家族が欲しい…!一体どうしたらいいの?
しかし、独身のまま過ごしていると、ふと「家族が欲しい」と感じてしまう場面があるのです。家族はお金で買えるわけではありませんので、家族が欲しいと思ったところですぐにどうにかなるわけではありません。
家族が欲しいと感じる理由や、家族が欲しいのにできない理由、独身でいるメリットやデメリットをふまえながら、家族が欲しいと思ったらどうすれば良いのかを探っていきましょう。
家族が欲しいと思う理由《前編》
単純に寂しい
仕事から帰宅し、暗い部屋の明かりを点けて一人で夕食を食べる…。たまには良いのですが、これが毎日、何年も続くと、やはり単純に寂しい気持ちになってくるでしょう。家族がいると、たわいもない話をしたりコミュニケーションを取れるはずです。
一人だと誰ともしゃべることはありませんし、当然笑顔になることも少なくなります。悩みを聞いてもらえるわけでもなく、楽しい話で盛り上がるわけでもありません。趣味がなければ、ただひたすらテレビを見るか、読書をするか、音楽を聴くかの退屈な日が続くのです。
だんだんと「何だか寂しい…」「家族が欲しいな」という気持ちが湧いてくるのですね。
結婚している人が羨ましい
結婚してしまうと、独身時代の自由な生活に戻りたいと思うことも出てきますが、独身が長くなると「結婚した人ならではの幸せ」が欲しくなることがあるでしょう。例えば、子供がいること、夫という味方がいること、そして家族がいることです。
独身には自由な時間や自由なお金があり、自分を中心にして生活できるというメリットはあるものの、結婚しなくては得られないものは手に入りません。友人が子育てに奮闘していたり、夫と協力していたり、家族旅行などを楽しんでいたりすると羨ましくなるのです。
自分の周囲がどんどん結婚していくと「自分だけ一人になってしまうのでは」という不安にも駆られてしまうでしょう。
何かあった時に頼りたい
どんなに仕事で成功していても、プライベートで困ることはたくさんありますし、悩みもたくさん出てきます。家族がいないと、部屋の電球が切れてもどうにかして自分で取り換えなくてはなりませんし、体調不良になっていても自分で乗り越えなくてはなりません。
家族がいたら、協力してくれたり看病してくれたりするわけですが、独身だとそう簡単に協力要請ができないことも多いのです。人間ですからいつ何が起こるか分からないのに、誰にも頼れないとなると「家族が欲しい」と弱気になってしまうのでしょう。
人は一人で生きているわけではありません。家族を得ることで、強力な味方をつけ、精神も安定して生活していけるのです。
外野がうるさくなってきたから
独身が長くなり、年齢が20代後半から30代に差し掛かってくると、必ず悩まされるのが「結婚しないの?」の質問攻撃です。結婚していないのが悪いと言わんばかりに「そろそろ結婚を考えないと」「行き遅れるよ」「いつまで家にいるの」と周囲から言われるのです。
こればかりは縁のものですから、どうしようもないのに、気持ちとは裏腹に焦ってしまうのですね。何だか「結婚できない人間」という烙印を押されているような気にさえなってしまうでしょう。
「結婚しない」=「結婚できない」と思われていると感じ、早く結婚して家族が欲しいと思うようになるのです。
家族が欲しいと思う理由《後編》
将来が不安
独身時代を謳歌しているうちは気にならないのですが、通常、親は自分よりも先に死んでしまいます。歳を重ねるにつれ、親はいなくなり、兄弟は家族を持ち、頼れる相手がどんどん減っていくでしょう。今は若いから自分でどうにかできていても、老後はどうでしょうか。
どんどん年老いて、体調や収入面で不安要素が重なっても、家族がいないと助けてもらえる可能性は低くなります。将来がだんだんと不安になると「家族が欲しい」と思うようになるのは仕方のないことなのでしょう。
人間は年老いていくものであり、そのこと自体問題があるわけではありません。しかし、よほどの対策と覚悟をしておかない限り、家族がいない老後を過ごすのは困難だと言えるのです。
身内の不幸や周囲の引っ越しが続いた
生まれた時から当たり前に存在した親や兄弟、親戚、また親友など、あなたの周囲には大切な人がいたはずです。
それが、親が亡くなり、親戚が亡くなり、兄弟が遠くへ引っ越してしまうなど、どんどん信頼していた人がいなくなると、当たり前だった家族が当たり前ではなかったことに気づかされるでしょう。
「家族がいるから自分はいるんだ」「家族のありがたみが身に沁みる」としみじみと家族の大切さが分かるようになり、だんだんと「家族が欲しい」という気持ちに切り替わっていくのです。
家族を築くこと、家族を守ることの尊さに気づくと、自然と家族が欲しいという気持ちになるのは、当然のことだと言えるでしょう。
必要とされたい
人間には誰かに認められたい、必要とされたいという「承認欲求」があるものです。仕事をしていれば、ある程度の承認欲求は満たされるはずですが、プライベートではどうでしょうか。
そもそもあなたが独身であるなら、あなたを必要とする家族はほとんどいないでしょう。親が元気で兄弟も独立していたら、周囲はあなたを頼ろうとはしないはずです。友人たちに家族がいるなら、友人たちはあなたよりも家族を頼ることでしょう。
家族を持つことで、自分の役割を与えられ、家族は自分を必要としてくれるのです。必要だと思って欲しいがゆえ「家族が欲しい」という気持ちになってしまうのですね。
子供が欲しい
男性一人でも、女性一人でも子供を作ることはできません。子供が欲しいという気持ちになると、まず「家族が欲しい」という考えになります。特に女性は子供を作れる期間が男性より限られていますから、子供が欲しいと思ったらすぐ行動に出なくてはなりません。
子供は手がかかりますし、育児資金も必要です。思うようにいかないことも多いですが、それと引き換えにかけがえのない思い出や充実した人生をくれることでしょう。子供が欲しいという感情は家族が欲しいという感情と同じです。
子供が欲しいなら、前向きに結婚に向けて行動することをおすすめします。
家族が欲しいのにできない理由
結婚相手の理想が高い
家族が欲しいと思ったところで、あなたの結婚相手の理想が高いとなかなか結婚にはたどり着けないでしょう。「外見が好みでないと嫌」「高収入でないと無理」「地元を離れる気がない」など、条件をつければつけるほど思うような相手は見つかりません。
あなたは結婚相手に何を求めますか?「思いやりがあれば良い」という人もいれば「結婚は愛情だけでは続かない。最低年収500万円」という人もいるでしょう。それはそれで問題ありませんが、ここだけは譲れないというところを1~2点だけ絞るようにしましょう。
あまり条件を積みすぎても理想の相手に巡り合えません。譲れない点だけを考慮し、それ以外はある程度妥協するのも必要なのです。
没頭できる趣味を持っている
旅行、音楽、スポーツなど、人の趣味は千差万別です。一生楽しめる趣味を持っていることは、ストレス解消の観点からしてもとても良いことだと言えるでしょう。しかし、あまりに趣味に没頭しすぎてしまうと、家族には理解を得られないこともあるはずです。
もし、結婚後に家計から大金をはたいて趣味の道具を買っていたら、配偶者は納得してくれるでしょうか。スノボが好きだからと言って、家族を放ったまま長期間旅行に出かけられると、家族は困ってしまうでしょう。
趣味を好きなだけ堪能したいなら、家族が欲しいとは言わずに独身生活を続けるべきです。もし、どうしても家族が欲しいなら、趣味はある程度妥協しなくてはならないことを理解しておかなければなりません。
仕事が忙しい
キャリアウーマンなど、仕事に没頭しているタイプの人も結婚のタイミングを逃しがちです。プロポーズされても「今仕事が大事な時だから」と別れを選んでしまったりするのです。
仕事で妥協することができないというのなら、子供を望まない者同士の結婚もありますから、同じ考え方の人を探すしかないでしょう。夫婦で理解しあって、家事を分担したりするのです。
もし、家族が欲しい、もちろん子供も欲しいと言うのなら、仕事面では妥協しなくてはならないことも出てきます。会社や夫になる人と相談しながら慎重に将来を見据えて決定していきましょう。
一人で何でもこなせるので家族が欲しいと思わない
家族が欲しいと思う理由に「何かあった時に頼りたい」というものがありましたが、もともと人に頼るのが嫌いで、自分で何でもこなしてしまうという人もいるはずです。結局、一人で何でもこなせてしまうため、困ることもなく本気で結婚を考えることがありません。
不器用な人ほど「誰かに頼りたい」「誰かに助けてほしい」「一人は嫌」「家族が欲しい」という強い思いを抱くようになるのですが、器用な人だとなんとなく「家族が欲しい」とは思っても、どうしてもという強い気持ちが湧かないのです。
強い気持ちがないがゆえ、行動を起こすこともなく時間が過ぎてしまうのですね。
独身でいることのメリット・デメリット
メリット|自由に生活できる
独身でいることの最大のメリットとも言えるのが「自由に生活できる」ということです。自由に時間があり、自由にお金を使えて、自分の気持ちの赴くままに行動することができます。自由に生きたい人にはもってこいの生き方だと言えるでしょう。
一方、家族を持つとどうでしょうか。配偶者と生活リズムを合わせることになりますし、自由に時間があるわけではありません。何をするのにも配偶者の意見を聞いたり、配偶者の都合に合わせたりしなくてはならないのです。
子供がいると余計に自由はなくなり、自分の時間はほとんど無くなってしまいます。そのため、自由が無くなるのが嫌なうちは、家族を持たないほうが良いかもしれません。
デメリット|体調を崩した時に孤独
体調不良の時も、自分で何もかもしなくてはならず孤独感を感じてしまうのは、独身でいることのデメリットと言えるでしょう。
人間であれば、体調不良を起こすのは当然のことです。体調不良を起こし、気が滅入っている時に頼れる人がいないのはつらいですよね。独身だと、自分が弱っている時でも、頼れるのは自分しかいないのです。
看病してくれる人もあまりいなければ、買い物など協力してくれる人もあまりいないでしょう。親しい友人がいれば、ある程度は助けてくれるかもしれませんが、周囲がほとんど結婚している場合は逆に迷惑がかかってしまいます。
メリット|家族や親戚関係に悩まされない
社会は人と人とのコミュニケーションで成り立っています。仕事をしていると複雑な人間関係に悩まされることも多いですが、これが家族や親戚であると、余計に悩まされることがあります。
配偶者との意見が合わない、親戚の考え方と合わないなど、親しい間柄ほど衝突することも多くなりますし、家族や親戚ほどコミュニケーションが難しかったりするものです。簡単には縁が切れませんし、我慢しなくてはならないことも出てくるでしょう。
独身だと、基本一人で考え、気持ちのままに行動できるため、人間関係で悩まされることはないのです。人間関係を築くのが苦手な人は、このあたりをよく考慮しながら、本当に家族が欲しいかどうかを考えると良いでしょう。
デメリット|周囲からのプレッシャーが面倒
独身でい続けると、やはり周囲から「結婚しないの?」という質問をされることになります。「良い人がいればね」というと無理やり相手を紹介してきたり、「結婚しない」というと「結婚しないなんて!」と責めてきたりすることも珍しくありません。
「自由に生きて、出会いがあれば結婚すれば良いし、なければ独身で良いし」という考え方の人からすると、余計なお節介すぎて苦痛になってしまいます。
また、友人たちが「まだ彼氏できないの?」「まだ結婚しないの?」と何度も聞いてくることも多く、だんだんと友人たちと会うことすら億劫になってしまうこともあり得ます。
自由に生きたいなら、周囲の雑音を跳ねのけて「Going my way」の信念を貫ける強い気持ちが必要になるでしょう。
家族が欲しいと思ったらどうしたらいい?
婚活に励む
家族が欲しいと感じたのなら、結婚を真剣に考えなくてはなりません。運命の出会いは滅多にありませんので、まずは自分で行動を起こしていきましょう。現代は、お見合いパーティーなどが盛んですので、結婚相談所などに登録してみるのもおすすめです。
結婚相談所での相手探しも、今はパソコンだけでできる時代です。年齢や学歴、年収や地域などを選択するだけで、該当の人がヒットするようになっていますので、自分の理想の相手を見つけやすいと言えるでしょう。
また、合コンなどにも積極的に参加し、可能性を広げるようにしてください。
理想の相手を具体化する
世の中にはたくさんの人がいて、容姿も性格もライフスタイルもさまざまです。「誰でも良い」というスタンスは、見つけやすいと思いきや、実は絞りにくくて見つけにくいので止めておきましょう。
また、結婚がゴールではありません。結婚したら、その後の長い人生を共に過ごさなければならないのです。「家族が欲しい」「早く結婚したい」と焦ってしまい、自分の理想の条件を崩しているようでは、結婚を失敗してしまう可能性も出てくるので注意してください。
理想の相手を具体化し、どうしても譲れない条件を絞っておきましょう。そうすることで、より理想の家族に出会えるはずです。
今の生活を捨てる覚悟があるのか考える
人生において、家族が欲しいと感じる場面は何度も出てきます。しかし、結婚することが幸せだとは限りません。自分にとっての幸せな人生とは何なのか、今一度考えてみてください。もし、今の自由な生活が崩れるのが嫌だと思うなら、結婚は思いとどまる方が良いでしょう。
自由な時間や自由なお金が無くなっても、家族が欲しいという気持ちに変わりはないでしょうか。好きな時に好きなところにいけない、配偶者や子供の生活リズムに合わせなくてはならないということを肝に銘じておいてください。
自由は無くなるが家族ができる、家族はいないが自由に生きることができる、どちらを選択するかはあなた次第なのです。
仕事を安定させ、家事を練習しておく
家族が欲しいと思っているのに、生活が不安定だといけません。定職に就いていないのも望ましいとは言えませんね。まずは、仕事や生活を安定させることから始めましょう。
結婚する相手も、結婚生活を継続させることができる人を望んでいます。仕事を安定させ収入も安定させることができたら、結婚の話は進みやすいでしょう。女性なら、今までしなかった家事を練習することをおすすめします。
金銭の管理や掃除洗濯、料理など、結婚後にしなくてはならなくなることを練習することで、結婚へのイメージも湧きやすくなります。しっかりイメージすることで、結婚の失敗の可能性も減るでしょう。
家族が欲しいと思う気持ちが本物なら行動を起こそう
独身のメリット・デメリットを考慮しても、家族が欲しいと思う気持ちが本物だと思うのなら、ここで紹介した家族が欲しいと思った時にすることを参考に行動してみてください。そして、後悔のない素敵な人生を歩めるようにしてくださいね。
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