世間体を気にする人の特徴《仕事編》
どんな職業に就いていてどのように立ち振る舞っているのかなど、世間体を気にする人が最もこだわっているのが仕事です。ここからは世間体を気にする人の仕事観などについて迫っていきます。
一流企業を目指す
世間体を気にする人は就職先にこだわります。体裁が良いと思われたいので、誰もが知っている一流企業を目指すことが多いです。
ただし目指しているからといって必ずしも就職できるわけではありません。就職するための最大限の努力はしますが、中には希望する企業で働けなかった人もいます。このような人は今の職場に対して不満を漏らすことが多いです。
世間体を気にする人は職場環境や業務内容よりも、その企業が世間的にイメージが良いかどうかを気にします。よってどれだけ素敵な仲間に囲まれていても世間的に一流企業とされている職場でなければ、コンプレックスを覆すのは難しいでしょう。
地位や肩書にこだわる
世間体を気にする人は所属している企業だけではなく地位や肩書へのこだわりも強いです。
中には地位や肩書にこだわり過ぎて、周囲から白い目で見られている人もいます。一流企業で働いているというだけではなく、そこで高い地位についていることも重要なのです。
企業における地位や肩書は、必ずしもその人の能力をあらわすとは限りません。あくまで命令系統の1つでしかないのです。
そのことを理解すれば、必要以上に地位や肩書にこだわらなくなるでしょう。周囲からどう思われるのかではなく、自分がどう感じるのかも大切にしたいところです。
仕事で手を抜くことはない
与えられた仕事はきっちりとこなすのも世間体を気にする人の特徴の1つです。仕事で手を抜くと体裁が悪くなってしまうと考えています。
「あの人は仕事ができない」と思われるのを世間体を気にする人は極端に嫌がるのです。よってどれだけ難しい課題であっても、文句1つ言わずにこなします。
上司や先輩からすれば非常に頼もしい存在です。ただし世間体を気にする人は周囲に頼るのが得意ではありません。難しい課題を引き受けたものの周囲に協力を仰げず、ときには無理をし過ぎてしまうこともあります。
学歴や経歴を気にする
学歴や経歴を気にするのも世間体を気にする人の特徴です。大学卒業であることはもちろん、その大学もできれば一流大学が望ましいと考えています。
経歴に関しても同様の考えです。新卒で就職しているか否か、どんな企業に就職したのかなどを非常に強く意識しています。
彼ら彼女らが学歴や経歴にこだわるのは、その方がより多くの人に認められると考えているからです。ときには自分の学歴や経歴をコンプレックスに感じて、極力表に出さないようにする人もいます。
学歴や経歴からある程度の能力を推測することはできますが、その人のすべてを知ることはできません。このことを意識すれば必要以上に学歴や経歴にこだわることはなくなるでしょう。他人は思っている以上に自分に興味がないと意識してみることも大切です。