毎日のように仕事で怒られる…一体どうしたら?
ただ、仕事で毎日のように怒られるという場合は、怒られることがストレスの原因になってきてしまいますよね。いつも怒られるばかりで仕事に行くのも辛くなってきた…そんなケースもよく聞かれます。
そこで、仕事でよく怒られるという人のために、状況を改善するにはどうしたらいいか解説していきます。いつも怒られるのが辛いという悩みを抱える人は必見です!
仕事でよく怒られる人の性格・特徴
もしかしたら、怒られる側に上司を何度も怒らせてしまうような要因があるのかもしれません。まずは、怒られるような特徴が自分にも該当していないか、チェックしてみましょう。
同じ失敗をしてしまう
よく怒られる人の多くは、同じ失敗を繰り返しています。上司の立場で考えると、失敗から学んでいないのだと捉えるでしょう。前回失敗したことを反省していないように見えるのです。
失敗は誰でもするものですし、仕事に不慣れなうちは失敗するのも当たり前と上司も考えています。ただし、その裏には失敗することで学んでほしいという気持ちが必ずあるもの。一度の失敗は大目に見ても、二度三度と同じことを繰り返してしまうと、話は変わってきます。
「報連相」ができていない
仕事において欠かせないコミュニケーションである、報告・連絡・相談。仕事ができる・できないということよりも、この報連相がきちんとできるかということが、特に経験の浅いうちは求められます。
仕事において未熟なのに独りよがりで進めてしまえば、ミスの原因にもなるでしょう。自分一人でどうにかしようという思いが裏目に出ることも。周りとコミュケーションを取ろうとしないことも、怒られるポイントになりやすいのです。
反省している様子が見られない
怒られた次の瞬間ヘラヘラしているなど、反省している様子が見られない人も、上司の気持ちを逆なでします。上司としても、怒るというのは気分のいいものではありません。心を鬼にして伝えても、受け止めてもらえていないと感じると落胆するでしょう。
気持ちを切り替えて前向きになるのはいいことですが、怒られたことは自分の中できちんと受け止める必要があります。上司を感情的にさせないためにも、素直に反省することは大切ですね。
怒られると萎縮してしまう
怒られたことを反省するのは大切ですが、何も言えなくなるほど萎縮してしまうというのもあまりよくありません。貝のように黙ったり自分を卑下しすぎたりすると、それはそれでマイナスに映ります。気持ちが弱って新たなミスを生むなど、仕事に支障が出る可能性も。
仕事なのですから、自分のミスなどは素直に反省しても、必要以上に萎縮する必要はないのです。その場で謝罪し反省したら、頭を切り替えて仕事に集中しましょう。弱々しい態度でいると、理不尽に怒られるなどストレスのはけ口にされる可能性もあるため、注意が必要です。
仕事で怒られにくい人の性格・特徴
仕事への意欲が高い
仕事を嫌々やっているのではなく、向上心を持って取り組んでいる人は、その姿勢が評価されやすいです。仕事への意欲が高い人は、任された仕事をきちんとこなそうと努力するのはもちろん、周りから学ぼう、できることを探そうといった行動をします。
怒られることがあっても、意欲が高いとそれをバネにして努力しますので、上司から見ても成長を感じることができるでしょう。このような性格の部下なら、安心して失敗させることもできるので、必要以上に怒らずに済むのです。
上司との信頼関係がある
上司も人間ですから、部下を可愛いと思っていれば怒ってばかりにはなりません。上司を頼ったり甘えたりするのが上手で、心を開くことのできる人は、上司と信頼関係を築きやすいですよね。信頼関係があれば、報連相もしやすく怒られるような事態になりにくいでしょう。
自分から上司に歩み寄ることができるため、考えていることもわかりやすく、フォローもしてもらいやすいのですね。もちろん信頼関係があっても怒られることはありますが、怒られてばかりで辛い…という状態にはなりにくいです。
コミュニケーション能力が高い
自分が考えていることを人に伝えること、逆に相手の意図を汲むことも得意で、会話をしっかりとできるコミュニケーション能力の高い人も怒られにくいですね。仕事に欠かせない報連相についても、コミュニケーション能力がある人は自然とできるでしょう。
怒られるような事態になる前に、コミュケーションにより自分から手を打つことができるのです。また、周りからも可愛がられやすいキャラのため、怒られてもフォローしてくれる人がたくさんいそうですね。
要領がよく、怒られるようなことを避けている
要領のいいクレバーな人も、のらりくらりと怒られないように生きています。このようなタイプは、仕事に意欲がなくても上司の前ではいかにもやる気があるように見せたり、面倒なことを人に押し付けたりしてミスを避けたりと、うまくやっているのです。
真面目に仕事していても怒られる人にとっては許しがたい存在ですが、このような人も現実にいます。損をしないために賢く立ち回るということも、学ぶ必要があるかもしれないですね。
そもそも会社の上司が怒る心理とは
怒られるとどうしても視野が狭くなりがちに。そこで、一度冷静になってなぜ上司が怒るのか、その心理を想像してみましょう。主に、次の4パターンが考えられます。
あなたに成長してほしい
受け取る側は怒られるという感覚かもしれませんですが、上司の多くは指導をしているという感覚です。自分が指摘することにより、部下の気付きを促したいのです。心を鬼にして指導する裏には、成長を願う気持ちがあることがほとんどでしょう。
褒めてばかりでは、甘えて成長が止まってしまうと考えているのですね。決して傷つけようと思っているのではなく、怒られることによって学んでほしいと願っているのです。
期待の裏返し
怒られると、「自分はダメな人間」と思ってしまう人もいますよね。でも、多くの場合は期待しているから怒るのです。成長できるという見込みがあると思って、指導しているのではないでしょうか。
逆に、期待していない、見込みがない相手に対しては何も言わないという上司も少なくありません。「怒っても無駄」と考えるからです。怒られるのは期待の裏返しだと前向きに捉えてみましょう。
できることなら怒りたくない
怒りたくて怒っている上司は、あまりいないかもしれません。怒らないで済むのならスルーしたいというのが、上司の本音だったりします。怒られる側も辛いですが、怒る側も結構しんどいものなのです。
自分が怒らないと部下は成長しない、仕事に支障が出そうという状況で、やむを得ず怒っているというケースがほとんどでしょう。上司も傷つけたくて怒っているわけではないのだと思うと、少し気持ちがラクになりませんか?
八つ当たりしているケースもある
仕事だから仕方なく、部下の成長を期待してなど、多くの上司は仕事のためや部下のために怒っているのだとお伝えしました。ですが、中にはそうでないケースもあります。いわゆるパワハラなど、自分のストレスを発散させるために、部下に八つ当たりする上司もいるのです。
感情的に怒鳴り散らす、理不尽な怒り方をするなど、怒られている側にとって何を言われているのかわからないというケースですね。怒られている内容が理不尽だと感じる場合は、一人で抱え込まない方がいいでしょう。
仕事で怒られた時の対処法は?【前編】
よく怒られるという人は、怒られた後にどうしたらいいかわからず、状況を改善できていないのかもしれないですね。そこで、仕事で怒られた時の対処法をご紹介します。
言い訳せずに謝罪する
怒られた時に「でも」「だって」などと言い訳をしていませんか?口に出さなくても、言い訳したい気持ちがあると表情などに出てしまうもの。上司からしてみると、言い訳をする部下は自分の伝えたことを受け止めていないのだと感じるでしょう。
怒られた時には、まずは素直に受け止めることが大切です。言い訳したくなってもぐっとこらえて、その場で謝罪することが、上司との関係を良好にするコツなのです。
怒られた内容のメモを取る
同じ失敗を繰り返さないためにも、怒られた内容はしっかりと受け止めて理解するようにしていですね。でも、うっかり忘れてしまう可能性もあります。そこで、メモを取ることをおすすめします。仕事に意欲的な人やミスを繰り返したくない人は、必ずメモを取るものです。
言われたことをまず記録に残し、自分に何が欠けていたのか、今後するべきことなどを整理しておきましょう。記録を残しておくことは、もしパワハラだった場合にも役立ちます。
改善策を考えて次に生かす
怒られたことを受け止め整理したら、自分が何をすべきか考えてしっかりと生かしましょう。上司は自分が怒った後、部下がどのように行動するか見ていますので、行動で示すことが大切です。
指摘されたことをどう受け止めたか、行動で返すことが上司との信頼関係にもつながります。怒られたことを仕事に生かすことができたら、怒られてばかりということもなくなるでしょう。
リフレッシュする
よく怒られる人が、同じ失敗を繰り返したり、次の行動にうまく活かせなかったりするのは、怒られたことをズルズルと引きずっているからかもしれません。反省することは大切ですが、いつまでも引きずっていると気分が落ち込んで、仕事にも支障が出てしまいます。
そこで、気持ちを切り替えるのが難しい人は、意識してリフレッシュできるような行動を取り入れましょう。外の空気を吸いに行くだけでも効果はあります。翌日まで引きずらないよう、怒られた日の夜は好きなものを食べるなどして、リラックスすることが大切です。
仕事で怒られた時の対処法は?【後編】
では、対処法の続きを見ていきましょう。
怒られた理由を考える
怒られた内容を整理する際に、自分と向き合う時間も作りましょう。もしかしたら、自分い甘い部分や足りない部分があってミスにつながったのかもしれません。そこまで気付くことができたら、根本的な改善にもつながります。
表面的なことだけでなく、怒られた理由をもう少し深く考えてみると、見え方も変わってくるかもしれませんよ。
改善方法がわからない時は上司に相談する
考えても自分でどうしたらいいかわからないという人もいるかもしれませんね。自分だけでは改善方法が見いだせないという場合は、怒ってくれた上司に相談してみましょう。
ただし丸投げにするのはNGです。言われたことを自分なりに考えてみたことや、悩んでいることを伝えて下さい。何も考えていないわけではないことや困っていることが伝われば、上司も助け船を出してくれるはずです。
あまり落ち込み過ぎないようにする
言われたことを受け止めるのは大切ですし、自分と向き合うことも大切です。ただ、気をつけたいのが落ち込み過ぎると逆効果ということ。自分の欠点が見えてくると、自己肯定感が下がってしまう可能性があります。
ネガティブになり過ぎると、仕事への意欲だけでなく自分の価値まで見失ってしまいます。上司は期待しているから怒ったのだということを忘れず、前向きに反省するようにしましょう。
自分から上司に話しかけるようにする
怒られた後というのは、とても気まずいもの。それは怒った側も同じです。直後にヘラヘラするのはNGですが、上司を避けるようなことはせず、仕事の相談や連絡を口実に自分から話しかけることをおすすめします。
普通に会話できる状態になれば気まずさもなくなり、気持ちも切り替わって仕事に前向きに取り組めるでしょう。
仕事で怒られるばかりで辛い時はどうしたらいい?
非がないのに怒られる、明らかに自分だけ扱いが違うという場合は、これまでご紹介してきた対処法では通用しません。ストレスを溜めこんでしまう前に、次のような行動を視野に入れましょう。
理不尽に怒られるなら相談を
怒られている内容に心当たりがない場合などは、上司の勘違いという可能性もあるため、はっきり伝えるようにしましょう。それでも取り合ってもらえず理不尽に怒られ続ける場合は、他の上司に相談してみて下さい。
明らかに理不尽な怒られ方の場合、指導ではなくパワハラを受けている可能性もあります。第三者に相談して客観的な視点からアドバイスをもらうことが大切です。
職場で味方を増やす
怒られてばかりだと、仕事に行くのも苦痛になってしまいますよね。困った時や辛い時に相談できる人が一人でも職場にいると、少し気持ちが軽くなるものです。また仕事に真摯に取り組んでいれば、必ず見てくれている人がいるでしょう。
周りの人とコミュニケーションを取るよう努めつつ、気持ちを込めて仕事に取り組むことで、職場に味方が増えれば苦痛が軽減されます。
転職を視野に入れる
理不尽に怒られ続けてストレスを溜めこむと、心にも身体にもよくありません。また、努力しても怒られ続ける場合は、仕事が自分に合っていないという可能性もあります。
その仕事が自分に向いているかどうかわかるには、3年くらいかかると言われることもあります。ですが、ストレスが大きい場合は早めに転職する方法もあるのです。転職も視野に入れて過ごしていると、少し気持ちが軽くなりますよ。
ストレスを発散できる場所を作る
怒られて辛いという状態が続くと、ストレスが溜まってしまいます。そのままにしていると気分もどんどんネガティブになり、仕事への意欲もなくなっていくでしょう。自分で上手にストレスを発散することも、仕事に前向きに取り組むためには必要なことです。
一人で思い詰めず人に話す、楽しいと思えることをする、ゆっくり休むなど、何でもいいのでストレスを発散できる場所を作るようにしましょう。
怒られる理由を冷静に捉えて、行動につなげよう
また、理不尽な怒られ方をしていると感じたら、一人で抱え込まず第三者に相談しましょう。部下のために怒る上司から言われたことなら、自分にも得るものがあるはず。落ち込み続ける前に、少し冷静になって考えてみて下さいね。
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