抱き枕オナニーの方法を男女別に解説！抱き枕の選び方や注意点も紹介

寝具の一種である抱き枕は、抱き着いて眠ることでリラックスしたり、腰痛の改善、さらにはいびきを予防する効果もあるとされます。抱き枕にこれほど多くの利点があったとは驚きですね。もしかすると、がぜん興味が湧いてきたという人もいるのではないでしょうか。

そんな優れものの抱き枕ですが、ひそかに使われている用途がオナニーです。抱き枕には様々な形状があり、特に足で挟むと股間にフィットするタイプなら、確かにオナニーに使えそうですよね。

そこで今回は、抱き枕オナニーの方法を男女別に解説しながら、抱き枕選びのポイントと注意点をまとめてご紹介します。

出典：フランスベッド株式会社「抱き枕を使用するメリットとは？」
https://www.francebed.co.jp/umoureform/faq/pillow/body-pillow.html

先述したように、抱き枕にはたくさんの種類があり、どんな効果を求めるかによって選び分ける必要があります。オナニーに使うには、何よりも股間にフィットしてくれることが大事です。

そこで、まずはオナニーに使える抱き枕の選び方から見ていきましょう。

カバーが付いている

枕全般に言えることですが、枕カバーが付いていると枕本体に直接汚れが付きませんので、衛生的に使えます。そのため、抱き枕を選ぶ際にカバーが付いていることは必須条件。ただし、本体に付いていなくても、既製品のカバーが使えるものならOKです。

男性向けにエッチな女の子の絵柄もあれば、女性向けにはセクシーな美男子が描かれているなど、デザインも様々です。どんなカバーを選ぶかも、抱き枕オナニーの楽しみと言えますね。

洗い替えに最低2枚は必要ですが、多めに用意しておけば、汚れた時にすぐに取り換えができて安心です。

股にフィットしやすい

抱き枕の形状はいろいろあり、最も一般的なのが通常の枕を長くしたロングタイプと呼ばれるものです。

他には波型をした流線形やバナナに似た三日月形、缶ジュースのような太めの筒状もあります。さらに、アルファベットのLやJの形をしていたり、ジャンボサイズのキャラクターや動物の抱き枕まで、非常に種類が豊富です。

これらのうち、最も股にフィットしやすい形状は流線形。というのも、抱いたときに身体にピタッとフィットするように考えて作られているからです。

最近は実際に試せる寝具専門店もありますので、「腰痛がひどくて…」などと言いながら、ひそかに試してみてはいかがでしょうか。

程よい弾力性

オナニーに使うための抱き枕は、ある程度しっかりとした弾力性があるものを選びましょう。というのも、ふにゃふにゃした抱き枕は股にフィットしないだけでなく、刺激を得ることもできないからです。

また、抱き枕オナニーではグッズを使うこともありますので、固定できるだけの硬さが求められます。素材としてはポリエステル綿が最適。適度な硬さと弾力性を備えた抱き枕に仕上がるので、探す時の目安にしてくださいね。

洗濯ができる

カバーが付いていても、オナニー目的で使うとカバーを通り越して、抱き枕本体に体液が吸収されると考えられます。そのため、抱き枕そのものを丸ごと洗濯できることも、選ぶ際の重要なポイントです。

丸洗いが可能かどうかを洗濯タグで見て、洗えるようなら家の洗濯機で洗えるサイズかどうかを考えましょう。

どうしても大きなサイズが欲しい場合は、クリーニングに出す費用も考えて選ぶのがおすすめです。抱き枕の使い道は人それぞれ違うため、クリーニングに出してもおかしくはありません。

最近は宅配クリーニングも普及していますので、洗濯できるかどうかをしっかり確認しておきましょう。

よさそうな抱き枕が見つかったら、「さっそく抱き枕オナニーを…」といきたいところですが、その前に用意しておきたい道具があります。

一体どんな道具が必要なのか、早速ご覧ください。

ラブグッズ

ラブグッズとは、いわゆる大人のおもちゃのことで、男性ならオナホール、女性ならバイブなどがあります。

昨今は女性が抵抗なく使えるおしゃれなラブグッズも増えていますので、これらを使うことで抱き枕オナニーがさらに気持ちよくなるでしょう。

男性の場合、抱き枕に男性器を擦りつけているうちに、射精してしまう可能性がありますので、オナホールは必需品と言えます。射精するたびに抱き枕を洗濯するのは大変ですが、オナホを使えば後処理も簡単ですね。

コンドーム

男性、女性のどちらにも必要なのがコンドームです。ただ、使い方は男女で異なります。

まず男性の場合、オナホを使わず抱き枕だけでオナニーをする際に、コンドームを付けていれば射精しても精液はコンドームの中に溜まりますよね。つまり、抱き枕の汚れ防止になるのです。

一方の女性は、ラブグッズでバイブを使用する際に使うと良いでしょう。バイブにコンドームをかぶせることで、そのまま使うよりも衛生的です。

あらかじめローションが付いているものや、形にバリエーションを持たせたものなどもあるため、コンドームを使う楽しみがさらに増えますよ。

ローション

ローションのヌルヌル感は、性器はもちろん、体中の性感帯の感度を高めてくれます。そのため、女性なら胸やバストトップにローションを塗って抱き枕に擦りつけると、かなり気持ちよくなるでしょう。

また、性器に塗って抱き枕を股に挟んで動けば、滑らかに動けます。ローションは通常のオナニーに時だけではなく、抱き枕オナニーの時にも必須アイテムと言えるでしょう。

アダルト動画など妄想を掻き立てるアイテム

オナニーをする時に、エッチな妄想を掻き立てるアイテムを利用している人は多いのではないでしょうか。

何がいいかは人それぞれ好みによりますが、視覚にダイレクトに訴えてくるアダルト動画は、早く興奮状態になれるのがメリットです。

とはいえ、頭の中で妄想しながら徐々に興奮を高めていきたいという人なら、官能小説を読むのもおすすめ。抱き枕を素敵な恋人に見立てて、思い切りエッチな妄想の世界に浸りましょう。

男性と女性では性器の構造そのものが異なるため、同じ抱き枕オナニーでも方法が違います。男性には男性に適した方法がありますので、正しい抱き枕オナニーのやり方を知っておきたいところです。

そこで、まずは男性の抱き枕オナニーの具体的な方法について見ていきましょう。

抱きしめながらオナニーする

男性の抱き枕オナニーの基本は、抱き枕を抱きしめながらオナニーをすることです。抱き枕を好きな女性やアイドル、アニメのキャラクターだと思いながら、優しく抱きしめましょう。

そうすることで、まるで相手がいるかのような感覚に浸ることが出来ます。このように、いつもは一人でしているオナニーとは違う快感を得られるのが特徴です。

抱き枕に性器を擦り付ける

男性器は、刺激を与えられることで勃起します。そのため、抱き枕を優しく抱きしめながらまだ勃起していない状態の性器を擦りつけてみてください。

そうすると、抱き枕との摩擦により刺激が与えられ、勃起してくるでしょう。大きめサイズの抱き枕なら安定感もあり、それなりに身体を動かしてもズレることなく、気持ち良く擦り付けられます。

一方で小さめサイズの抱き枕の場合は自分から動かずに、抱き枕を動かして性器を擦り付けという方法がおすすめですよ。

オナホールを併用する

オナホールを装着することが出来る抱き枕なら、オナホールを使わない手はありません。オナホールを併用することで、好きな女性を優しく抱きしめながら膣内に挿入していくようなイメージでオナニーが出来ます。

オナホールにはいろいろな種類がありますので、形状の違うものを選べば多くの女性とエッチしているような気分になれるでしょう。モテ男になった気がして、さらに快感が増すのではないでしょうか。

思いっきり射精する

AVなどでは、女性の顔に思いっきり射精するシーンがよく出てきますよね。男性の中には、「やってみたい…」と思っている人もいるのではないでしょうか。とはいうものの、実際に彼女に対してするのは難しいことの方が多いでしょう。

抱き枕なら、そんな密かな欲求にも応えてくれます。好きなアイドルやアニメキャラの顔がプリントされた抱き枕を用意し、思いっきり射精するのです。抱き枕だからこそ許してくれる快感が味わえます。

男性には男性に適した抱き枕オナニーの方法があるように、女性にも女性が気持ちよくなれる抱き枕オナニーのやり方があります。

ここからは、女性向けの抱き枕オナニーの方法を見てみましょう。

抱き枕に性器を擦り付ける

女性も男性と同じように、抱き枕オナニーの基本は抱き枕に性器を擦り付ける方法です。自分の指で触れるのとはまた違った、布地からの刺激が快感をもたらしてくれます。

まずは下着を着けたままの状態で抱き枕を脚で挟んで性器を擦り付け、興奮が高まったら次は下着を脱ぎ、抱き枕に直接性器を擦り付けましょう。

下着越しに伝わる抱き枕の感触と、抱き枕がじかに性器に触れた時とでは、異なる快感を感じられますよ。

抱き枕に身体全体を擦り付ける

女性の上半身の性感帯とされるのが、乳首です。そのため、いきなり性器を刺激するのではなく、まずは抱き枕に乳首や乳房を擦り付けて快感を高めるといいでしょう。

また、背中が性感帯という女性は大きめサイズでしっかりした抱き枕を選べば、背中に抱き枕を敷いて身体全体を擦り付けられます。

あらかじめカバーを取り付けておき、身体全体にローションを塗って抱き枕に擦り付ければ、全身の性感帯を刺激できて、よりいっそう快感が増すのではないでしょうか。

バイブを併用する

抱き枕に性器を擦り付けるだけでは物足りないと感じるなら、バイブを併用するのがおすすめです。

バイブの中には固定できるものがありますので、抱き枕にバイブを固定すれば枕を抱きしめながら、自由に動けます。

固定が難しい場合は、片手でバイブを操作し、もう片方の手で抱き枕を抱きしめるといいでしょう。

好きなアイドルや俳優をプリントしたカバーをかけておけば、好きな人に抱かれている気分に浸れるのではないでしょうか。

ボイスアプリを使う

抱き枕オナニーでは、ボイスアプリを使うのもおすすめです。特に男性の声が好きな、いわゆる声フェチの女性にはうってつけと言えます。

ボイスアプリとは、魅力的な声の男性がエッチな言葉を囁いてくれるアプリのこと。エッチの際に耳元で囁かれると興奮する女性は少なくありませんが、ボイスアプリを使えば、この耳元で囁かれるシチュエーションを作り出せます。

声フェチ女性はもちろん、そうでない女性も試してみる価値ありですね。

抱き枕オナニーの具体的な方法が分かったところで、「では、早速…」という気になってきた人も多いでしょう。

けれど、抱き枕オナニーをすることにはメリットとデメリットがあります。メリットは嬉しいけれど、デメリットは気になるところですよね。

ここでは、そんな抱き枕オナニーのメリットとデメリットをご紹介します。

メリット｜擬似セックスを楽しめる

抱き枕オナニーの一番のメリットは、抱きしめることによって疑似セックスが楽しめることです。抱き枕オナニーでは抱き枕が身体に触れるので、誰かと一緒にいるような感覚に浸れます。

オナホールやバイブを取り付ければ、男性は女性に挿入し、女性は逆に挿入されている感覚を得ることが可能です。

工夫次第で様々な疑似セックスが楽しめるところも、抱き枕ならではのメリットと言えるでしょう。

メリット｜幸せな気持ちで眠れる

そもそも抱き枕は、抱き付くことで安心感やリラックス効果を得られるように作られています。そのため、抱き枕オナニーをすると幸せな気持ちで眠れるのがメリットです。

男性は射精後に眠気や気だるさを感じる「賢者タイム」が訪れますので、その時に抱き枕に抱き付いていると、より心地よく眠れるでしょう。

女性も、オナニーをした後は疲れてしまいますよね。そういった時も抱き枕がさらにリラックス効果を高めてくれるのでおすすめです。幸せな気持ちで眠りに導いてくれるのは嬉しいメリットですよね。

デメリット｜夏場は暑苦しい

好きな人とセックスしている気分が味わえたり、幸せな気持ちで眠りへといざなってくれる抱き枕。そんな抱き枕の最大のデメリットが、夏場に使うには暑苦しいことです。

抱き枕の素材は色々ありますが、弾力があるものは綿などの素材が多めに使われていますので、抱いているうちにどうしても熱を持ってきます。そうなると、「オナニーしたいけれど、暑くてダメ！」となるのは避けられません。

最近は夏になると、接触冷感素材のシーツや敷パッドが多く販売されますので、これらを使って抱き枕にひんやり感を与えるといいでしょう。ひんやりした抱き心地のぬいぐるみなども登場しますので、抱き枕にできないか試してみるのもいいですね。

デメリット｜枕本体を洗うのが大変

抱き枕オナニーをするには、洗える抱き枕を選ぶのが絶対条件と言っても過言ではありませんが、実際に洗うのはけっこう大変です。特に弾力性があり、しっかりと作られた抱き枕ほど吸水性が高いため、水を吸うとかなり重くなります。

何とか洗えたとしても、内部までしっかり乾かさないといけません。生乾きだと嫌な臭いがしたり、カビが生える原因にもなるからです。

大きなサイズになるほど枕本体を洗う大変さに加えて、乾かすにも時間がかかることを考えると、かなり大きなデメリットと言えるでしょう。

最適な抱き枕が見つかって必要な道具も揃えたら、いよいよ抱き枕オナニーの準備が整ったと言っていいでしょう。

とはいうものの、まだ覚えておきたい注意点があります。ここでは、抱き枕オナニーで何に注意すべきなのかをまとめましたので、ご覧ください。

汚れやカビの発生に注意

抱き枕をオナニー目的で使うと、体液やローションが付いてしまいます。カバーをかけていても、カバーを通過した液体が抱き枕本体に吸収されてしまうでしょう。

こうした液体が付着したままだと、だんだんと汚れてきます。また、抱き枕の内部に水分があるとカビが発生しやすくなり、気付いたらカビが生えていてびっくり、ということも少なくありません。

特にいつも同じ面を上にして使っていると、裏返したらカビだらけだったという悲惨な状態になっていることもあり、くれぐれも注意が必要です。

ダニが繁殖する危険性

抱き枕はそもそも寝具の一種ですので、場合によってはダニが繁殖する危険性があります。

寝具には少なからずダニがおり、全てを取り除くことは不可能です。ただ、こまめに干していれば、ダニの大量発生は防げます。

オナニーで使う抱き枕に注意が必要なのは、体液やローションといった水分が吸収されてカビが発生し、そのカビを食べるダニが繁殖しやすいことです。さらに、ダニが大量に繫殖すると、このダニを食べる大きなダニが現れます。大きなダニは人の体を刺して血を吸うため、痒みに襲われるのが厄介なところです。

抱き枕はこまめに干し、水分を取り除いてカビが生えないようにしましょう。そうすれば、ダニの繁殖も防げます。

本体の洗濯はこまめに行う

どのくらいの頻度で抱き枕オナニーをするかにもよりますが、抱き枕本体の洗濯はこまめに行いましょう。というのも、軽い汚れのうちなら洗い落とすのが楽だからです。

本体の洗濯はどうしても面倒なので、ついつい「まだいいかな」とそのまま使ってしまいがちですが、内部にまで汚れが浸透してしまうとなかなか落としきれません。

お気に入りの抱き枕を長く愛用するためには、週に一度は必ず洗うといったルールを決めるといいのではないでしょうか。

カバーが色落ちすることも

大きな抱き枕を選ぶと、好きな人に見立てて疑似セックスを楽しめるのが醍醐味です。ただし、アイドルやアニメキャラクターなどの絵柄が全体に入ったカバーは、濃い色を使ってプリントしていることが多く、洗濯した時に色落ちしてしまうことがあります。

色落ちによってカバーのプリントがぼやけてしまうのも残念ですが、他の洗濯物と一緒に洗った時、色移りしてしまう点にも注意しましょう。

洗う際は色落ちするかもしれないと考え、ジーンズなどの色の濃いものと一緒に洗うのがおすすめです。また、ネットに入れて洗うと多少は色落ちを防げます。

そもそも手洗いをしないといけない場合もありますので、まずは洗濯表示タグを確認してくださいね。

リラックスして眠りたい、腰の痛みを少しでも楽にしたいなど、抱き枕を使う目的は人によって様々です。ただ、オナニーに使えるとは思いもしなかったという人も多かったのではないでしょうか。一方で、すでに抱き枕オナニーをしている人もいたことでしょう。

けれど、オナニーに適した抱き枕を選べていなかったり、適した方法でオナニーできていなかった可能性もあります。せっかくなら、より気持ちよくなれるオナニーをしたいものです。

この機会に、抱き枕オナニーが持つメリットとデメリットから注意点まで幅広く理解し、お気に入りの抱き枕を探しましょう。そして、清潔な状態で抱き枕オナニーを楽しんでくださいね。