お嬢様言葉を話すコツとは?
一人称は「わたくし」
当たり前にも思えるほど基本的なポイントですが、自分のことは「わたくし」と言いましょう。「わたし」「あたし」などと言ってしまった時点で、お嬢様らしさは消えて無くなってしまいます。ましてや「僕」や「あたい」などは論外です。
いくらお嬢様言葉を付け加えてもても、「あたいはよろしくてってよ」では全く様サマになりませんよね。一人称の「わたくし」は徹底してください。
「わたくし」という代名詞は、ビジネスの場面でも使える言葉です。うっかり言ってしまっても問題ありませんので、日頃から「わたくし」と言ってみてもいいでしょう。
一定のスピードで話す
急に早口になったり、逆にゆっくりと話し始めたりするとどのような口調になるでしょうか?まるでラジオパーソナリティや人気YouTuberのような印象になりますよね。
テンポの良い話し方は聞きやすいのですが、お嬢様らしくはありません。ポジティブな話も、ネガティブな話も、ずっと一定のペースで淡々と話した方が、お嬢様言葉らしさがきわ立ちます。
強いて言えば「あなたとは釣り合わないわね」などと悪口を言うときだけは、トーンを落としてもいいでしょう。とはいえ、緩急を作ると優雅さがなくなります。基本的には顔を微笑のまま固定しつつ、同じテンションを保つのがポイントです。
上から目線を意識する
お嬢様言葉を話すときは、上から目線になる努力も重要です。自分自身を「ダメな人だ」「劣った人間だ」と卑下するような心持ちで話したら、お嬢様言葉に違和感が生じてしまいます。
「聡明でいらっしゃるのね」などと自然に相手を褒めたり、「こちらになさって」と命令ができるのも、お嬢様らしい上から目線の賜物です。
ただし、日本では謙虚な人が好かれます。あまりにも上からの意識を持ち続けると、嫌われてしまうので注意してください。冗談でお嬢様言葉を使うときに、一瞬だけ上から目線になって、すぐ謙虚な姿勢に戻す方がいいでしょう。
全体的に高い声で話す
もし大男のような低い声でお嬢様言葉を話したら、どう感じるでしょうか?いくら言い回しを工夫していても、お嬢様には思えませんよね。
この例からも分かるように、お嬢様言葉は全体的に高い声で話した方が似合います。「地声から高い声に切り替えるのが難しい」という場合は、一度わざとらしく「おほほほほ」と笑ってみるといいでしょう。
アニメキャラのような甲高い笑い声の後に、そのまま高い声で話し始めると、お嬢様らしく話すことができます。
接頭詞の「お」「ご」を使い分ける
「ご厚意」「お召し物」などにつく接頭語の「お」や「ご」も、お嬢様言葉には重要です。
普段の口調でも「お洋服」といった丁寧な言葉遣いをする人はもいるでしょうが、それだけでは足りません。相手に対しては「お気遣い」「お手隙」など、接頭語をつけられるものには全て「お」「ご」をつけるくらいのつもりで話してみてください。
注意点としては、自分自身に関係するものには接頭語はつけないことです。たとえば、「私がお食べになる」などと言ってしまうと、間違った使い方になります。
いくら上から目線のお嬢様でも、自分自身に敬語を使うのは間違いですから、誤用しないように気をつけましょう。
「あら」「まあ」と感嘆詞を使う
単語やフレーズではないのですが、お嬢様言葉を彩る重要な要素の一つが感嘆詞です。感嘆詞とは、「え!」といったように感情をこめて漏れ出る、意味のない声のことです。誰しも日常的に「へえ」「ふーん」などと使いますよね。
普通の口調のように「え」とか「ほう」と言ってしまうと、お嬢様言葉のイメージが崩れますので気をつけてください。お嬢様言葉では、主に「あら」や「まあ」を使いましょう。
「まあ、そうですの」「あら、よろしくってよ」と言ったように話すと、非常にお嬢様らしい話し方になりますよね。
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