本当に優しい人になるためには?
では、本当に優しい人になるためには、どうすれば良いのでしょうか?取り入れるべき考えや行動を最後に見ていきましょう。
自分がしてあげたことよりしてもらったことを考える
「あの人にこんなことしてあげたな」と振り返るよりも、「あの人からこんなことしてもらったな」と振り返るようにすることから始めましょう。そして、相手がどんな思いでその優しさをくれたのかを考えてみるのです。
自分の表情から察してくれた、言葉から理解してくれたなど、優しくされた出来事だけを見るのではなく、それまでの経緯も一緒に考えてみましょう。
してもらったことをより深く考えることで、どこでどのようにあなたの変化や気持ちに気付いてくれたのかが、次第に分かってくると思います。その人の視点や考え方が見えてくるはずです。それを少しずつ取り入れていくことで、本当に優しい人になっていくでしょう。
素直になること
捻くれた見方をしたり、裏を読もうとしてしまうと、たとえ目の前で人が困っている状況であっても、ためらって手を貸せなくなってしまうことがあります。そのため、まずは自分自身が素直になることが必要であると言えるでしょう。
人に裏切られたり、嘘をつかれたことがあると、疑いの目を持つようになってしまいます。そして自分を防衛するために、見方や考え方を変えてしまうことがあるのです。しかしそのままでは、優しい人になることができません。
「人を裏切るよりも裏切られた方がマシ」という考え方を取り入れるのも一つの方法です。困っている人が目の前に居る状況であれば、素直に受け止め、率先して助けてあげるという行動を取り入れていきましょう。
事実をしっかりと確認する
人から聞いた話、噂話など、間接的な話を鵜呑みにするのではなく、しっかりと事実を確認するように心掛けましょう。
間接的な話ばかり信じていると、実際にその人を前にした時、偏見を持ってしまいます。その偏見が邪魔をして、避けてしまったり、相手と本音で向き合うことができなくなってしまうでしょう。
人は人、自分は自分という意識を、少しずつ持つようにしていくと良いですね。
小さな型にはまらない
この「小さな型にはまらない」には二つ意味があります。一つ目は、小さな心ではなく、大きな心を持って気持ちに余裕を持たせるということ。二つ目は、ごく小さな人間関係の中で過ごさないことです。
「自分はこうだ」という固定観念を持ってしまえば、それ以外の考えや意見に対し否定的な見方をします。人の意見を受け入れることができなくなるため、広い心を持つ必要があるでしょう。
また、ごく小さな人間関係も固定観念を強くします。似た考え方やタイプの人とグループ化していくと、自分が間違っているとしても、それに気付きにくくなるのです。
小さな型にはまっていては、人の気持ちを理解したり、意見を受け入れることが難しくなります。大きな心と広い交友関係を持つようにしましょう。
できるだけ誰に対しても分け隔てなく接する
男性女性、あるいはお年寄りや子供など、性別や年齢によって態度を変えないように心掛けましょう。相手を見て判断し、優しさの分量や行動を決めることはしないようにするのです。
自分にとって重要な人物にだけ優しくしていては、本当に優しい人にはなれません。相手が誰であろうと、同じように優しくできる人が、本当に優しい人です。
「本当に優しい人」になることで人として成長できる
損得や計算なしで、人や物、動植物に優しくできるのが、本当に優しい人です。そう簡単になれるわけではありませんが、本当に優しい人になれるよう努力することで、人として一回り成長できるでしょう。
まずは意識の持ち方から変えてみると良いです。自分ではなく相手の目線で物事を見るようにするだけでも、考え方はがらりと変わってきます。「自分が得するから」「自分に都合良いから」ではなく、「自分があの人だったら」という見方に変えていくのです。
本当に優しい人になると、大変なことも多くなるでしょう。しかし、それ以上に、日々感じる喜びや嬉しさがあります。笑顔になれることが多くなれば、心も満たされ、また周りに好かれるため、毎日がさらに充実したものになるのではないでしょうか。
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