頼りになる人の特徴って？頼りになる人になる方法や皆の体験談も紹介

あなたの周りには「頼りになる人だな」と感じる人はいますか？また、自分自身が「頼りがいのある人になりたい！」という人もいるでしょう。ですが、そもそも「頼りになる」とはどういう意味なのでしょうか？具体的に説明するのは、案外難しいですよね。

「頼りになる」という言葉には、信頼できる、安心できる、心強いというような意味があります。確かに、頼りになる人が身近にいるだけで、なんだか心強くて安心した気分になりますよね。また、何か頼み事をしても確実にこなしてくれる気がします。

ここでは、そんな頼りになる人の特徴について探っていきます。それを知った上で、頼りになる人になる方法もチェックしてみて下さい。

皆はどのような人に対して「頼りになる人だな」と感じるのでしょうか？皆の体験談を見れば、頼りになる人を目指しているあなたの参考になるはず。では、皆が「頼りになる人だな」と感じた体験談を見ていきましょう。

自分のミスを冷静にカバーしてくれた！

「仕事でミスをしてしまいました。慌てている私の横で、先輩が私のミスを冷静にカバーしてくれたんです！落ち着いた対応をしている先輩を見て『頼りになる人だな』と思いました」（22歳/女性/営業職）

自分のミスを冷静にカバーしてくれた職場の先輩に、「頼りになる人だな」と感じた人もいるようです。自分が不安な時にサッとフォローしてもらえると、とてもありがたいですよね。こちらの女性も心強かったことでしょう。

旅行先で迷子になった時に彼氏が…

「彼氏と車で旅行中に道に迷ってしまいました。ですが、彼氏が落ち着いて対応してくれたおかげで、無事に目的地までたどり着くことができたんです。いざという時に、落ち着いた行動ができる彼氏に『男らしいな』と感じました」（19歳/女性/大学生）

知らない土地で迷子になると不安ですよね。そんな不安な時に、落ち着いた行動をした彼氏に対して「男らしいな」とこの女性は感じたようです。ピンチになった時って、その人の性格がよく分かります。彼氏はいざという時に頼りになる人だったようですね。

相談をしたら真剣に話を聞いてくれた

「仕事で悩んでいることがあり、友達に相談しました。その友達はいつもはふざけた事しか言わないのに、俺の悩みを真剣に聞いてくれて…。自分のことのように親身になってくれる友達に『頼りになるヤツだな』って思いました」（28歳/男性/サービス業）

悩んでいる時に真剣に話を聞いてくれた友達に、「頼りになるヤツだな」と思った人もいるようです。悩みを相談した時に、適当に聞かれたら誰でも悲しいですよね。やはり自分のことを真剣に考えてくれる人は、嬉しいし信頼できます。

普段はふざけていても、いざという時の言動が重要なんですね。

的確なアドバイスをくれる上司

「職場の上司は、忙しくてもいつも的確なアドバイスをくれます。また、みんなに平等で、立場が上の人にも間違っていることは指摘してくれます。知識も豊富で、人のために動ける上司を尊敬しています。僕も上司のように頼られる存在になりたいです」（25歳/男性/技術職）

職場の上司のように「頼られる存在になりたい」と思う人もいるようです。この上司は、忙しい時も的確なアドバイスをしたり、誰にでも平等に接しているようですね。特に、仕事では判断力は大切です。この男性は、判断力のある上司のことを尊敬しているのですね。

誰でも人から頼られるのは嬉しいものです。そのため、自分も「頼りになる人になりたい！」と思う人も多いでしょう。そうなりたければ、頼りになる人の特徴を知っておきましょう。特徴を知っておけば、目指す方向性も決まるはずです。

責任感がある

頼りになる人には、責任感が強いという特徴があります。責任感がある人は、どんなことでも最後まできちんとやり遂げ、途中で投げたしたりすることがありません。

そのため、責任感がある人に対して周りの人は、「この人にまかせておけば大丈夫」「確実にやってくれる」と思います。責任感をもって物事をきちんとしてきた結果が、「頼りになる人」につながると言えるでしょう。

すぐに行動に移せる

頼りになる人は、どんなことでもすぐに行動に移します。どんなに忙しくてもサッと行動してくれるので、周りの人は安心して頼み事をすることができます。

反対に、頼み事をしたのに後回しにされたらあなたはどう思いますか？「もうこの人には頼まない」「信用できない」と思うでしょう。誰でも自分のことをないがしろにされたら悲しいですよね。心から信頼できなくなってしまうのも仕方がないでしょう。

知識が豊富

知識が豊富な人は、とても頼りになります。ここで言う知識が豊富な人とは、ただ単に勉強ができるというワケではなく、たくさんの経験を積んできた人のことです。たくさんの経験を積んできた人は、的確なアドバイスやベストな判断をすることができるようになります。

分からないことがあっても、知識が豊富な人に聞けば解決することが多いものです。今の自分にとって一番いい答えを教えてくれるので、ついつい周りの人は頼ってしまうのでしょう。

親切心が強い

親切心が強い人は、人のためにアレコレしてあげようとします。例えば、人の悩みを親身になって聞いてあげたり、周りが喜ぶことをしてあげたりします。相手のことを考えた行動を取るので、周りからも頼られるようになるのです。

また、人に親切にしたからといって、イチイチ見返りを求めることはありません。見返りのために親切にする人は、信用できませんよね。自然に行動しているからこそ、周りの人は心から信頼できるのでしょう。

感情の浮き沈みが少ない

頼りになる人は感情のコントロールが上手で、激しく落ち込んだり怒ったりすることはありません。感情の浮き沈みが少ないため、いざという時も冷静に対処することができます。

こういう人は、仕事でトラブルが起きたり日常で何か突発的なことが起きたりしても、あたふたすることが少ないでしょう。いざという時に、落ち着いている人はとても頼りになるもの。心強い味方だと周りから思われるのです。

思いやりがある

頼りになる人には、いざという時に相手を包んでくれるような懐の深さがあります。仕事で部下が失敗をしても感情的に怒らず、いざという時は責任を取ってくれることもあるでしょう。

また、日頃から相手の気持ちを気遣うなど、周りの人に思いやりのある行動をします。そんな思いやりのある行動をする人に、された相手はもちろん、周りの人も信頼感が沸くのです。

頼りになる人がいる一方で、頼りにならない人がいるのも事実です。では、頼りになる人と頼りにならない人は、何が違うのでしょうか？頼りにならない人の特徴を紹介しますのでご覧ください。

失敗を人のせいにする

誰でも失敗をすることはあります。ですが、頼りになる人と頼りにならない人はその後の対応が違うのです。

失敗を認めて改善しようとする人もいれば、自分が失敗したのに人のせいにする人もいます。失敗を認めて改善しようと頑張る人が、嫌いな人は少ないでしょう。失敗を人のせいにする人には、どんなに優秀でも大事なことを任せる気にはなりませんよね。

むしろ、失敗をなすりつけられる恐れもあるので、避ける人もいるでしょう。そんな不誠実な人は、頼りにならない人だと思われても仕方がありません。

言い訳が多い

ついつい言い訳をしてしまう気持ちは分かりますが、言い訳ばかりの人は人から信頼されません。何か頼み事をしても言い訳してはぐらかしたり、失敗しても受け入れられなかったりするため、そのうち周りの人は「この人に言ってもムダだ」と思います。

人は自分の非を認めて行動することで、失敗することが少なくなったり、成長したりしていきます。つまり、常に言い訳をしている人は、自分を顧みないので成長しないということ。何回も失敗したりベストな行動ができなかったりするので、次第に周りから頼られなくなってしまいます。

仕事ができない

仕事ができない人も頼りにならない人に当てはまることがあります。特に、上司や先輩が仕事ができないと、いざという時にアドバイスが貰えなかったりフォローしてもらえなかったりすることもあるでしょう。反対に後輩の自分が頼られるなんてこともあるかもしれません。

だからといって、仕事ができない人がダメだというワケではありません。人柄が良かったり、気がきいたりする人は、頼りになることも多いでしょう。一方で、仕事で成果をあげている人でも、パワハラをしたり会社の雰囲気を悪くしたりする人は頼られることはないでしょう。

頼りになるならないは、仕事の成果だけでなく人柄とも関係あると思っておいたほうが良さそうですね。

優柔不断である

頼りにされない人の特徴の一つに、優柔不断であることが挙げられます。優柔不断な人は、いざという時にも他人まかせて自分で決断することができません。また、いざという時だけでなく、食事のメニューやデートの場所などの小さなことでも決められない場合もあります。

「どうしようか？」と相手に聞くのは、一見やさしく感じるかもしれませんし、周りの人に合わせることも時には必要です。ですが、何から何まで人まかせな人は、だんだん「この人に聞いてもムダ」と思われてしまうことも。

何か相談しても答えがちゃんと返ってこないので、優柔不断で決断力がない人は頼られることもなくなってしまうのでしょう。

誰にでもいい顔をする

誰にでもいい顔をするような人は、人当たりが良さそうに感じます。ですが、誰にでもいい顔をするということは、自分の意見がないということ。みんなにいい顔をしようとするため、言うことがコロコロ変わりがちです。

この手の人は、昨日まで味方のような発言をしていたにも関わらず、急に人を裏切ったりすることもあります。このように、いつ裏切るか分からない人を信頼する人はいないでしょう。自分の意見をコロコロ変える人は、そのうち人から頼りにされることはなくなります。

面倒くさがり

面倒くさがりの人は、ついつい問題を先延ばしにしがちです。率先して行動することはもちろんなく、人から頼まれごとがあっても「明日でいいや」と後回しにしたり、「面倒だな」と思ってやらなかったりすることもあるでしょう。

そのため、「この人は約束を守らない人だ」と思われてしまうことも多いはずです。そんな約束を守れない人を、信頼するのは難しいですよね。面倒くさがりの人は、知らないうちに人に迷惑をかけていて信頼を失っていると言えるでしょう。

「なんて自分は頼りにならないんだ」「もっと頼りになる人になりたい！」と思う人も多いかもしれません。では、頼りになる人になるためにはどうすればいいのでしょうか？理想の自分に近づくために、頼りになる人になる方法を見ていきましょう。

自己成長し続ける努力をする

あなたの周りにいる頼りになる人も、初めから頼りになる人だったワケではありません。さまざまな経験や失敗を積み重ねて、だんだん成長していったのです。そして、次第に周りから頼りにされるようになったのです。

つまり、頼りになる人になるためには、自己成長し続ける努力が必要だということ。自己成長し続ければ、どんどん知識や経験が増えます。成長することで、人に頼られた時もベストな行動を取ることができるのです。

「もう今の自分で十分」と途中で努力を怠ってしまうと、それ以上人として成長することはないでしょう。自己成長するためには、ずっと努力し続けなければいけないということですね。

感情をコントロールする

頼りになる人は、人からアドバイスを求められことも多いものです。ですが、心に余裕がないと、相手の立場になって物事を考えることができませんし、自分の感情が抑えきれず相手に感情的に当たってしまうこともあるでしょう。

それに、イライラしていたり元気がなかったりする人には、誰も相談したいと思いませんよね。それよりも、穏やかで落ち着いた人に相談したほうが、ちゃんとアドバイスをもらえると思うはずです。

つまり、人に頼られる人になるには、感情をコントロールするのも大切だということ。イライラや悲しみがをコントロールしたほうが、人からも頼られやすくなるでしょう。

人の間違いはきちんと指摘する

なんでもやってあげたり、人のために動いたりする人が、頼りになる人ではありません。相手のことを考えて行動することは大事ですが、そればかりではただの便利な人になってしまう恐れもあります。

例えば周りから頼まれて、あなたが対処してあげたとします。その時に、相手からお礼がなかったりすることもあるかもしれません。それは人として間違っていますよね。

あまりに恩着せがましいのはいけませんが、人の間違いはきちんと指摘したいもの。人の間違いをきちんと指摘できる人のほうが、本当に信頼してくれる人が集まってくるでしょう。

人前で愚痴は言わない

あなたはいつも愚痴を言っている人に、大事なことを相談したいと思うでしょうか？時には愚痴を言うことも必要ですが、愚痴ばかり言っていては聞いている人も嫌な気分になってしまいます。

それに、愚痴ばかり言うということは、現状を変える努力をしていないということです。そんな行動力のない人に、誰も頼りたいと思いませんよね。また、相談や頼み事をしても、ネガティブなことを言われそうな気がしてしまうでしょう。

それよりも、愚痴を言わず頑張っている人のほうが、信頼できると思うはずです。ただ話を聞いてうなずいてくれる人に、人は頼りたくなるものです。愚痴を言いたい時もあるかもしれませんが、ほどほどにしておきましょう。

約束は必ず守る

頼りになる人になりたいのなら、人との約束は必ず守ることが大切です。約束を守らなかったり忘れたりする人は、信用できませんよね。また、一度でも約束を破ったことがあると、「この人はちゃんと約束を守ってくれるだろうか？」と相手を不安な気持ちにさせてしまいます。

約束を守り続けていれば、「この人はきっと約束を守ってくれるはず」と相手から信頼されるはずです。「大した約束じゃないから大丈夫」と思わず、小さな約束も守るようにしたいですね。

頼りになる人になる方法は、まだまだあります。「頼りになる人だな」と思われるためには、周りの人との関わり方が重要です。後編では、頼りになる人になるための周りの人との関わり方をご紹介します。

率先して行動する

職場や地域などで、率先して行動する人は重宝されますよね。みんなの意見をまとめたり、みんなが快適に過ごせるように間違いを指摘したりできる人は、とても頼りになります。

さらに、率先して行動していると、いつの間にかリーダーのような立場になることも多いでしょう。「この人についていけば大丈夫」「この人は行動力があって頼りになる」と思われるのです。

また、率先して行動することで周りの人もついてきます。人から頼りにされるには、まずは自分から動くことが必要だと言えるでしょう。

周りの人に関心を持つ

頼りになる人であるかどうかは、周りの人が決めることです。自分が「頼りになる人になりたい！」と思っていても、周りの人との関わりが少なければ頼りにされることも少ないでしょう。

頼りになる人になるためには、周りの人に関心を持つことが大切です。誰でも自分に関心を持ってもらえることは嬉しいですよね。また、自分に関心を持ってくれる相手には、ついつい心を許してしまうこともあるでしょう。

頼られる人になるためには、相手から認めてもらう必要があります。積極的に声をかけて、相手に好印象を持ってもらいましょう。

自分も周りの人を頼りにする

頼りになる人になるためには、自分も周りの人を頼ることが必要です。

「頼られる人になりたい！」と思って、全てを自分の力だけでしようとする人もいるかもしれません。ですが、全てを背負ってしまっては自分自身も疲れますし、全てをやり切るのは無理なこともあるでしょう。また、仕事なども抱え込みすぎて失敗してしまう可能性も。

自分も周りを頼りにすれば、それだけ物事がスムーズにいくはずです。また、相手はあなたからの信頼を感じることができるでしょう。頼られるためには、お互いの信頼関係が必要ということになります。

周りにいる頼りになる人を目標にする

頼りになる人になるために、具体的にどのようにしたらいいのか分からなかったら、周りの人を参考にしてみるのも一つの手です。あなたの周りに頼りになる人はいませんか？その人を目標としてマネをすれば、だんだんあなたも理想の自分に近づくことができるでしょう。

あなたの周りの頼りになる人の、言動をチェックしてみて下さい。人に対しての接し方や仕事に取り組む姿勢などを参考にして取り入れていけば、あなたも成長するはずです。

また、「あの人ならこんな時、どう行動するだろう？」と常に考えて行動するのもおすすめです。それらのことを続けていけば、そのうち人から信頼されるようになるでしょう。

相手の立場になって物事を考える

何か相談した時、適当に返事する人を信頼する人はいないでしょう。それよりも、自分のことのように真剣に考えてくれる人を頼りにしたいはずです。

人の立場になって物事を考えるのは案外難しいもので、日頃から意識していないといざという時にできないことも多いでしょう。しかし、全てのことを自分に置き換えることで、相手の求めているものやすべき行動が分かるはずです。

人ごとだと思わず、日頃から人の立場になって物事を考えるよう心掛けましょう。

頼りになる人とは、信頼感や安心感のある人のことです。自分の言動に責任を持ち、人のために動ける人のことです。そして、いざという時に自分の味方になってくれる人のことを言います。

頼りになる人になるのは難しいものです。自己成長する努力はもちろん、常に相手の立場になって物事を考えることが必要です。意識して行動することが必要になってきます。

また、頼りなる人になりたいのなら、自分も周りの人を頼るようにしましょう。相手に頼ったり関心を持ったりすれば、人とのつながりも強くなります。人から頼りにされるためには、お互いの信頼が必要なことを覚えておきましょう。