責任感が強い人の特徴を解説！長所＆短所や責任感を高める生活習慣も

責任感が強い人に好印象を抱く人は多いですよね。自分もそうなりたいと思っても、なかなかなれずじまいの人も多いです。今回は、責任感が強い人について分析し、どうすれば責任感が強い人になれるかを考えていきましょう。まずは、責任感が強い人の特徴を追っていきます。

真面目で誠実

やっていることも言っていることも中途半端で、ルールをあまり守らず、周囲の迷惑をあまり考えない人を見て、「責任感が強い人」だと思う人は皆無でしょう。責任感が強い人というのは、真面目で誠実な印象の人ばかりだと言っても過言ではありません。

校則にも職場の社風にも反せず、協調性を持ってしっかりルールを守ります。また、学業にも仕事にも、あるいは人に対しても真面目に対応するため、信用されやすいでしょう。

仕事もプライベートも、人と人とのつながりが大事です。嘘をつかない真面目で誠実な人と付き合いたくないという人はおらず、周囲からも好かれることが多いと言えます。

軸となるものを持っている

周囲の目を気にしたり、周囲の意見に流されたりしやすい人は、言っていることもやっていることも中途半端でコロコロ変わることが多いです。周囲からは「何がしたいのか分からない」「人の意見に流されすぎ」と思われ、責任感が強い人だとは到底認識してもらえません。

責任感が強い人は、常に自分の考えや意見を持ち、自分の価値観と照らし合わせて行動するため、言っていることにも、していることにも、一貫性があるのが特徴です。他人に振り回されるのではなく、自分なりの軸を持ち、自分の気持ちに忠実に生きていると言えます。

自分なりの軸を持って着実に進む人を見ると、周囲は「自分の考えに責任感を持って生きている」と感じるでしょう。

妥協しない

「こうしたかったけど、まあいいか」などと言っては、何事も適当にしてしまう人もいます。あまりルールに縛られ過ぎるとメンタルにも疲労が溜まってしまいますが、常にこの調子で生きていくのであれば、責任感が強い人になるのは難しいと言えるでしょう。

責任感が強い人は、できるだけルールに沿って行動しますし、目的や目標を簡単に変えたりはしません。人生には多少の妥協が必要な時もあるのは事実ですが、妥協するクセがついてしまっているようでは、責任感が強い人にはなかなかなれないのです。

プライベートで妥協するのは許されることも多いですが、仕事となると特に妥協は許されません。妥協せずにできるだけ努力する道を選んでいきましょう。

我慢強い

困難にぶち当たると、逃げ出したくなるのは誰でも同じです。長い人生の中で我慢が必要な場面がたくさん出てきます。我慢強い人と、我慢ができない人とでは、どちらが責任感が強い人だと思ってもらえるかは一目瞭然だと言えるでしょう。

つらいことや困難なことがあるたびに、物事を諦めたり投げ出したりするようでは、何かを成し遂げることは難しいのです。我慢強い人は、つらいことや困難なことから逃げ出さないため、高い目標を立てても達成できる可能性が高くなると言えるでしょう。

自分を変えたい、自分の人生をより良くしたいと思っているなら、我慢強く責任感を持って行動するように意識してください。

責任感が強い人の性格面での特徴を追ってきましたが、責任感が強い人の性格面での特徴はまだまだありますので、引き続き紹介していきましょう。

リーダータイプ

学校でも職場でも、リーダータイプもいれば、リーダーを補佐するタイプもいます。責任感が強い人は、リーダータイプであることが多く、責任感がある分、周囲から慕われやすいと言えるでしょう。

例えば、職場でプロジェクトのリーダーを任されたとします。その場合、自分の職務に責任を持つことはもちろん、他の人のことにも目を向け、自分のことだけではなく、プロジェクト自体の成功のために力を注ぐことができるのです。

リーダーシップを取れるという特徴を持つ責任感が強い人は、自分という狭い範囲ではなく、プロジェクトそのものという広い範囲に視野を向けることができると言えるでしょう。

秘密を守る

秘密をすぐにしゃべってしまう人はどこにでもいますが、そのような人を見て「信用できる」「頼りがいがある」とは誰も思いません。

世の中には、言って良いことと言ってはいけないことがあり、その違いを理解できていないようでは、責任感を持って行動するのは困難だと言えるでしょう。

企業には「社外秘」呼ばれるような企業秘密が当たり前に存在しますし、プライベートでもプライバシーというものがあります。世の中には秘密がたくさんあり、その秘密を守れるかどうかで信用度が大きく変わってくるのです。

例えば、あなたは責任感がなさそうな人にプライベートな悩みを相談するでしょうか。秘密を守れる責任感のある人は、誰からも信用されると言えるでしょう。

完璧主義

責任感が強いと、少しの妥協も許せなくて完璧を求めるようになるでしょう。完璧主義であるがゆえ、自分にできる限界まで努力することができますし、目標を達成することもできます。

完璧主義の性格は、勉学にも仕事にも必ず生きてきます。努力を惜しまないため、どんどん身について、実力が周囲より伸びることが珍しくありません。

しかし、あまりに完璧主義の特徴が強いと、高すぎる目標を設定してしまったり、達成できないと自尊心が傷ついたりすることもあり得ます。目標は細かく立て、一つずつクリアしていくなどの工夫をしておいた方が良いと言えるでしょう。

向上心が強い

「これでいいや」「できなくても良い」などが口ぐせだったり、目標もなく毎日を適当に生きている人に向上心があるとは言えません。毎日穏やかに過ごす人であっても、ある程度の向上心は必要ではないでしょうか。

責任感が強い人は、必ずと言って良いほど向上心が強く、常に自分を高めるための目標を持っていることが珍しくありません。例えば、仕事でノルマを達成する、学業で検定に合格する、プライベートでマラソン大会の上位に入るなど、目標を立ててひたむきに努力します。

向上心が強い人は、達成感を味わう機会も多く、自分に自信がつきやすいと言えるでしょう。少しずつで良いので、向上心を持てるように意識して過ごすのがおすすめです。

責任感が強い人の性格面での特徴を追ってきましたが、共感できるものがたくさんあったのではないでしょうか。今度は、責任感が強い人の態度や行動での特徴を探っていきましょう。

目標をできるだけ明確に立てる

責任感が強い人は、ただ毎日を適当に生きることができません。目的もなく、目標もない毎日では、なにに責任を持って生きれば良いのかも分からないのは当然のことです。

先ほども説明したように、責任感が強い人は、仕事でもプライベートでも明確に目標を立てる特徴があります。「来年は係長試験を受ける」「3年後に留学するために中国語をマスターする」「3ヶ月後の挙式までに絶対5キロ痩せる」という具合に、具体的な時期や数字を目標に取り入れるのです。

目標を明確にすることは、目標達成のために必要なことだと言えるでしょう。責任感が強い人は「目標を達成したい」という気持ちが強い分、とにかく目標をできるだけ明確に立てるのです。

計画性がある

計画性もなく行き当たりばったりで生きていると、余程の運がない限り、上手くいくことはありません。何事も中途半端になるため、上手くいかないのは当然のことだと言えるでしょう。

責任感が強い人は、中途半端なことをするのを嫌うため、事前に計画を立てるという特徴があります。学業や仕事に対してもそうですが、「1年後のピアノ発表会のために毎月練習する内容と曲目を計画する」など、何事もやる前から計画を練るクセがついているのです。

必ずしもすべてが計画通りに進むわけではありませんが、計画通りにいかない場合は、計画を練り直して再度挑戦する方法を選ぶので、途中で投げ出すことはありません。

約束を必ず守る

責任感が強い人と聞いて、真っ先に思い浮かべるのが「約束を必ず守る」という特徴ではないでしょうか。一度決めたことをやり遂げる意志が強いという特徴があるため、約束をしたら、どんな状況でも守れるように努力すると言えるでしょう。

約束した時刻に遅れることはありませんし、約束をすっぽかしたり、直前にキャンセルをしたりはしません。約束を必ず守るという強い意志があるからそこ、仕事でもプライベートでも周囲から信用されやすいと言えます。

「何事も投げ出さない」「言い訳しない」という我慢強い性格が、「約束を必ず守る」という意志につながるのでしょう。

責任感を持ってやり遂げようとする

難しいことをやり遂げるには、つらいこともあるでしょうし、困難も待ち受けているでしょう。責任感が強い人は、たやすいことでも難しいことでも、とにかく「やり遂げる」ということにこだわります。

「逃げる」「投げ出す」「適当にする」という選択肢を選ばずに済むように、何が何でもやり遂げようとするのです。たとえ体を壊しそうになっても、たとえメンタルがやられそうになっても、やり遂げることにこだわってしまうため、時にはすっかり疲弊してしまうこともあります。

強い意志を持てる人は素敵な人です。とはいえ、無理しすぎない程度に自分の意志を貫いて生きていきたいものですね。

責任感が強い人にはたくさん特徴があることが分かってきました。今度は、責任感が強い人の言動面での特徴に迫っていきます。自分や周囲にいる人と比較しながら読み進めてみてください。

無責任な発言をしない

適当に生きている人は、自分の発言や行動にあまり責任を感じておらず、「どうにかなる」「誰かがやってくれる」と思いながら行動し、トラブルがあっても「誰かがフォローしてくれるはず」と安易に考えていることも少なくありません。

しかし、責任感が強い人は、適当なことを言うことができないため、無責任な発言はしないと言えるでしょう。「たぶん大丈夫だです！」と請け負ったのに、トラブルになっても我関せずという態度でいる人を見て、誰も責任感が強い人だとは思いませんよね。

「たぶん」というのも、無責任な人の口ぐせです。心当たりがあるなら、自分の言葉に責任を持てる強い人になれるように意識してみましょう。

周りの意見に流されない

周囲の意見によって態度をコロコロ変える人はどこにでもいますが、そのような人を見て「責任感がありそう」だと感じる人はほとんどいないでしょう。責任感が強い人は、自分の意思を明確に持っており、芯が通っているものなのです。

自分の意思があまり明確でない場合、人は周囲の意見に振り回されてしまいますが、責任感が強い人は考えがしっかりしているので、簡単に周囲の意見に振り回されることはありません。

周囲の意見に流されないほどの強い考えと信念があれば、自分がブレることはないのです。自分はブレやすいと自覚している人は、改善する機会いいかもしれません。

責任感が強いがゆえ自分に厳しい

嫌なことからは逃げ出し、つらいことがあれば投げ出すような自分に甘い人は、何をするにも責任感を意識することはあまりないでしょう。責任感が強い人は、目標を達成するために、あるいは約束を守るために、自分にとても厳しくします。

困難から逃げ出すことを自分自身がどうしても許せないのです。どんなに無理をしても目標を達成したい、自分のことを犠牲にしても約束を守りたいと思うため、どうしても自分に厳しくなってしまうのですね。

時に自分に厳しくしすぎてしまい、心身ともに疲労することも珍しくありませんが、人としての信頼度は間違いなく高いと言えるでしょう。

とにかく全力

適当に努力していても、高い目標は達成できません。難易度の低い目標であれば、ある程度の努力で何とかなりますが、難易度の高い目標であれば、相当努力しなけばなりません。そのため、責任感が強い人は、目標を達成するためにとにかく全力を傾けます。

目標を達成するため、また期待に応えるため、できる努力をすべてするのです。あまりに頑張るので、周囲が心配することも珍しくありませんが、本人にっては全力で物事に取り組むことこそが生きがいなので、力を惜しみません。

あなたは全力で努力したことがありますか？全力で頑張る姿は誰が見てもカッコいいはずです。ぜひ真似してみてくださいね。

自分のミスを素直に認める

どこの職場でも、自分のミスを隠したり、時には他人のせいにしたりして、逃げようとする人がいます。周囲からすると大変迷惑であり、このような人とは一緒に仕事をしたくないと思ってしまうでしょう。

責任感が強い人は、自分の言うことやすることに一貫性があり、逃げることはしません。もし自分がミスをしたのなら、素直にミスを認め、早めに問題解決に取り組むでしょう。ミスから目をそらし、逃げていても、自分のためにはならないということを分かっているのです。

責任感が強い人は、自分のミスを素直に認める強さがあるので、好感度が高く好かれることが多いと言えるでしょう。

責任感の強い人の特徴を見てきましたが、そもそも責任感が強いことには何かメリットがあるのでしょうか。責任感が強い人の長所は何なのか、一緒に見ていきましょう。

評価されやすい

責任感が強い人は、何をする時も常に責任感を保っているのが長所です。毎日の態度や言動を見て、周囲は「責任感が強い人」「信頼できる人」だと高く評価するでしょう。また、真摯に物事に取り組むため、結果を出すのが早く、それがさらに評価されるのです。

人と人とは信頼関係で成り立っています。日々の態度や言動で「真面目」「責任感がある」ということが周囲に伝われば、周囲はあなたを正当に評価し、安心してコミュニケーションを取ってくれることでしょう。

人から評価されたいなら、仕事で結果を残すのもありですが、その前に自分の「人間力」を上げる努力をしていきましょう。

良い人間関係を築ける

人は一人で生きているはずもなく、同僚、クラスメイト、友人、親兄弟、近所の人など、多くの人とコミュニケーションを取らなくてはいけません。しかし、いい加減な人とコミュニケーションを深めたい人はほぼいないでしょう。

何事にも責任感を持ってあたる責任感が強い人は、日々の行いが功を奏して周囲から信用されやすいので、人間関係をうまく築けます。「人の悩みのほとんどは人間関係の問題」と言う人もいるほどですから、人生において人間関係をうまく築けるのは長所だと言えるでしょう。

頼られやすく、信用されやすい人になりたいなら、自分の言動に責任を持って生きていくことをおすすめします。

人に対する思いやりの気持ちが強い

ただ意志が強いだけの人は、周囲に迷惑をかけても自分の意志を通そうとしたり、自分の目標を無理にでも達成しようとしたりするでしょう。周囲のことを考えず、自分の都合だけで周囲を振り回すのでは、責任感が強い人とは到底言えません。

責任感が強い人は、一見、自分のために頑張っているように見えますが、実は周囲のことを思いやって行動しています。「会社のために」「仲間のために」「家族のために」と考えて行動した結果、自分のためにもなっているのです。

努力は、巡り巡って自分のためになっていると言えます。つい、自分のことばかり考えてしまっていませんか？もし心当たりがあるなら、前向きに改善していきましょう。

客観的に物事を見ることができる

責任感が強い人は、「自分さえ良ければ良い」という考え方ができません。自分のことだけではなく、物事の全部を客観的に見ることができるため、良い人間関係を維持することができ、それが長所として評価されるのでしょう。

また、物事を客観的に見ることで、常に冷静に判断することができます。人間は生きていくうえで、さまざまな困難を乗り越えなければなりませんが、冷静に判断し対応できる人は、どんなつらい困難でも乗り越えることができるでしょう。

反対に自分のことしか考えられない人は、イレギュラーなことが起こるとパニックに陥ってしまいがちです。正しく判断ができるように、客観的に物事を見るクセをつける事が大切と言えます。

責任感が強い人は好感度が高いことが分かってきました。しかし、責任感が強い人には長所しかなく、短所はないのでしょうか。責任感が強い人に短所はないのかを確認しておきましょう。

頑固だと思われる

強い意志で目標や約束を果たそうと必死で努力する責任感が強い人は、時に「頑固」だと思われてしまいます。目標を見失わずに努力するのは素晴らしいことですが、日々の生活では柔軟性を求められることもあるのです。

確かに、あまりに柔軟すぎる考え方をしていると、目的を見失いがちですので、頑固すぎるくらいが良いのかもしれません。しかし、状況を的確に判断し、考え方を変えなくてはならない時があることもおぼえておいてください。

他者の意見も取り入れながら、また、周りの状況を確認しながら、自分の目標や約束を果たせるようにしていきましょう。

自分を追い込みすぎてしまう

いい加減な対応をせず、簡単に逃げ出さないのが責任感が強い人の長所でもあるのですが、人間は誰しも完璧ではありませんし、人生は常に平穏ではありません。それなのに、どんな時も強い意志で自分を追い込んでしまっていては、メンタルが不調をきたすでしょう。

自分を追い込んで、必死に努力するのは素晴らしいことですが、「自分は機械ではなく生身の人間なのだ」ということを忘れないようにしてください。

時には人を頼ることも大事なのです。自分のメンタルが壊れてしまうほど追い込む必要などありません。「つらい時は立ち止まっても良い」ということを理解しておきたいですね。

責任感が強いがゆえに悩みを抱え込みがち

周囲から頼られるタイプの責任感が強い人は、逆に人を頼るのが苦手だというケースが少なくありません。また、誰かに迷惑をかけたくないと思っているため、誰かに相談することもできません。その点が短所でもあります。

人は一人では生きていけませんし、何でも一人でできるわけではありませんので、周囲に悩みを打ち明けることを恥ずかしいとは思わないようにしてください。一人で悩みを抱え込み続けるのではなく、誰か一人でも良いので、信頼できる人に話を聞いてもらいましょう。

上司に相談する、友人に愚痴を聞いてもらうなど、一人だけで悶々と考え込まないようにすると、気持ちが楽になるはずです。

自分に厳しい分、他人にも厳しくなりがち

自分に甘く、他人に厳しい、という自分勝手な人も多い世の中で、「自分に厳しく、他人に厳しい」という姿勢は、きちんとしていて何の問題もないような気がしませんか？しかし、これも度が過ぎると問題であり、短所になるのです。

責任感が強い人は、自分に対してもストイックですが、周囲に対しても同じように求めてしまうことがあります。しかし、世の中にはさまざまな考え方があり、お互いの考え方を尊重すべきところは尊重しなくてはなりません。

それなのに、自分の意志が強いからと言って、相手にもそれを求めてしまうのは、少々強引です。確かに、他人に厳しくしなければならない時もありますが、時と場合を見極めて判断することが重要と言えるでしょう。

責任感が強い人には短所もあることが分かりましたが、その短所をふまえても、好感度が高いと思いませんか？また、ここまでを読んで「責任感が強い人になりたい」と思った人もいることでしょう。責任感を高めるためには、普段からどのような心構えでいるべきなのでしょうか。

規則を守る

規則を守らず、周囲と協調しないようでは、いつまでたっても「責任感が強い人」にはなれません。まず「規則を守る」という最低限のことから始めてみましょう。

世の中には、守らなければならないたくさんの規則があります。自由にしたいからと単純な気持ちで規則に反するのは、立派な大人がすることではありませんよね。

最低限の規則を守り、協調性を持って周囲とコミュニケーションが取れるようになる方が望ましいでしょう。

言動に一貫性を持つ

言うことややることがコロコロ変わる人を見て、誰も責任感が強い人だとは思いません。一度決めたこと、言ったことに責任を持ち、余程のことがない限り意見を変えないようにしましょう。

言動に一貫性を持つと、意志を強く保てます。意志が強い分、自分の言動にもきちんと責任を持てるようになるでしょう。自分は意見がブレやすいという自覚があるのなら、まずは言動に一貫性を持つことから始めてくださいね。

言動に一貫性を持つことで、適当な発言や無責任な行動をとりづらくなり、どんどん責任感が強くなってくるはずです。

困難から逃げない強い気持ちを持つ

面倒なこと、嫌なことから逃げ出したいのは誰でも同じです。しかし、逃げていても問題は解決しませんし、人として成長することはあり得ません。困難にぶち当たったら、逃げずに解決策を考えるようにしてください。

困難から逃げずに真摯に対応する姿を見て、周囲はあなたのことを「責任感が強い人」だと感じ取るはずですし、また実際に、自分自身も責任感を強く持てる人に成長していくことでしょう。

問題解決をするたびに、あなたは自信をつけ、どんどん責任感が強くなるのです。

コミュニケーション能力を養う

責任感が強いこととコミュニケーション能力に、一体どう関係があるのだろう？と思うかもしれませんが、自分のことしか考えていない自分勝手な人は、基本的にコミュニケーションが上手とは言えません。

責任感が強い人ほど、周囲との連携を大事にするため、コミュニケーション能力が高いと言えるのです。コミュニケーション能力を身につけると、周囲とのやり取りが増え、周囲が何を求めているのか、自分に何が足りないのかが見えてくるでしょう。

客観的に物事を冷静に判断できる責任感が強い人は、コミュニケーション能力も高いのです。人と人とのつながりを大切にしてましょう。

体調管理をしっかりする

自分のこともままならないのに、責任感が強い人を目指すのは少々無理があります。あなたは自分の体調管理をしっかりしている自信はありますか？体調不良で仕事に穴を空けているようではいけませんし、体調不良で約束を守れないのも良くありません。

仕事に責任感を持っている人や、家族を養うのに責任感を持っている人は、自分の体調管理もしっかりしていると言えます。暴飲暴食をして、翌日の仕事に支障が出る事はほとんどないでしょう。

責任感が強い人になりたいなら、まず自己管理をしっかりすることから始めるのもおすすめします。

責任感が強い人には長所がたくさんありますが、反対に度が過ぎると困ることもあることがわかりました。責任感が強すぎることで問題がある人は、強すぎる責任感を弱めるようにしてみることがおすすめです。

では、どうすれば強すぎる責任感を弱めることができるのか、一緒に確認していきましょう。

使命感を手放す

今、あなたは責任感が強すぎてつらい思いをしているのではないでしょうか。責任感が強すぎるせいで壊れそうなら、いったん使命感を手放してみてください。あなたが今、成し遂げようとしていることは、どうしても今しなければならないことでしょうか。

また、人を頼ってはいけないことなのでしょうか。「自分が決めたのだから、何があってもやり遂げる」という使命感を持つことは素晴らしいですが、逃げ道を一切作らないという方法はおすすめできません。

つらいな、逃げたいなと思う時は、周囲に相談しながら一度立ち止まってみてくださいね。

プライベートを大切にする

責任感が強い人ほど、プライベートを犠牲にしてでも、周囲に迷惑をかけないようにしようとするものです。本当に迷惑がかかるのなら、プライベートを多少犠牲にするのは仕方のないことですが、責任感が強すぎる人はプライベートのほとんどを犠牲にしてしまいがちです。

活動と休息のバランスを取らなくては壊れてしまいます。仕事ばかりで、本当に大切なものを大切にできていないようではいけません。仕事とプライベートのオンオフをしっかりできるようにするのがおすすめです。

責任感が強すぎると、誰かを犠牲にする可能性が出てくるということを忘れないようにしましょう。

信頼できる仲間に助けを求める

誰にも迷惑をかけたくない、自分で責任を持って成し遂げたいという心がけは良いのですが、その気持ちが強すぎると、誰かに頼る勇気を持てなくなってしまいます。

周囲に信頼のおける心強い仲間はいませんか？責任感が強すぎるがゆえに苦しんでいるというのなら、仲間に助けを求めましょう。話を聞いてもらうだけでも気持ちが楽になりますし、自分一人では解決しなかった問題が簡単に解決するかもしれません。

人に意見を聞く、人を頼るということも取り入れ、責任感をうまくコントロールしましょう。

失敗を恐れすぎないようにする

責任感が強すぎる人は、失敗を恐れすぎる傾向にあります。完璧主義ですから、100あるうちの1を失敗しただけでも、全部が失敗したような気になって落ち込んでしまうのです。また、人生に失敗はつきものですから、あまり失敗を恐れすぎていると心が疲れてしまうでしょう。

「人生に失敗はつきもの」「精一杯の努力はするが、それでも失敗するときする」「失敗したら、それを生かして次につなげよう」という前向きな気持ちを持つようにしてくださいね。そう考えることで、失敗を恐れすぎることはなくなるでしょう。

責任感が強すぎると感じているなら、少し違う角度で物事を見られるようにしていくことがおすすめです。