2014年04月21日公開

取引先に「上から目線だなぁ」と思われてしまう一言９パターン

取引先の人と話すとき、言い方ひとつで「上から目線」と思われてしまうことがあるようです。「失礼な人だな」と思われないよう、事前に「NGワード」を知っておくと安心なのではないでしょうか。そこで今回は『スゴエル』読者へのアンケートを参考に、「取引先に『上から目線だなぁ』と思われてしまう一言」をご紹介します。

「その話ウケますね」というリアクションの一言

「雑談中だったとはいえ『超ウケるー！』と言われてびっくり」（20代女性）というように、友だちに返すようなノリのリアクションは、仕事相手には失礼に当たるでしょう。面白い話を聞いたときは「いつも楽しいお話ばかりで、○○さんと話していると時間を忘れます」など、丁寧に反応するとよいでしょう。

「了解でーす」という何か頼まれたときの軽い一言

「『任せて本当に大丈夫？』と心配になった」（20代女性）というように、軽いノリの返事は、仕事を依頼する側にとっての不安材料となるようです。引き受けるときは、「かしこまりました。お任せください」と、真摯に受け止める姿勢を見せると「頼れる人」と思ってもらえるかもしれません。

「ご苦労さまです」という挨拶の一言

「そもそも取引先に使う言葉じゃないでしょ！」（20代女性）というように、そもそも敬語がなっていないと、取引先をムッとさせても当然かもしれません。いくら親しくなっても、「ご苦労さま」「お疲れさま」というのは社内の目下の人に対して使う言葉です。親しみを込めて「いつもお世話になっています」と挨拶しましょう。

「優秀なんですね」という褒めたつもりの一言

「逆に『馬鹿にしてるの!?』と嫌な気分になった」（20代女性）というように、取引先の人を評価するような物言いは、しないほうがいいようです。このような場合は、「先ほどのお話に感銘を受けました」「いつも勉強になります」など、尊敬の念が伝わるような言い方を心がけるとよいかもしれません。

「私的には…」という意見を述べるときの一言

「自己主張の強さが威圧的で鼻につく」（20代女性）というように、個人的な意見を主張するかのような言い方は、人によっては横柄に見えてしまうかもしれません。反対意見を述べる場合も「私は…と思うんですが」など、やわらかい言葉選びをするとよいでしょう。

「それなら問題ありません」という返事の一言

「聞いたことに対して『問題あり』か『なし』かで返答すること自体、失礼だと思う」（20代女性）というように、意思表示をするときには言葉選びに慎重になったほうがよさそうです。YESの場合は「ありがとうございます、大丈夫です」、NOの場合も「申し訳ありません、難しいと思います」など、お礼とお詫びを言い添えたほうが丁寧でしょう。