教師の結婚事情とは？「教師との恋愛」メリット＆デメリット

メリットの次に注目をしたいのが教師の彼氏と結婚するデメリットについてです。

魅力的なメリットが多い教師との結婚ですが、やはりデメリットの存在は決して無視出来るものではなく、デメリットへの理解をしていないと結婚生活で不満が炸裂してしまうこともありえます。

生徒との遭遇を考えてデートしづらい

「近場でデートをしていたら、生徒に盗撮されていた」(28歳/男性/中学校教師)「少し離れた話題の場所でデートをしていたら生徒に見つかり、噂話が学校中に広まった」(32歳/女性/高校教師)

教師は生徒や学校関係者にプライベートを監視されやすい立場であるため、デート現場を目撃されてしまえば、からかわれたり、噂話が広められたりしてしまうことも少なくないのが事実です。

近場でのデートを避けていたとしても、話題のスポットや有名観光地で遭遇してしまうこともありえるため、デート自体しづらいと考える人は少なくありません。

部活の顧問だとデートの時間がない

「部活の顧問になったら彼氏と会う時間がなくなった」(26歳/女性/中学校教師)「彼氏が野球部の顧問で、休日も夏休みもほとんど会えなかった」(23歳/女性/アパレル勤務)

教師の中には部活の顧問になる人も少なくありません。顧問になってしまうと、必然的に帰宅時間も遅くなり、休日も部活動のために出勤、長期休みも部活のために出かける必要が出てきてしまいます。

もともと時間が限られている教師が、さらに部活で時間がなくなってしまえば、必然的に恋人との時間も少なくなり、デートだけでなく、会う時間すらなくなるという状態に陥りやすくなります。

子供の学校行事に出られないことが多い

「自分の学校の運動会と日時がかぶり、子供の運動会を見られなかった」(36歳/男性/小学校教師)「子供に、なんで他の子を優先するのか聞かれて悲しませてしまった」(32歳/女性/小学校教師)「妻に、夫婦で参加出来ないのは寂しいと言われた」(27歳/男性/中学校教師)

基本的に学校行事は、どの学校でも同じ日時、タイミングですることがほとんどです。そのため、子供の学校行事に参加したいと思っていても、自分や夫、妻の勤務する学校と日程がかぶってしまえば参加は難しくなります。

結果的に子供の晴れ舞台を見られなかったり、子供や夫・妻を悲しませたりと、家族間で問題が出てしまうこともあります。

自宅に仕事を持ち帰ることも多い

「勤務時間内では終わらず、帰宅してからも仕事をやることが多い」(30歳/女性/高校教師)「仕事を持ち帰るため、夫婦の時間を十分に確保出来ない」(28歳/男性/小学校教師)

教師が激務だと言われるのも、勤務時間内には基本的に仕事が終わらず、自宅に持ち帰ることが多いのが関係しています。そのため、どうしても仕事とプライベートを割り切れない状態に陥りやすく、結婚生活に支障をきたすことも少なくありません。

離職してしまうケースもある

「安定した職業だと思って結婚をしたら、夫が離職してしまった」(女性/34歳/パート)「上司と生徒の親からの圧力で、精神的に離職を余儀なくされた」(男性/40歳/元小学校教師)「体力的に限界が来て、仕事への限界を感じた」(女性/27歳/元中学校教師)

教師は安定した職業というイメージはあるものの、実際の離職率は他の職業と比べて高いという結果が出ています。

これは時間の融通が利かないということや、体力・精神的にもきついということ、さらに近年増加しているモンスターペアレントによるクレーム処理などから、離職を余儀なくされてしまうことが多いからだとされています。

生徒の親からクレームを受けることもある

「理不尽な内容のクレーム処理でストレスが溜まりやすい」(26歳/男性/小学校教師)「夫が担任を務める生徒の親から自宅に電話がかかってきて文句を言われた」(24歳/女性/専業主婦)

社会的にも問題視されているモンスターペアレントの存在は、確実に教師へのストレスの原因となっており、毎日理不尽なクレームに対応する教師も少なくありません。

中には教師の自宅にまで電話をかけ、教師本人ではない妻や夫にクレームを言いつける人もいて、家庭間の大きなストレスに繋がってしまうこともあります。