ずっとPMSに悩んでいたので、周囲のすすめで始めてみました。PMSの症状に、ピルが非常に効いた感覚があります。副作用がちょっと怖かったのですが、飲みはじめに吐き気があったくらいで、最近はとくに問題ありませんね。
PMSにはピルが効果的!効かないときの対処法や副作用・保険適用の条件も解説
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「PMSの症状がひどくてつらい……ピルが良いって聞くけど、本当に効果があるの?」と悩んでいる女性は必見!超低用量・低用量ピルには、PMS症状を改善する効果が期待できます。
ピルには、PMSの原因である急激なホルモン量の変化を抑制するはたらきがあるため、PMS治療のメジャーな手段として用いられてきました。
本記事では、PMSにピルが効く理由について徹底解説。そのほか、ピル利用者の口コミや、副作用・保険適用の条件についても紹介していきます。
この記事をまとめると・・・
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ピルにはPMS改善の効果が期待できる!
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吐き気や頭痛などの副作用は2~3ヵ月で治まることが多い
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ピルを始めるならオンラインサービスがおすすめ
東京オンラインクリニックなら保険適用可能
【結論】ピルにはPMSの症状を緩和する効果が期待できる!
つらいPMSに悩んでいる人には、ピルの服用がおすすめです。ピルには、PMSの原因にアプローチし、症状を緩和する効果が期待できます。
まずは、PMSの原因と、PMSにピルが効果を発揮する仕組みを見ていきましょう。
PMSの原因はホルモン量の変化
PMS(月経前症候群)とは、月経前の3~10日間続く精神的・身体的症状のことであり、PMSの原因は、体内の女性ホルモン量が急激に変化することによる自律神経の乱れです。
また、プロゲステロンというホルモンによる基礎体温上昇・子宮内膜増殖の効果も相まって、体調に以下のような異変がもたらされます。
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頭痛
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めまい
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吐き気
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倦怠感
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イライラ
ほかの原因として、気持ちを落ち着かせる効果があるセロトニンが脳内で減少することや、過度の喫煙・アルコール摂取、マグネシウム不足との関連性も指摘されています。
ゆい(26)のコメント
PMSの症状のうち、イライラや不安といった精神的な症状が深刻な場合はPMDD(月経前不快気分障害)という精神疾患の可能性も。日常生活に支障が出るほど不安定になる人は、ピル服用を検討してみるといいでしょう。
PMS対策にはピルがおすすめ!効く仕組みを解説
ピルは、PMSの症状を緩和する効果が期待できるホルモン薬です。ピルの効果により排卵が抑制されることで、体内の女性ホルモン量が一定に保たれるため、PMSの症状が改善される可能性があります。
PMSの症状に悩んでいるなら、一度医師に相談してピルの服用を検討するのがおすすめです。ピルによって生理自体も軽くなるため、PMSだけでなく生理中の不快感も軽減され、生活の質を高められますよ。
ゆい(26)のコメント
ピルには、むくみや便秘・肌荒れの原因となるプロゲステロンの分泌を抑制する効果が期待できます。直接的な効果は検証されておらず、個人差は大きいものの、生理日付近のニキビが改善されるケースもあります。
PMSにピルが効かない?副作用が強い?実際に使った人の口コミを紹介
本当にPMSにピルが効くのか、副作用がかえって体に悪いのではないかと心配な人もいますよね。そこで、キラクル編集部がPMSに悩む女性に取材してわかった、ピルの効果についてのリアルな口コミを紹介します。
服用前に比べると、PMSがかなり改善されました。初期に吐き気の副作用がありましたが、2ヵ月くらいで慣れました。避妊もできる薬を処方してもらったのですが、避妊効果のほうも実感してます。
産後にPMS・月経困難症が重くなったのでピルを始めました。副作用は非常にあった感覚で、頭痛・吐き気・眠気を感じましたね。オンラインサービスでピルを処方してもらっていますが、待ち時間もないし、手軽なのでとくに不満はありません。
取材の結果、多くの人がピル服用によるPMSへの効果を実感し、飲み続けていることが分かりました。副作用の程度には個人差があり、服用初期の軽い吐き気で終わる人もいれば、頭痛や眠気を感じた人もいます。
ピルが体質に合えばPMS症状の改善が期待できるため、まだピルを飲んだことがないなら、一度試してみる価値はあるでしょう。
ゆい(26)のコメント
副作用が心配な人は、医師に相談すれば吐き気止めなどの対処薬を出してくれることも。飲んでみてあまりに症状がつらければ、服用の中止も可能ですよ。
PMS対策におすすめのピルが買えるオンラインサービス5選
PMS対策に効果が期待できるピルを購入するなら、オンラインサービスがおすすめです。スマホやパソコンから好きな場所で医師の診療を受けられるので、忙しい人や産婦人科に抵抗がある人も使いやすいという利点があります。
トータル費用や配送時間・診療時間をチェックして、自分に合ったサービスを見つけてみましょう。
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PMSに効果が期待できるピルには副作用もある
ピルはPMSに効果が期待できる薬であり、安全性も検証されていますが、他の医薬品と同じように副作用のリスクも存在します。ピルの服用で起こりうる副作用は、大きく分けて以下の2つです。
マイナートラブル|2~3ヵ月でおさまることが多い
PMS対策としてピルを服用すると、マイナートラブルと呼ばれる副作用が出ることがあります。ほとんどの場合、副作用は服用を開始してから2~3ヵ月ほどでおさまるため、まずは体が慣れてくるまで様子を見るのがおすすめです。
3ヵ月以上おさまらない場合や、副作用が重い場合は、医師と相談のうえピルの種類を見直すようにしましょう。心配な人はピル処方時に相談すれば、痛み止めや吐き気止めを一緒に処方してもらえることもあります。
ゆい(26)のコメント
ピルを飲むと太るのでは?と勘違いされることがありますが、ピルと脂肪増加の関連性は指摘されていません。ただし体に水分を貯めやすくなるため、飲みはじめは塩分・アルコールを取りすぎないようにするといいでしょう。
血栓症リスク上昇|前兆がでたらすぐに病院へ
ピルの注意すべき副作用として、血栓症のリスクがわずかに上昇することが挙げられます。ピルの飲みはじめ3~4ヵ月や、短期間で服用中止と再開をくりかえしたときに発症しやすく、放っておくと命に関わる病気です。
ピルが原因の血栓症で死亡する確率は10万人に1人と非常に低い値ですが、以下の症状が見られたらすぐに医療機関を受診しましょう。
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激しい腹痛(Abdominal pain)
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呼吸困難、胸が押しつぶされるような痛み(Chest pain)
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激しい頭痛(Headache)
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見えにくい、めまい、しゃべりにくい(Eye problems/speech problems)
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ふくらはぎの痛み、むくみ、赤み、片足の腫れ(Severe leg pain)
ゆい(26)のコメント
ヘビースモーカーやBMI30以上の肥満体型の人は、血栓症のリスクが高まるため、服用を認められないことがあります。ピル服用中は、適度な運動と健康的な食事を意識しましょう。
PMSの治療でピルを服用するときは保険適用が可能
ピルには、PMSや月経困難症などの治療に使われるLEPと、避妊に使われるOCの2種類があります。医療機関で検査を受けてLEPを処方してもらう場合のみ、保険適用が可能です。
ただし、医療機関で保険が適用された場合、まとめて処方してもらえるのは最大で3ヵ月分のため注意が必要です。オンラインサービスでは保険は適用されませんが、定期便の値引きや、3ヵ月分以上の処方によって再診の回数がおさえられることから、保険適用ありの場合とトータル費用に大きな差はないと言えます。
ゆい(26)のコメント
安い値段でピルを購入したいなら、ピル自体の費用だけでなく、診察料や検査料・送料・交通費などを総合したトータル費用で見る必要があります。
PMS対策に効果的なピルの種類と費用のちがいを解説
ピルとひと口に言っても、避妊に向いたものや治療に向いたものなど、種類はさまざま。ここからは、PMS対策におすすめなピル2種類を紹介します。
低用量ピル|PMS対策のほかに避妊効果も期待ができる
低用量ピルとは、エストロゲン配合量が0.05mg以下のピルを指し、PMS・月経困難症・子宮内膜症などの治療目的だけでなく、避妊目的にも使われるのが特徴です。PMS対策におすすめの低用量ピルには、以下の4つがあります。
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トリキュラー
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マーベロン
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ファボアール
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アンジュ
低用量ピルには排卵を抑制する効果が期待できるため、排卵にともなう卵巣のダメージが軽減され、将来的な卵巣がんの発症リスクも減少させる可能性があると言われています。
ゆい(26)のコメント
避妊用の低用量ピルはOC、治療用の低用量ピルはLEPと区別されます。実は2種類の成分に大きな差はありませんが、効果が検証されていないため、目的と違うタイプの服用は避けられています。
超低用量ピル|副作用が怖い人におすすめ
超低用量ピルとは、エストロゲン配合量が30㎍以下のピルを指し、PMSや月経困難症などの治療目的によく使われる種類です。低用量ピルよりもホルモン含有量が少ないため、吐き気や頭痛などの副作用が起こりにくいという利点があります。
PMS対策に使用されることが多い超低用量ピルは、主に以下の2つです。
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ヤーズ
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ヤーズフレックス
ゆい(26)のコメント
低用量ピルは1ヵ月あたり約3,000円、超低用量ピルは1ヵ月あたり約10,000円が相場です。
ピルが効かないときはピル以外のPMS治療法を試そう
ピルが効くかどうかは、薬との相性や体質によって左右されます。ピルを服用してもPMSに効かないときには、以下のようなピル以外の治療法も試してみるのがおすすめです。
漢方・薬物療法
頭痛や腹痛などのPMS症状は、体に合った漢方の服用で緩和できることがあります。医療機関を受診し、桂枝茯苓丸や加味逍遥散など多様な漢方のなかから症状にあったものを処方してもらいましょう。
また、痛みや精神症状がひどいときには、消炎鎮痛剤や抑うつ剤を使った薬物療法がおこなわれる場合もあります。薬を入手するには医師の処方が必要なため、ピルが効かないときには医療機関へ相談にいきましょう。
生活習慣改善
PMSの症状は、生活習慣を見直すことで緩和されることがあります。適度な運動や十分な睡眠を心がけることで、生理前のホルモンバランスの乱れを軽減可能です。
また、ビタミンAやビタミンE・カルシウム・マグネシウムなど、自律神経の乱れを整える成分を摂取することも効果的です。そのほか、ビタミンB6を摂取すると鎮静効果があるセロトニンの合成が促進されるため、精神症状が落ち着く可能性があります。
ゆい(26)のコメント
ビタミンAは豚肉やレバー、ビタミンEは大豆やアーモンド、ビタミンB6はマグロやカツオに多く含まれるので、摂取量を増やしてみましょう。逆に、カフェインやアルコールは、PMS症状の悪化につながるため控えましょう。
PMS対策でピルを飲む前に知っておくべきこと
PMSに効果が期待できるピルですが、トラブルをなくすためにも、飲む前に知っておくべきポイントがあります。PMS対策でピルを飲むときには、以下の3つの点をおさえておきましょう。
21錠タイプ・28錠タイプの違い
21錠タイプのピルは、21錠すべてにホルモンが配合されています。21日間、1日1錠を服用しましょう。21日連続で服用したら、その後7日間はピルの服用を中止して休薬期間を設けます。
28錠タイプは、ホルモンが配合された21錠のピルと、ホルモンが配合されていない偽薬7錠で構成されています。21日間ピルを服用し、その後7日間は偽薬を服用します。ピルの飲み忘れが気になる場合は、28日タイプがおすすめです。
飲み忘れてしまったときの対処法
ピルを飲み忘れたときの対処法は、飲み忘れた日数によって異なります。2日までの飲み忘れならば服用を続けられますが、3日以上連続して飲み忘れた場合は次の生理がくるまで服用を中止しましょう。
飲み忘れ期間による対応の違いは以下のとおりです。
休薬期間には消退出血が起きる
ピルを飲むときに設けられる休薬期間には、消退出血と呼ばれる生理に似た出血が起きます。消退出血とは、体内の女性ホルモンが減少することにより子宮内膜が剥がれ落ちる現象のことで、生理よりも少量でさらっとしているのが特徴です。
ヤーズをはじめとする超低用量ピルを服用する場合は、血の量が減少しやすく、消退出血が無くなったように感じる人もいます。
ゆい(26)のコメント
ピルは最大3ヵ月程度連続で服用できるため、消退出血の頻度を3・4ヵ月に1回まで減らすことも可能です。毎月の生理がわずらわしい人は検討してみるといいでしょう。
PMSに効果を期待できるピルが買える場所は2つ
PMS対策でピルを購入するときは、必ず医療機関もしくはオンラインサービスを利用しましょう。非正規の入手方法である海外通販サイトからの輸入は、偽薬や有害な粗悪品が届くことがあるため、体のためにも利用は厳禁です。
医師と対面で話したい人や検査したい点がある人・その日にピルが欲しい人には、医療機関がおすすめです。忙しい人や通院が面倒な人・手軽にピルを入手したい人はオンラインサービスを利用するといいでしょう。
ゆい(26)のコメント
オンラインサービスの安全性が心配な人もいるかと思いますが、本サイトでは厚生労働省の「オンライン診療の適切な実施に関する指針」に則って運営している正規のサービスのみを紹介しています。待ち時間なし&スマホひとつで手軽に産婦人科医の診療を受けられますよ。
PMS対策でピルを処方してもらうときの流れを解説
オンラインサービスでPMS用のピルを購入する手順は、オンライン予約→オンライン診療→決済→受け取りの4ステップです。
診療をスムーズに済ませるためにも、予約時に問診票を可能なかぎり詳しく記入するようにしましょう。診療時には医師と直接会話できるため、疑問点や副作用への不安など気になるポイントは全て解消しておくのがおすすめです。
決済が完了してからピルが発送されるため、即日発送を希望する人は診療後すぐに決済を済ませましょう。
ゆい(26)のコメント
サービスによっては、診療後にLINEをはじめとするチャット機能を使って医師とやりとりできます。服用中のトラブルや不安に対処しやすいのがオンラインサービスのメリットです。
よくある質問
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PMSの緩和としてピルを服用する場合、保険適用されますか?
PMS緩和などの治療目的の場合は保険適用されます。また、基本的にオンライン診療では保険は適用されません。
>>>詳しく見る -
PMSにピルは効かない?
まずは、3ヵ月ピルの服用を継続してみましょう。それでも症状が改善されない場合は、女性ホルモンの乱れ以外の原因によって心身の不調が引き起こされている可能性が高いです。
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PMSと月経困難症の違いは?
PMSは月経前に3~10日ほど続く身体・精神症状が特徴で、月経開始とともに症状が緩和しますが、月経困難症は、月経中に身体・精神的症状が出現します。
PMSと月経困難症、どちらの治療にもピルの効果が期待できます。 -
妊娠希望の場合、いつピルをやめればいい?
PMS対策で低用量ピルや超低容量ピルを飲んでいる人は、服用をやめてから1~3ヵ月内には妊娠可能な体に戻ります。生理周期が安定してくるようになれば、妊娠の準備ができているサインです。
ゆい(26)のコメント
キラクル編集部では、女性の生活の後押しをすることを目指し、日々ピルに関する情報を集めています。何か参考になった情報があれば幸いです。