【年代別】カップルのエッチの頻度を調査
【20代】1ヶ月に3〜4回程度
大手コンドームメーカーの相模ゴムが2018年に行った調査では、20代の1ヶ月のエッチの回数について、男性が4.9回、女性が3.7回という結果が出ています。このことからも、1週間あたり1〜2回ほどのペースでエッチをする男女が多いといえるでしょう。
特にお互いが社会人のカップルの場合は、毎日会ってエッチをすることは難しいでしょう。休日のデートで愛を育む、という形が自然のようですね。
【30代】1ヶ月に2〜3回
同調査による30代のエッチの頻度は、男性が3.0回、女性が2.3回と、20代よりも1〜2回程度少ない結果に。これには様々な要因があることが考えられます。
まずは、男性側の性欲の減少です。男性の性欲のピークは25歳〜29歳頃とされており、それ以降は減少気味になります。反対に、女性は30歳〜34歳頃に性欲のピークを迎えると言われています。
その違いから、30代同士のカップルにはエッチの頻度に対する価値観のズレが起こりがち。また、体力の減少や仕事がハードになりがちなことも、エッチの頻度が減る理由になっているのでしょう。
【40代】1ヶ月に1〜2回
40代のエッチの頻度は、男性が2.0回、女性が1.8回という結果でした。この年代になると、カップルというよりも子供の父母になっている人が多いため、なかなかそういう雰囲気になりにくいのかもしれませんね。
男性は40歳を過ぎてくると、生殖機能が低下しやすいと言われています。性欲自体が減少していることに加えて、男性としての自信を失くしやすい年代なので、女性は理解が必要かもしれません。
反対に、女性の中にはまだ性欲がキープされている人もいるでしょう。さらにパートナーが自分を求めてくれないことに寂しさを感じてしまうので、40代カップルはお互いの気持ちを思いやることが大切です。
【50代】1ヶ月に1回
50代同士のカップルはエッチの頻度がさらに減って、体の関係がほとんどなくなるカップルも多いようです。同調査によると、1ヶ月あたりのエッチの回数は男性が1.5回、女性が1.1回という結果に。男女共に体力が低下するため、若い頃のように激しく求め合うことが少なくなるのでしょう。
年齢を重ねる中で、異性経験が増えたこともエッチの頻度が減ることに繋がるのかもしれません。良くも悪くも様々な経験を経ているので、少々のことでは性的に興奮しにくくなるとも考えられます。
この年代は、体の繋がりよりも精神的な繋がりを求めるので、一緒にいて心が安らぐかどうかが大切なようです。
出典:
相模ゴム工業株式会社『パートナー・セックスの回数・浮気 etc|ニッポンのセックス 2018年版』
https://www.sagami-gomu.co.jp/project/nipponnosex2018/02_partner_sex.html
JBpress『なぜ男はかくも安易な妥協に走るのか』
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/3209
日本内分泌学会『男性更年期障害(加齢性腺機能低下症、LOH症候群)』
http://www.j-endo.jp/modules/patient/index.php?content_id=71