アナルフェチな男性は意外と多い?
アナルはヴァギナ(女性器)と違い、男女両方にある器官のため、アナルフェチの男性は、アナルを攻めたい派と、自分のアナルを女性に攻められたい派に分かれるようです。
アナルフェチと聞くと、ちょっとアブノーマルに思えるかもしれません。しかし、女性のアナルに対して並々ならぬこだわりと愛着を持つ人は、意外にも多いようです。
この記事では、アナルフェチの人について、その実態を詳しく掘り下げてまとめてみました!
男性の意見!アナルフェチになったきっかけとは
では、アナルフェチの男性たちは、どのようなきっかけで女性の肛門に興味を惹かれるようになったのでしょうか。
ここでは、アナルフェチの人たちが、アナルフェチに目覚めたきっかけをまとめてみました。
昔付き合った女性がアナルプレイ好きだった
「学生時代に付き合っていた年上の女性がアナルプレイ好きで、アナルへの愛撫やアナルセックスのやり方を教えられました。最初は抵抗があったけど、経験を重ねるうちにハマっていって…その女性とは別れてしまいましたが、今でもアナルフェチです」(31歳/男性/営業職)
アナルプレイ好きな女性によって、アナルへの興味を開発されたというエピソードです。性的指向は、付き合う異性によって開発されることがよくあります。この場合、アナルプレイ好きな女性と付き合った経験が、自分もアナルフェチに目覚めるきっかけになったようですね。
AVに映るアナルに憧れた
「AVを観ている時、画面に映っている女性のアナルが気になるようになって…リアルなセックスの時も、女性の性器だけじゃなくアナルにも触れたり挿入したりしたいなと思うようになりました」(21歳/男性/学生)
AVに映るアナルに憧れたことがきっかけで、女性のアナルに興味を持つようになったという声もありました。AVでは女性のヴァギナ部分には修正を加えられているものですが、アナルはそのまま映し出されている場合があります。
また、アナルプレイを扱ったAVも数多くあることからも、AVがきっかけでアナルフェチに目覚めたという人は少なくないようです。
セックスの時に見える、彼女のアナルが気になって…
「彼女とバックスタイルでセックスをしている最中、無防備に見えているアナルが気になって、つい指でいじってみたのがきっかけです。恥ずかしがる彼女の反応を見ているうちに興奮して、本格的にアナルを使ったプレイにも興味を持つようになりました」(26歳/男性/金融関係)
セックスの最中に目に入ってきた恋人の肛門が、アナルフェチになるきっかけになったという人も。特にバックスタイル(後背位)でのセックスは、女性の肛門が男性から丸見えになってしまう体位です。
セックスの最中、性的に興奮している状態で目に入ってきたからこそ、アナルに興味を惹かれるようになったという人もいるのでしょう。
子供の頃に、興味本位でいじった時に
「子供の頃、興味本位で自分の肛門をいじってみたことがあって、その時に感じた興奮や快感が忘れられず、アナルフェチに目覚めた気がします。今はアナルを攻められる方だけじゃなく、女性のアナルを攻めることにも快感を感じるようになりました」(40歳/男性/自由業)
子供の頃に肛門をいじった経験が、アナルの快感に気づくきっかけになることもあるようです。
自分自身がアナルの快感を知っている男性は、女性のアナルを攻める側としてのアナルフェチにも目覚めやすいのかもしれません。
お尻フェチが高じて、アナルフェチにも
「昔から女性のお尻が大好きで、自分はお尻フェチなんだなと思っていました。けどそのうち、お尻の中でも特にアナルにも興味を感じる自分に気づいて…。今は、女性の丸いハリのあるお尻の奥に隠されている、アナルの方に強く惹かれています」(35歳/男性/製造業)
お尻は、女性の身体の中でもセックスアピールの特に強いパーツ。そのため女性のお尻が大好きな「お尻フェチ」の人は多くいます。お尻フェチとして女性のお尻を愛でるうちに、お尻の一部である肛門への興味が目覚めていくパターンもあるようです。
お尻フェチからアナルフェチに移行する人は、意外に多いのかもしれませんね。
フェチが好むアナルとは?|前編
そこでここでは、アナルフェチの人が好む、アナルの魅力を詳しく解説します。まずは、アナルフェチの人が思わずグッとくるアナルの特徴についてまとめてみました。
アナルフェチの人達は、どのようなアナルに魅力を感じるのでしょうか。
小さくて可愛らしいアナル
アナルフェチの人が心惹かれるのは、まずアナルの見た目・形状だと言われています。
女性の肛門はヴァギナの下に位置し、お尻の奥に小さく隠されています。ヴァギナの見た目が開いたお花のような形であるのに対し、アナルは小さくて可愛らしいつぼみのよう。
アナルフェチの男性は、女性のアナルの慎ましやかな形状に、何とも言えない可愛らしさを感じるようです。
細かいシワが綺麗なアナル
肛門の周りは、大便を排泄するときに収縮する、細かいシワで丸く囲まれています。この細かいシワが綺麗に並んでいるアナルが、アナルフェチの人には魅力的に映るようです。
アナル周りのシワは、女性器で例えるならば外陰部のヒダのようなもの。女性器のヒダが整っていて左右対称だと美しく見えるように、アナルのシワも綺麗に整っている方が、アナルフェチの人の心を刺激しやすいのでしょう。
また、女性の細かいシワが綺麗なアナルを見て、女の子っぽい上品さを感じるという意見もあるようです。
締まりがいいアナル
アナルフェチの人は、アナルにペニスを挿入する「アナルセックス」にも強い関心を持っていることが多いです。ペニスを挿入する上で大事なのは、締まりがいいアナルであること。
指やペニスを挿入した際に、キュッと強く締まることは、アナルフェチの男性にとってはたまらなく魅力を感じるポイントのひとつだと言われています。
そもそもアナルの締め付けは、ヴァギナの締め付けよりも強い傾向があります。ヴァギナよりもアナルの締め付けが強いことに魅力を感じているため、アナルセックスを好むという人もいるようです。
毛が生えていないアナル
アナルの周りには、男女問わず毛が生えていることが多いです。女性の場合、脱毛などでアナル周りの毛は処理している人も多いでしょう。
周辺の毛に覆われていることが多いヴァギナに比べ、アナル周りは毛が生えていな処理されていることが多いのも、アナルフェチの人が魅力を感じるポイントのようです。
フェチが好むアナルとは?|後編
アナルプレイと聞いてイメージしやすいのは、アナルにペニスを挿入するアナルセックスではないでしょうか?アナルフェチの人は、このアナルセックスで得られる肉体的な快感だけでなく、精神的な快感がたまらないという人も。
ここでは、アナルフェチの人がアナルプレイ・アナルセックスの際に感じる精神的な快感や満足感に注目して、フェチの人が好むアナルの魅力をさらに掘り下げてみました。
ヴァギナとは違う、アナル特有の匂い
アナルフェチの人の中には、女性のアナルの匂いを嗅ぐのが好きという人も多くいます。
アナルの匂いは女性器周辺の匂いと違い、ほのかな便臭の混じった特有の匂いがするともいいます。女性にとって、アナルの匂いを嗅がれることは、女性器周りの匂いを嗅がれるよりも恥ずかしいと感じることが多いでしょう。
しかし、アナルフェチの人にとっては、そんな体の部位の匂いを嗅ぐことそのものが興奮をかきたてられる要因になるようです。
女性が羞恥を感じている様子
「女性が羞恥を感じている様子に興奮する」というアナルフェチの人も少ないくないようです。
多くの女性にとって、お尻の穴は人に見られるのに恥ずかしいと感じる場所。そんな場所を嗅ぐ・触れる・舐めるといった攻め方をされれば、恥ずかしいと感じるもの。
アナルフェチの人は、アナルを攻められている女性の恥じらう表情や反応にセクシーさを感じたり、興奮を掻き立てられるようです。
バックスタイルで女性を屈服させる喜び
女性のアナルを攻めるのを好む男性は、どちらかと言えばSっ気が強いタイプ。それは女性が恥ずかしがる様子を楽しみたいという指向に加え、アナルセックスは女性を屈服させる喜びにも繋がっているためです。
アナルセックスをする際は、バックスタイル(後背位)で挿入するのが最もメジャーな形でしょう。バックスタイルは、男性が女性を四つん這いにさせ、無防備な背後から挿入する体勢になるため、女性を屈服させている感覚を得やすい体位なのです。
女性を支配したい・屈服させたいというサディスティックな願望から、アナルプレイに魅力を感じているフェチの男性も多いでしょう。
アナルプレイのアブノーマル感
アナルは本来、排泄器官であるため、通常のセックスではあまり触れることの無い場所ですよね。「お尻は触ってはいけない場所」と、セックスの際にもアナルへの愛撫や挿入にタブーを感じている人も多いでしょう。
しかし、だからこそ、「ノーマルなセックスではしないことをしている」という背徳的な快感を得ることができるのも、アナルプレイの特徴と言えるでしょう。
本来の性行為には使わない器官を使っている特殊さ・非日常感は、セックスの興奮をより強いものにします。アナルフェチの男性は、このアブノーマル感を好んでいる部分もあるようですね。
女性のアナルを上手に開発する方法
アナルプレイに馴染みのない女性の場合、時間をかけて上手にアナルを開発していく必要があります。上手に開発していくことで、アナルプレイ初心者の女性でも、だんだんアナルでの快感に目覚めていくことも多いでしょう。
そこでここでは、女性のアナルを上手に開発する方法をご紹介します。
アナル周辺を攻めて快感を与える
アナルプレイといえば、ズバリ肛門を攻めるプレイ。ですが、アナル未開発の女性の場合、いきなり肛門を攻められても快感を得にくいこともあります。
最初は、お尻の膨らみや足の付け根、ヴァギナとアナルの間など、アナル周辺を攻めて快感を与えるようにしましょう。性感帯はそれぞれが近い場所同士で連動しているので、アナル周辺の性感帯を刺激することで、アナルでの快感も得やすくなるためです。
お尻の肉を揉む、アナル周辺を舐めるなどの愛撫を加えていき、徐々にアナルへと愛撫する場所を近づけていくのがポイントですよ。
指を少しずつ挿入する
次に、いよいよアナルの開発方法です。アナルは括約筋という筋肉で囲まれた穴になっており、排便の際に括約筋が収縮する動きで快感を感じる仕組みになっています。そこで、指の出し入れによって、その快感を誘発してあげるのがポイントになります。
アナルに指を少しずつ挿入し、ゆっくりと抜き差しを繰り返すことで、アナルでの快感が高められていきます。
慣れないうちは小指の第一関節まで、少し慣れてきたら人差し指の第一関節…というように、女性の反応や指の締め付けを確認しながら、挿入する指や本数を増やしていくと良いでしょう。
出典:排泄ケアナビ『蓄便・排便のメカニズム』
http://www.carenavi.jp/jissen/ben_care/chikuben/ben_01.html
舌での愛撫も取り入れて
アナルはヴァギナとは違い、挿入する際の潤滑油になる愛液の分泌がありません。そのため、乾燥した状態で触れられると痛みを感じることもあります。そこで、指だけでなく舌での愛撫も取り入れると、スムーズに快感を高めていくことができます。
舌や唇での愛撫は、他の部位に対しても快感や興奮を高めやすい効果があります。口での愛撫は、女性の羞恥心や興奮をより高める効果も。
舌は指と比べると湿っていて柔らかく、女性のデリケートな部分に触れる際に傷つけるリスクの少ないパーツです。アナル周りのシワを丹念に舌でなぞる、アナルを舌の先でつつくといった攻め方で、アナルへの刺激を慣らしていきましょう。
アナル専用のアダルトグッズも活用してみよう
アナルを開発する上で便利なのが、アナル専用のアダルドアダトグッズです。肛門に負担をかけにくいデザインや使用感の物が多く販売されています。
アナル専用のアダルトグッズの優れた点は、アナル開発の進行度合いによって、適したサイズや形のものが揃っていること。
初心者のうちは、挿入に負担がかからない小さめの物、慣れてくるにしたがってサイズを大きくしていくことで、段階的にアナルプレイに慣れていくことができます。
女性とアナルプレイを楽しむ際の注意点
ここでは、女性と安全で楽しいアナルプレイをする上で、必ず守るべき注意点をまとめてみました。
嫌悪感をなくしておく
アナルプレイをする上でまず重要なことは、女性のアナルに対する嫌悪感をなくしておくことです。女性によっては、「お尻の穴をセックスに使われるなんて…」と、アナルプレイに強い抵抗を感じる人もいます。
「お尻の穴は汚い、触られたくない」「痛そう」といった嫌悪感を感じたままアナルプレイを強要されると、快感が得られないばかりか、アナルプレイそのものが大嫌いになってしまうことも。
アナルプレイを楽しむ前には、パートナーの女性の合意を得た上で、根気強く話し合うなどして、女性の嫌悪感を取り除いてあげることが必須です。
焦らずゆっくり開発していく
アナルはヴァギナと違って、本来、異物やペニスを受け入れるための器官ではありません。そのため最初は快感を得るのが難しいばかりでなく、指やペニスの挿入が困難な場合もあるでしょう。
しかし、早くアナルプレイを楽しみたいからといって、焦って開発を進めるのは危険です。アナルが異物の出し入れに慣れるスピードは、女性によってそれぞれ。慣れない段階で焦って指やペニスを挿入してしまうと、肛門が切れるといった怪我に繋がります。
女性の反応やアナルの拡張度合いを確認しながら、女性が快感を感じられるペースで開発を進めていくようにしてください。
女性に負担をかけないように注意する
アナルは女性の身体の中でも特にデリケートな部位であり、プレイする際の注意点を守らなければ、思わぬ怪我や病気の原因になってしまうこともあります。
また、アナルプレイで嫌な思いをすると、精神的にも女性に負担をかけてしまうことにもなりかねません。
誤ったプレイによって、女性に負担をかけないよう注意しましょう。
衛生面には十分配慮する
アナルプレイを楽しむ上で、最も注意したいことの一つが、衛生面への配慮です。アナルプレイは大便を排泄する肛門・直腸を使うため、不衛生な状態で行うと、病気や怪我のリスクを高めてしまいます。
アナルプレイを楽しむ前には、必ずシャワーで体を清潔にし、アナルの中まで洗浄しておくことが大事。特にアナルセックスを行う場合は、浣腸をして直腸内の便を出しておくことも必要になります。
加えて、アナルセックスをする際は必ずコンドームを装着してください。コンドーム無しでそのままペニスを挿入してしまうと、ペニスが直腸内の菌に感染し、感染症を引き起こしてしまう危険性もあります。
奥深いアナルプレイの世界を堪能しよう
馴染みのない人には、ちょっと特殊な性的指向にも思えるアナルフェチの世界。ですが、男性がアナルフェチに目覚めたきっかけや、アナルの魅力を知ると、「なるほど、そうかも」と頷ける部分もあるのではないでしょうか。
アナルは男女共に同じ快感を得られる器官でもあります。奥深いアナルプレイの世界を、パートナーと追求してみるのも、新しい快感を分かち合う有効な方法かもしれませんよ。
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