恋愛格差で恋愛を諦める理由・原因を徹底解説！男女別の対処法も

未婚の人、また恋人もいないという人が年々増えてきているといわれています。その原因の一つとして、挙げられているのが「恋愛格差」です。

恋愛格差とは、恋愛がうまくいく人といかない人に格差ができている状態を指す言葉。もう少し踏み込むと、モテる人とモテない人の格差ということになります。

自分はモテないから、恋愛を諦めているという人が少なくないのです。恋愛格差が原因で、恋愛に対するモチベーションが下がってしまうのですね。でも、本当に恋愛や結婚を諦めたかというと、心の中ではそうでない人もたくさんいます。

厄介な恋愛格差のせいで、恋愛を諦めてしまっている人も、まだまだ挽回のチャンスはあるはずです。諦める理由や原因を追究して、素敵な恋愛をゲットする方法を学んできましょう。

恋愛格差が原因で恋愛を諦めている人が多いとお伝えしましたが、そもそもなぜ恋愛格差で恋愛を諦めなければならないのでしょうか。

格差があっても、めげずに恋愛をすればいいと思う人もいるかもしれませんね。でも、実際は恋愛格差のせいで恋愛のチャンスすら訪れないという人が多いのです。これでは、諦めざるを得ないと感じてしまうのも、仕方ないのではないでしょうか。

モテる人ばかりが恋愛経験を重ね、そうでない人は恋愛のチャンスすら訪れない…。そんな恋愛格差で恋愛を諦める背景に何があるのか、まずは見ていきましょう。

社会が多様化している

男性が外で働き女性は家を守るという家庭の形態は、現代では多様化してきていますよね。結婚するのもしないのも自由、子どもを産み育てるのも自由。また、恋人を作ることも自由なのが今の社会の傾向です。

昔は就職したらずっと同じ会社で働くことが当たり前でしたが、今は転職する人も多いですよね。恋愛も結婚も、働き方も、自分の意思で決めることのできる時代になりました。

この社会の多様化が、恋愛の自由化にもつながっているのです。自由に恋人を選べるため、モテる人は恋愛に恵まれるけれど、非モテは恵まれないという格差が生まれてしまったのでしょう。

出会える場が多い

恋愛の自由化に伴い、出会いの場もどんどん広がってきました。かつては職場恋愛や学生時代からの付き合い、またはお見合いなど恋愛や結婚のきっかけが限定されていましたよね。ですが、最近はSNSやマッチングアプリなどで出会うことも珍しくありません。

出会える場が以前よりも多くなったということは、それだけ相手を選ぶことができるということになります。多くの相手の中からより素敵な人を選べる時代ですので、どうしてもモテる人にアプローチが集中し、非モテとの格差が広がるという状況になるのですね。

晩婚化や独身志向

モテる人ほど独身志向だったり、結婚を先延ばしにしたりする傾向にあります。それは、いつでもチャンスがあるから焦って結婚する必要性を感じていないからかもしれません。あるいは、モテる状況を楽しんでいるとも言えるでしょう。

また、世間的にも晩婚化が進んでいますので、20代後半になっても結婚に対する焦りを感じない人が増えています。その結果、幅広い年齢層の人がフリーでいることになり、モテる人に人気が集中。非モテは、ますます選ばれにくいという状況になってしまっているのです。

出典：公益財団法人　生命保険文化センター「晩婚化が進んでいるのはなぜ？」
https://www.jili.or.jp/lifeplan/lifeevent/mariage/13.html

恋愛形態の変化

恋愛を諦めている人の中には、友達以上恋人未満の関係の相手がいる人、また身体だけの関係の相手がいる人もいます。つまり、恋人がいなくても心の拠り所になる相手や、性欲を満たしてくれる相手がいるという環境に満足してしまっているのでしょう。

また、浮気や不倫の恋から抜け出せない人もいます。セフレや二番目の相手という立場でいいと思ってしまえば、恋愛を諦める気持ちになる人もいるでしょう。恋愛したい！という強い気持ちや積極性で行動する前に、現状に満たされていると感じるのです。

変わりゆく社会の中で、恋愛格差が生まれてしまっていることがわかりました。では、モテる人とモテない人に二極化されるのは、すべて社会が原因なのでしょうか。

確かに、出会いの場が増えた分選択肢も広がり、相手をじっくりと選べるようになったことや、晩婚化、セフレや不倫関係なども大きく影響していると考えられます。ですが、それだけを問題にしていても、根本的な解決にはなりません。

そこで、恋愛格差が生まれる原因を探っていきましょう。

外見

出会いが多様化している分、多くの対象を見て選ぶことができるようになっています。そのため、第一印象で振り分けられてしまうことも。マッチングアプリなどで出会う場合は特に、外見に好印象を持つことから始まりますよね。

まずは外見を気に入ってもらえなければ、誘われることもありません。例えば、顔が整っていてさわやかで、身長の高い細マッチョな男性はモテる傾向にあります。女性ならナチュラルメイクで色白、清楚で可愛らしい印象の人がモテやすいようです。

外見にコンプレックスがあると、最初の時点で格差を感じて諦めてしまう人もいるでしょう。

コミュニケーション能力

外見も重要ではありますが、あくまでも入り口です。興味を持ってもらえても、話してみてやっぱり違ったと思われてしまうこともあるでしょう。出会いから恋愛関係に進みやすい人が持っているのは、コミュニケーション能力の高さなのです。

聞き上手、会話のキャッチボールができる、よく笑う、受け身ではなく自分からも誘うというように、相手と積極的に関わろうとする気持ちや行動が見られる人はモテやすいでしょう。

逆に表情がない、無口すぎる、一方的に話す、常に受け身というような人は、恋愛対象から外されてしまいやすく、性格的に自ら恋愛を諦めている人も少なくありません。

スペック

昔ほど学歴や収入を気にして恋愛や結婚の相手を選ぶことはなくなりましたが、やはりスペックの高い人ほどモテるということは変わりません。相手の職業や収入に条件を出して選んでいる人も、実際はたくさんいるのです。

また不景気の影響もあってか、女性にある程度の経済力を求める男性も一定数います。相手をより選べる時代になったからこそ、よりいい条件の相手を…と望むようになることは、自然なのかもしれませんね。

出典：東洋経済オンライン「20～39歳男女が結婚相手に求める譲れない条件」
https://toyokeizai.net/articles/-/281889?page=2

行動力

モテる人は何の努力もしていないように思われがちですが、実際はそんなことはありません。自分を磨いたり、積極的に出会いの場に足を運んだり、何度も恋愛に失敗したりしている人の方もいるでしょう。

恋愛経験を積めば積むほど、コミュニケーション能力も上がりますし、自分も磨かれるもの。失敗を恐れず諦めず、恋愛にどん欲になって行動してきたことで、モテる人生を手に入れることができたのでしょう。やはり、行動できるかどうかが重要なのです。

モテる人も努力をしてきたとはいえ、簡単に真似できるものではないですよね。恋愛しようとしても、モテる人との格差を感じて諦めモードになってしまうのは無理もありません。

ここで、恋愛格差によって恋愛を諦めようと思った瞬間について、体験談をご紹介していきます。どんな状況で恋愛を諦めようという気持ちになるのか、参考にしながら見ていきましょう。

どうせ私はいつも引き立て役なんです…

「親友が、めちゃくちゃ美人で性格もいい子で。大好きなんですけど、一緒にいると明らかに彼女だけが男性から注目されてるのがわかる。ナンパされても連絡先聞かれるのは彼女だけ。どうせ私はいつも引き立て役なんです…。内心傷ついています…。」（23歳/女性/事務）

美人な友人を持つ人にはあるあるな状況かもしれませんね。一緒にいると、彼女はモテるけれど自分は誘われないという場面が何度もあったのでしょう。自分は引き立て役でしかないというネガティブな気持ちが強くなると、恋愛も諦めモードになってしまいそうですよね。

家柄の差もあってなおさら…

「好きな人がいるんですけど、彼女は超ハイスペック。社長令嬢で、いつも高級な服やバッグを身に付けています。自分は裕福な家ではないので、話についていけず。同じような家柄の男がアタックしてるけど、張り合う気になれないですね。」（21歳/男性/大学生）

相手はお金持ちだけど自分はそうでない。このような家柄の差も、恋愛格差の原因になることは多いようですね。相手と同等なスペックを持つライバルがいたら、張り合う気になれず諦めてしまう人は少なくないでしょう。

モテすぎて見向きもされないから諦めるしかない

「めちゃくちゃモテる人を好きになってしまったんです。常に女子が取り巻いているような感じで、話しかけることすらできない。多分、私の存在にすら気付いてないでしょう。近づくことすらできないから、諦めるしかないと思いました…。」（24歳/女性/接客）

モテる相手を好きになった場合、まず距離を縮めることが難しいですよね。たくさんのライバルがいる中で、どうやって自分に興味を持ってもらえるか考えて行動するには、かなり勇気が必要です。ハードルが高すぎて諦めてしまうのも理解できますね。

緊張して話しかけることもできず、諦めた

「かなりタイプの女性が合コンにいたんですけど、緊張して話しかけることもできず。そうこうしているうちに、他の男といい感じになってしまって。ますますどうしていいかわからず諦めるしかなかったです。何の収穫もない合コンでした…。」（26歳/男性/公務員）

合コンなど出会いの場に出かけたのに、行動ができなかったということで自信をなくしてしまったようですね。気になる相手と他の男性との間に入るほどの勇気が持てないという人は、多いのではないでしょうか。

自分は非モテだな…と恋愛格差を感じたときに、そのまま諦めて行動をやめてしまう人もいるでしょう。ですが、恋愛ができないのは、格差が原因というよりもそれによって諦めてしまうことに問題があるのです。

そこで、恋愛格差を感じて諦めたくなったときに、どのように対処すればいいのか解説していきます。まずは、男性編から見ていきましょう。

魅力的な男性の特徴を学ぶ

モテる男性を、まずは観察してみましょう。外見の特徴だけでなく、女性に対してどのようにふるまっているのかなど、チェックしてみて下さい。自分にはないものを持っているはずです。魅力的な男性の特徴を学ぶことで、モテる方法が少しずつわかってくるでしょう。

女性の心理を知る

女性が男性に対して何を求めているのか、どんな風に接したら喜ぶのか、また嫌がられるのかということを学びましょう。女性の心理を知ることで、女性の喜ぶ接し方を身に付ければ恋愛のチャンスも訪れやすくなります。

女性心理を描いた著書を読んだり、ネットで調べたりするのもいいですが、信頼できる女友達や姉妹がいる場合は、生の意見を聞いてみることもおすすめしますよ。

諦めず、様々な女性とやりとりやデートをしてみる

魅力的な男性になるには、経験値も必要です。非モテな状態で積極的に行動しても、フラれることが続いてしまうかもしれません。それでも諦めず、様々な女性をデートに誘ったりメッセージを送ってみたりしましょう。

モテる男性の特徴や女性心理を学ぶことと並行して、実際に女性と接する環境に身を置くようにすることも大切です。諦めない精神力と行動力が必要ですが、必ず成長できると信じて諦めないでくださいね。

自分の特技や趣味を極める

多くの女性は、自分の世界を持つ男性に惹かれます。男性の何かに打ち込む姿はとても魅力的なのです。そのため、特技や趣味がある場合はそれを楽しみ極めることで「自分はこういう男性です」と言えるようなアピールポイントにしましょう。

好きなことに打ち込むのですから、ストレスも溜まりません。楽しみながらアピールポイントを作れるのですから一石二鳥ですね。

続いて、女性編を見ていきましょう。

恋愛格差自体を気にしない

特に女性は、自分は非モテだと思うとどんどん自己肯定感が下がり、他の女性に嫉妬してしまいがち。恋愛格差を気にしていても何もいいことはありません。それよりも、「私は私」と思って明るく過ごしていた方が、魅力的に見えますよ。

恋愛格差自体を気にせず、いい恋愛に巡り合えるよう自分にできることを続けていきましょう。

自分磨きに時間を使う

格差を気にしてうじうじ悩んでいた時間は、自分磨きのために使いましょう。モテる女性を目指して、メイクやおしゃれを勉強したり髪型を変えてみたり、外見磨きから始めるのもおすすめです。変化がわかりやすいので、モチベーションが上がりますよ。

男性と同様に、趣味や特技を極めるのも効果的です。新しいことに挑戦したり勉強を始めたりと、自分がワクワクできるようなことに身を置くといいでしょう。

男性と出会う場に積極的に足を運ぶ

すぐに恋愛ができなくても、男性と接する機会は大切にしたいところ。女子会も楽しいですが、男性と会話することでコミュニケーションにも慣れておきましょう。様々な男性と出会うだけでも、女性としての自分を磨くことはできるのです。

諦める前に男友達をたくさん作る

男性と出会ったら、とりあえず友達になりましょう。恋愛は失敗するのが怖い気持ちもあったりと、諦めモードになりそうでも、友達ならハードルが下がりませんか？男友達をたくさん作っておけば、男性との関わり方も自然と学べます。

また、男友達の友人を紹介してもらえるなど、出会いのチャンスが広がるというメリットもありますよ。諦める前に、気軽な気持ちで友達作りをしてみてはいかがでしょう。

自分は非モテだと格差を感じると、婚活を諦めそうになってしまいますよね。それでも、諦めずに続けることで、幸せな結婚に辿り着いたという人もたくさんいます。

では、恋愛格差でも諦めずに婚活を成功させるにはどうすればいいのでしょうか。最後に、諦めずに行動するためのポイントをまとめてみました。

目標を高くしない

恋愛格差が大きいほど、目標は低くするべきです。いきなり結婚相手を見つけよう！と意気込み過ぎると、格差に負けて早々に挫折する可能性があるでしょう。それよりも、まずは異性の友達を作るくらいの目標から始めた方が、行動しやすいのです。

自分を偽らない

自分が非モテだと感じると、格差を埋めるために見栄を張りたくなりがち。でも、自分をよく見せるために偽るのはNGです。偽った自分で勝負しても、すぐにボロが出ますし、何より自分が恋愛を楽しめません。幸せな恋愛をするためには、無理をしないことが大切なのです。

失敗を恐れない

デートを断られたり、告白してフラれたりすると、とても傷つきますよね。格差を感じていると、どうせダメだから…フラれるのが怖いから…と思うせいで、行動できない人も多いでしょう。でも、それでは何も始まりません。

失敗することで自分に足りないものがわかったり、次に生かすこともできるのが恋愛です。勇気を出して、自分から誘う、告白するという行動を起こし続けましょう。

焦らず長い目で見て行動する

恋愛を諦めずにいるには、焦らないことが大切です。まずは異性の友達作りを目標に、異性と関わることに慣れつつ自分磨きを続けましょう。

長いスパンで婚活を進めると決めると、心に余裕が生まれます。その余裕が、あなたの魅力の一つになるでしょう。格差を気にして焦るよりも、長い目で見ながら諦めず行動した方が近道なのです。

恋愛格差のせいにして恋愛を諦めてしまうのは、とてももったいないこと。出会いに対して積極的になることと、自分を磨くこと。この二つの行動を続ければ、おのずと結果は付いてくるでしょう。

恋愛格差を気にしていた時間を、今からでも自分磨きの楽しい時間に変えてみてはいかがでしょうか。