「Eカップ彼女」の魅力とは？巨乳彼女を持つ男性の本音を直撃！ (9/9)

Eカップなどの巨乳に関する専門家の意見やアドバイス

男性の巨乳好きは世界共通？

Eカップなどの巨乳の女性が好きな男性はたくさんいる、ということがわかりましたね。しかし、それは日本だけなのでしょうか？『性欲の科学なぜ男は「素人」に興奮し女は「男同士」に萌えるのか』（オギ・オーガス、サイ・ガダム）には、次のような記述があります。

「僕たちは、アメリカだけでなく、ロシアやインド、ドイツ、日本、サウジアラビアなど、いろいろな国の性的検索ワーズを調べてみたが、もっとも頻度の高いボディパーツは、どの国でも『乳房』だった。

性的検索ワーズの興味の対象としても、『乳房』は人気ランキングの4位であり、ヘテロセクシュアル（異性愛）の男性に限れば、人気ランキング1位となる。

オンラインポルノでは巨乳ものが絶大な人気を誇り、画像、小説、動画、さらには、国によって描き方にもっとも差があるアニメのいずれにおいても、巨乳が頻繁に登場する。」

日本に限らず、多くの男性は女性の乳房、特に巨乳が好きということですね。男性の大きいおっぱい好きは世界共通といえるでしょう。

なぜ男性は巨乳が好きなの？

そもそも、なぜ男性はそんなに巨乳が好きなのでしょうか？『面白いほどよくわかる! 「男」がわかる心理学』（齊藤勇）に、その答えが書かれています。

「なぜ、豊かなバストやくびれたウエストを魅力的に感じるのでしょうか？その理由もやはり、自分の子孫や遺伝子を残したいという男性の本能に関わっています。

どの女性の繁殖能力が高いのか、ひと目で判断できるバロメーターとして女性の『プロポーション』に惹かれてしまうのです。

まず、『ボリュームのあるバスト』は、栄養状態がよく、健康的なイメージを与えます。そして、ハリのあるバストは『若さ』の象徴。だからこそ、大きいだけでなくハリがあってキュッと上を向いたバストが好まれるのです。（中略）

男性が女性の豊かな胸とくびれたウエストに惹かれる理由としてもうひとつ考えられるのが、『性差の強調』への嗜好です。

性的魅力は異性との違いがはっきり表れる部分に感じやすいといわれており、男性は性差が最も強調される『豊かなバスト』や『くびれたウエスト』に性的な刺激を受け、惹きつけられるのです。」

巨乳好きには、男性の本能も関わっているということですね。男性が大きいおっぱいを好むのは、ごく自然なことともいえそうです。

おっぱいが大きいと感じにくい？

多数の男性から好まれているとしても、女性にとっては巨乳は嬉しいことばかりではありません。

偏見を持たれてしまうこともあり、中には、おっぱいが大きいことで「感度が鈍いのでは？」と思われてしまうこともあるようです。

しかし、『女医が教える本当に気持ちのいいセックス』（宋美玄）では、「まったくもってバカバカしいことです」として、次のように解説しています。

「乳房は脂肪が9割、残りは乳腺というもので構成されています。

乳腺とは、女性が妊娠した後に母乳を分泌するためのもので、ぷりっとして弾力がある乳房の人はこの密度が高く、マシュマロのようにふんわりとした触り心地の乳房は密度が低いといわれています。

いずれにしろ、乳房に張りめぐらされた神経の数は、身体のほかの部分と比べると格段に少なく、それゆえ強く揉んでもワシづかみにしても、性感にはつながりにくいのです。

脂肪と乳腺の割合は、乳房の大きさが変わっても関係ありません。つまり乳房の大きさと感度にはなんの関連性もないのです。『おっぱいが大きいと感度がにぶい』という俗説がありますが、まったくもってバカバカしいことです。」

乳首などの性感帯とは違い、神経が少ない乳房はもともと感じにくい部位で、大きい小さいは関係がないとのこと。「おっぱいを揉んでいるのに感じないのはおかしい！」などと女性を責めるのは見当違いということですね。

日本人女性の胸は大きくなってきている？

さらに『女医が教える本当に気持ちのいいセックス』（宋美玄）では、日本人女性の体型の変化についても、次のように解説しています。

「男性のなかにはまれに、乳房が大きければ大きいほど好きだという人がいます。 ”ボイン”や”巨乳”などユニークな言葉が生まれるのも、大きな乳房に対する関心の高さを表していますよね。そんな人たちには朗報です。日本人女性のバストサイズは時代を追うごとに大きくなる傾向にあります。（中略）

戦後、日本人女性の体形は、背が高くスラッとし、シルエットはスリムになる一方で、乳房だけが大きくなっていることがわかります。さらに、乳房全体が前に突き出るような体形に変化しているとの報告もあります。こうした変化は、日本人女性独特のものであるようです。」

おっぱい好きの男性にとっては、スリムで巨乳だなんて最高のプロポーションなのではないでしょうか。そんな女性が増えているということですね。

＜参考文献＞
『性欲の科学なぜ男は「素人」に興奮し女は「男同士」に萌えるのか』（オギ・オーガス、サイ・ガダム）
『面白いほどよくわかる! 「男」がわかる心理学』（齊藤勇）
『女医が教える本当に気持ちのいいセックス』（宋美玄）