「バツイチ子持ち」どう映る？男女の本音｜再婚のための心得とは？

離婚で負った傷が癒えてきたなら、再婚を考えてみてはいかがでしょうか。どうしても後ろ向きな気持ちになるのも分かります。ただ、自分が再婚をすることは、子供にとってプラスになることもたくさん。

経済的な面、安定や両親が揃うこと…、何よりも頼れるパートナーがいることで人生に前向きになれるでしょう。それが結果的に、子供に良い影響を与えるなら、やはり再婚に前向きになるべき。もう失敗したくない人へ、「バツイチ子持ちが再婚するための心得」をご紹介します。

すぐに再婚話を持ち出さない

離婚してから長い間じっとひとりでいたからこそ、ついガツガツしちゃうもの。年齢的にも焦ってしまうのは分かりますが、焦って再婚を決めることは絶対に避けたいポイントです。バツイチ子持ちである自分を受け入れてもらうには、じっと辛抱強く時間をかけるべきでしょう。

独身の人と再婚をしたいバツイチ子持ちの人は、相手が「子育て未経験者」だということをよく理解してください。独身者にとって、子育ての忙しさはなかなか理解し難いもの。少しずつ、自分の生活を理解してもらうことが大切です。

子供好きか見極める

「いい人そうだな」と思っても、子供が苦手な人との再婚は厳しいものがあります。「女性なら子供が好き」と思い込むのも危険です。相手が「子供と会うことに前向きではない」と感じたのなら、諦めることを考えるしかありません。

バツイチ子持ちの人と結婚する人というのは、「自分が産んだ子ではない子供と家族になる」ということです。この先、「本当の親じゃないくせに！」と子供が言ってしまうかもしれません。普通の結婚なら味合わない、人知れない苦労をさせてしまうことになります。

相手に理想を求めすぎない

「再婚して裕福な暮らしをしたい」「イケメンのパパがほしい」などといった、高い理想を持つことは、過去のような失敗を繰り返す原因になります。何よりも、振り回される子供が苦労をするので、理想を追い求めすぎるのはやめましょう。

元妻や元夫と「真逆のタイプと再婚したい」と言う人も、バツイチ子持ちの人には多いです。「同じタイプとはまた失敗をする」と考える気持ちはよく分かります。でも、そこにこだわり過ぎるのも問題。新しい出会いがあったら素直な気持ちで接してみましょう。

信頼できる相手なら、「バツイチ子持ち」というフィルターを外してくれるのではないでしょうか。

子供と打ち解けるまで時間をかける

「バツイチ子持ちでも構わない」という人が現れても、焦りは禁物です。子供にとって「新しい親」は嫌な存在でもあります。仲の良い親子ほど、慎重に話を進めましょう。子供と相手を何度も会わせていくうちに「再婚してもいいよ」と言ってくれる子供もいます。

子供から相手に、「結婚してほしい」とお願いしてしまうパターンなら、きっと幸せになれるでしょう。子供にとって良い形を優先して、「再婚するとこんなメリットがある」と色々な話をすると良い方向に向かえるはずです。

無理やり再婚をまとめてしまうと、子供は寂しさや不信感を持ちます。非行の引き金になりやすいので、きちんと納得するまで時間をかけてください。

相手の家族ともよく話をする

バツイチ子持ちの人の再婚はやはり、普通の結婚とは状況が違います。すでに子供がいるということを、相手の家族に受け入れてもらうことはとても大切なことです。相手の親にとって、突然「孫ができる」という状況は、すぐには受け入れがたいでしょう。

決して反対されるとは限りません。ただ、時間をかけてお互いが良い関係を築くことが望ましいです。