タトゥーを入れる前に知っておくべきリスク
タトゥーはボディペイントやシールとは違い、基本的には生涯消える事がないものなので、入れることによって起こるデメリットもあります。
タトゥーを入れたことが無いけれど、これからタトゥーを入れてみたいと思っている場合、どんなリスクがあるのかを知っておいた方が良いでしょう。
最後に、タトゥーを入れる前に知っておくべきリスクについてご紹介します。
周囲に誤解されてしまうかも
タトゥーに対して「怖そう」という印象があったことからもわかるように、タトゥーが入っている人は、周囲に脅威を感じさせる存在だと誤解されてしまうリスクがあることを理解しておく必要があるでしょう。
日本では反社会的勢力の人が刺青を入れているというイメージがまだあり、タトゥーをしている人に対してネガティブな印象を持たれてしまう可能性があることは心得ておいた方が良いと言えます。
周囲の人に不安な気持ちを与えないために、場合によってはタトゥーは隠す必要も出てくるでしょう。
温泉に入りづらくなる
タトゥーは反社会的勢力を連想させると前述しましたが、一般利用客が安心して施設を使用するために、タトゥーの入っている人は温泉やプールなどの娯楽施設への入店を拒否される場合があります。
近年では海外からの利用者に配慮して、タトゥーが入っていても利用できる施設が増えてきたとは言われていますが、まだまだタトゥーNGの傾向は根強くあるのです。
タトゥーによって、家族や仲間との旅行のプランを見直す必要が出てくるかもしれないというリスクは、知っておいた方が良いでしょう。
消すのが難しい
タトゥーを入れてみたものの、やっぱり消したくなったという人は、意外と多くいます。しかし、タトゥーをきれいに消し去るのは、難しいことだと充分に覚悟しておく必要があるでしょう。
レーザー治療など、タトゥーを消すための手術は存在しますが、タトゥーを入れるより高額である上に、痛みを伴う除去手術は時間をかけて何度も行わなければならないといいます。タトゥーが大きければなおさら、跡形もなく消し去ることは難しいと考えられるでしょう。
もしもタトゥーを入れるのであれば、「基本的には一生残るもの」というリスクと向き合わなくてはなりません。
病気のリスクがある
タトゥーを入れるリスクとして懸念される点に、肝炎ウィルスやエイズなどの病気に感染する可能性があるという理由も知っておく必要があるでしょう。
タトゥーを彫る際、通常は使い捨ての針を使用することになっていますが、いい加減な処置を行っている彫師の場合は、使用済みの針を再利用していて、病気の感染源となっている可能性があるといいます。
タトゥーを入れる場合は、施術を行う彫師が信頼できる相手なのか、入念に調べておくべきだと言えるでしょう。