夫への不満が自然としぼんでいく「子育てマンガ」9パターン

夫への不満が自然としぼんでいく「子育てマンガ」9パターン

一生懸命子育てをしていると、仕事だけに没頭する夫に不満を感じることもあるでしょう。とはいえ、夫の本音を理解できれば、多少のことには目をつぶる気持ちになれるかもしれません。そこで今回は、独自アンケートの結果を参考に「夫への不満が自然としぼんでいく『子育てマンガ』」をご紹介します。


病気のパパを囲む家族の形『お父さんは神経症―大原さんちのムスコたち』(大原由軌子)

「パニック障害のパパが、子育てを通して変化するのがほほえましい」(30代女性)というように、心に病気を抱えた夫を、妻の目線で描いたコミックエッセイです。不器用な夫の「頑張りたくてもできない葛藤」を目の当たりにすると、多忙のあまり留守がちな夫への不満もしぼんでいきそうです。

子育ての前に父親育て?『パパは鈍感さま』(関根尚)

「鈍感夫の『あるある』だらけ!」(30代女性)というように、不用意な行動で妻の地雷を踏みまくる夫をコミカルに描いた作品です。「手伝ってあげようか」と上から目線な発言をしてしまう夫の駄目さ加減を、他人事だと思って笑っているうちに「ウチのパパも悪気はないんだな」と大目に見られるようになりそうです。

「主夫」も悩みがいっぱい『ツレはパパ1年生』(細川貂々)

「『ツレ』の主夫っぷりから目が離せない」(30代女性)というように、妻の目線から「育児に取り組む専業主夫」を観察した作品です。性別は違えど、一家の大黒柱である作者の立場は世の夫と同じ。「仕事と育児の両方に全力投球するのは大変!」という作者の本音に共感するうち、外で働く夫を少しは労いたくなるでしょう。

イマドキ男子が育児に専念!『イクメン!』(森脇葵)

「バンドしてるようなフツーの男子が立派な『イクメン』になるなんて」(30代女性)というように、デキ婚をきっかけにフリーターから専業主夫になった「イマドキ男子」の育児奮闘記です。決して完璧ではない主人公が成長していく様子を見ると、夫の今後にも期待が持てるかもしれません。

子どもとパパ、どっちも子ども?『パパ、育児できるかな?』(阿部潤)

「課題をクリアするみたいに描かれると、育児が違って見える」(30代女性)というように、まるでゲームに挑戦するかのごとく子育てと向き合う作者の姿は、多くの女性たちに新しい視点をもたらすようです。「あれもできない、これもできない」とマイナスに考えるのではなく、楽しみながら取り組むことを教えてくれる一冊です。

漫画家夫婦のリアル子育て奮闘記『まんが親』(吉田戦車)

「『父性』ってなかなか目覚めないものなんだなー(苦笑)」(30代女性)というように、「立会い出産」など、新米パパが直面するシーンごとに男の本音が描かれたエッセイです。「父の自覚」があるのか怪しい夫に読ませて感想を聞くと、思わぬ胸の内を聞き出すことができるかもしれません。

子育てパパの笑えるドキュメント『底ぬけ父子手帳』(いぢちひろゆき)

「『産後の巨乳化を期待してたのに』とか、オトコの正直な気持ちがわかった」(30代女性)というように、あっけらかんとした語り口で男性の心境が綴られるため、夫の心中を覗き見する感覚で読み進められる作品です。「どこの夫もこんなもんだ」とわかれば、ストレスも軽減されそうです。

妻が夫の育児を観察『オットと育児。うちのイクメン観察記』(たかせシホ)

「運動会の場所取りに失敗したりするけど、全体的にはよく頑張ってるなあと感心…」(30代女性)というように、トホホな夫の健闘ぶりを妻の目線で描くことで、感情移入を誘う作品です。作中の夫をいつしか応援している自分に気付くと、わが夫も温かい目で見られるようになりそうです。

生真面目な男性がプロの父親を目指す『プロチチ』(逢坂みえこ)

「こだわりのある人ほど育児って悩むよね。男は授乳もできないし」(30代女性)というように、男性が育児をする難しさ、さらにアスペルガー症候群の生きにくさがよくわかる作品です。そんな夫を全面的に肯定する妻の愛を目にすると、「私もこの人と頑張ろう」と覚悟が決まりそうです。

忙しい子育ての日々、夫に感じるママたちのストレスをやわらげるのは一体どんな作品なのでしょうか。みなさんのご意見をお聞かせください。(大高志帆)

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