることを怖がっているタイプの人は、友人が忙しくて相手にしてもらえないだけで絶望感を感じてしまうことがあります。
1人の時間は寂しいだけではありません。自分の好きなものに、自分の時間を自由に使えるのですから、思う存分1人の時間を楽しむようにしてください。1人旅でも良し、1人映画でも良し、1人ランチでも良し…。1人の時間は意外に素敵なものですよ。
人間関係に疲れて絶望感を感じていたり、1人が怖いと不安を抱いていたりするのなら、1人の時間を楽しむ勇気を持ちましょう。
絶望するほど八方塞がりなら、専門家に相談する
何事も、自分1人で解決しようとするのは無理があります。例えば、経済的な面で絶望感を感じているなら、行政や弁護士などの専門家に相談してみましょう。身体的な悩みなら専門医療機関に、恋愛関係の悩みなら結婚相談所などでも良いですね。
絶望するほど八方塞がりなら、専門家を頼ることを視野に入れてみてください。絶望感が治らないなら、心療内科やカウンセラーに相談するのも良いでしょう。
また、専門家でなくても、周囲にいる友人や家族、上司や同僚に相談することから始めても構いません。自分が絶望感を抱いて壊れそうなら、誰かに助けてもらうのを恥ずかしいとは思わないで、頼れそうな人に頼るようにしてください。
絶望的な人生から復活した人のエピソード
部屋の換気や掃除から始めました!
「気分を変えようと部屋の喚起や掃除、断捨離から始めました!不必要なものを処分するたびに、心の整理もできているような気になって心が軽くなりました」(27歳/女性/美容師)
絶望感を抱いている人の環境を変えようとする時、海外留学のような大きなことをしなくてはならないわけではありません。毎日過ごす部屋の雰囲気を変えるだけでも、気分はリフレッシュされるので、まずはできることからしていきましょう。
掃除や断捨離は、必要なものを再確認し、不必要なものを処分するわけですから、部屋も心もスッキリするでしょう。何からしたら良いのか分からない、そんな人は、まず部屋の喚起や掃除から始めてみてくださいね。
生きがいを見つけて幸せになれた
「人生において楽しいと思ったことがなかったが、得意の裁縫でフリマアプリで商品を売ったことがきっかけで自信がついた。今はこれが生きがいで人の役に立っていると思うと幸せだと思う」(38歳/女性/専業主婦)
人生において生きがいがないのは寂しい限りです。特に専業主婦の人は、社会との繋がりが薄くなりがちで、自分の価値や生きがいを見失いやすい傾向にあるようです。ふとしたことで、自分が評価されると、とても嬉しい気持ちになり、それが生きがいになっていくのですね。
生きがいができると、絶望感は一切なくなり、心は平常に保たれていくことでしょう。
人に依存する人生を捨てたら楽になった!
「人の目を気にしたり、友人たちに媚びを売ったりしていたが、うつになってしまった。心療内科の先生のアドバイスで人に依存するのをやめ、自分を大切にするようになった今、とても楽になった」(27歳/男性/職業訓練生)
あなたは自分のことを大事にしているでしょうか。人の評価を気にしたり、人の機嫌を取ってばかりいて心が疲弊してしまっていませんか?人に左右されるほど、心理的に辛いものはありません。
他人を大事にすることは良いことですが、まずは自分を大事にしてください。自分を大事にできるようになってきたら、あなたは絶望感を感じることが少なくなっているでしょう。
思い切って転職し、引っ越したら前向きになった
「ブラック企業で心身ともに壊れてしまった。思い切って転職し引っ越しもしたら、収入は減ったものの、なぜ今まで我慢したのだろうと思うくらい快適に過ごせている」(26歳/男性/営業職)
絶望感を感じるほど心が壊れてしまったのなら、思い切って環境を大きく変える必要があるでしょう。転職をする、引っ越しをするということは、今までの生活スタイルを一掃します。生活の立て直しは簡単ではなさそうですが、心が保てるならそれに越したことはないのです。
今の自分の状況を鑑みながら、検討してみてくださいね。
人に相談し、自分1人で生きているのではないと実感
「絶望感を抱いていることを隠している時は辛かった。思い切って家族や友人に相談したら、なぜ言ってくれなかったのと涙され、自分1人ではないんだと実感した。1人ではないと思うと、自然と気持ちも強くなったと思う」(26歳/女性/介護士)
人に弱みを見せるのが嫌だ、人に相談して迷惑をかけたくないと思いがちな人は、意外に多いものです。しかし、人はそんなに強い生き物ではなく、人は1人で生きているわけでもありません。
まずは、周囲の人に相談してみることから始めましょう。自分1人ではどうにもならなかったものが、意外と簡単に解決するかもしれません。
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