そもそも「母性本能」とは?
「母性本能」の意味
「母性」とは、女性の持っている母親としての性質を指します。また、「本能」とは生得的にもつ行動様式を意味し、この2つの意味が合わさった「母性本能」とは、本能的に子供を守り育てる女性の特質と言えるでしょう。
本来は自分よりも弱い立場にいるものに向けられる本能と言えますが、母性本能は相手を「可愛い」「愛おしい」「愛くるしい」と思った時に抱くことが多いゆえ、その対象が男性になる場合もあるのです。
そんな愛情たっぷりの母性本能に、男性は優しさや頼りがいを感じるでしょう。母性本能が強い女性を魅力的だと感じる男性は多いようです。
出典:weblio辞書「母性」(デジタル大辞泉)小学館
https://www.weblio.jp/content/%E6%AF%8D%E6%80%A7
出典:weblio辞書「本能」(デジタル大辞泉)小学館
https://www.weblio.jp/content/%E6%9C%AC%E8%83%BD
「母性本能」の類義語
続いて、母性本能の類義語をご紹介します。
母性本能の類義語にあたる言葉は、「女の性」や「母親としての行動原理」です。また、女性であるがゆえに持つ本能といった見方もできるため、「悲しき女心」「女に生まれて背負った業」といった類義語も存在します。
ですから、母性本能は持つべきではない場面でも溢れ出てしまうことがあるということ。ダメな男性に母性本能を持ってしまうという女性も少なくありません。
このように、母性本能は持とうと思って持つものではない上に、自身でコントロールすることは難しいと言えるでしょう。
出典:weblio類語辞典「母性本能」
https://thesaurus.weblio.jp/content/%E6%AF%8D%E6%80%A7%E6%9C%AC%E8%83%BD
「母性本能」には個人差がある
女性だからといって、必ずしも母性本能が強いというわけではありません。母性本能には個人差があり、強い女性もいれば限りなくゼロに近い女性もいます。また、成長につれて強くなっていく人、反対に弱くなっていく人もいるでしょう。
ですから、母性本能が弱いとしても女性は「私っておかしいのかな」と悩む必要はありません。
ただ、母性本能が強い女性は、男性が魅力に感じる要素をたくさん持っています。どんな特徴があるのか把握し自分に取り入れれば、母性本能が弱くても魅力的な女性になれるでしょう。
母性本能が強い女性の性格&特徴
では、どんな特徴があるのでしょうか。まずは、母性本能が強い女性に見られる性格や特徴をご紹介していきます。
聞き上手
母性本能が強い女性は聞き上手。自分の話をするよりも、相手の話に耳を傾けることが多いです。
これは、「相手の話したい欲を満たしてあげたい」という思いからでしょう。相手の話を聞きながら「うんうん」「それで?」と、上手に相槌を入れて聞いてあげる人が多いです。
このように聞いてくれた女性に対して、男性は心地よさを感じるでしょう。自分の思いや出来事を真剣に聞いてくれるため、話した後にスッキリした気持ちになるのです。
世話焼き
世話焼きであることも、母性本能が強い女性の特徴です。母性本能の意味でもあったように「守り育てたい」という強い思いを持つ女性ですから、あれもこれもと尽くすことが好きなのでしょう。
例えば、相手の食事の用意をしたり、身の回りの世話をしたりなどです。こうした行動を苦に思わず自然とできる姿を見て、男性は「家庭的な女性だな」と魅力的に感じるのでしょう。
中には、わざわざ彼氏の部屋に行って片付けをするといった女性もいるようです。母性本能が強い女性にとっては、それも一つの幸せなのかもしれません。
子供好き
母性本能が強い女性には、子供好きな人が多いです。自分にまだ子供がいないとしても、甥や姪を可愛がったり、近所の子や通りすがりの子供も可愛く映っていることでしょう。
例えば、出会った子供に気軽に話しかけたり、用もないのに子供服コーナーを覗いたりといった行動が見られます。
特に、自分より立場が弱い相手に母性本能が働くため、子供に限らずお年寄りや動物にそうした思いを抱く人も多いでしょう。
正義感が強い
母性本能が強い女性は同時に正義感も強いことが多く、困っている人を見かけた時に見捨てることができません。仮に自分が犠牲になることがあっても、「なんとかしてあげたい」「助けたい」といった気持ちを強く持ちます。
そのような行動を見て「優しいな」「頼りになるな」と感じる男性もいるでしょう。損得を考えず、すぐさま行動を起こす姿に「見習わなきゃ」と思う人もいるかもしれません。
ただ、正義感が強いゆえ、時々お節介になってしまう場合もあります。本当に相手が助けを求めているのかどうか、見極める必要があるでしょう。
寛大な心の持ち主
人の欠点を見ても「誰にでも欠点はある」と思えたり、ミスした人を見ても「時に失敗することもある」と捉えることができるのも、母性本能が強い女性に見られる特徴です。よって、母性本能が強い女性は寛大な心の持ち主と言えます。
人の欠点や失敗を責めたりするのではなく、「そんなこともある」と受け入れることができるのです。そんな人がそばにいたら、誰でも頼りたくなるのではないでしょうか。
ただそれが、母性本能が強い女性のデメリットになってしまうことも。誰が見てもダメ男と言える男性にまで寛大さを見せてしまうため、時に利用されたり苦労が多い恋愛を強いられることもあるのです。
恋愛では受け身になりがち
男性からの人気は高いですが、恋愛では受け身になりがちです。自分から積極的にアプローチするタイプではなく、アプローチされることに弱い女性が多い傾向にあります。
そのような特徴も、母性本能が強いからでしょう。守ろうとする意識が強い女性であるため、変化を恐れ何かに飛び込むようなことは避ける傾向にあります。
また、男性から強引にアプロ―チされた時に「なんとかしてあげたい」といった気持ちになるのも受け身になる理由かもしれません。「こんなに想ってくれるなら応えてあげないと」といった母性本能が、受け身のスタイルを作り上げていると言えるでしょう。
母性本能をくすぐられた女性のエピソード
次は女性のエピソードをご紹介しながら、母性本能をくすぐられる瞬間を見ていきます。
子供っぽい笑顔に思わずキュン
「顔をくしゃっとして子供っぽい笑顔を向けられた時は、思わずキュンってなりましたね。可愛いなって思ったし、好きだなって実感した瞬間でもあります。」(28歳/女性/製造業)
こちらの女性は、幼さが見える男性の笑顔に母性本能がくすぐられるようですね。キュンとしながら、きっと「守りたい」「ずっと見ていたい」と思ったことでしょう。
他にも、子供っぽい仕草や行動に母性本能がくすぐられるという女性の意見は多いです。母性本能をくすぐりたい男性は、見栄を張って大人になろうとするより素直でいた方が良いかもしれませんね。
あざとい仕草が可愛すぎる!
「彼氏が何かお願いしてくる時、上目遣いで見つめてくるんだけど、そのあざとい仕草が可愛すぎる!だからついついお願い聞いちゃう。」(19歳/女性/アルバイト)
彼氏は、どうすれば彼女の母性本能をくすぐれるのかを心得ているのでしょう。「あざといな」と思いながらも、ついついお願いを聞いてしまうようです。
つまり、女性の母性本能をくすぐれば、多少無理なお願いも通用する可能性があると言えます。男性は、どういった行動が好きな人や彼女の母性本能をくすぐるのか、ポイントを抑えると良いですね。
無邪気にはしゃいでいるところを見て…
「彼氏の家に遊びに行った時、たまたま彼氏の甥っ子が来てたんです。その時、甥っ子とはしゃぎながら遊ぶ姿を見た時は母性本能がくすぐられましたね。」(24歳/女性/講師)
子供の目線に立ち子供と同じようにはしゃぐ彼氏に、母性本能がくすぐられたというエピソードです。「もういい大人なのに…」と思いながらもどこか可愛らしく、そして純粋さを感じたことでしょう。
童心に返る男性の行動に、母性本能がくすぐられる女性は多いようです。
ボロボロの靴下を見てつい買ってあげたくなった
「いつから履いてるの?ってくらいボロボロの靴下を履いている男性を見た時、放っておくことはできなかったですね。新しいのを買って、その男性にプレゼントしました。」(31歳/女性/銀行員)
ボロボロの靴下を履く男性を見て、「なんとかしないと」と思ったのでしょう。世話焼きな面と強い正義感が相まって、求められたわけではないのにプレゼントしたというエピソードです。
このように、母性本能が強い女性は見て見ぬフリをすることができません。むしろ、そのまま放っておく方が気になってしまうものです。
ダメ男にほど母性本能がくすぐられる…
「浮気癖がある人とか、ギャンブルが好きとか、そういうダメ男にほど母性本能がくすぐられる…。反省して謝ってくるから許しちゃう。」(26歳/女性/幼稚園教諭)
「こうしたら許してくれる」ということを分かっていて反省している様子を見せているとしたら、男性の計算された行為と言えますよね。このような事態にはならないように、女性は気を付けるべきでしょう。
母性本能をくすぐる男性の特徴|前編
次は、母性本能をくすぐる男性の特徴を見ていきます。
甘えん坊な性格
何かと女性を頼ってくる甘えん坊な性格の男性には、母性本能がくすぐられるでしょう。「お願い…」と見つめられながら頼みごとをされるなど、母性本能が強い女性は男性に甘えられることに弱いのです。
母性本能がある女性は、「守りたい」「なんとかしてあげたい」といった気持ちが強いため、男性から甘えられたことで求められている感覚になります。そして、男性が求めるものに応えようと無理をする女性も少なくないでしょう。
ただ、自分の都合の良い時だけ甘えてくる男性もいるため注意すべきです。特別な関係性ではないなら、冷静な対処が求められるでしょう。
年下の男性
年下の男性に、母性本能をくすぐられる女性は多いでしょう。年齢的に見て「自分より立場的に下」「自分より弱い」という意識を少なからず持つため、本能的に守りたいといった気持ちに駆られるのです。
また、年下男性は女性よりも経験や知識が乏しい場合があるため、そうした観点からも「なんとかしてあげたい」といった気持ちにさせられるもの。
母性本能が強い女性は男性からの支持が高いですが、中でも年下男性からの人気が高い傾向にあります。それは、母性本能をくすぐられた女性が、自分のためにとなんでもしてくれる姿を見て「頼りになる」「甘えられる」と思うからかもしれませんね。
少しやんちゃ
男性が見せる少しやんちゃな姿に、母性本能がくすぐられる女性は多いのではないでしょうか。自分に対してちょっと意地悪なことをしてきたり、人から「やめなよ」と注意されかねない行動をとる男性に、危なっかしいと感じながらも母性本能がくすぐられるものです。
やんちゃな様子を見て可愛いと思えるのは、女性の心が広いからでしょう。「仕方ないな~」「もう○○ったら」といったように、母性本能が強い女性は呆れながらも受け入れることができます。
ただしその結果、女性がダメ男に引っかかるなんてことも。母性本能がくすぐられたとしても、男性のする行動が客観的に見て非常識ではないか考えることは大切です。
自分の気持ちに素直
男性に「強い」「たくましい」といったイメージを抱く女性は多いですよね。ただ、男性も一人の人間ですから、時に泣いたり落ち込んだりすることがあるものです。そんな姿を見た時に、母性本能をくすぐられる女性もいます。
そんな女性は、自分の気持ちに素直な男性を見た時に母性本能がくすぐられるでしょう。泣いている男性を見て抱きしめたくなったり、落ち込む姿を見て元気づけようとしたりと、自身の母性本能が掻き立てられるはずです。
自分の気持ちに素直な男性は、ある意味幼さが感じられるもの。ですから男性は、大人になったからといって自身の言動をコントロールしすぎるのではなく、時にはありのままの姿を見せた方が女性の母性本能をくすぐることができますよ。
母性本能をくすぐる男性の特徴|後編
他にはどんな特徴があるのでしょうか。引き続き、母性本能をくすぐる男性の特徴をご覧ください。
夢や目標を追っている
夢や目標を追い続ける男性を見て、母性本能がくすぐられる女性もいるでしょう。男性の純粋さを守りたいという思い、あるいは応援しながら支えたいといった思いから、男性のそばにいたいと思うのです。
ただしそうした思いによって、男性を悪い方向へ育ててしまう女性がいることも事実。夢を追い続ける男性を、いつまでも「私が支える」「私がどうにかする」と思って尽くしすぎてしまうことで、男性の自立心を奪うこともあります。
夢や目標を持つことは良いことではありますが、それによって仕事をしなかったり他の人に迷惑をかけるようでは元も子もありません。母性本能がくすぐられたとしても、現実を見ることの大切さも分かってもらう必要があるでしょう。
かまって欲しがる
「ねぇ、見て見て」「時間作ってよ~」など、女性を振り向かせることに必死な男性にも母性本能がくすぐられるでしょう。このようにかまって欲しがる様子を見て、可愛いと思う女性は多いです。
それでいて素直な姿を見せてくれたら、女性は思わずキュンとしてしまいますよね。「なんで見てくれないの…」と拗ねて見せたり、「○○は会いたくないの?」と不満を漏らす男性を見て、愛おしく感じる女性は少なくないです。
とはいっても、相手の男性に対して好意や興味がなければ、女性の母性本能はくすぐられません。相手の男性に少しでも好感を持っている場合のみくすぐられるのです。
不器用な男性
片付けが苦手、人付き合いが苦手、あるいは気持ちを言葉にすることが苦手といったように、不器用な男性に母性本能がくすぐられる女性もいるでしょう。「私がなんとかしてあげないと」といった責任に似た思いから、母性本能がくすぐられると言えます。
例えば、仕事で組んでいるチーム内に不器用な男性がいた場合に、母性本能がくすぐられることも。みんなが当たり前にできるようなことができない不器用な男性に、つい手を差し伸べたくなる女性もいるでしょう。
ツンデレな一面がある
男性には男としての見栄やプライドがあるもの。人前で弱音を吐いたり、彼女とイチャイチャすることができないという男性は少なくありません。
そんな男性が、2人きりになった瞬間に甘えてきたり頼ってくる姿に、女性は母性本能をくすぐられます。こうしたツンデレな一面に、女性はキュンとしてしまうのです。
例えば、友達がいる前では「○○あっち行けよ」と強気な発言ばかりする男性が、2人になった途端「やっと2人きりになれた」と言ってきたらときめいてしまいますよね。自分にだけ見せる特別な姿に、ドキドキしながら母性本能がくすぐられる女性は多いようです。
逆に母性本能をくすぐらない男性は?
「自分は母性本能をくすぐる性格じゃないのかも」と判断に迷っている男性や、身の回りに母性本能をくすぐらない男性がいる女性は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
プライドが高い
プライドが高い男性の多くは、自分の弱みを握られることを嫌います。また、人から「下に見られたくない」「なめられたくない」といった思いを持ち合わせているでしょう。
そうした人は、女性に隙を見せることは滅多にありません。そのため、女性が守りたいと思ったり何とかしてあげたいといった気持ちになることがなく、母性本能がくすぐられないのです。
男性が自身のプライドによって苦しんでいるとしたら、重荷となっているプライドを捨てることも考えてみてはいかがでしょうか。
完璧主義者
完璧主義者の男性も、プライドが高い男性同様、女性に隙を見せない傾向にあります。その上、自分ですべてをこなさないと納得いかない部分があるゆえ、女性から世話を焼かれることを嫌うでしょう。
女性は男性を可愛いと思ったり放っておけないと思った時、母性本能をくすぐられるものです。しかし、完璧主義者である男性には、「自分がいなくても大丈夫だろう」と感じ、母性本能がくすぐられません。
女性の母性本能をくすぐりたい男性は、隙を見せることが大事です。完璧主義者の男性は「かっこいい」「尊敬する」と思われることはあっても、「なんとかしてあげたい」といった気持ちにさせることはないでしょう。
誰に対しても同じ
誰に対しても「お願い…」と甘える男性では、女性の母性本能をくすぐることはできません。女性の母性本能がくすぐられるのは、自分だけが特別だと思える時。つまり、「私だから甘えてくれた」「私だけが頼りなんだ」と思える男性でなければ、母性本能はくすぐられないのです。
そのため、八方美人のように愛想を振りまく男性は、意中の女性の母性本能を掻き立てることは難しいと言えます。「他の子にしてもらえばいい」と思われて、相手にされずに終わってしまうことも。
不特定多数に甘える姿や頼る姿を見せていれば、女性は自分の出番ではないと感じるものです。そうした姿は、意中の女性がいる中で見せるべきではありません。
感謝を示さない
母性本能が強い女性が相手のために世話を焼いたり話を聞いたりするのは、見返りを求めてのことではありません。
女性によっては「こうすれば好きになってもらえるかも」といった計算が見られることはありますが、「これをする代わりにこっちをやって」といったような見返りは求めていない女性がほとんどです。
ただ、そんな女性であっても相手から感謝されないのであれば、自分のしていることが無駄だと感じてしまいます。そのため「ありがとう」と言われなかったり、当たり前のように感じている男性には、母性本能がくすぐられません。
ですから、女性の母性本能をくすぐりたい場合、男性は常に感謝の気持ちを持つことが大事です。言葉や行動で感謝を伝え「もっとしてあげたい」という気持ちにさせないと、女性の母性本能をキープすることは難しいと言えるでしょう。
ナルシスト
「俺はモテるから」「俺ってすごいでしょ?」といったナルシストな男性は、女性の母性本能をくすぐることができません。何故なら、女性が自分に尽くすことや自分を一番に考えることを当たり前に感じているような態度に、女性が引いてしまうからです。
反対に、少し自信がないくらいの男性の方が女性の母性本能をくすぐるでしょう。その自信のなさが「力になりたい」と思う原動力になるため、女性の母性本能をくすぐるには過剰な自信を見せないことが大事です。
女性の母性本能をくすぐる方法って?
女性の「守りたい」「なんとかしてあげたい」といった気持ちを引き出すことが有効的ですよ。
女性に対して素直になる
まずは、女性に対して素直になることが大切です。下手にプライドを持ったり見栄を張るのではなく、自分のありのままの姿を見せること。それが、女性の母性本能を引き出す方法になります。
男性は、意中の女性に対して「かっこつけたい」「良く思われたい」と思う人が多いでしょう。もちろん、そうした目的があるならプライドを持ったり見栄を張っても問題ありません。
しかし、女性の母性本能をくすぐりたいと思うなら、見られ方を変えましょう。かっこいいとかすごいと思われることよりも、「力になりたい」と思われる自分を見せていくべきです。
そのため、時に弱い自分を見せることが大事と言えます。悲しくて辛いなら、女性の前で素直に泣いたり弱音を吐いてみてください。そうした素直な行動に、女性は心を打たれて母性本能がくすぐられるでしょう。
たまにはお願いしてみる
「男ならリードしなくちゃ」「女性を頼るなんて…」と思っている男性は少なくないでしょう。男として頼れる存在であろうとする姿は、たくましくもあるものです。
ただ、女性の母性本能をくすぐりたいなら、たまには女性を頼ることも大切。「○○お願いしてもいい?」「○○して」と言った時、女性はそれを「甘えてくれた」と受け止めるでしょう。
女性は自分だから甘えてくれたと感じて、より強い母性本能を抱けるのです。
子供のように無邪気になる
大人になると理性を働かせてしまいがちですが、女性の母性本能をくすぐるために、時折子供のように無邪気になると良いでしょう。
目の前の出来事にすごく大きなリアクションを見せたり、好きなことがやれるとなった時にテンション高めに喜んでみてください。その行動が女性の母性本能をくすぐり、「可愛いな」「純粋だな」と思ってもらえるでしょう。
特に普段クールな男性が自分の前ではしゃぐ様子を見たら、女性は母性本能がくすぐられてしまいます。「こんな一面もあったんだ」と知れて、嬉しく感じ守りたくもなるのです。
強引な言動を増やす
強引な言動を増やし、少しだけわがままな様子を見せることも効果的です。ポイントは、女性に「仕方ないな~」「今回だけね」と思わせること。女性が少し無理をする程度のわがままを言ってみせると女性の母性本能をくすぐれるでしょう。
例えば「会おう」と言った時に、女性が「その日は、もしかしたら無理かも」と言った場合、強引に「会いたい!会って!」「会うって決めたの」などと言ってみるのがおすすめ。このちょっとした強引さが、母性本能を掻き立てるのです。
ただ、女性が受け入れてくれた時はしっかりと感謝を示すことが大切と言えます。「ありがとう」と屈託のない笑顔を見せたり、「○○ちゃんはそう言ってくれると思った」などと伝え、女性に心地よさを与えることは忘れないようにしてくださいね。
母性本能が強い女性がダメ男に引っかからないコツ
そんな、ダメ男に引っかからないようにするためのコツをご紹介します。元々母性本能が強い女性は、特に注意してくださいね。
嫌なことは嫌と言う
基本的に、自分が「嫌だな」と思うことはハッキリと拒否する姿勢が大切です。母性本能が強い女性は、自分がなんとかしてあげたいという気持ちが強いため、なんでも引き受けてしまいがち。しかし、それを都合よく利用する男性がいることを忘れてはいけません。
嫌だと感じていながらも、それを言わずに引き受けていれば男性は「喜んでいる」「実は好きなんだ」と思う可能性もあります。
もしどうしても引き受けなければならないとしても、「嫌だけど今回だけね」「次はないから」と伝えておくべきです。そうしないと、いつまでも母性本能を利用され続けてしまうでしょう。
金銭の貸し借りはしない
母性本能が強い女性が気を付けるべきなのは、金銭の貸し借りです。男性が困っているとしても、一度貸し借りすれば当てにされてしまいます。自身の母性本能が強いと自覚があるなら、はじめから金銭の貸し借りは断りましょう。
中には、「明日食べるものがない」とか「貯金がゼロになった」と言って女性の母性本能をくすぐり、女性から「貸そうか?」と言われるのを待っているダメ男もいます。これはダメ男による罠ですから、間違っても自発的に貸そうとしないことが大切です。
誠実な男性、かつ男としてのプライドがある男性なら、女性からお金を借りようとはしないはず。そんな中「貸して」と言ってくるその男性は、女性を利用していると考えられるでしょう。
他の女性に対する接し方を見る
ダメ男は、特別に思っている女性だけに甘えたり頼ったりするわけではありません。自分に好意を持ってくれる人、自分と仲良くしてくれる人がすべて対象になるため、他の女性に対する接し方をよく見てみてください。
もしかしたらあなたが断った時「じゃ、○○ちゃんに頼むからいいや」と、他を頼ろうとする姿が見られるかもしれません。
他にも、やたらと女友達が多い場合や秘密が多い場合は要注意!女性慣れしてる男性ほど、母性本能をくすぐることが上手ですよ。
実行に移す前に第三者の意見を聞く
母性本能がくすぐられた時、自分の判断が正しいかどうか第三者の意見を聞くのも良い方法です。何かしてあげようと思った時に自分だけの判断に頼らず、ワンクッション入れることによってダメ男から自身を守ることができます。
例えば、お金に困っている男性に貸してあげようと思った時。そんな時はすぐさま男性にお金を貸すのではなく、まずは自身の友人や家族などに相談してみてください。
その時「それは間違ってる」「よく考えた方がいい」と言われたとしたら、自身の判断が間違っていることに気付けます。
母性本能を持つこと、そして男性のために何かしてあげたいと思うことは素敵なことです。ただ、母性本能が強ければ強いほど良かれと思って何でもしてしまいがち。それが正しい判断かどうか周りに確認すれば、ダメ男に引っかかることを未然に防ぐことができますよ。
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