セックス上手な人の特徴は？男女別のテクニックと見分け方を徹底解説

セックスが上手な男性とは？

ズバリ、セックスが上手な男性とは、どのような男性を指すのでしょうか。『男の選び方大全』（クノタチホ）には、以下のような記述があります。

「女性にとって最高級に望ましいSEXは、満たされること。
それができる男は、女性のカラダの快・不快を何よりも大切にします。
男が『自分が気持ちよくなりたい』ではなく、『女性を気持ちよくしてあげたい』が最優先。『女性を気持ちよくするのが気持ちいい』という感覚が備わっているの。

癒やしレベルの男は、それを頭でわかっている状態。
満たすレベルの男は、女性がどう感じているのかを想像して自分も間接的に感じられる。
女性の感覚を感じる技術『感覚能力』に着目して。この能力に優れていると、最初の2、3分で相手の気持ちいいポイントを上手く探ることができます。

おこがましい話だけど、アタシは女性に対して『SEXしたい』という欲望はもうなくて、『SEXしてあげたい』っていう気持ちなの。満たされる感覚を教えてあげたいから。『アタシでよかったらひと肌脱ぎましょう』っていう感じなんだ。

【見抜くには】
満たすSEXはオーダーメイド。パターン化じゃなく、相手の体調や心理状態に合わせて即興でカスタマイズします。
この能力、ベッドに入る前に簡単にチェックできるのよ。SEXの共感覚能力は、すべての共感能力に通じるから。あなたの話をちゃんと聞いてくれるか、気持ちをわかってくれるか。そんなところでポテンシャルを測ってみて。ただし、ベッドの上でその能力のスイッチがオフになっちゃう例外もいるから、やっぱり試してみるしかないかな。」

このように、セックスが上手な男性は、自分の快感ではなく、相手を満足させることを大切にしているようです。この手の男性は、女性の体調や心理状態に合わせてセックスをカスタマイズできる共感能力が高いのかもしれません。

彼氏を「セックス上手」に導く方法とは？

彼氏を「セックス上手」に成長させるには、どうしたらいいのでしょうか。男性向けに書かれた恋愛指南書『女医が教える本当に気持ちのいいセックス スゴ技編』（宋美玄）には、以下のような記述があります。

「男性も女性も、セックスについて一度も悩んだことがないという人は皆無でしょう。セックスには『コレ！』という正解がないからです。あなたがチーズを大好きでも、彼女も好きとはかぎりません。世界中ひとり残らずの人が『おいしい』と感じるものが、おそらく存在しないように、”どんな女性でも感じるテクニック”はありません。だからこそ誰もが、どんなふうにしたら彼女を悦ばせられる？　彼女は本当に悦んでくれている？　と考え、悩むのです。

その不安を解消すべく、世の中には数多くのセックスマニュアル本があります。私もこの『女性が教える～』シリーズをはじめ、何冊かの本を書いてきました。正しい知識やテクニックを伝えたいと願う一方で、”最大公約数”しか伝えられないことを、いつも歯がゆく感じています。理論上、多くの人が感じる触り方や体位は解説できますが、どんなテクニックでも、それでまったく感じない男女が必ずいるものです。カウンセリングならいざしらず、活字ではそこまでフォローできないのが残念です。

マニュアル本に書かれていることが必ずしも正解ではないとしたら、セックスにまつわる不安はどう解消すればいいのでしょう？　正解は”彼女自身”にあります。

彼女が感じているかどうか、ことばで確認する人がいますが、あまり得策とはいえません。『気持ちいい？』と訊かれると、女性はあなたに気を遣って演技をしがちです。『痛くない？』と歯医者さんのように訊かれても、セックスは盛り上がりません。

それよりも、彼女をよく観察してください。気持ちいいときは、全身からサインが出ます。>吐息や声が変化する、頬が上気する、表情が切なげになる……。好きな女性のサインなら、必ずキャッチできるはず。ただし、あんまりジロジロ見るのは禁物です。さりげな～くにしてくださいね！」

このように、マニュアル本に書かれたテクニックを鵜呑みにしたり、「気持ちいい？」と言葉で訊ねたりする男性は少なくありません。しかし本当に満足できるセックスを彼氏に望むなら、恥ずかしいからと感情を押し殺さずに、全身からサインを出すようにしたいものです。

＜参考文献＞
『男の選び方大全』（クノタチホ）
『女医が教える本当に気持ちのいいセックス スゴ技編』（宋美玄）