小賢しい人って一体どんな人?
このドラマで「小賢しい」という言葉を初めて知った人も多かったことでしょう。さらに、ドラマを見ていても、今一つ小賢しい人がどんな人のことなのかわからなかった人もいるのではないでしょうか。
今回は、「小賢しい」という言葉の意味だけでなく、小賢しい人の性格や言動に見られる特徴を徹底解剖!小賢しい人から卒業する方法や、「あざとい」との違いにもご注目ください。
出典:TBS火曜ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』
https://www.tbs.co.jp/NIGEHAJI_tbs/
「小賢しい」の意味と類語
そこでまずは「小賢しい」の意味を、その類語と比べながら、より深く理解していきましょう。
「小賢しい」の読み方・意味
「小賢しい」とは「こざかしい」と読みます。「小賢しい」という言葉の意味は、大きく分けると2つです。
まず「利口ぶっていて差し出がましい」という意味で、「あの人は何かにつけて小賢しい口をきく」といった言い方をします。平たく言えば「生意気だ」といったニュアンスですね。
2つ目は「何かにつけて要領よく振る舞っている」「悪賢くて抜け目がない」など、行動に関する意味で、「小賢しく立ち回る」などと言います。
ちなみに、小賢しいの類語には「腹黒い」 「悪賢い」「ずる賢い」「 狡猾(こうかつ)」などがあり、どれもあまりよい印象を持たれない傾向にあります。
「賢い」との違い
「賢い」にもいくつかの意味があります。まずは、「頭の働きが鋭い」「利口」「賢明」という意味合いです。頭が良くて勉強や仕事が出来る人を、「あの人は賢い人ね」と表現することはよくありますよね。
「小賢しい」と「賢い」の違いは、「小賢しい」が利口ぶっているだけなのに対して、「賢い」は文字通り利口である点でしょう。また、賢い人は、人に差し出がましいことを言ったり、生意気な印象を与えないのも特徴です。
ただし、「賢い」には、「小賢しい」と似た「抜け目がない」「要領がいい」という意味もあります。「賢く立ち回れない人」は「要領よく立ち回れない人」を意味し、利口というイメージとはかけ離れてしまいますね。
「賢しい」との違い
「小賢しい」を「こざかしい」と読むと知っていれば、「賢しい」は「さかしい」と読むのでは?と察しがつくのではないでしょうか。
「賢しい」とは、「才知がすぐれ判断力があるさま」を言い、「賢い」「賢明である」といった意味になります。純粋に賢く賢明であるところが、「小賢しい」との一番の違いです。
ただし、「賢しい」には「才知のあるように見せかけるさま」という意味があり、この場合、「小賢しい」の意味と合致します。
したがって「賢しい」は、「賢い」と「小賢しい」のどちらの意味で使われているかの判断が難しい言葉と言えるでしょう。
「あざとい」との違い
「あざとい」にも大きく分けると2つの意味合いがあり、まずは「 やり方があくどい」「ずうずうしく抜け目がない」という意味です。もう一つの意味は「 小利口である」「思慮が浅い」「あさはか」などが挙げられます。
「小賢しい」と「あざとい」を比較すると、「あざとい」の前者の意味は、「小賢しい」と通じるものがありますが、後者はちょっと違う印象を受けるでしょう。小賢しい人はもともと賢いので、「思慮が浅い」「あさはか」といった要素は当てはまらないからです。
したがって、あざといタイプには、小賢しい人とよく似ている人もいれば、そうでない人もいると考えられます。
小賢しい人の特徴《性格編1》
ここからは、小賢しい人の性格の特徴をご紹介します。早速ご覧ください。
頭の回転が速い
小賢しい人は要領よく振る舞い、抜け目がない人で、こうした点が嫌がられるところと言えますが、抜け目なく要領よく振る舞うにはそれだけの頭脳が必要ですよね。そのため、小賢しい人は頭の回転が非常に速いのが特徴です。
例えばチームで仕事をする際、大変な仕事もあれば比較的楽な仕事もあります。そんなとき、決まって楽な仕事を先に取ってしまうのが小賢しい人。頭の回転が速いため、もっとも楽できる仕事はどれかを見抜く力に長けているのです。
仕事の担当者の割り振りが決まると、一番楽な仕事をちゃっかり選んでいるケースが多いことが、「あの人は小賢しい」と言われる所以でしょう。
要領が良い
小賢しいの意味に、「悪賢くて抜け目がない」というのがありましたね。そんな小賢しい人は、相手を見て的確な振る舞い方を考え、態度を変えて接することがよくあります。
要領良く立ち回るには、相手の様子を素早く見て取り、そこからどのような態度をとるのが適切かを判断する能力が必要です。したがって、人物観察に優れている人とも言え、これは立派な才能ですよね。
とはいうものの、小賢しい人は自分に有利になることを前提に、相手に対する態度を変えます。「好かれたい」「得したい」という考えが根本にあるため、周囲には「自分を良く見せるために、人によって態度をコロコロ変える小賢しい人」と映ります。
損得勘定で動く
小賢しい人が相手によって態度を変えるのは、とにかく自分が損をしたくないから。そのため、損得勘定をして動くことがしばしばです。自分が得するのであれば、周りが損しようと気にしない人でもあります。
そもそも小賢しい人は、常に自分のことばかり考えていると言っても過言ではありません。また、お金に対する執着心も強いことが多く、「損をしたくない」という気持ちから「どうすれば得するか」を考え、常に行動します。
損得で物事を考えるだけでなく、実際に行動に移すため、周囲からは「お金のことばかり考えて、小賢しい人だな」と思われてしまうのが特徴です。
肩書きを気にする
世の中には、人から称賛されるような立派な肩書きを持つ人がいます。こうした肩書きは、小賢しい人にとってはかなり気になる要素。というのも、立派な肩書きを持つ人と付き合うと、何かとプラスになることがあるからです。
そもそも損得勘定で動く小賢しい人は、人を肩書きで判断し、価値があるかないかを決めます。肩書きが立派であればあるほど、自分にとって有益な人と考える一方、肩書きのない人からは得るものがないとして、価値のない人と決めつけてしまうのです。
肩書きがある人に率先して自分を売り込む態度を見たら、「小賢しいなあ」と感じるのも無理はありませんね。
小賢しい人の特徴《性格編2》
小賢しい人の性格の特徴はまだまだあります。引き続きご覧ください。
平気で嘘をつく
常に自分が得することばかり考えている小賢しい人は、嘘をつくのも平気です。自分を良く見せり、誰かを出し抜くためには、嘘をつくのも立派な方法だと考えているところがあります。
もともと自分のことが一番かわいい上に、損をしたくないので、自分をよりよく見せられるなら平気で嘘をつきますし、罪悪感もなし。嘘をつくことも世渡りのための方法と考えれば、罪悪感を覚えないのも無理はないでしょう。
小賢しい人にとって嘘をつくことは、いわゆる処世術の一つです。周囲の人のことなどお構いなしに平気で嘘をつく姿を見たら、「あの小賢しさは到底真似できない」と感じるのではないでしょうか。
見栄っ張り
人は誰しも、自分を良く見せたいという思いがあり、そのために見栄を張ることもあるのではないでしょうか。
小賢しい人はそもそも、自分をいかに良く見せて得するかを考えている人ですので、かなりの見栄っ張り。もともと頭の回転が速く頭がよいですが、「誰よりも優れた人間でありたい」という心理を抱えていることも、見栄を張る大きな要因です。
見栄っ張りは嫌がられがちですが、誰よりも優れた人間に見えるように見栄を張る様子をみたら、周囲の人たちが嫌な気分になるのも無理はありませんね。
自分に自信がある
頭の回転が速く、実際に利口でもある小賢しい人は、自分に絶対な自信を持っていることがよくあります。そのため、自分のことが大好きという人も少なくありません。
自分に絶対の自信を持つことも、自分を好きになることもできないという人は多いでしょう。そう考えると、そのどちらもできる小賢しい人は、できない人から見れば羨ましい限りですよね。
問題は、小賢しい人は自信満々な態度でいる割には「自分に自信が持てなくて…」などと、その態度とはまるで裏腹なことをしばしば口にすることです。
周りからは「それだけ自信満々なのに、何でそんなこと言うの?」と思われてしまい、結局は「人によく思われようとする小賢しい人」に認定されてしまいます。
人を信用できない
自分が得をするならば平気で嘘をつく小賢しい人は、自分の小賢しさに気付いていることが少なくありません。そのため、人を信用できない性格です。
確かに常に人の上を行こうとしたり、裏をかいて得しようといった行動を続けていれば、だんだん「相手も同じ事を考えているに違いない」という思考になってしまうのではないでしょうか。
その結果、恋愛はもちろん、結婚してからも心の底からパートナーを信用できないのが特徴です。「口ではこう言っているけれど、果たして本心なのだろうか」などど、常に疑ってかかります。
小賢しい人の特徴《言動・行動編1》
ここからは、そんな小賢しい人の言動に見られる特徴を、まとめてご紹介します。
上から物を言う
小賢しい人は、相手の肩書きによって態度を変えることからもわかるように、人によって接する時の態度が異なります。
さらに、相手よりも自分が優れた人間だと周囲にわからせたいという気持ちもあり、上から目線で生意気な物言いをするのが特徴です。
例えば自分の方が役職が上だったり、相手が年下であれば、間違いなく上から目線で物を言うと考えていいでしょう。おまけに、いかにも相手をバカにしたような物言いをします。
小賢しい人だと知っていれば「またそういう言い方をして。小賢しいんだから」と、日常茶飯事として諦めもつくでしょうが、初対面なのに上から目線で接してこられたら、非常識な人と思ってしまっても仕方ありませんね。
お金を出し渋る
小賢しい人は損得勘定で物事を判断するため、とにかくお金を出し渋ります。分かりやすく言えばケチですね。
職場の飲み会などであれば、頭の回転の速さを活かし「ここはいつもみんなのことを考えてくれる、課長の奢りということで…」などと言い始めます。こういう時は周囲を巻き込んで「みなさん、そうですよね?」などと自分だけが押し付けたようにならないよう、小賢しく立ち回るでしょう。
誰しも奢ってもらうのは大歓迎。「ありがとうございます」「ご馳走様です」などと声が飛んだら、上司としては払うしかありませんよね。
本当は自分だけ得をすればいいのですが、場合によっては周囲を巻き込むのも、小賢しい人の特徴です。
自分より上の人に媚を売る
たいていの人は、自分よりも立場が上の人には自然と低姿勢になるものです。生意気だと思われたくないという気持ちや、失礼な態度を取ってはいけないという礼儀があるからです。
しかし、小賢しい人は礼儀からではなく、好かれたいという気持ちで自分より上の人に接します。その結果、周囲からは媚びを売っているように見えてしまうのです。
小賢しい人は、相手によって態度を変えることを何ら気にしていませんので、媚びを売る相手は確実に自分が得する相手だけ。そうでない人に媚びを売るのは、時間と労力の無駄と考えます。
あからさまに、堂々と媚びを売る小賢しさに、不愉快な気持ちになるのもわかりますね。
涙を武器にする
小賢しい人は女性に多いというイメージを持っている人もいるでしょう。その原因は涙を武器にすることがあるからではないでしょうか。
頭の回転が速く、利口ではあるものの、小賢しい人も時にはミスをするでしょう。ただし、そのミスを自分のせいだとは認めたくないのが小賢しい人。嘘をつくのが平気なのですから、誰かに責任をなすりつけようとしても、意外ではありませんよね。
とはいえ、どうしても人のせいにできない場合もあります。そんな時に持ちだすのが、最終兵器である涙です。
男性はもちろん、女性も「泣かれたらどうしようもない」と思うのではないでしょうか。結局、「もういいよ」と言ってもらえれば、小賢しい人にとってはしてやったりですね。
小賢しい人の特徴《言動・行動編2》
小賢しい人の言動における特徴はまだ他にもありますので、引き続きご覧ください。
物事をよく知っている
かなりイメージのよくない小賢しい人ですが、実は情報収集能力に長けていて、物事をよく知っています。これは、小賢しい人のイメージを良い方向に変える特徴ですね。
ただし、小賢しい人が情報収集をするのは自分を守るため。人から間違いを指摘された際に、相手に反論する必要があるからに他なりません。
反論するためには、豊富な情報と知識が必要です。もともと頭の回転が速いので、的確に情報を引き出し、論理的に反論できます。
こうなると、ミスを指摘していた側が「そう言われると確かにそんな気も…」と感じ、立場が逆転することもしばしばです。
知ったかぶりをする
情報収集に長けていて物知りな小賢しい人ですが、何もかも知っているわけではありません。そんな時、小賢しい人は「知らない」とは言わず、さも知っているかのような態度を取ります。いわゆる知ったかぶりをするのです。
ただ、知識が豊富なことと頭の回転の速さを活かし、ある程度までは話についていけるのが、小賢しい人のすごいところ。しかし、話がより専門的になってくると、知ったかぶりでは太刀打ちできません。
知ったかぶりも限界と感じたら、今度は話題を変える作戦に打って出ます。これがスマートにできるのも、小賢しい人だからこそでしょう。
褒め上手である
世の中、褒められて嬉しくない人は少ないでしょう。「褒めて伸ばす」とか「褒められて伸びる性分」などとよく言いますよね。
小賢しい人は、実は褒め上手。相手の良い点を見つける能力に長けているため、本来なら長所です。
しかし問題は、褒める目的が相手に媚びを売るためであったり、自分を良い人だと印象づけるためである点です。
したがって、褒める相手も限定されます。褒め上手ではあるのですが、誰に対しても平等に褒めようとはしない点が、小賢しい人と言われる理由です。
第一印象が非常に良い
自分を良く見せたいという気持ちが人一倍強い小賢しい人にとって、初対面の場は自分を売り込む絶好のチャンスです。
人はともすれば初めて会った時の第一印象で「この人はこういう人」と思い込んでしまうところがあります。小賢しい人はそのことを良く知っていますので、初対面の人に対しては、小賢しさ全開です。
相手を褒めていい気分にさせ、積極的に媚びを売ります。相手は褒められることで「いい人だ」と思い込んでしまうので、媚びを売られていることに気付きません。
そのため、小賢しい人ほど第一印象が良いのが特徴。とはいえ、いつかはその小賢しさが分かる日が来る可能性はあります。
小賢しい人から卒業する方法は?
そこで、ここでは小賢しい人から卒業する方法をいくつかご紹介します。できることから試してみてはいかがでしょうか。
相手の立場になって物事を考える
小賢しい人から卒業するには、まず自己中心的な物の考え方を改めなければなりません。損得勘定もその一つです。
「損して得取れ」ということわざがありますが、一説ではもともとは「損して徳取れ」だったのだそう。損することもやっていれば、周囲から信用され、徳のある人と見てもらえます。
自分を良く見せるため、嘘をつくのも責任をなすりつけるのも平気なのは、相手の立場に立って物事を考えていないからに他なりません。「もし自分が同じ事をされたらどう思うだろうか?」と考え、相手の気持ちに気付くことが、小賢しい人から卒業するには不可欠です。
周囲に感謝する
小賢しい人は自分を中心に世界が動いていると考えている人ですので、人への感謝の気持ちがありません。誰かが自分に親切にしてくれたとしても「都合よく行動してくれた」と思うだけです。
たとえ誰かの行動が親切心からでなかったとしても、結果的に自分にとって良い結果になったなら、「○○してくれたおかげで、仕事がやりやすくなった。ありがとう」などと感謝しましょう。
小賢しい人は、感謝の気持ちが足りないために嫌がられることも少なくありません。感謝されれば嬉しくなるのが人の心情。周囲に感謝できる人になれば、小賢しいと思われなくなっていくはずですよ。
自分の価値観を押し付けない
小賢しい人には、差し出がましいという特徴があります。そのため、周囲に対して「そのやり方より、こうした方がいい」などと、求められてもいないのに言うことがしばしばです。言われた方は、「聞いてもいないのに利口ぶって…」と感じるでしょう。
相手のやり方を否定し、自分のやり方を押し付けるのは、価値観の押し付けに他なりません。人にはそれぞれ自分の価値観があり、それに基づいて行動しています。そのため、価値観の押し付けは反感を買うだけです。
人には人の、自分には自分の価値観があると考え、あれこれ言うのをやめるのも、小賢しい人から卒業するには欠かせない要素と言えますね。
失敗したら素直に謝罪する
小賢しい人はそもそも自分をより良く見せたいと考えているので、失敗を認めたくありません。自分を良く見せためなら、人に責任を押し付けたり、嘘をつくことも平気。けれど、そんな態度では、周囲から好かれるのは土台無理な話で、結局は「小賢しく立ち回って、いつも謝らない人」と思われてしまいます。
小賢しい人から卒業したいなら、失敗したら素直に謝罪することです。素直に謝ることによって、相手から怒りや苛立ちといった感情が消えていきます。そうすれば、失敗をカバーするために手伝ってもらえることもあるでしょう。
あれこれ策略を巡らせないで、とにかく素直に謝罪すること。これが、小賢しい人から抜け出すには一番です。
間違われやすい「あざとい人」の特徴|番外編
そのため、ここでは「あざとい人」の特徴をまとめました。「小賢しい人」と比較しながらご覧ください。
自分を可愛く見せる方法を知っている
あざとい人が小賢しい人と最も異なる点は、自分が可愛いと自覚していることです。そのため、まず可愛さを武器にします。頭の回転の速さや、情報収集能力に長けている小賢しい人とは大きく異なる点ですね。
そんなあざとい人は、どうすれば自分を可愛く見せることができるかを把握するのに余念がありません。そのため、失敗した時に「可愛いから許しちゃう」と相手に言わせるための表情を知っています。
周囲の人は、自分を可愛く見せる方法で要領よく乗り切っていく様子を見て「なんてあざとい…」と感じるでしょう。あざとい人は、可愛さを武器に世渡りしていると言っても過言ではありませんね。
思わせぶりな態度をとる
あざとい人は、相手との距離が近いのも特徴です。そのため、相手に身体を寄せて話を聞いたり、上目遣いで顔を見たりといった態度が目立ちます。
女性の上目遣いに弱い男性は多いですし、話す時に距離が近ければ、「好意を持ってくれているのかな?」と感じるのは、男女共に同じでしょう。こうした思わせぶりな態度をとるのは、あざとい人の特徴です。
小賢しい人は、肩書きを持つ人など、媚びを売る相手がはっきり決まっていますが、あざとい人は、自分にとって有利になる状況と見て取れば思わせぶりな態度を取るため、その時々に応じて相手が異なります。これは、あざとい人と小賢しい人の大きな違いですね。
リアクションが大きい
小賢しい人は頭のいい人が多く、心の中で何を考えているのか分かりにくいのが特徴です。
一方のあざとい人は、リアクションが大きく、考えていることが分かりやすいのが特徴。相手の心を揺さぶるために、時には声を上げて笑い、時には泣いたりと喜怒哀楽が激しくなります。
あざとい人のオーバーなリアクションが、自分を可愛く見せるための戦略にもとづいて取られているのは明らかです。かたや、小賢しい人は自分を良く見せるために可愛さを重視していないため、オーバーリアクションにはなりません。
そのあたりに注意して見てみると、両者の違いがかなり分かるのではないでしょうか。
計算高い
あざとい人と小賢しい人に共通する要素が、計算高いことです。ただし、あざとい人の場合は、自分を可愛く見せるにはどうすべきか、周囲の気を引くには何をするのが効果的かに重点が置かれています。
一方の小賢しい人は、損得勘定において計算高いのが特徴。得する人には良く思われたいものの、得にならない人からはどう思われようとかまわないといったところがあります。
とはいえ、どちらも自分のことを考えてのことですので、間違われやすいのも無理はありませんね。
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