そもそも自然消滅とは?
別れ話はなかなか円満に進みません。片方に未練がある場合などは、かなり面倒なことになるでしょう。そんな面倒を避けるために、自然消滅を狙う人もいます。
自然消滅になるのは面倒を避けたいときだけではありません。仕事や勉強が忙しくて連絡する回数が少なくなってしまうと、お互い別れの言葉を発さずに関係が終了する場合があります。
【自然消滅の期間】どのくらい待つ?
ここからは、どのくらいの間連絡がなかったら自然消滅とするのかについて詳しく見ていきます。待ち過ぎるのも時間の無駄ですが、せっかくの関係が無駄になってしまうので、焦り過ぎも禁物です。
2週間
2週間程度連絡がこなかったら、自然消滅とする人もいます。喧嘩した後でなかなか連絡しづらい状態だったとしても、2週間も音沙汰なしはさすがに長いですよね。
また、忙しくてなかなか連絡できないのだとしても、2週間の音信不通は少し長いです。ただし、感情や事情は人それぞれ違います。
喧嘩した後の気持ちの切り替えに2週間程度時間がかかってしまう可能性もありますし、本当に忙しくてまったく連絡できなかったのかもしれません。
なので、もしパートナーとの関係を続けたいと考えているなら、もう少し待ってみるのも1つの方法です。
1ヶ月
1ヶ月間音信不通だと自然消滅と捉える人は多いです。1ヶ月はキリがいい期間ですし、どんな事情があったとしても、さすがに不誠実に感じます。
ただし、スマホを紛失したなど、何かしらの事情で連絡できなくなった可能性も捨てきれません。このような状態から再び連絡できるようになるまで1ヶ月程度かかることも、十分に考えられます。
なので、自然消滅が嫌な場合は、もう少し待ってみてもよいでしょう。しかし、事情があったとしてもさすがに1ヶ月は長いので、復縁は難しいかもしれません。
半年
相手に何か都合があるはずだと信じて、半年程度の期間待つ人もいます。さすがに長すぎると思う人が多いですが、例えば海外出張の場合は、半年以上音信不通になる可能性は十分にあります。
ただし、海外出張だとすれば出発する前に連絡があるはずですよね。ちょうどそのタイミングで喧嘩していたなど、特別な事情があったとしても、半年間ひと言も連絡がないのは考えにくいです。
なので、半年の期間音信不通だった場合は、自然消滅でほぼ間違いないでしょう。これ以上待っても時間が無駄になる可能性が非常に高いです。
1年
1年の期間一切連絡がなかったとしても、自然消滅だと認めない人もいます。別れる際は、話し合いなどでお互いが納得するのが理想です。ただし、片方がどうしても別れたくないなど、なかなか決着がつかないことも珍しくありません。
何が何でも別れたくないと考えている場合、1年の期間音沙汰なしだったとしても、まだ復縁を諦められない可能性があります。しかし、さすがに1年の期間音信不通は長すぎです。
怪我や病気などで連絡できなかった可能性も考えられますが、再度連絡が取れるようになったり、復縁できる可能性はほぼないでしょう。
【自然消滅の期間】別れの判断基準
大事な用件でも返事がない
仕事を辞めた、共通の友人に不幸があったなど、とても大事な用件で連絡しても返事がない場合は、ほぼ確実に相手は自然消滅を狙っています。
喧嘩中で連絡しづらかったり、忙しくて連絡する暇がない状態だとしても、大事な用件なら返事はしてくれるはずです。それなのに音信不通ということは、相手の身によほどのことが起きたか、大事な用件であっても連絡をとりたくないと思っているのでしょう。
ただし、相手の気持ちを察したいからといって、大事な用件だと嘘をつくのはNGです。バレた場合は確実に機嫌を損ねてしまい、復縁の可能性はさらに低くなってしまいます。
SNSなどをブロックされた
パートナーのSNSのアカウントを知っている場合は、ぜひチェックしてみてください。もしあなたがパートナーにブロックされている場合、残念ながら自然消滅はほぼ確定でしょう。
喧嘩したとしてもよりを戻そうと考えている場合は、ブロックなどしません。ブロックするということは、何が何でもその人とコミュニケーションを取りたくないという意思のあらわれです。
見ず知らずの人ならまだしも、恋人なのにブロックするなんてよほど連絡を取りたくないのでしょう。しばらくの期間連絡がなくて、しかもSNSをブロックされていたら、残念ながらその人のことはあきらめた方がよさそうです。
一定期間音沙汰なしなら自然消滅確定
一定の期間連絡がなかったら別れを決めてしまいましょう。期間は、自分で勝手に決めてしまって構いません。
本来なら、相手と話し合って、どの程度の期間連絡がなかったら別れることにすると決めた方がよいのですが、連絡がつかないので決めようがないですよね。
なので、これ以上は我慢できないと感じる期間を自分で決めて、その期間を過ぎたら別れたと判断しましょう。期間を決めると無制限に待つよりも苦痛が少なくなりますよ。同時に、必要以上に時間を無駄にせずにすむはずです。
なんとなく自然消滅しそうな雰囲気を感じる
言葉では言い表せないけれど、なんとなく自然消滅しそうだなと感じるときってありますよね。そのような場合は、高い確率で別れが待っています。
話をしているときの相手の反応が変だったり、いつもと比べると冷たい態度が増えたと感じたら、それは自然消滅の前兆かもしれません。パートナーが、不満があってもなかなか言い出せないタイプの場合、こうなる可能性が高いです。
なので、パートナーがなかなか不満を言い出せないタイプの場合は、普段からお互いの気持ちを話し合う機会を設けることをおすすめします。そうすると、自然消滅の可能性はグンと低くなるでしょう。
【自然消滅の期間】相手は何を考えている?
相手の思惑は何なのか、気になる人も多いでしょう。ここからは、自然消滅までの期間に相手は何を考えているのかについて詳しく見ていきます。
面倒なことは回避したい
別れたいと思っているけれど、面倒なことは回避したいので、自然消滅の期間を作っている場合があります。別れ話が円滑に進むことは、まずあり得ません。
どちらかに未練がある状態や、不満が溜まっている状態で話をすると、感情を抑えられなくなってしまうでしょう。どちらにしても、別れを切り出した瞬間から多大なエネルギーを消費することになります。
このようなことを避けたいと考えた場合、自然消滅が一番です。以前の様子を思い出してみて、相手に面倒ごとを避けようとする兆候があったなら、この理由で自然消滅を狙っている可能性があります。
復縁の可能性も残しておきたい
人は、時間が経つと考えが変わることが多いです。今は別れたいと考えていても、いずれ復縁したいと思うかもしれません。
少しでも復縁の可能性を考えているなら、別れ話は切り出しませんよね。また、「しばらくしたら復縁したい」と正直に話すことも、まずあり得ないでしょう。
また、新しく好きな人ができた可能性も考えられます。その人と付き合えるなら別れて、失敗したらよりを戻そうと思っているのです。かなり都合の良い考えですが、あり得ない話ではないですよ。
別れ話すらしたくない
別れを切り出すのは悲しいことですが、けじめをつけた方がよいです。
ただし、浮気された、許せないことをされたなど、絶対に相手を許せないと思っている場合は、別れ話すらないまま関係が消滅してしまう可能性があります。
この場合は、復縁はもちろん、再度連絡を取り合うことすら難しいでしょう。相手の許せないことに何か心当たりがあるならば、そのことをきちんと謝ってみるのも1つの方法です。
ただし、相手は一切連絡したくない状態なので、相当な労力と時間が必要になるでしょう
すでに別のパートナーがいる
ちょっと疎遠になったタイミングで新しいパートナーを作ったため、前のパートナーには連絡しなくなったというパターンもあります。「新しい彼氏、彼女ができたから別れてほしい」とわざわざ連絡する人なんて、ほとんどいませんよね。
新しいパートナーと最初は付き合うつもりはなかったけれど、言い寄られて断れずに付き合うことになったなど、さまざまな事情が考えられます。
かなり不誠実な行動ですが、出会いが多い人だとあり得ない話ではありません。復縁は、場合によっては可能ですが、かなりの修羅場を経験することになるでしょう。
相手のことを考える余裕がない
相手のことを考える余裕がないと、まったく連絡しなくなる場合があります。相手のことを考えられない理由は、仕事や勉強が忙しすぎるからなど、そのときの状況次第です。
また、もともと思いやりのない性格で、自分のことしか考えない人だった可能性もあります。自分のことしか考えていないので、連絡しないと相手が寂しがるということに気が付かないのです。
状況のせいで余裕がない場合は、落ち着いたら再度連絡してくれるでしょう。ただし、長く音信不通の期間が続いてしまった場合、気まずくてそのまま自然消滅してしまうかもしれません。
自然消滅しかけている時の対処法
ここからは、自然消滅しかけているときの対処法について詳しく見ていきます。パートナーとよりを戻したい人や、きちんと別れの手続きを済ませたい人は、ぜひ参考にしてみてください。
共通の友人に間に入ってもらう
同じ学校に通っていたり、同じ部署で働いていたりして共通の友人がいる場合は、2人の間を取り持ってもらいましょう。友人には迷惑をかけてしまう可能性がありますが、どうしても連絡を取りたい場合はかなり有効な対処法です。
ただし、当然ですが共通の友人がいない場合はこの方法は使えません。さらに、音信不通の期間が長すぎた場合などは、気まずい雰囲気を嫌って友人に断られる可能性があります。
また、あまり長々と話し合いをしてしまうと、間に入ってくれる友人に迷惑をかけてしまうかもしれません。なので、付き合いを続けたい、早急に別れたいなど、あらかじめ答えを決めてからお願いしましょう。
こちらから別れを告げる
このまま自然消滅するくらいなら、早めにこちらから別れを告げるのも1つの方法です。踏ん切りがついているのであれば、連絡を待っている期間を大幅に短縮できます。モヤモヤと過ごす期間が少なくなるので、新しい恋を探しやすくもなるでしょう。
もちろん、もう別れても構わないという覚悟ができてから実行するようにしてください。長い期間連絡が来ないことに腹を立てているだけで、まだパートナーに対する愛情が残っているのであれば、あとあと悔やむことになってしまいます。
音信不通が1週間程度の期間であれば、連絡がなかった理由を聞いてから判断するのがおすすめです。連絡を待っている期間は辛いですが、そんなときこそ冷静に行動しましょう。
過剰にメールを送らない
連絡がないと不安になりますよね。何か事故に巻き込まれたのではないかなど、心配してしまいます。しかし、だからといって過剰にメールやメッセージを送るのはNGです。
忙しくて連絡する暇がなかっただけの場合、返事ができない状況なのに大量のメールを送られると困惑してしまいますよね。また、不機嫌になっているのではと思ってしまい、返事するのを躊躇してしまいます。
過剰にメールやメッセージを送ってしまうと、相手が返事しづらい状況を作ってしまい、自然消滅を招いてしまうかもしれません。不安や心配な気持ちになりますが、挨拶のメールを1通だけ送るなど、最低限のメールだけにしておきましょう。
相手を責めるのもNG
音信不通になると不安になると同時に、相手に対して苛立ちを感じてしまいますよね。恋人なのだから、連絡の1つくらいくれてもいいじゃないかと思うのは、当然のことでしょう。
ただし、連絡をもらえなくてイライラしたからといって、相手を責めるのはNGです。もし相手に悪気がなかった場合、2人の関係によくない結果をもたらす可能性があります。
なぜ連絡をくれないのか気になるところですが、相手にも事情があるのだと寛大な気持ちを持つことは忘れないようにしましょう。
本音を伝える
真面目なトーンで本音を伝えるというのも、自然消滅しかけているときの対処方法の1つです。
ただし、相手が自然消滅を狙っている場合、返信してくれる可能性は高くありません。それでも、何も伝えないまま終わってしまうことと比べると、伝えただけスッキリするはずです。
誠実に本心を伝えても無視されてしまった場合は、気持ちを切り替えて次に進みましょう。ここまでして無視されたのであれば、この後万が一復縁したとしても、良い関係を築ける可能性は低いです。
周囲にも別れたと伝える
もしかして自然消滅を狙っているのでは?と思ったら、周囲に別れたことを伝えてみるのもおすすめです。周囲に別れたと伝えるだけで、自分の気持ちを整理できます。モヤモヤした時間を過ごさずにすむので、時間が無駄にならないのもメリットです。
また、自分が音信不通にしておきながら、周囲には別れたと伝えずに、もしものときは復縁しようと考えている人もいます。いくらパートナーとはいえ、さすがに都合がよすぎますよね。周囲に別れたと伝えると、このように都合よく利用される心配もなくなります。
自然消滅のメリット・デメリット
メリット:どちらも傷つかずにすむ
自然消滅のメリットの1つとして、どちらも傷つかずにすむというものが挙げられます。直接別れを告げる、もしくは告げられるのは、かなりつらいですよね。
たとえ愛情が冷めきっていたとしても、これで終わりと考えると寂しくなるものです。また、片方が別れを希望していない場合は、別れる別れないで言い争いになる可能性もあります。
その点自然消滅は、連絡しない期間はモヤモヤすることもありますが、相手の言葉で傷つくことはありません。寂しいという気持ちも、連絡をしない期間が長くなれば薄れていくことが多いです。
デメリット:待っている期間が無駄になる
待っている期間が無駄になるというのが、自然消滅の大きなデメリットの1つです。自然消滅が成立する期間に明確な定義はありませんが、短くても2週間、長い場合だと1年近くかかる場合があります。
付き合っているのかいないのかわからない中途半端な状態を作ってしまうと、素敵な人との出会いを逃してしまうかもしれません。
当然、その素敵な人ともう1度出会えるかどうかなんてわかりませんよね。自然消滅の期間に大きなチャンスを逃してしまう可能性があることは心得ておきましょう。
メリット:トラブルを回避できる
浮気相手と正式に付き合うことになった場合などは、別れの理由を告げる際にトラブルになる可能性が高いです。すでに愛情がなくなっていたとしても、裏切られたことへの苛立ちによってトラブルに発展してしまうかもしれません。
このようなケースでトラブルを回避したい場合は、自然消滅を狙いたいところです。ただし、ほとぼりが冷めるまでは、前のパートナーに見つかるとトラブルになる可能性があるので、目立つ行動は控えましょう。
トラブルを回避できるというメリットがある一方、行動を制限したい期間があるのはデメリットです。
デメリット:長い期間引きずってしまう
別れるのは悲しいですが、それ以上に悲しいのは、長い期間連絡の1つもくれなかったことですよね。別れるにしても、別れ際の一言くらい告げてほしいと思う人も多いはず。
別れの言葉すらなかったという事実を、長い期間引きずってしまう可能性があります。好きな人にこんな去られ方をしてしまったこと、そして、そんな人を好きになってしまった自分が情けなくなってくるのです。
すぐに気持ちを切り替えられればよいのですが、なかなかできない人も多いでしょう。また、自然消滅させてしまった側も、パートナーのことを好きだった期間が長いほど、後悔が長引く可能性が高いです。
彼氏・彼女と自然消滅した経験談
もしかすると自然消滅させられるかもと心配している人も、これらの体験談をぜひチェックしてみてください。自然消滅になりそうな兆候や、解決のためのヒントが隠されている可能性がありますよ。
連絡頻度がだんだん低くなり…
「毎日のように連絡を取り合っていたのに、ある日を境に3日に1回だけ、1週間に1回だけと頻度が低くなっていきました。そのうちまったく連絡がこなくなって、こちらからコンタクトを取っても音沙汰なし。寂しい終わり方でしたね」(24歳/男性/自営業)
自然消滅は、ある日突然まったく連絡がなくなることよりも、連絡頻度がだんだん低くなっていくことが多いです。
突然連絡しなくなると、相手に不自然に思われますよね。なぜ連絡をしないのかと問われるのも面倒なので、突っ込まれない程度に連絡するのです。理由もなく連絡頻度が低くなってきたら、自然消滅を警戒した方がよいでしょう。
半年くらいの期間待っていたのですが…
「前の彼氏とは自然消滅でした。連絡がなくなって半年くらいの期間待ったのですが、さすがに待ちくたびれましたね。こちらから連絡しても返信してくれないとか、今考えるとあり得ないです。よく半年も待てたなと、今なら思います」(24歳/女性/書店員)
自然消滅の期間に定義はありません。なので、本人が諦めるまでの期間は、一応付き合っていることになります。
しかし、連絡が来なくなると、長くても1ヶ月程度で諦める人がほとんどです。しかし、中には半年くらい待つ人もいます。
私の自然消滅の期間は1週間です!
「1週間連絡がなかったら、自然消滅扱いします。今はスマホとかあるし、1週間も音沙汰なしとかあり得ないですよね。友達には『短くない?』と言われますが、待ってる時間が無駄なので、さっさと区切りをつけるようにしています」(21歳/女性/学生)
自然消滅の期間を「1週間」としている人もいます。喧嘩した後などだと、1週間くらいは連絡しないことも珍しくないでしょう。
しかし、少しの時間も無駄にしたくない人は、1週間でさっさと見切りをつけてしまう可能性があります。
忙しい期間だから仕方ないと思っていたら…
「学生の頃の彼女と自然消滅してしまった経験があります。『試験期間で忙しいからあまり連絡できない』と言われたので、こちらからも連絡しなかったのですが、その後音信不通になってしまい、そのまま復縁することはありませんでした」(26歳/男性/商社)
勉強や仕事などで忙しい期間は、どうしても恋人との連絡はおろそかになりがちです。仕方ないこととはいえ、忙しくしている間に気持ちが冷めてしまうことも珍しくありません。
このようなケースだと、たとえ忙しくても定期的に連絡していれば関係が続いた可能性があります。自然消滅が嫌な場合は、たとえ忙しくても、こまめな連絡は怠らないようにしたいところです。
自然消滅の期間に自分を責めてしまって…
「突然彼氏から連絡が来なくなって、とても辛い思いをしたことがあります。結局自然消滅で別れたのですが、自分に非があったのではないかと毎日のように思ってしまって、とても辛かったです」(27歳/女性/美容師)
自然消滅しそうなのは自分に原因があるからだ、と思い込んでしまう人もいます。ひどいことを言ったかもしれないなど、自分の悪いところばかり気にしてしまうのです。
しかし、仮にそうだとしても突然連絡しなくなるのは不誠実ですよね。別れたいと思う原因はともかく、相手が自然消滅を狙っている場合は、相手に非があります。なので、連絡が来なくなったことで落ち込むのはやめましょう。
自然消滅したと思ったのに…
「音信不通になったので自然消滅したと思っていたのですが、しばらくしたら突然連絡がきたんです。一体何事かと思ったら、復縁しようという内容でした。そっちが一方的に連絡しなくなったのに何を言ってるんだと、正直腹が立ちました」(21歳/男性/学生)
復縁の可能性を残したいという動機で、自然消滅を狙う人もいます。ほかに好きな人ができたけど、付き合えるかどうかわからないので、保険としてキープしておきたいなどが主な理由です。
ただし、そんな都合のよい話はありませんよね。ほとんどの場合フラれた方の怒りを買ってしまうので、復縁することはないでしょう。
自然消滅ではない?連絡なし期間のその他の理由
ここからは、長い期間連絡なしだけど自然消滅ではないパターンについて見ていきます。これらの中にもし思い当たるものがあるならば、もう少しの期間待ってみるのも1つの方法ですよ。
仕事が忙しすぎて余裕がない
家に帰っても食事して寝るだけというくらい忙しい状態だと、なかなか恋人に連絡できません。時間に余裕がないだけでなく疲労も溜まっているので、相手のことを考える気持ちの余裕もほとんどない状態です。
パートナーがこのような状況だと、1ヶ月くらいの期間連絡が途絶えてしまう可能性があります。別れたいなど、2人の関係について考える余裕すらない状態なので、意図的に自然消滅を狙っている可能性は低いです。
このケースだと、仕事が落ち着いたら相手から連絡がくるでしょう。ただし、長期間音信不通になったことが気まずくて、なかなか連絡できない人もいます。
ケンカ中で連絡しづらい
ケンカ中は、連絡するのが気まずいですよね。また言い争いになってしまうのかと思うと、どうしても躊躇してしまいます。
多くの場合は、ケンカの内容にもよりますが、数日で普段通りの関係に戻るでしょう。ただしこじらせてしまうと、長期間音信不通になってしまいます。
気持ちの整理がつく期間は人それぞれです。なので、彼女はもう落ち着いたけど、彼氏はまだ気持ちが整理できていない場合もあります。
このような場合だと、彼女はなぜ連絡をくれないのかと不満を感じてしまうでしょう。二人とも落ち着くまでには、意外と時間がかかる可能性があります。
意図的に一定期間連絡を絶っている
別れるほどではないけれど、今は連絡したくないと思うときってありますよね。ケンカするほどではないけれど相手に対して不満があって、しかし言い出せないときなど、このような状態になります。
場合によっては、1週間から2週間ほど一切連絡しない人もいるでしょう。このような状態の期間を、自然消滅と勘違いしてしまうことがあります。
不満は言わないけれど音信不通というのは、少し困りものです。何か思い当たることがあるならば、連絡して解決方法を探ることもできます。しかし、思い当たることがなければ、ただ戸惑ってしまうだけでしょう。
スマホを紛失した
連絡を取るために欠かせないアイテムが、スマホです。電話やメール、メッセージアプリなど、すべてスマホを使って操作しますよね。そんなスマホが故障、もしくは紛失してしまったら、音信不通になってしまいます。
スマホを修理したり新しいものを購入したりするには、お金が必要です。金銭的に余裕がない場合は、すぐに復旧できない可能性もあります。場合によっては1ヶ月以上音信不通になることもあり得るでしょう。
スマホの故障、紛失で連絡が途絶えてしまうのは仕方のないことです。相手を責めるのはお門違いなので、復旧するまで待ってあげましょう。
大きな怪我や病気
突然大きな怪我や病気を患ってしまい、連絡したくてもできなくなってしまうケースもあります。体調が優れないので連絡するのが億劫というレベルではなく、緊急入院が必要なレベルの事態です。
どれだけ健康や安全に気を付けていても、怪我を負ったり、病気を患ってしまう可能性は誰にでもあります。このような場合は、当然ですが、連絡が途絶えたことを責めるのではなく、パートナーの体調を心配しましょう。
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