結婚を後悔する男女が多すぎ！その理由＆後悔しない相手選びのコツ

今の世の中「3組に1組が離婚する」とも言われています。それでも「結婚したら幸せになれる」と信じている人は圧倒的に多いです。その一方で「結婚後に後悔する」男女が多いのも事実です。

「プレジデントウーマンが」500人の既婚女性に聞いた『今の夫と結婚してよかったですか？』」という質問に対しての答えは「はい…53.8％」という結果に。実に約半数の妻たちが「結婚を後悔している」ことが分かりました。この理由についてまとめていきます。

結婚を後悔しているのは女性ばかりではありません。男性こそ「結婚は人生の墓場」と表現するほど、もともと結婚に対しては後ろ向き。それでも、幸せを願って結婚をしてみれば、大なり小なり「結婚して失敗した」と感じています。

「この人と結婚していいの？」と迷っている人こそ、リアルな結婚体験談は参考になる部分があるのではないでしょうか？まずは「男性が結婚を後悔する理由」からご紹介します。

考え方がまったく合わない

「僕は『そば』がいいけど妻は『うどん』。子供の進学先は『公立でいい』と言えば妻は『中高一貫校』と言ったり、小さなことから子供の教育のことまで妻と考え方が合わない。結婚前は気づかなかったのに、どんどん溝が広がっているのを感じています」（40歳/男性/営業職）

離婚の理由ダントツ1位の「価値観の違い」は、結婚生活を重ねるごとに気づくもの。夫が「妻の考え方が理解できない…」と結婚をつい後悔してしまうようです。結婚前に気づけないのは、結婚生活というのは「やってみないと分からない」ことが多いからでしょう。

「元々他人だった2人が共同生活している」と考えてみれば、意見が合わなくても納得できるかと思います。

結婚してから激変した

「結婚前は『スレンダー美人』だったのに、子供を産んでからどんどん太っていって。性格まで図々しくなって家事は手抜きばかり。これで『愛して』って言われても無理ですよ(笑)」（32歳/男性/旅行代理店）

結婚後「妻が結婚してから太った」「全然可愛くなくなった」といった夫たちの声はたくさん聞こえてきます。ここからセックスレスへ、さらには不倫の原因の理由にも大きくつながっていくのでしょう。

お互いの外見が変わっていく、その姿もそばで見続けるのが夫婦です。でも、男としては「これ以上はちょっと」という部分があるのも仕方ないかと思います。

独身のように遊べなくなった

「飲みに行けるのは月1度の会社の飲み会だけ。独身の頃のようにまでとは行かなくても、もうちょっと遊びたいんですよ。もうホント、焦って結婚なんかするんじゃなかった！ってつい思っちゃいます」（29歳/男性/事務職）

結婚すると「自由にお金が使えなくなる」という大きなストレス。とくに子供が生まれた後は、妻が働けないなど身動きもできない時期もやってきます。独身が羨ましくなった時にこそ結婚を後悔するものでしょう。

ただその思いに妻が気づいてしまった時はかなり危険。「私だって！」と反撃を受ける覚悟もしておいた方が良さそうです。

結婚してすぐセックスレスに

「結婚した途端、誘っても『忙しいから』とか『そんな気分になれない』と断られるようになって……。たった1年でセックスレスになったんです。これじゃ子供も考えられないし、本当に後悔してます。」（32歳/男性/医療系）

離婚原因の上位に当てはまるのがセックスレス問題。「妻がセックスを拒否する」ことが原因になることが多いです。子供を望む以前のコミュニケーションの少なさに、夫たちは結婚を後悔してしまうようです。

たとえ子供ができても夫婦がセックスレスになる「妊娠・出産」もキーポイントになっています。体型が大きく変わってしまい、出産後も「女性として見れない」と感じてしまうのが原因です。

「この人と結婚しなきゃよかったな…」と女性が結婚を後悔する理由は、男性とは少し観点が違います。とくに「結婚前は気づかなかった」「こんな人じゃなかった」と後悔してしまう人がたくさんいます。

気づいていたけど「結婚したら変わると思っていた」と後悔する女性もちらほら…。では、「女性が結婚を後悔する理由」の中でも、「夫の性格に後悔している」体験談をご紹介します。

話を聞いてくれないから

「話しかけてもゲームしながら『うん』と返事。結局私の話なんて聞いてない。『話聞いてほしい』と言ってもすごく面倒くさそうで…。夫婦のコミュニケーションが全然なくてすごく寂しいです」（35歳/女性/スーパー勤務）

性格の不一致になる根本的な原因がコミュニケーションの減少です。「話を聞いてくれない」「適当な返事しかしない」と感じている妻がたくさん。寂しい状態が続けば結婚を後悔するはずです。

夫がマザコン…嫁姑問題でウンザリ

「夫は何でもお母さんに相談しないと決められない。夫婦の問題なのにお母さんがダメ出ししてくるのが耐えられません！私より先にお母さんに相談するのも気持ち悪いです。結婚前に知ってたら絶対に結婚なんてやめましたよ…。」（33歳/女性/専業主婦）

結婚したら実は「マザコンだった」ということは意外多いケースです。「夫婦の問題に口出ししてくる」「どこへ行くのもお母さんが付いてくる」など妻への負担は大きいです。

育児にノータッチで疲れる

「子供が泣いても抱っこひとつしないし家事も手伝ってくれない。『子供が大好き』って言ってたからもっと協力的だと思ったのに。イクメンを見ると本当に後悔しちゃいます」（29歳/女性/専業主婦）

夫が育児にノータッチ、いわゆる「ワンオペ育児」は妻ストレスを大きくさせます。育児ストレスによる心の負担は大きく結婚を後悔する瞬間がどんどん増えてしまうもの。「子供の手前離婚はしないけど…」と我慢する女性が多いです。

性の不一致

「夫のことは嫌いじゃないです。でも、いざセックスになると我慢することがあって…。これを何年も続けるなんて無理って思っちゃいました」（24歳/女子/事務職）

結婚生活において「性の不一致」は大きな問題です。年齢を重ねるごとに体は変化するので、性生活に大きく影響しています。夫婦で話し合える仲じゃなければ乗り越えることが難しいのも問題点。「こんなはずじゃなかったのに」と後悔してしまうようです。

また、夜の誘いがなくなってしまうと「女としての魅力がなくなった」と思い込んでしまうもの。夫婦の会話が減るごとに自分の存在価値も失ってしまうでしょう。浮気発覚したら離婚にも発展する可能性も出てきます。

結婚前に描いていた理想と現実の差に苦しんだときこそ「結婚しなきゃよかった」と後悔してしまうもの。「こんなはずじゃなかったのに」と悩む人は、具体的に何が違うと感じているのでしょうか？

カップルから夫婦に変わると色々な問題に出くわします。それでも乗り越えられる夫婦とそうでない夫婦がいるのはなぜでしょう。結婚する時は「きっと幸せになれる」と思ったはずです。では、なぜうまくいかなくなってしまうのでしょうか？

実は、結婚前に高い理想を描く人ほど「結婚しなきゃよかった！」と後悔しています。ここからは「結婚後に後悔してしまいがちな人の特徴」をいくつかご紹介します。今結婚に悩む人こそ参考にしてみましょう。

ステータスで相手を選んでしまった

「私は彼氏の年収に惹かれて結婚してしまったんです。全然趣味も合わないし、笑うポイントも違うんです。この先が凄く不安です…」（29歳/女性/会社受付）

「高学歴・高年収なら幸せになれる」という理想を追い求めてしまうのは当然です。でも、長い結婚生活において「お金よりも大事なこと」に気づいた瞬間、後悔の気持ちに溢れてしまうのでしょう。

焦って結婚してしまった

「年齢的に焦りが合って結婚を決めちゃいました。結婚してから『彼がマザコン』って知ったんですよね。ほんと今後悔してます！」（34歳/女性/事務職）

周りがどんどん結婚したり、30歳を迎えてしまうと「結婚しなきゃ！」と彼氏ができてすぐに決める女性がたくさんいます。彼の本性を見抜く力も、後悔しないためには必要です。

結婚すれば変わると信じていた

「彼女の金遣いの荒さは知っていました。でも『結婚したら直るだろう』とどこかで思い込んでいたんです。これが間違いでした。全然貯金もできないし、節約家の奥さんを見ると後悔。」（37歳/男性/広告業）

相手の欠点が見えていても「結婚すれば変わるはず」と自分に言い聞かせて結婚した「やっぱり…と後悔する人は本当にたくさんいます。でも結局のところ選んだのは自分なんです。「結婚したい」と選んだ時の気持ちにはおそらく愛情が含まれているでしょう。

夫婦だからこそ敬う気持ちは大事です。尊敬する気持ちが持てないと自己主張ばかりが続いてしまいます。

結婚に期待しすぎていた

「結婚したら『幸せになれる』ってただ漠然と夢見てたんでしょうね。妻の態度も大きくなるし、お金の問題も色々あって…もう遅いかもしれないけど、なんか違うなって思っちゃってます」（37歳/男性/営業職）

「結婚＝幸せ」と思い描いてしまうと、落差に気づいた瞬間「やっちまった」と後悔してしまいます。理想が高い人ほど、現実を受け入れられないものです。夫婦だからこそ敬う気持ちは大事です。尊敬する気持ちが持てないと自己主張ばかりが続いてしまいます。

「自分は悪くない」という主張ばかりし合ってばかりいると大きな夫婦喧嘩が勃発。そして、どちらかが折れることができない夫婦はちょっとした喧嘩から離婚へ発展しやすいです。

「結婚しなきゃよかった…」と後悔の気持ちが溢れたときに「離婚」の2文字が頭に浮かんでしまうもの。でも、すぐに結論を出してもそれはそれで「失敗した」と後悔する人も多いです。

では、結婚して後悔している人は、この先の人生どうすべきでしょうか？「我慢の限界がきたとき」の解決策をいくつか提案していきます。

相手の改善を求める

「コミュニケーションが足りない」「お金にだらしない」「家事に不満がある」などは我慢せずに相手へ改善を求めるべき。「ここをこうしてほしい」「これではダメなの？」と、まずは話し合いの場を持ちます。

たとえ小さな問題だとしても、「これはどう思う？」と言うべきです。ただ、頭ごなしやけんか腰で話し合ってもプラスにはなりません。あくまでも「どう思う？」と2人の問題としてあげるのがポイントです。

諦めて「仮面夫婦」になる

「話し合いの場は何度も持ったし、何を言っても変わらない」と言うなら、いっそ諦めて「仮面夫婦になる」のもアリ。この先の長い人生「夫婦だからこう在りたい」と理想ばかりぶつけてばかりいても疲れます。

ある程度の年齢になれば、仮面夫婦くらいの方が干渉されず「ちょうどいい関係」になることも。お互い離婚するつもりがないのなら、少し距離を置いてみることで関係がまとまることもあります。

別居をして冷静に考えてみる

浮気やお金などの「もう離婚してもいいレベル」になっているなら、「別居をする」という選択肢もあります。喧嘩がヒートアップしたときこそ、距離を置くようにしてみましょう。少し離れるだけで、不思議と「自分も言い過ぎた」と思えたりします。

「離婚する」と言うのは簡単ですが、いざ別々の人生を送ることは予想以上に大変です。それならば「別居」というものを挟んでから決断してみてはいかがでしょうか。

どうしても我慢できない場合、離婚

「相手に改善の余地が見られない」「一緒にいられないほど我慢できない」ぐらいの状態なら、離婚を決断しましょう。ただし、自分1人で決断せず、信頼できる第三者に相談してください。頭がカッとなった状態で正しい判断をすることはできません。

ただ、DVや虐待などの深刻な理由がある場合は、一刻も早く家から出るべきでしょう。いかなる場合も第三者の助けを求めた方が、精神的にカバーできる部分があります。

夫や妻に大きな不満を抱えたまま結婚生活を送ることはとてもつらいもの。結婚に後悔しているからといって、すぐに離婚を決断しても「失敗したかな…」と後から後悔する人も多いんです。

「もう少しこうすればよかった」と離婚してから後悔する前に、もう1度考えるべきことをご紹介します。

自分に出来ることはないかと考える

喧嘩が続いて離婚してしまった後、冷静になってみると自分の非を受け入れられるもの。1人になって「寂しい」と感じて後悔する前に、今改善できることがないか精一杯考えてみてください。

相手が不満を言う大きな理由は「ストレス」にあります。「こうしてほしい」と要望する方もされる方も歩み寄れれば解決できることがあります。「やって当たり前」という観念をなくして「一緒にやる」方向に切り替えてみてはいかがでしょうか。

お互いの不満な点をきちんと話し合う

離婚を決断する夫婦の大半が「すれ違い」によるもの。つまり、不満を言い合う機会もなかったということです。日常的にコミュニケーションが多い夫婦は気軽に話し合っているから、大ごとになる前に解決しています。

離婚してから気づく前に、話し合いの場をちゃんと設けるべきです。もし話し合いがうまくいかないなら、第三者を交えた方が冷静になれます。後悔しないように何度も重ねてから決断しましょう。

子供の問題は大丈夫なのか

子供がいる夫婦は親の都合に振り回されてしまいます。とくに物心がついた子供や、思春期の子供がいる家庭は慎重に話を進めなければなりません。「離婚は大人よりも子供への影響が大きい」ことをまずは把握してください。

考えるべき問題は多く、子供が納得できる形を取ることも難しいでしょう。ただ、「離婚しても会えるのか」「離婚後の養育費はどうするのか」はきちんと答えを出すべきです。不安定なまま決断すると後悔のもとになってしまいます。

周りへの影響も考える

勢いで離婚をすると「失敗した…！」ということになります。それは、離婚した後の周りへの影響が予想以上に大きいからなんです。男性の場合は姓も変わらないので、黙っていれば知られることもありません。

でも、女性は旧姓に戻したり、実家に帰る人なら近所からの目も気になります。子供がいる人なら学校で「離婚した」と噂の的となることもあります。こういった影響も踏まえて決断しないと、意外なところで後悔する羽目になるので注意してください。

ここまでの体験談を踏まえると「焦って結婚しない」「結婚相手は慎重に選ぶ」ことが大事なことだと分かります。でも「結婚しても後悔しない相手」なんているのでしょうか？結婚しても後悔しないためには「後悔しない選び方」を頭に入れておくべき。

「この人と結婚して大丈夫かな？」と不安になっている人へ。今ならまだ間に合います。「失敗した…」と後悔しないためにも「後悔しないパートナーの選び方」を参考にしてください。

これだけは妥協できない！という点を見極める

「まあまあ合うから結婚しちゃおう」と「何となく決断」してしまうのは少々危険。確かに「出会ってすぐに結婚を決めて幸せになった人」はいます。しかし、たとえそうであっても「これだけは妥協できない」という自分なりの通過点は持つべき。

「ギャンブル」「女関係」「借金」「依存症」などを通過点にして、１つずつクリアしてから考えましょう。あくまでも高ステイタスを望む内容ではなく、ひとりの人間としての「通過点」と考えてください。

金銭問題を洗いざらい調べる

結婚後に「実は借金を抱えていた」ことが発覚すれば、自分の身にも降りかかってしまいます。これから長い人生をともにする間柄なので、ある程度の金銭問題は知っておきたい項目。もし「ギャンブルで作った借金」であれば、ギャンブル依存症の不安も出てきます。

目に見える苦労が待っていても、原因がギャンブルである場合は結婚に押し切るのは避けるべき。相手を思うのであれば借金を肩代わりすることもやめましょう。

女性問題がクリーンであるか

浮気性の人は、結婚してもたいがいの人は直りません。「結婚すれば変わる」という言葉は嘘だと思って間違いないでしょう。飲みに行く回数が多い人も女性問題に悩まされるもの。結婚しても女性問題で悩んでしまうことは、とても不幸に感じてしまいます。

好きになると周りが見えなくなってしまい、うっかりミスをお越しやすいです。焦って結婚して後悔しないためには「冷静な判断」が求められます。

相手のステイタスばかり見ていると「失敗した！」と思いがち。後悔が見えているような結婚相手もやはり避けるべきです。何を基準にすべきか分からない人へ「結婚前のチェックリスト」を用意しました。

できるだけ多くあてはまる相手こそが「後悔しない結婚相手」です。中には「妥協点」もあるかと思いますが、高望みしない最低限ラインで考えてみるべき。今結婚に迷う人は相手がいくつ当てはまるか10個答えてみてください。

結婚前のチェックリスト

1.生活できる収入がある
2.食事の好みが合う
3.性の相性も一致
4.金銭感覚も似ている
5.責任感がある
6.最低限の家事ができる
7.落ち込んだとき励ましてくれる
8.浮気をしない
9.身内の顔が分かる
10.お互いを尊重できる

10個当てはまった人は「後悔せず幸せになれるパートナー」です。むしろ、これ以上望むのはNG！5-8個当てはまった人は「後悔することは少ないパートナー」です。苦難があっても2人で乗り越えられると感じられれば大丈夫です。

3-5個当てはまった人は「欠点が多く要注意なパートナー」です。異性関係や金銭問題などのトラブルに注意。1-3個しか当てはまらかった人は「後悔する可能性が高いパートナー」なので、本当に結婚すべきか考え直すべき。

全く当てはまらなかった人は「苦難だらけの道が好き」な傾向にあります。

後悔しない幸せな結婚を！

「結婚はタイミング」とよく言います。でも焦って結婚するのはやはりNG。「少しの妥協」と「愛情」どちらもバランス良く持っている相手こそ、自分に相応しい結婚パートナーです。

「結婚しなきゃよかった」と離婚への気持ちが膨らんでいる人は、たった1人で決断すべきではありません。少し冷静になって第三者へのアドバイスをもらうべきです。「離婚後に後悔しても遅い」ということも忘れないでください。