なぜか目をそらす人っていますよね
皆さんの周りに、目をそらす人っていませんか?特に何か心当たりがあるわけではないのに、目が合うとそらされてしまう…という経験をしたことがある人は決して少なくないでしょう。
人が目をそらす理由はたくさんあります。緊張して目をそらしてしまう人もいれば、何らかの事情があって目をそらす人もいたりと千差万別です。そのため相手と仲良くなりたいと望むのであれば、相手が目をそらす原因を探り、対処法を試していく必要があるでしょう。
そこで今回は、目をそらす意味や心理、目をそらす人に多い特徴などを中心に解説していきます。視線はその人の心理を表すと言われていますが、目をそらす人にはどんな心理が隠されているのでしょうか?早速見ていきましょう。
目をそらす人のことをどう思う?
まずは、目をそらす人に対して世の人々が抱いている印象を紹介します。
目をそらす意味や心理はさまざまだと冒頭で触れましたが、とはいえ、目をそらすという行為を快く思っていない人は多いようです。では、目をそらされた人たちの意見を詳しく見ていきましょう。
会話中にそらされると不快…
「会話中に目をそらされると、正直あまり良い気分ではありません。まるで『あなたの話に興味がありません』と言われている気がしますし、面と向かってそういう態度をとる人の人間性を疑ってしまいます」(26歳/女性/公務員)
会話している時に目をそらされると「なんだか嫌な感じだな…」と思う人が多いでしょう。適当に会話を聞き流されている気持ちになり、自分の存在をないがしろにされたように感じてしまうのですね。
もちろん他人と会話していて、内心「つまらないな…」と思ってしまうことは誰にでもあるでしょう。しかし大半の人はそういった気持ちを隠すものですよね。堂々と目をそらして興味がないような素振りを見せてしまう、そんな人間性に幻滅する人も多いようです。
嫌われてるのかな?と思う
「自分自身が嫌いな人から目をそらす癖があるので、目をそらされると嫌われているのかなと直感で感じてしまいますね。やっぱり好きではない人とはできるだけ関わりたくないと思ってしまうので、そういった心理が視線に表れてしまうんだと思います」(29歳/男性/会社員)
「目をそらされる=嫌われている」と解釈する人は決して少なくないでしょう。嫌いな人やあまり関わりたくないと思っている人と視線を合わせるのは、少し抵抗を感じてしまいますよね。たとえ意図していなくても、嫌いな人を前にすると自然と視線は別の方向を向いてしまうものです。
そういった癖を持つ人は珍しくないため、視線をそらされると「嫌われているのかも」と直感で感じてしまうのでしょう。
人見知りなのかなと思う
「学生時代に人見知りの友人がいたので、目をそらす人がいると、人見知りな性格なのかなあと思うことが多いです。もちろん明らかに嫌われている雰囲気が感じられれば嫌われていると思ってしまいますが、心当たりがない場合は、単純に相手が人見知りで、仲良くなるにつれて視線が合うタイプなのかなと思っています」(24歳/男性/事務)
人見知りな性格の人は、なかなか他人と視線を合わせることができません。人見知りやあがり症の人は他人と接する際、極度の緊張状態に陥ってしまいます。そのため目が合うと一種のパニック状態になってしまい、咄嗟に視線をそらしてしまうのですね。
過去にそういったタイプの人と知り合ったことがある場合は、他人から目をそらされたとしても「人見知りなのかも」と思うことが多いでしょう。
心当たりがなければ気にならない
「目をそらされても、目をそらされるような理由に心当たりがない場合は気にしないようにしています。自分で考えたところで答えは出ないし、相手の事情の可能性もあるので。明確に拒絶されない限りは普通に接し続けます」(27歳/女性/飲食店勤務)
目をそらされるような理由に心当たりがない場合は、この体験者のようにあまり気にしない人もいるでしょう。
実際、目をそらされる理由に心当たりがなければ、いくら悩んだところで答えは出ません。目をそらす本人に理由があるケースも珍しくないため、目をそらされた側が考えたところで気苦労に終わる可能性もあるのです。
目をそらす人の特徴とは?
目をそらす意味や心理はさまざまですが、中には「目をそらすことが多い人」も存在します。目をそらすことが多い人は、特定の相手ではなく、誰に対しても目をそらしてしまうという特徴があります。
これらの特徴を持つ人に目をそらされた場合は、おそらくあなた自身に目をそらされるような理由があるわけではありません。目をそらした本人に理由や原因があることがほとんどです。
そこでこの項目では、目をそらす人に多い特徴を解説していきます。
落ち着きがない
落ち着きがない人は目をそらすことが多い傾向にあります。落ち着きがない人は何をするにも焦っていて、余裕がありません。常に色々な方向に視線を向けて、せわしない言動をするという特徴があります。
視線はその人の心理を表すものだと言われていますが、まさに落ち着きがない人の視線は慌ただしい心理をそのまま映した鏡だと言っても過言ではないでしょう。落ち着きがない人の大半は常に色々なところに視線を巡らせていないと気持ちが落ち着かないため、視線がキョロキョロと動いてしまうのですね。
したがって落ち着きがない人にたとえ目をそらされたとしても、気にする必要はありません。そもそも落ち着きがない人は、目が合った、目をそらしたという自覚すらないことがほとんどです。もし普段から落ち着きがない人に目をそらされたとしても、特に気にしなくていいでしょう。
人見知り
体験談でも紹介しましたが、ほとんどの人見知りの人は、人と視線を合わせることに苦手意識があります。人見知りの人の大半は他人とのコミュニケーション経験が少なかったり、自信がなかったりするため、視線を合わせて堂々と話す勇気がないのですね。
また、人見知りな人の多くは「目が合ったら会話をしなくちゃいけない」「何か反応をしなくてはいけない」と思い込んでいます。
もともとの経験不足と自信のなさに加え、そういった固定観念も強くあるため、他人と目が合ったら咄嗟に目をそらして「目が合ってないアピール」をしてしまうのでしょう。
恥ずかしがり屋
恥ずかしがり屋な人は、目を合わせることだけではなく、話すことも恥ずかしいと感じてしまいます。人見知りの人同様に、「目があったら会話をしなくちゃいけない」などの固定観念を持っていることも珍しくありません。
ただし、恥ずかしがり屋の心理は、人見知りの人のような否定的なものではなく、「話したいけど話を聞いてもらうのが恥ずかしい」というものであるため、人見知りとは少し違う性質だと言えます。
恥ずかしがり屋は基本的に自分に自信がなく、たわいない会話をするにしても「ちゃんと話せるかな…」と不安に襲われてしまいます。相手が好きな人ならばなおさらプレッシャーを感じてしまうため、羞恥心も相まって、咄嗟に目をそらすことが増えてしまうのでしょう。
嘘つきや見栄っ張り
普段から嘘をついたり見栄を張ったりしている人も、実は目をそらす傾向があるってご存知ですか?
嘘をついてる人や見栄を張っている人の多くは、内心で「本当のことがバレたらどうしよう」という大きな不安を抱えています。その不安は相手と視線が合う度に「心を見透かされそう」というさらなる不安に繋がり、そんな状況に耐えきれなくなって思わず目をそらしてしまうのです。
やましいことがある人は目が泳ぐとよく言いますが、まさしくこれは「バレたらどうしよう」という不安な心理から来ている行動なのです。
目をそらす人の心理≪男性編≫
続いて注目していくのは、目をそらす男性の心理です。
女性の中には、男性から目をそらされた経験がある人もいるでしょう。特に心当たりがあるわけではなく、なぜか男性から目をそらされてしまうと「なんでだろう?」「なにかしちゃったかな」と疑問に感じてしまいますよね。
男性が同じ職場の人だったり、好意を寄せている男性だったりすると、なおさら目をそらす意味や心理は気になるものでしょう。男性から目をそらされて困っているという人は、ぜひこれから解説していく内容を参考にして、目をそらされた意味や理由を探ってみてくださいね。
あなたに興味がない
男性の中には、興味がない人と接する時は目をそらしてしまう人もいます。意図的にそうしているわけではなく、相手や相手の話に興味を持てないと感じると、その心理が素直に態度に表れてしまうのですね。
また、「女性の好意に応えられない」という理由から目をそらす人もいます。女性への好意や興味が湧かないため、これ以上相手からアプローチをされたとしても応えられないという心理を態度で表しているのでしょう。
目をそらすだけでなく、相槌や返答も適当にされる場合には、男性から興味を持たれていない可能性が高いと言えます。
考えることに集中している
考えることに集中していると、ほとんどの人は上の空になってしまうでしょう。誰かと会話していても考えることに集中してしまい、自然と視線が別の方向へと移ってしまう人は少なくないはずです。
特に男性の多くはひとつのことに集中すると、別のことが疎かになってしまいやすい傾向にあります。相手とのコミュニケーションを疎かにするつもりはないものの、それ以上に気になることがあるため、気持ちや意識が別の方向へ向かってしまうのですね。
普段は目をそらされることはなく、今も目をそらされる以外はいつもどおりという場合には、相手は何か考え事をしている可能性が考えられます。時間を置いてから改めて接してみると、目をそらさずに接してくれるかもしれませんよ。
好意を隠したい
好意を隠したいという理由で目をそらしてしまう男性も少なくありません。特に男性の中には、好意が女性や周囲にバレるのを避けたいと考えている人が多くいます。
男性の多くはあまり恋愛には積極的になれない傾向にあり、好意がバレることを恥ずかしいと考えています。また、相手や周囲にバレてしまえば、からかわれるかもしれないという不安を抱く人も少なくなく、それも好意を隠したいと思う理由のひとつとなっています。
ほとんどの男性にとって好きな女性と目が合うことは喜ばしいことです。一方で自然と笑みが溢れるかもしれない、顔が赤くなるかもしれないといった不安も拭えないため、好意を少しでも隠すために、目をそらしてしまうのですね。
嘘や見栄を隠したい
特に女性は、男性から武勇伝や自慢話を聞かされたことがある人が多いでしょう。男性は自分を大きく見せたり男らしさをアピールしたりするために、自分の武勇伝や自慢話を語る傾向にあります。
この時に語る武勇伝や自慢話は、基本的に事実よりも大袈裟に語られます。少し嘘をついたり見栄を張ったりしても、真実を知る者がその場にいなければバレないと思っているからですね。
それでも少なからず、嘘をつき見栄を張っているという罪悪感や、「バレたらどうしよう」という不安があるため、武勇伝や自慢話を語っている時は思わず視線が泳いでしまうのでしょう。
目をそらす人の心理≪女性編≫
女性同様に、男性の中にも女性から目をそらされて「どうしてだろう…」と疑問に感じた経験がある人は多いでしょう。
そこでこの項目では、女性が目をそらす意味や心理について解説していきます。
なぜ女性は目をそらすのか、疑問に感じたことがある人はぜひチェックしてみてください。
照れている
照れ隠しをするために目をそらす女性もいます。特に男性に対して好意を抱いている場合は、話せたことが嬉しくて、その照れ隠しで目をそらしてしまう女性は少なくありません。
女性の場合は、男性と比較すると好意を隠したいという心理がそれほど強くありません。それよりも好意を抱いている相手と接したことへの喜びが大きいため、恥ずかしくて目をそらしてしまうのですね。
もちろんその中には「好意を隠したい」という気持ちも少なからずあるため、その心理が理由で目をそらしてしまうこともあるでしょう。
話に飽きてきた
女性と会話している際に目をそらされた場合は、女性が話に飽きてしまった可能性が考えられます。特に女性は、相手に自分語りをされたり、興味のない話をされたりすると、「早く終わらせてほしい」「興味がないことを察してほしい」と思って、わざと目をそらして「興味がないアピール」をすることが多々あります。
また、目をそらす以外にも相槌や返答が疎かになるという特徴もあります。話に飽きたことが原因で目をそらす場合は非常に見極めやすいため、会話中に女性が目をそらした際には、他の言動にも注目してみると良いでしょう。
ちなみにこの心理で目をそらす場合は、基本的に相手に対して好意はありません。大半の女性は好きな男性の話はたとえ興味がなくても真剣に聞き、良い印象を持たれようとします。聞き上手だとアピールできれば、好きな人がまた会話をしてくれる可能性が高くなるからですね。
警戒している
相手を警戒しているときに目をそらす女性は多くいます。あまり相手と親しくなかったり、不審な様子が見られたりすると、「これ以上距離を縮めたくない」という心理が湧いて、目をそらして距離を置こうとするのです。
また、そもそも男性とのコミュニケーション経験が少ない女性もいます。たとえば、女子校育ちの女性や学生時代に男子とあまり関わってこなかった女性は、男性との接し方がわかりません。それどころか男性がどういった生き物なのかもわかっていないことがほとんどです。
そのため、男性と接触する機会があると必要以上に緊張してしまい、警戒して目をそらしがちになってしまうことがあるのです。女性から見ると、男性は自分よりも体や力が大きいことが多いため、若干の恐怖心を感じてしまっていることもあるでしょう。
相手の好意に応えられない
相手からの好意を感じているものの、その好意に応えられないと思っている時に、目をそらしがちになってしまう女性は少なくないでしょう。
相手のことは嫌いではないものの、恋愛対象として見ることができない場合は、心の中で「告白されるのを避けたい」「脈なしだと気付いてほしい」と思ってしまうのです。
その結果、会話には快く応じるものの目をそらすなどして、さりげなく気がない素振りを見せようとするのですね。一般的に目をそらすという行為は、好意的に捉えられるものではないため、頻繁に目をそらせばきっと相手はこの恋を諦めてくれるだろう、と期待しているのでしょう。
目をそらす人の心理≪方向別≫
目をそらす意味や心理について解説しましたが、さまざまなものがあるのだと驚かされますよね。しかし、いくらボジティブな意味もあるとは言え、目をそらされる事態に直面すると、「やっぱり嫌な気持ちになるなぁ…」と感じてしまう人も多いでしょう。
そんな人にぜひ注目してほしいのが、目をそらした後に相手が視線をどの方向に向けたかです。実は目をそらした際、どの方向に視線を送ったかによって、相手の心理をある程度推測することができるのです。
目をそらす相手の心理を知りたいと思っている人は、ぜひ目をそらされた後の視線の行方に注目して、相手が何を考えているかを探ってみましょう。
上に目線をそらす
目をそらす際、視線がそのまま上にいった場合は、気持ちを悟られたくないと思っている可能性が高いと言えます。たとえば好意を隠したい時には、視線が上に行きがちなってしまうでしょう。
また、気持ちを悟られたくないという心理の中には、「嘘や見栄を隠したい」なども挙げられます。相手が嘘っぽい話などをしている際に目線が上にいった場合は、話を大袈裟に言っているのかもしれません。
事実を脚色して話している後ろめたさや「バレたくない」という心理が、上向きの視線に表れているのですね。
右上に目線をそらす
右上に視線をそらす場合は、上向きの視線よりも「嘘や見栄を隠したい」などの心理が強い傾向にあります。相手が嘘っぽい話や自慢話等をしている際に視線が右上にいったならば、多少なりとも嘘や見栄を張っている可能性が高いと言えるでしょう。
また、右上の視線には「相手が良くも悪くも自分の立場が上だと思っている」という意味があります。自分のほうがあなたよりも上の立場だと考えており、その優越感が右上への視線に表れてしまうのです。
左上に目線をそらす
左上に目線をそらすのは、何かを考えたり思い出したりしている心理の表れだと考えられています。特に会話の際に視線が左上に行った際は、「なんて応えようかな」と返答内容を真面目に考えている可能性が高いと言えるでしょう。
質問された時などに多く見られる視線なので、会話の際に相手の視線が左上を向いた場合には、安心して話に集中しましょう。むしろ相手があなたとの会話を楽しんでいる証拠でもあるため、あなた自身も真摯に相手と向き合ってくださいね。
下に目線をそらす
目をそらす際に視線が下にいった場合は、相手が照れている、または喜んでいるなどの心理が挙げられます。会話ができて嬉しいという気持ちや自分の好意を隠そうとした結果、つい視線が下に向いてしまうのですね。会話の相手と真剣に向き合っている証拠とも言えます。
ただし、視線を下げる速度が速い場合は要注意。速い速度で視線が下がった場合は、会話の相手に対して恐怖心や警戒心を抱いている可能性が高くなります。相手と少しでも距離を置きたい、自分を守りたいという防衛本能が下向きの視線に表れてしまうのですね。
会話している時のテンションや下を向く時の速度に注目すると、これら2つの心理を見極めやすくなります。ぜひ参考にしてみてください。
目をそらす人が脈ありか判断するポイント
目をそらす理由には、「相手のことが好きだから」「好意を隠したいから」などもありました。「目をそらされる=嫌われている」などのネガティブな印象を抱いていた人は、少し驚いたかもしれませんね。
とはいえ、目をそらす人が好意を隠している可能性があるとしても、それを見極められなければ意味はありません。どうすれば脈ありか否かを見抜くことができるのか、特に好きな人に目をそらされた経験がある人は気になるでしょう。
そこで、目をそらす人が脈ありかどうかを判断するポイントについて解説します。これから紹介するポイントを参考にして、好意を隠したくて目をそらされているのかどうか、見極めてみましょう!
よく目が合う
大半の人は好きな人や気になる人が近くにいると、無意識に視線で相手を追ってしまう傾向にあると言われています。
つまりよく目が合うと感じる場合には、高い確率で相手があなたのことを視線で追っていると考えられるのです。
あなたに対して好意を持っていて無意識に目で追ってしまうのですが、かといって目が合うと照れくさくなり、また好意がバレるのを避けるために、急いで目をそらしてしまうのですね。
目をそらした後に髪を触っている
目をそらした後に髪に触っている場合は、脈ありの可能性があるってご存知ですか?
「かっこよく思われたい」「可愛く思われたい」など、相手に好印象を与えたいと思っている時に、人は無意識に髪に触れる傾向にあると言われています。つまり目をそらしながらも、相手が髪に触れているのであれば、「目をそらしちゃったけど魅力的に思われたい」と考えている可能性が高いと言えるのです。
ただし髪の触り方が乱暴だったり、ぐしゃっとするような触り方をしている場合は注意が必要です。髪を乱暴に扱う行為は強いストレスの表れだと考えられています。したがって相手が目をそらし、そのうえ髪を乱暴に触れている様子ならば、相手のためにも早めに会話を切り上げたほうがいいでしょう。
会話のテンション
おそらくほとんどの人は、好きな人と話す時、少なからずテンションが上ってしまうのではないでしょうか?声のトーンが上がったり、いつもより気合が入った相槌や返答をしてしまう人は決して少なくないでしょう。
これらを踏まえると、相手に目をそらされたとしても、会話のテンションが高いと感じた場合は、好意を持たれている可能性が見えてきますよね。テンションが高くなっていると、大半の人はそのテンションが言動や表情に表れやすいため、テンションが高いかどうかの見極めは簡単でしょう。
恥ずかしい、好意を隠したいなどの心理と葛藤しながらも、「好きな人と話せた!」という喜びが言動や表情に出てしまうのですね。
物理的な距離の近さ
相手から目をそらされた時に注目してほしいポイントが、自分と相手の物理的な距離の近さです。
基本的にほとんどの人は親しい人や好きな人との距離感は近く、苦手な人やあまり親しくない人との距離はやや離れている傾向にあります。つまり相手が目をそらしながらも、物理的な距離が近い場合には、好意を持たれている可能性があると考えられるのです。
また、目をそらされた時以外の距離感にもぜひ注目してみましょう。大半の人は好きな人が同じ空間にいると、近くにいたいと望んでしまうものです。そのため、相手と同じ空間にいる時や複数人でいる時の距離感に注目してみると、相手が脈ありかどうかがハッキリ見極められるようになるでしょう。
LINEなどでは積極的
会話中はよく目をそらされるものの、LINEなどでは積極的にやり取りしてくれる場合には、脈ありの可能性が高いと言えるでしょう。
目をそらす人の特徴や心理でも触れましたが、目をそらす人の中には人見知りの人も多いですし、接した時の表情などから好意がバレるのを避けたいと思っている人もいます。しかし、LINEは実際に顔を合わせる必要がないコミュニケーション方法なので、それらの心配事があまり気にならなくなるのです。
むしろ普段目を合わせられない分、LINEなどで積極的にやり取りして距離を縮めようとする人は多いでしょう。会話では目をそらすのにLINEでは積極的なのであれば、相手から好意を持たれていると期待していいでしょう。
目をそらす以外にも!心理がわかる癖≪おまけ≫
目をそらす以外にも、その人の心理を表す仕草はたくさんあります。
そこで最後に、目をそらす以外の心理がわかる癖について解説します。目をそらす以外の癖にも注目してみると、相手が何を考えているのか、どういった心理でその仕草をしているのかが、より一層見えてくるようになります。
もっと相手と仲良くしたい、好きな人と距離を縮めたいと考えている人は、ぜひ目をそらす以外の仕草にも注目して、相手の心を読み解いていきましょう。
腕を組む
腕を組む仕草には、緊張している、警戒している、などの意味があると言われています。
実際に腕を組んでみるとわかりますが、腕を組むと、なんとなく自分を守っているような感じがしませんか?たとえば「相手のことをよく知らないから怖い」「隠し事を知られたくない」など、自分を守りたい、何かを隠し通したいという心理が、自分を守るような形の腕を組むという仕草に表れているのですね。
もし相手が頻繁に腕を組んでいるようであれば、まだあなたとの距離は近いとは言えないようです。少しずつコミュニケーションを増やしていき、徐々に距離を縮めていけるように頑張りましょう。
髪の毛を触る
先程も少し触れましたが、基本的に髪の毛に触る行為は「相手に魅力的に思われたい」という心理の表れだと言われています。
さらに細かく分類すると、たとえば前髪に触れて気にしている素振りは、自分の見た目が相手に魅力的に見えるように気を遣っている心理の表れです。前髪の状態は顔や表情の印象を大きく左右するものであるため、相手によく思われたいという心理が働いている時は、いつも以上に気になってしまうのでしょう。
髪をかきあげる仕草は、堂々とした相手へのアプローチになります。自分に自信があり「もっと自分を見てほしい」という心理が、髪をかきあげる仕草に表れているのです。
鼻を触る
会話の際に相手が鼻に触れている場合は注意が必要です。人はやましいことがある時や嘘をついている時は、鼻に触る傾向があると言われています。つまり会話の際に相手が鼻に触れているようであれば、話を大袈裟にしている可能性が高いと考えられるのですね。
特に目をそらす仕草とセットの場合は、相手が嘘をついている可能性がより高くなります。やましいことがある、嘘をついているという自覚があり、バレたくないという心理が目をそらす、鼻に触れるといった仕草に表れてしまうのでしょう。
唇を噛む
唇を噛む仕草には、精神的なストレスが表れていると考えられています。実際、ストレスを抱えている時には無意識に唇を噛んでしまう、または唇の皮を剥いてしまうという人もいるでしょう。唇を噛んだり皮を剥いたりすることで、少しでもストレスに耐えようとしているのですね。
もし会話の際に相手が唇を噛む仕草をした場合には、できるだけ会話を早く切り上げたほうが吉だと言えます。相手はあなたに対してあまり良い印象を抱いていないか、会話の中で出た話題に不快感を抱いているのかもしれません。
どちらにしてもこのまま接し続けても相手の負担になるだけなので、相手と仲良くしたいと思うのであれば、相手が唇を噛んだ時には少し様子を見て、できれば早めに切り上げたほうがいいでしょう。