年上好きの恋愛事情とは？年上が好きな男女の特徴とその理由に迫る！

男性が年上で女性が年下のカップルが一般的かもしれませんが、よくよくまわりを見渡してみると、あなたの友達や芸能人などの間で、女性が年上で男性が年下というカップルが増えてきていると思いませんか？

男女ともに、年上の相手を好きになるのはどんな人たちなのでしょうか。年上を好きになるのには、さまざまな理由があります。さっそくその理由に迫ってみましょう。

年上の異性に惹かれる人は多い

振り返ってみると過去に付き合ってきた相手はすべて年上だった、という人も多いのではないでしょうか。意識的に年上を選んでいるわけではないけれど、気づくと年上の相手に惹かれているという人は意外と多いものです。

同年代や年下の異性と比べると、精神的に自立している年上の相手はとても大人に見えます。さらに付き合い始めてみるとその魅力の虜となり、その後は年上としか付き合えなくなるという人も珍しくありません。

年上が好きな理由は男女で異なる

好きになる人は年上が多いという人にその理由を聞くと、おもしろいことに男女で相手に求める理由が異なります。

例えば女性は、年上の男性を好む理由のひとつとして「経済力があること」をあげています。これは、女性がその男性と将来結婚したときのことを見据えているためとも考えられます。一方で、男性は圧倒的に「年上の女性なら甘えさせてくれるから」という理由をあげる人が多いようです。とにかく癒しを求めているのです。

このように、男女で年上を好きになる理由は異なります。それでは、年上を好きになる男女の本音をさらに掘り下げてみてみましょう。

年上の女性のことが好きな男性は、好きな人にどんなことを求めているのでしょうか。男性の本音を見てみましょう。

甘えられるから

年上の女性を好きな男性にその理由を聞いたとき、圧倒的に出てくる理由が「甘えられるから」です。女性と同じように、男性も恋人に甘たいという願望をもっています。

もしも相手が年下の女性で、相手から「甘えたい」と言われれば、自分の欲求を我慢して甘えさせてあげる側に立たなければいけなくなります。自分が甘えたいのにそれを我慢するのはとても大変なことです。

しかし年上の女性であれば、甘えたいときに甘えさせてくれる包容力があるので、甘えたいという願望が特に強い男性は、年上の女性を好きになる傾向にあります。

大人の女性特有の包容力がある

ただ甘えさせてくれるだけではなく、落ち込んでいる時や元気がない時に優しく包み込んでくれる包容力を兼ね備えているのが大人の女性です。一緒にいるだけで癒してくれる、年上好きの男性はそんな存在を求めています。

また、自分のダメなところを叱ってくれつつも、優しく直してくれる余裕も大人の女性は持ち合わせています。いつも見守ってくれる度量の深さは、年下の女性にはない大人の女性ならではの魅力といえます。

そして、もしも相手の女性が年下で、自分のダメなところを指摘されたら、年上としてのプライドが邪魔をして素直に受け入れられないということもあるでしょう。

ふとした瞬間の可愛さに惹かれる

年上の女性は、年下の男性に自分の弱さを見せることに抵抗があります。そんな普段はしっかりと自立した大人の女性が、ふとした瞬間に見せる頼りないところや弱い一面をみたとき、男性はそのギャップにキュンキュンします。

年上の彼女が、ほかの誰にも見せない意外な一面を自分だけに見せてくれたら、男性の独占欲が満たされるのです。

自立した関係を好む

ある程度の年齢になると仕事も忙しくなり、お互いを尊重しあえる関係をのぞむようになります。「急な出張が入って予定をキャンセルしても、年上の彼女は文句も言わず理解してくれる」（31歳/男性/営業職）というように、相手の状況を理解してくれる関係は楽だし、ありがたいですよね。

「年上の女性に食事をご馳走したら、『ありがとう。２軒目は私が出すね』とこちらを立てつつ払ってくれた」（27歳/男性/SE）など、そのスマートな心遣いと、相手だけに負担を強いない姿勢がかっこいいのも年上女性の魅力といえます。

やっぱり母性を求めちゃう

程度の差はありますが、マザコン気質のある男性は多く、好きになった女性に大きな愛で包み込んでほしいという願望を持っています。そして年上の女性を好む男性は、特にこの傾向が強いといえます。

「風邪をひいて寝込んだ時、おかゆを作ってくれたり体を拭いてくれたり、年上の彼女が懸命に看病してくれた」（25歳/男性/販売員）
「仕事で大きな失敗をして腐っていたら、女性の先輩が僕のいいところを10個あげて励ましてくれた。きっと母親でもそんなにあげられないと思う（笑）」（28歳/男性/デザイナー）

など、見返りを求めない無償の愛で優しく包み込んでくれる年上の女性は、マザコン男性にとって最強といえます。

一方で、年上の男性を好む女性が好きな人に何を求めるのかを探ってみると、男性とは異なる理由がみえてきました。

リードしてくれて頼りになる

自分のことなのに自分で決めるのが苦手という優柔不断な女性は、リードしてくれる男性が好きです。リードが必要になる場面は、例えば週末のデートで行く場所を決めるときや、仕事の帰りに行くレストランのお店選びなど、日常の些細な選択にまで及びます。

優柔不断な女性は、行きたい場所がないわけではないけれど、自分では決断することができないので、できるだけ相手に決めてほしいのです。

その点、年上の男性なら、自分よりも経験豊富でスマートにリードしてくれるので、安心して身を委ねられます。そして何より、自分のために色々とセッティングしてくれることがうれしくもあるのです。

経済面で安心できる

社会人経験が自分よりも長い年上の相手であれば、比較的経済面も安定しています。そのためデートの食事代などを男性に奢ってもらうことを期待する女性にとっては、年下よりも年上男性のほうが魅力的にうつります。

また、早めの結婚を意識する場合も、同年代や年下の男性よりも年上の男性を好む傾向にあります。年上の男性のほうが経済的にも精神的にも自立しているので、将来結婚した時のイメージが浮かびやすいのです。年上の男性を好きになる傾向がある女性は、比較的結婚願望が強いのかもしれません。

包容力があるから癒してくれる

常に彼に甘えていたいという女性にとって、好きになった相手に包容力があるかどうかはとても重要です。

「自分でもよくわからない八つ当たりをしてしまった時、年上の彼氏が怒らずそっとなだめてくれた。優しくてますます好きになった」（24歳/女性/サービス業）
「年上の彼とちょっとしたことで喧嘩になり、圧倒的に自分が悪いのはわかっていたけど謝れなかった。そんな私の性格を理解して彼のほうから謝ってくれて、仲直りするきっかけを作ってくれてうれしかった」（29歳/女性/デザイナー）

年上の男性は、変わりやすい女性の心をしっかり理解して受け止め、広い心で包み込んで癒してくれます。これは年下や同年代の男性にとっては、なかなか難しいスキルといえるでしょう。

経験値がちがうから新しい発見がある

人生経験が豊富な人は、小さなことに動じない精神的な安定感があります。大人の男性が培ってきた経験値の高さは、女性を虜にします。

「年上の男性は干渉しすぎず、でも適度にかまってくれる距離感が最高。相手への思いやりを学んだ」（28歳/女性/ライター）
「仕事でつまづいた時、先輩が自分の経験をもとに的確なアドバイスをくれたので、考え方を変えることができた」（33歳/女性/営業）
「仕事も遊びも本気で、付き合ってなかったら行くこともなかったであろう色んな世界を知れた」（31歳/女性/看護師）

など、自分の知らない世界や知識を共有してくれるのも、いろいろな経験をしている年上男性の魅力なのです。

年上を好きになる人たちには、ある一定の共通点があります。どんな共通点なのかさっそく見てみましょう。

優柔不断

男女ともに優柔不断な人たちに共通するのは、「なんでも相手にリードしてもらいたい」ということです。好きな相手についていくことや、好きな相手に言われた通りにすることを苦に感じず、むしろ喜んで受け入れるタイプです。

優柔不断な人たちが年上を好きになるのは、リードしてくれる人が比較的多いからです。裏をかえすと、年下と付き合うタイプは、率先して相手を引っ張っていきたい決断力のある人が多いので、両者はぴったりの相性といえます。

マザコンorファザコン気味

年上を好きになる人は、いわゆるマザコンまたはファザコン気味の人が多い傾向にあります。小さい頃から大好きなパパあるいはママにべったりで、いまだに親離れできていない人は、親と同様の愛情を自分に注いでくれる相手を求めるため、年上を好きになります。

また、幼い頃に両親のどちらかを亡くすなどして愛情に飢えている人も、恋人や結婚相手に深い愛情を求める傾向にあります。この場合、親と同年代くらい年の離れた相手を好きになる人も少なくありません。

結婚願望が強い

年上の相手であれば、精神的にも経済的にも比較的安定しているため、結婚のイメージが浮かびやすいと言えます。女性にとって年上の男性は、早く結婚をして子供を育てたいという願望を叶えてくれる確率が高い相手なのです。

また、もはや男性だけが稼いで家庭を支えるという時代ではないため、精神的にも経済的にも自立している年上の女性は、男性に好まれます。共に子供を育て、家計を支える良いパートナーになれそうだと感じるのでしょう。

刺激よりも安心感が欲しい

若い頃は刺激的な恋愛も好まれますが、ある程度大人になってくると、刺激よりも安心感が欲しくなります。二人の精神年齢が同じくらい幼いと、お互いを思いやる余裕がなく喧嘩をしてしまいがちですが、どちらか一方が年上だと精神的に大人なため、些細なことでは喧嘩をしなくなります。

ふたりでいるときは落ち着いた時間を過ごしたい、相手に振り回されない安心感が欲しいという人には、年上の相手がぴったりです。

相手に与えてもらえる恋愛を好む

年上の相手を好きになる人は、自分から相手に与えるよりも、相手から自分に与えてもらう恋愛を好みます。愛情はもちろんですが、例えばプレゼントは自分からあげるよりも相手からもらいたい、ご飯を作ってあげるより作ってもらいたいなど、内容はさまざまです。

これは、ラクをしたいからということではなく、自分が相手よりも優位に立った恋愛をすることで、相手から愛されているという安心感を得らたいから、ともいえます。

とにかく甘えたい

何といっても、年上の人を好きになる人に共通していえるのは「甘えん坊」であることです。自分が甘えたいときに心おきなく甘えさせてくれる、癒してくれる存在は何ものにも代えがたいものです。

どんなときにも広い心で抱きしめてくれるのは、年下でも同年代でもなく、精神的に安定していて、年下をかわいがってくれる年上のパートナーといえるでしょう。

年上の男性を好む女性はどんなアプローチをすれば振り向いてくれるのか、その傾向を確認してみましょう。

相手にとって頼れる存在になる

年上の男性を好む女性は、とにかく頼りになる、そしてしっかりとリードしてくれる男性が好きです。物事を女性まかせにしたり、優柔不断な態度をとる男性には見向きもしないので要注意です。

少し強引かな？と思うくらいの強い存在感と決断力を発揮することで、「頼れそう」「ついて行きたい」と思ってもらえるでしょう。ただし、強引すぎて傲慢な男性と思われないよう注意してください。

女性の悩みを聞く

女性の話をちゃんと聞かない男性は多いものです。しかし女性は、たとえ要点や結論のない話であったとしても、聞いてほしいと思って一生懸命に話しています。

数々の経験をこなしてきた年上の男性は、女性の話を聞く時の態度がどれほど重要かを心得ています。要領を得なくて理解するのが難しい話だとしても、傾聴する姿勢を見せ、適度に要点を汲み取ってアドバイスすると、女性を満足させてあげられるということを忘れてはいけません。

包み込んであげる包容力を忘れない

疲れた時や弱っている時、大好きな人にそっと包み込んで癒してもらいたい、という欲求は誰もが持っている感情です。

そして年上の男性のことが好きな女性は、比較的この欲求が強いといえます。どんな時でも、女性を深い愛情で受け止めてあげることが重要です。しかし、これは相手の状況を常に把握できていないと、なかなかできることではありません。自分よりも相手のことを優先して考えることができてこそ、成せる技といえるでしょう。

刺激よりも安心感を与えてあげる

年上の男性を求める女性は、比較的結婚願望が強い傾向にあります。そのため刺激的な生活よりも、将来のイメージが浮かびやすい落ち着いた交際に安心感をおぼえます。

そのため男性に求める条件も、何か起きた時に安心して頼れる相手であること、精神的にも自立している人であること、などが重視されます。奇をてらった刺激的なアプローチよりも、頼れる男性であることを時間をかけてゆっくりとアピールするのが得策です。

年上好きな男性をおとすためには、どんな女性になればいいのでしょうか。その女性像をチェックして対策を練りましょう。

年上好き男性の「理想の女性像」を知る

年上の女性のことが好きな男性は、女性に求める理想像が高いとも言えます。母のように寛大であり、ときに魅力的でクールな大人の女であり、それでいて自分にだけみせてくれるかわいい女の子のような一面もある、そんな女性像を満たしている年上女性が理想なのです。

そんな理想を体現した年上の女性と一度付き合うと、年下の女性とは付き合えなくなるという男性も多いのでしょう。一見難しい条件に見えますが、女性なら誰しも多少は備えていそうな素養ばかりなので、ポイントをおさえてしっかりアプローチしましょう。

自立した頼れる女性になる

社会人として何年も経験を積んできた女性は、経済的にも精神的にも同年代の男性以上に自立している傾向が強いです。そして、そんなかっこいい女性と精神的につながりをもちたいと思うのが、年上の女性を好む男性です。

わがままを言ったり、自分の欲求ばかりを押し付けるようでは自立した女性とは言えません。相手の状況を理解し、相手にあわせる余裕を持つことで、自然と自立した頼れる女性になっていきます。

包容力のある女性になる

仕事で疲れた時、女性にやさしく包み込んでもらいたい、甘えさせてほしいと思う男性は意外と多いものです。しかし、プライドが邪魔をして、素直に甘えることができない人もいます。

年上の女性のことが好きな男性は、とりわけ包容力のある女性が好きな傾向にあるので、そんな時、こちらから甘えさせてあげられる女性であれば、男性の心を一瞬で鷲づかみにできます。どんなときにも広い心で、ときに母のように包み込んであげる気持ちが大切です。

時にはかわいい女の子にもなる

男性は、頼ってもらいたい生き物でもあります。自立した女性がいいけれど、強いばかりの女性では可愛げがなく、時には頼ってほしいと思うのです。たとえば、いつもは自立した大人の女性なのに、時々かわいい一面をのぞかせたり、自分の前だけで弱い部分を見せてくれたりすると、たまらなくキュンとして抱きしめたくなります。

意図的に弱い自分を演じる必要はありませんが、疲れた時や助けてほしい時には、素直に年下の彼を頼る柔軟さも大切です。酸いも甘いも嚙み分けてきた大人の女性は、いらないプライドを捨てて上手に甘えることができることを忘れてはいけません。

では、ここからは実際の男女のエピソードをご紹介します。生の声をぜひご覧ください。

20歳の頃、３つ上の女性と交際

「大学生の時にバイト先で出会ったのが、３つ上の社会人の女性でした。３歳違うだけなのに、社会経験のある彼女は精神的にかなり大人。これまで付き合ってきた同年代の彼女は、LINEで居場所を報告しないと機嫌が悪くなったりして喧嘩が絶えなかったけど、年上の彼女は細かい詮索をしてこないし、精神的に自立した大人の付き合いができました」（25歳/男性/エンジニア）

たった３つの違いでも、社会経験があるかないかで精神的な成熟度にかなり差が出てきます。さらに最初に付き合った相手が年上だと、その後付き合う相手は年上でないと満足できなくなるという人も多いです。

７歳離れた上司と職場恋愛

「はじめて勤めた会社の７つ年上の上司と、入社してすぐに付き合いはじめました。職場ではスマートでかっこいい大人の彼ですが、ふたりきりの時はどんなことも優しく包みこんでくれる包容力に溢れていて、いつも私を癒してくれます。それまでは同級生としか付き合ったことがなかったので、年上の男性の大人の魅力に骨抜きにされました」（26歳/女性/事務）

７つも年上だと精神的にも経済的にもかなり大人で、頼れる男性に違いありません。守られたい、頼りたいという願望の強い女性には、このくらいの年齢差があったほうが居心地が良いのかもしれません。

ひと回り上の彼女とお付き合い

「飲み屋で偶然となりの席になった女性に一目ぼれ。結局付き合うことになったあと、年齢を聞いてひと回り違うことにびっくりしました。でも話が合うし共通の趣味もあるし、自分のことを第一に考えてくれる愛情深さもあって、出会うべくして出会ったとしか思えないほどしっくりくる、最愛の彼女です」（25歳/男性/営業職）

恋人を選ぶ条件に年齢は関係ありません。意図して年上を選んだわけではなくても、結果的に年上の魅力にはまってしまうということもよくあります。

バツイチの年上彼氏

「友達の紹介で出会ったのは、バツイチの男性でした。最初は『バツイチってどうなんだろう？』と思っていましたが、結婚に失敗して女性の扱いを身をもって学んだようで、とても優しく好感がもてました。痒いところに手が届く対応とでもいうか、年上バツイチ男性は人生経験が豊富なのでおすすめですよ」（32歳/女性/サービス業）

一度失敗をして学んだ人間に勝るものはないと言いますが、恋愛においても同じかもしれません。包容力あふれる年上バツイチ男性は要チェックです。

なぜ年上の人を好きになるのでしょうか。それは、年上の人がどんなときも自分を包み込んでくれる包容力をもっているからです。もしあなたの意中の相手が年上好きなら、親のような深い愛とどこまでも広い心を見せつけて、大好きな相手を受け入れ、癒してあげましょう。