「同窓会に行かない」に関する専門家の意見やアドバイス
気の進まない同窓会、「行かない」という決断はアリ?
同窓会に行きたくないという人は、意外と多いでしょう。学生時代と見た目が変わってしまった、マウント合戦が苦手など、理由を挙げるとキリがありません。しかし本当の理由を言うわけにもいかず、欠席の連絡をするのも気が重いものです。『女の人間関係はめんどうなのよ 人付き合いの処方箋』(DJあおい)には、以下のような記述があります。
「『NO』の一言が言えない人は、断れない理由を誰かのせいにしている傾向があるんですよね。
例えば、友達からあまり気の進まないイベントに誘われたとします。自分は行きたくないけど、『断ると友達の顔を潰すことになる』とか、『一緒に行かないと誘ってくれた友達がひとりでイベントに行かないといけなくなるからかわいそうだ』とか。
断れない理由を人のせいにして、気持ちのどこかで安心してしまっているわけですね。
『自分は悪くない、悪いのは全てあの人だ』と自分が断ることができない責務までその人のせいにしてしまっているわけです。でも、その人は何も責任はとってくれません。
イヤな仕事を押し付けられたとします。本当はきっぱり断ればよかったのに、強引だったから引き受けざるを得なかった。しかし、その人が責任をとってくれるのだとしたら、取り返しがつかないような失敗をしてからです。取り返しのつかないところまでいってから責任をとられても、もう遅いですよね。
責任の有無が発生する前に自分を守るのは自分の責務です。
断る、断らないのを決めるのは自分。そしてその根拠は自分の中にあるのです。きちんと自分に問いかければ、本当に選びたい答えは出てくるはず。」
欠席したら、仲間と疎遠になってしまいそうな同窓会ですが、誰にでもタイミングが悪い場合はあります。行きたくないのなら、ひとまず断る勇気を持ちましょう。
同窓会には行っても行かなくてもデメリットがある
同窓会は、普段会うことのない旧友と思い出話に花を咲かせるチャンスです。しかし、思い出したくない過去がある場合、気が進まないのは当然なのではないでしょうか。『同窓会は行くべきか?:困ったときの解決ログ』(kyo3)には、以下のような記述があります。
「世の中に意味のない会はありませんので、同窓会にもメリットがあると思います。半面、ボクのように気が進まない人もいるかと思いますので、デメリットもあるのでしょう。
(1)メリット
・久しぶりに懐かしい人に会える
・新しい人間関係が構築できる
・酒が飲める
・ごちそうが食べられる
(2)デメリット
・面白くもない会話で時間が拘束される
・あまり知られたくない自分の個人情報が漏れる
・ハゲた、太った自分を見られたくない
・会費が高い
・会いたくない人に会うかもしれない
・振り返りたくもない過去の自分を思い出す
・人の自慢話を聞かされる
いかがでしょうか。人によっては、そのほかのメリット、デメリットがあると思います。
(中略)
もちろん、行かないことによるデメリットもあります。
それは、
・地元にいるのになぜ来ない……と勘ぐられる
・付き合いが悪いと噂される
・後日、同窓生と偶然会ったときばつが悪い
などです。」
このように、同窓会に行った場合にも、行かなかった場合にも、それぞれデメリットがあるようです。地元に住んでいるのかどうかにもよりますが、「不参加の場合の気まずさ」については、それほど深く考えなくてもいいのかもしれません。
<参考文献>
『女の人間関係はめんどうなのよ 人付き合いの処方箋』(DJあおい)
『同窓会は行くべきか?:困ったときの解決ログ』(kyo3)
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