「恋愛に興味がない人」とは？特徴＆対処法と絶食系の本音に迫る！

恋愛に対して消極的な「草食系男子」「草食系女子」が増え、いわゆる結婚適齢期もどんどん遅くなっているようです。必ずしも現代人すべてが「結婚したくない」「異性に興味がない」と考えているわけではありませんが、恋愛に興味をもたない人が多くなってきているな、と実感している人は多いのではないでしょうか。

なぜ異性に興味を持たない人が増えてしまっているのか、その背景には何があるのか、理由を考えていきます。

恋愛や結婚に興味がない人が増えている

ひと昔前は、女性は20代前半で結婚し、寿退職をして子育てに専念するのが主流でした。「それが女の幸せ」という常識があったのです。しかし、女性の社会進出や時代の流れもあり、必ずしもそれが女性の幸せであるとは限らなくなってきました。男性も結婚に縛られない生き方を優先している人もいます。

恋愛や結婚は素晴らしいものです。しかし、それ以上に素晴らしいと思えるものがあるのなら、それを自由に謳歌したいと思うのは当然のことなのでしょう。恋愛や結婚に興味がない人が増えてきたというより「恋愛や結婚以上に興味のあるものを持つ人が多くなってきた」と表現するのが正しいのかもしれないですね。

「草食系」をしのぐ「絶食系」

恋愛に消極的な「草食系」ですが、最近ではそれを上回る「絶食系」が現れるようになりました。草食系は、恋愛に興味はあるけど積極的になれないという特徴がありますが、絶食系はそもそも恋愛をしたくない、恋愛に興味を持てないと考える傾向にあります。

恋愛や結婚よりも興味があるものを持っていたり、そもそも恋愛や結婚をしたくないと考える人のことを「絶食系」と表現するのですね。

好きな相手が「絶食系」という場合も

絶食系の人を否定する権利は誰にもありません。しかし、好きになった相手が絶食系であると、恋愛関係になることが通常よりも難しいため、成就しにくいと言えるでしょう。そもそも恋愛に興味のない絶食系の人に対してアプローチする場合は、通常の恋愛と同じようにしていてはいけません。

しかし、恋愛に興味を持っていない絶食系の人だから好きになってはいけない、絶対に恋愛が成就しないというわけではないのです。絶食系の人にアプローチするためには、まず、どのようにするべきなのかを考えなくてはならないですね。

恋愛にも楽しさはありますし、素晴らしいものには変わりありません。しかし、その恋愛にまったく興味を持てない人がいるのは事実です。恋愛に興味を持てない絶食系の人は、どのような心理が働いているのでしょうか。また、どのような特徴があるのでしょうか。自分に当てはまる点がないかチェックしてみてください。

恋愛経験がない又は少ない

恋愛経験が豊富な人、恋愛経験がほとんどない人、あなたはどちらのタイプでしょうか。恋愛経験が多い方が良いとは限りませんが、恋愛経験が少ないほど恋愛の良さを知る機会も少なくなることが考えられます。絶食系の人は、まだ恋愛の良さに気づいていないだけなのかもしれません。

一人でいるのが好き

そもそも一人の時間が好きな人もたくさんいますね。一人で映画に行ったり、一人でカフェでのんびりしたり、一人で音楽を聴いたり、一人で旅行に行ったりと、一人行動は自由きままに過ごせるところがメリットです。人に気を使いたくない、自分の好きなように行動したい、その気持ちが強い人ほど絶食系になりやすいでしょう。

同性といる時の方が楽しめる

異性に興味を持つことはあるものの、同性といる時の方が楽しく感じる時もあるのは誰でも同じだと言えるでしょう。異性とどう交流して良いのか分からないという人は、同性といる時の方が楽しい時間を過ごせる可能性が高いですね。異性との交流が楽しいと思えない時は、無理せずに気の合う同性と過ごすようにしてください。

大きな目標や夢がある

恋愛や結婚よりも、もっと魅力的に感じるものがあれば、絶食系になる可能性も高いです。例えば、仕事で成功する、独立して開業する、海外留学をするなど、大きな目標や夢がある場合、恋愛を諦めなければならない場合も出てくるでしょう。目標を達成してから、夢を叶えてから恋愛をじっくり楽しみたいのかもしれませんね。

自分の大事な人生ですから、今は恋愛するべきなのかどうかを見極めることも大事なのです。

没頭するほど興味のあるものがある

何にでも興味を持ち、色んなことに挑戦する人もいますが、絶食系の人は一つのことに没頭したいと考える人が多い傾向にあります。

「ダンスを始めて週４日は練習している」「資格取得のための勉強を毎日仕事終わりに３時間している」「朝から絵を描いていて気がついたら夕方だった」など、絶食系の人はこのようなことが珍しくありません。一つのことを極めようとするため、恋愛相手がいない方が都合が良いのです。

恋愛に時間を割くぐらいなら、自分の好きなことをしていたいと考えているのでしょう。

仕事が忙しすぎる

人生において恋愛が一番重要だと考える人は、仕事とプライベートをバランスよく楽しむようにするでしょう。しかし、絶食系の人のように恋愛に興味のない人だと、どうしても生活が仕事に偏ってしまうのです。上司から仕事を任されても断れず、毎日残業することも珍しくありません。

また仕事を頑張っていることで、自分の存在意義を感じることもできるため、余計に恋愛に興味がなくなってしまうのかもしれません。仕事が忙しすぎると、恋愛のことまで気が回らないのは当然のことなのかもしれないですね。

周囲から見た絶食系の人の特徴が分かってきましたが、それでは当の本人である絶食系の男女の本音はどうなのでしょうか。自分は絶食系だと認識している男女に本音を覗いてみましょう。彼ら、彼女らは、絶食系であることに満足しているのでしょうか。

異性が嫌なわけじゃないけど…

「決して異性に興味がないわけではないけど、同性の方が気楽にいられるから」（25歳/男性/営業職）
「異性にはできない話でも、同性なら本音で女子トークができる」（21歳/女性/学生）

異性が嫌い、興味が持てないというわけではありません。同性といる時の方が、素の自分でいられるので楽だと感じている人が多いのです。下ネタや愚痴などは、やはり異性がいると気を使ってしまうのが本音です。居心地の良さを優先しているのでしょう。

なぜ周りが恋愛したがるのかわからない

「家事や子育てに追われて自由がない友人を見ていたら、恋愛にも結婚にも魅力を感じなくなった」（36歳/女性/警察）
「彼氏がいなくて寂しくないの？って言われるけど、意味が分からない」（27歳/女性/インストラクター）

恋愛のゴールを結婚と考える人もたくさんいますが、独身者から見ると「結婚生活には自由がない」と映ることが珍しくありません。家事や子育てで忙しい中にも幸せを感じているはずなのですが、周囲には「自由がなくて可哀想な人」だと思われていたりするのです。恋愛に興味を持てない絶食系の人は、恋愛や結婚にあまり価値を見いだせないのでしょう。

目標に集中したい

「カフェを開業するのが夢。それが叶うまでひたすら頑張る」（32歳/女性/飲食店店員）
「ダンサーとして成功するまで仕事と練習に没頭したい」（21歳/男性/ダンス講師）

器用な人は、恋愛も仕事も趣味も夢も捨てずに並行して追うことができるのですが、世の中は器用な人ばかりではありません。興味が持てるもの、自信があるもの、好きなものがあるのなら、一つのことに没頭してみるのも人生の醍醐味です。絶食系の人は、恋愛以外のもっと高い目標に向かって行動できる人が多いのでしょう。

自分の自由にしたい

「自分中心の生活がしたいだけ」（26歳/男性/製造業）
「相手の価値観に合わせるのが苦手」（24歳/女性/広報）

異性に興味がないから絶食系とは限りません。異性に興味がない、同性に興味がないということではなく、とにかく自分の好きなように過ごしたい人もたくさんいます。他人に気を使いたくないなら、やはり一人で過ごすのが一番なのでしょう。

絶食系の人は生まれつき絶食系とは限りません。それと同じように、常に恋愛に興味がある人が生まれつき恋愛体質だとは限らないのです。今まで恋愛に興味があったはずなのに、最近恋愛に興味を持てなくなった、あるいは、以前からあまり恋愛に興味を持てないと思っている人は「恋愛に興味を持てないと感じた時の対処法」を実践してみましょう。

異性と関わる機会を増やす

食わず嫌いとはよく言ったもので、「異性は苦手」「異性といても楽しくない」と決めつけている人が少なからずいるものです。同性といる時間も貴重な時間ですが、この際、思い切って異性と関わる機会を作って交流してみませんか。交流してみると、同性相手にはなかった発見や楽しさを見いだせるでしょう。

相手が異性か同性かで区別するのはもったいないです。異性でも同じ価値観で楽しい時間を過ごせる人がいるかもしれません。

何もしない

「恋愛や異性に興味を持てない」＝「人間としてダメ」ということでは決してありません。同性でも異性でも、同じ価値観の人と交流することが大事ですから、無理に恋愛に固執するのは止めましょう。ずっと絶食系だったのに、たまたま運命の人に出会って３ヶ月で結婚する人もいます。ありのままの自分で、自分に正直に生きていくのもアリなのですね。

趣味など興味を持てるものを見つける

恋愛に興味を持てない時期に「恋愛に興味を持て！」と言われても無理なものです。無理に恋愛をしようとするのではなく、他のことに時間を使うようにしていきましょう。「前からギターに挑戦したかった」「前から料理教室に行きたかった」など、何でも良いのです。恋愛に興味を持てない今の時間を、自分磨きの時間に使ってくださいね。

仕事に没頭する

恋愛も仕事も頑張る人はたくさんいますが、恋愛が始まると仕事がおろそかになってしまう不器用な人もいます。せっかく恋愛に縛られない自由な時間があるのですから、この機会に仕事に没頭してみましょう。仕事ができるようになって自信がついてきたら、人間としての魅力が増しているはずです。

恋愛に楽しさを見いだせないのなら、仕事に楽しさを見いだしてみることをおすすめします。

素の自分を理解してくれる人を待つ

絶食系の人にとって、「恋人がいない」＝「モテない」と決めつけられることほど鬱陶しいことはありません。「恋愛に興味がない」といくら言っても、モテない人の言い訳だと捉えられてしまうのです。しかし、これに屈して無理に彼氏を探す必要はありません。

恋愛に興味が持てないなら、無理して恋愛に興味を持っているフリをするのではなく、周囲にどう思われようとありのままの自分を貫きましょう。素の自分を理解してくれる人が現れてから、恋愛に興味を持てば良いのです。焦らずじっくり自分を理解してくれる人を見つけましょう。

絶食系の人を否定する必要はありませんが、好きになった人が絶食系であった場合、通常の恋愛より成就しにくくなる可能性があります。絶食系の異性を好きになってしまったら、どう対応するべきなのでしょうか。一つずつチェックしてみてください。

相手の考え方や価値観を理解する

絶食系の人は、自分の考え方や価値観を大事にしている人がとても多い傾向にあります。自分の考えに同調してほしいのではなく、自分の考えに理解を示してくれればそれで良いのです。ですから、意中の相手の趣味や好みが自分とまったく違う場合でも、無理して合わせる必要はありません。

興味のない分野の趣味であっても、話を聞くことはできるはずです。話を聞いて、考え方や価値観に理解を示すようにしましょう。人は、自分を否定しないで受け入れてくれる人に心を開きやすいものなのです。

友達として距離を縮める

そもそも絶食系の人は、基本的に異性と恋愛関係になることを求めていません。まずは友達として接することが大事です。共通の友人を交えて遊びに行ったり、仕事帰りに飲みに行ったりするのも良いでしょう。

いきなり恋愛対象にしてしまうと、相手に逃げ腰になられることも考えられますが、友人としてならフレンドリーに接してもらえる可能性もあります。絶食系の人へのアプローチは「急がば回れ」なのですね。

ほど良い距離感を保つ

相手に興味がありすぎて質問攻めしていませんか。絶食系の人は、自分のことを詮索されるのが苦手な人が多いのです。程よい距離感があってこそ交流できる、ということを念頭に置いてください。

親しくなってからでも「今日は一人の時間をのんびり過ごしたい」と言われることもありますから、その考えを尊重してあげることが大事です。自分の考えを理解してくれる人だと思ってもらえたら、少しずつ距離が縮まることも期待できるでしょう。

恋愛に興味がないふりをする

恋愛に興味が持てない絶食系の人ですから、こちらが恋愛モードなのがバレてしまうと避けられる可能性もあります。恋愛にまったく興味がない時に、恋愛モードで近づかれることほど苦痛なことはありません。あたかも恋愛にまったく興味がないかのように振舞うようにしてください。

趣味に没頭している話、仕事に打ち込んでいる話、一人行動が好きだという話など、恋愛にまったく関係のない会話を展開するのです。恋愛にまったく興味がない人だと知ると、絶食系の人も安心して交流できるようになるでしょう。

信頼し、頼ってみる

男性は女性に頼られたいと思う傾向にありますが、それは女性も同じです。嫌いな相手ならともかく、人に感謝されたり、頼りにされたりすることを嬉しく思う人は多いですね。絶食系の人は、没頭するタイプが多いからか、何かに優れている人が多いので、相手の得意分野で一度頼ってみるようにしてください。

「パソコンの調子が悪い。何か解決方法は知ってる？」「あそこに行ったことがあるって言ってたよね。今度行くのだけど、どの道で行けば良いのか教えてほしい」など、些細なことで良いのです。感謝の気持ちを伝えると相手も喜んでくれるでしょう。

恋愛や結婚という形にとらわれないようにする

彼氏彼女の関係を強く願う人にとっては、付き合うかどうかは大事なことです。結婚していない状態が辛いと感じる人は、結婚相談所へ行くのも良いでしょう。恋愛したい、結婚したいという気持ちを否定することはできませんが、絶食系の人は、恋愛や結婚という形にとらわれないタイプの人も多いのです。

付き合ってみたけどケンカばっかり、結婚したけど合わないから離婚したい、これでは意味がありません。いっそのこと恋愛や結婚にとらわれず、交流を楽しむようにしてみてください。つかず離れずの関係が心地よく、お互いが特別な存在になれるでしょう。

絶食系の人へのアプローチ方法が分かってきたところで、今度は絶食系の人に絶対してはいけないNG対応について考えていきましょう。絶食系の人には、通常の恋愛ルールは通じないことが多いです。ついやってしまいがちなことをピックアップしたので、絶食系の人を好きになってしまった人は、ぜひチェックしてみてください。

無理にせまる

草食系の異性だと物足りなくて、肉食系を求める人も多いです。自分が積極的にアプローチするのではなく、積極的にアプローチされたいのですね。しかし、これは肉食系と草食系の間で成立する話であり、絶食系の人には通用しません。恋愛に興味があるものの積極的になれない草食系とは違うのです。

肉食系全開で積極的に迫っていくと、拒絶される可能性が否定できませんので、距離感を保つように努力するようにしましょう。

距離をとりすぎる

肉食系や草食系とは違い、絶食系の人には距離感が大事だと説明してきましたが、逆に距離を取り過ぎるもの良くありません。絶食系の人は恋愛に興味がないだけであって、人と交流することに興味がないわけではないのです。素っ気ない態度を取ったり、誘いを断ったりしていては「嫌われているのだろう」と思われかねません。

同性と交流するときと同じように、気の合う友人として付き合いを続けられるようにしてくださいね。

駆け引きしようとしない

「恋の駆け引き」とよく言われますが、恋愛において駆け引きは必ずしも必要ではありません。

古代、男性は獲物を追いながら狩りをしていました。その名残からか、恋愛でも意中の女性を追いかけて手に入れたいという本能が働いているとも考えられます。しかし、絶食系の男性に駆け引きをしたところで、追ってはきません。絶食系の人には、駆け引きは厳禁だと思っておきましょう。

恋愛に興味をもたせようとしない

恋愛に興味を持ってほしい一心で、恋愛の良さを説いても、絶食系の人にとっては鬱陶しいだけでしょう。絶食系の人は恋愛に興味を持っていないだけであり、恋愛を否定しているわけではありません。それなのに「恋愛ってこんなに良いよ！」「恋愛に興味持った方が良いよ！」と言われてもありがた迷惑なだけなのです。

絶食系の人の考え方や価値観を尊重してあげるようにしてください。

自分は「肉食系」「草食系」「絶食系」のどれに当てはまると思いますか。この機会に絶食系診断チェックをしておきましょう。

・性欲がない
・興味があると没頭してしまう
・恋愛経験が少ない
・同性の友人といる方が楽しい
・一人行動が好き
・恋愛よりも趣味にお金を使いたい
・仕事が楽しい
・恋愛が楽しいと思ったことがない
・周囲の友人も恋愛体質ではない
・自分の考えや価値観に妥協することができない

あなたはいくつ当てはまりましたか？０～２個は肉食系、３～７個は草食系、８～10個は絶食系だと言えるでしょう。絶食系だと診断されてもなんら問題はありませんので、参考程度に自分のことを診断しておいてくださいね。


絶食系、肉食系、それぞれの価値観を大切にしよう

絶食系の人が恋愛に興味を示さないからと言って問題があるわけではありません。人はそれぞれの価値観で生きていますから、その価値観を大切にしてください。ただ、絶食系の人を好きになってしまった場合、アプローチ方法やNG対応などに注意しなければならないことが分かりました。

恋愛も結婚も素晴らしいものですが、それを押し付けてはいけませんし、また、恋愛に興味を持たなくては！と無理をする必要はないのです。人それぞれの価値観を大切に、自分らしく生きていきましょう。

興味がないなら無理して恋愛する必要はない

周りの人が恋バナで盛り上がっていると、自分も恋愛しなければと焦ってしまうもの。とはいえ、恋愛に興味が持てない場合は、どうすればいいのでしょうか。『オトナの決断力 恋愛、仕事、人間関係、欲しいものを手に入れる！』（岡山里香）には、以下のような記述があります。

「『恋をしばらくしていない』という悩みを多くいただきますが、これは全く問題ないでしょう。『恋をしないといけない』『○歳までに結婚しないとおかしい』というのが、むしろ凝り固まった価値観ですよね。

『恋をしている時って自分が停滞しているように感じる。だって現状維持している状態じゃない？』と友人である魔性の女が言っていました。恋愛をいつもしていると思っていた友人の発言に、私は驚きました。彼女の意見ではありますが、恋をしてないうちに、いい恋ができる自分を準備したり、恋愛中はできないこと、例えば『ひとり旅』や『仕事』などで、自分の人生に奥行きをもたせることに時間をあてるのだそうです。

『停滞』とまではいかなくても、確かに好きな人がいないうちにやっておきたいことってたくさんあるし、24時間を自分のために使えるのですから、それって人生の中でも貴重で贅沢な時間なのではないでしょうか。今、もし恋をしていないことを悩んでいるとしたら、それはそれでいい時間と捉えて、どんどん別のことにチャレンジしてください。」

このように、常に恋愛に興味を持ち続けている必要はないようです。いろいろなことにチャレンジしたり、自分時間を楽しんだりしているうちに、良い出会いが舞い込んでくるかもしれません。

恋愛に興味がないからといって、気を抜いてはいけない?

恋愛に興味がないからといってだらしなくしていると、隙だらけだと思われて、悪い男に言い寄られてしまうかもしれません。『一流の男性を引き寄せる恋愛法則 幸せな女性がやっているちょっとした習慣39』（いつか）には、以下のような記述があります。

「しっかり者で地味目の人は恋のチャンスを逃しがちですが、逆にだらしない人は悪い恋を呼び寄せます。

―しゃべり方がダラダラしていて、目上の人に敬語も使えない。仕草にうるおいや落ち着きが感じられない。服は皺だらけ、笑い声が耳障りで、歯並びもよくない……。
こうしただらしなさ、バレてないと思っている？　いえいえ、周りの目というのは、けっこう鋭いもの。不潔感やルーズな感じは、すぐ相手に伝わってしまいます。

（中略）

だらけているのは、確かに楽です。人間、オンとオフを上手に使い分けることも必要です。それは私にもよーくわかるんですけれど……。
でもだからといって、いつもルーズな生活をしていると、それが自分の血となり肉となってしまいます。そして、女感力のない、本当にだらしなくて品のない、レベルの低い女性が出来上がるのです。

（中略）

いざという時に、普段の自分が出るものです。
電車で化粧直しなどしていませんか？　部屋のゴミをついついそのままにしていませんか？　自分一人だからと食生活も乱れ、歯磨きもおろそかにしていませんか？　ファッションやメイクにばかり気を配っていて、人の目がない時や男性がいない時などに地を出してしまっていませんか？

（中略）

そんな『地』をつくらないようにがんばりましょう。
ちょっとした気のもちようです。
部屋でくつろいでいる時にも、手足を投げ出しただらしない格好ではなく、『優雅』『ゆったり』『ふんわり』と見えるかどうか、時々自分で意識してみましょう。そして、そのように意識することを習慣にして、型を作るのです。

女性はちょっとした油断でいとも簡単にオバさんになってしまうものです。だらしない生活は『老ける』近道。しっかりした気品ある自分をつくっていきましょう。」

恋愛に興味がないからといってルーズな生活を送っていると、だらしのない雰囲気が伝わってしまうので、人が見ていない場所でもきちんとした所作を心掛けましょう。

＜参考文献＞
『オトナの決断力 恋愛、仕事、人間関係、欲しいものを手に入れる！』（岡山里香）
『一流の男性を引き寄せる恋愛法則 幸せな女性がやっているちょっとした習慣39』（いつか）