猫にまつわるスピリチュアルな意味【毛色・柄①】

白い猫や黒い猫、三毛猫など、猫は様々な毛の色をしていたり変わった柄をしていたりしますよね。猫の毛色や柄の違いによっても、スピリチュアルな意味は変わってくると言われています。
中には不吉に思われがちな毛色の猫もいますが、多くの場合は良い運気がやって来ると言われるものばかりです。
それでは、猫にまつわるスピリチュアルな意味を、猫の毛色や柄の違いごとに見ていきましょう。
白猫
白い猫のスピリチュアルな意味は「幸運を引き寄せる」です。
白猫は飼い主を癒す力が特に強く、偶然に遭遇した場合は恋愛の運気が上昇すると言われています。有名な豪徳寺の招き猫の伝説でも、招いた猫は白猫だったそうなので、幸せのシンボルだと考えられるでしょう。
一方で、日中に出会った場合は縁起が良く、暗くなってから出会った場合は縁起が悪いというスピリチュアルな説もあります。確かに暗闇の中で猫の白い姿がぼやっと現れると、幽霊のように見えて不吉に感じるかもしれませんね。
黒猫
黒い猫のスピリチュアルな意味は「幸運の予兆」になります。
黒猫に対して不吉な印象を持っている人もいるかもしれませんが、実は黒猫が不吉だとされて忌み嫌われているのは、ヨーロッパなどの一部の地域だけなのです。黒猫は魔女が飼っているイメージが強かったので、昔魔女狩りが行われていた地域では、不吉なイメージが定着しているのだと考えられるでしょう。
一方で、黒猫は航海の守り神として大切にされていたという地域もあります。日本でも黒猫は昔から厄除けや商売繁盛の力があるとされていて、黒猫が家に来るのは縁起が良いと言われているのです。黒い猫のマークが描かれた宅配業者もいるように、黒猫は幸せを運ぶシンボルだと考えられるでしょう。
三毛猫
三毛猫は古くから日本にいる猫なので馴染みがあり、見かけるとホッと和む人も多いのではないでしょうか。そんな三毛猫のスピリチュアルな意味は「金運の上昇」です。
実は三毛猫は、遺伝子の特徴からほとんどがメスとして生まれてくるというのを知っていますか?オスの三毛猫はとても珍しいので、出会えたらとてもラッキーだと言われています。
また、小判を持った招き猫の多くが三毛猫であることからもわかるように、三毛猫はお金にまつわる運気にも縁が深いと考えられるでしょう。
茶トラ
「茶色いトラ柄」が由来の、明るい茶色のしま模様を持つ「茶トラ」も、日本では人気の猫です。茶トラ猫は「富を引き寄せ、家庭を守る」というスピリチュアルな意味を持っています。
茶トラ猫の明るく温かみのある毛並みは、見ているだけでも気分をポジティブにさせてくれることでしょう。甘えん坊で人懐っこい性格の猫も多く、家にいると前向きな気持ちで安定した生活が送れそうです。
キジトラ
日本で一番多く見られると言われている、茶色の毛に黒いしま模様がある猫が「キジトラ」と呼ばれる猫です。日本の国鳥である「キジ」のメスに似た見た目であるため、このような呼び名になったとされています。
キジトラ猫の持つスピリチュアルな意味は「健康や子宝に恵まれる」です。
猫の祖先であるリビアヤマネコはキジトラ柄であり、元々猫はキジトラ柄しかいなかったと言われています。キジトラ柄の派生から茶トラなどの柄が誕生し、突然変異や交配によって白や黒の猫も増えていったと考えられるため、キジトラは猫の原点だとも言えそうです。
キジトラをルーツにどんどん猫の種類が増えていったと考えると、繁栄の運気にご利益がありそうですよね。