猫にまつわるスピリチュアルな意味【自分の行動】

猫を拾ったことがある人は、猫が自分のもとにやって来るのは、何か意味があるのではないかと思ったことはないでしょうか。捨て猫を拾うなど、猫に対して人間が行う行動も、スピリチュアルな意味を持っていることがあります。
それでは、猫にまつわるスピリチュアルな意味を、自分の行動別に見てきましょう。
猫にまつわるスピリチュアルな意味のひとつに、「猫がくしゃみをすると幸運が訪れる」というものがあります。
捨て猫を拾う
捨て猫を拾うのは、スピリチュアルな意味では「希望」を表します。
猫にとっても、優しい飼い主に拾われることは安定した日々を生きる希望となりますし、飼い主にとっても、猫に癒されながら過ごす毎日は希望へと繋がるはずです。
猫は人間を選んで近づいて来るというので、捨て猫を拾うことになったのは、猫があなたのことを呼んでいたのだと考えられます。
猫を飼うというのは大変なことですが、家族になることでお互いに支え合う関係になるのですね。双方に心の支えができることでポジティブなオーラが生まれ、結果的に良い運気もやって来ることでしょう。
猫を抱いて川を渡る
猫にまつわるスピリチュアルな言い伝えに「猫を抱いて川を渡るのは縁起が悪い」というものがあります。
一般的に猫は水が苦手で、泳ぎも上手くない傾向が強い生き物なので、水辺は溺れる危険があるため良くないということが考えられます。また、川の向こう側は猫の縄張りの外となり、天敵に襲われやすくなって危険だとも言えるでしょう。
川からは「三途の川」も連想できますし、いずれにしても死をイメージさせる要因が強いため、猫を抱いたまま川を渡るのは避けた方が良いと言われているようです。
猫のしっぽを踏む
猫にまつわるフランスのジンクスで、「独身の女性が猫のしっぽを踏むと、婚期が遅くなる」というものがあります。猫のしっぽを1回踏むと、1年婚期が遅れるのだそうです。
猫のしっぽは先の方まで神経が通っているため、踏んでしまうのはとてもかわいそうなことですよね。痛い目にあわされた猫からは、もしかしたら恨まれてしまうかもしれません。
また、猫のしっぽを踏んでしまうのは不注意の表れなので、周囲をよく見ていないということも考えられます。普段から慎重で気配り上手な女性は、しっかりした奥さんにもなれそうです。
猫を殺す
海外のスピリチュアルな言い伝えで、「猫を殺すと17年不幸が続く」というものがあります。
猫に限らず、動物をむやみに殺すのは良くないことですよね。しかし、海外では猫は不吉な動物だとして殺されていた時代があったそうです。この言い伝えは、そんな悲しい実態を批判して作られたものなのかもしれません。
日本でも、殺されて怨みを持った猫が妖怪の「化け猫」になるといった話があるように、猫を殺すと祟られるという俗伝は、広く浸透しているのではないでしょうか。祟りにあうか否かは別としても、動物には優しくしたいものですね。