「イケメン女子」に関する専門家の意見やアドバイス
異性はもちろん同性にもモテる「イケメン女子」
外見はだけでなく内面もサバサバしていて頼りがいのある「イケメン女子」なら、異性はもちろん、同性にも憧れられる存在でしょう。『面白いほどよくわかる!「女」がわかる心理学』(齊藤勇)には、以下のような記述があります。
「男性にモテたい。女性がそう思うのは当然ですが、実は女性にもモテたいと思っています。同性からどう見られるかは女性にとって非常に大切なのです。女性は気配りができ、細かいところに気づくことができます。逆にいうと、さまざまなところをチェックする厳しい目をもっているということです。女性に気に入られるということは、その厳しいチェックをクリアした証。女性自身もその点を理解しているので、女性にモテたいと思うのです。
女性がほかの女性をチェックするポイントは、人柄や仕事のスキルもありますが、いちばんは「外見」です。顔、服装、外見について無意識のうちに厳しくチェックしています。同時に女性の嫉妬心が一番わくのも外見です。
男性は同性の経済力や社会的地位などに嫉妬しがちです。外見にはそれほどこだわらず、相手がイケメンであっても、さほど嫉妬しません。ですが、女性は何よりも外見に嫉妬します。美人やスタイル抜群の女性が現れると、気持ちが乱れます。高学歴や高収入の同性にはむしろ尊敬の念を抱きます。自分との比較対象ではなく、『自分とは別のもの』と捉え、同じ土俵では比べないのです。とくに女性は、社会において、身体的魅力で評価される傾向があるため、同性の『美しさ』『若さ』には敏感になるのです。仕事などの実力ではなく身体的能力で得する女性に嫉妬心をもつのです。」
同性に憧れられたり、慕ってもらったりすると、とても嬉しいものです。人柄や仕事はもちろん大事ですが、外見にも気を使うことで、少しでも「イケメン女子」に近づけるのではないでしょうか。
「イケメン女子」を装っている人の見分け方
周囲からどう見られているかはさておき、「自称・イケメン女子」も中にはいるでしょう。『読むと心がラクになるめんどくさい女子の説明書』(山名裕子)には、以下のような記述があります。
「男性のようにあっさりしていて、あまりものごとに執着しない『さばさば女子』は、女性からも人気があって人望も厚いものです。
ただ、注意しなくてはいけないのが、『本物のさばさば女子』に憧れる『自称さばさば女子』もいるということ。
自分から『いつもさばさばしてるって言われるの』とか『女子にモテるんだ』などとさばけたキャラをアピールしてくる人は、周りからそう思われたい自称さばさば女子の可能性もあります。
自称さばさば女子の特徴は『いろいろなことに口出ししたいのだけれど、考えが自分本位で偏っている』『自分の意見を否定されることや、人に指摘されることが嫌い』なこと。
さばさばキャラを演じれば、人から批判されずに意見できるので、周りにそれをアピールするのですが、実際には『さばさば』とは真逆の性格で、むしろ女子率が高く、自信がなかったりコンプレックスを抱えていたりと、複雑な心を持つ人が多いようです。
『ズバッと真実を指摘してあげるのが、相手にとっても親切』と信じている人も多いので、ときにはその歯に衣着せぬ物言いが人を傷つけることも。
実はこのタイプは、自分がさばさば女子を演じていることに自分も気づいていないケースがほとんどです。実際には嫉妬深く執着心が強いのに、自分はそうではないと思い込んでいる人が多いのも特徴です。
本物のさばさば女子と自称さばさば女子は、批判の矛先が自分に向いたときに、どう対処するかでわかります。
自分が批判されたときに、あっさりと自分の非を認め、『指摘してくれてありがとう』と言うようなタイプ。このような人は、本物のさばさば女子です。
一方で、相手のアドバイスの矛盾を指摘したり、意見したりすると、急に『そんなことはない!』と強く否定してくる人であれば自称さばさば女子の可能性が大です。もし逆ギレしたり、急にキャラが変わったりするようだったら自称さばさば女子で間違いありません。」
このように、実態はそうではないのに「イケメン女子」を装う人は少なくないようです。考え方が自分本位だったり、何かを指摘されると逆切れしたりするような人は、本物のイケメン女子ではないと覚えておきましょう。
<参考文献>
『面白いほどよくわかる! 女」がわかる心理学』(齊藤勇)
『読むと心がラクになるめんどくさい女子の説明書』(山名裕子)
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