彼氏の早漏問題どうする？彼女の本音・エッチテク・対策方法まとめ

激しい動きはイキやすい

早漏が悩みの男性は、自分の本能を押さえ込んでみましょう。

本能を押さえ込むなんて無理！という意見もあるかもしれませんが、「なぜすぐイキたくなってしまうのか」というポイントを抑えれば、早漏が克服されるかもしれませんよ。

そのポイントは、『ベッドの上の心理学　感じるオトナのための保健体育』(メンタリスト ＤａｉＧｏ )に書かれていました。

「（前略）女性と男性では、性的なものに対する感じ方、考え方が全く異なります。男性にとって、生殖戦略の成功は、『いかにより多くの〝種〟をばらまけるか』にかかっています。

そのため、本能的なレベルでの射精がセックスのゴールになりやすい。だから、『なるべく激しく動いて、短時間で射精して終わりにしたい』という欲求があるわけです。」

自分の中ではまだイキたくない、もっと堪能したいと思っていても、本能が動きを激しくさせるのかもしれません。

今度のセックスの機会にイキそうになった場合、この一節を思いだしてみてくださいね。なるべくスローに、長く挿入を楽しみましょう。

一番射精しやすいのは正常位

『ベッドの上の心理学　感じるオトナのための保健体育』(メンタリスト ＤａｉＧｏ )には、イキやすい体位があるとも紹介されていました。それは以下の通りです。

「正常位が感じるという人は、特に男性に多く見受けられます。男性が正常 位を好む理由ははっきりしていて、この体位がイきやすいからです。

正常位のとき、男性は前傾姿勢になりがちです。前傾前傾姿勢というのは交感神経優位の姿勢なので、射精しやすくなるのです。

その意味で、射精したいとき、フィニッシュに選ぶにはいい体位である、とも言えます。逆に言うと、 早漏の人はできるだけ避けるべき体位でしょう。」

これはかなり有益な情報ですよね。

正常位中は大好きな彼氏に抱きついてしまいたくなるかもしれませんが、彼氏の早漏を解決したいのであれグッと堪えてみましょう。

男性は正常位の場合、腕をつっぱって上半身を立てた方がイキにくくなるはずです。これは実戦あるのみ。ぜひ試してみてくださいね。

早漏は当り前！

日本で一番有名なAV男優である加藤鷹さんの著者には、男性が抱えるペニスへのコンプレックスについて書かれていました。

『エリートセックス』(加藤鷹)

「男がセックスで感じるコンプレックスと言えば、早漏・短小・包茎の3つが定番。これを必要以上に気にする男性が、いかに多いことか。

この3つすべてが当てはまるというのであればまた別だが、ひとつくらい当てはまっているのは当たり前、というくらいの気持ちでいたほうがいい。何もかも完璧にそろってる人間なんているわけないのだから。」

加藤鷹さんの言葉だからこそ身に染みるものがありますよね。

また、女性は男性のペニスについてそこまで問題視する事はありません。逆に言うと、なかなかイッてくれない、大きすぎるなどの場合は痛みを感じてしまう事もあるため、ペニスは小さい方がいい、早漏の方が良いなどの意見もあるのです。

悩むのは悪いことではありませんが、ネガティブにならないようにしてくださいね。

早漏の定義はまちまち

『女医が教える　本当に気持ちのいいセックス　上級編』(宋 美玄)には、そもそも早漏の定義はまちまちである事が綴られています。

「女性の多くが『イケる』『イケない』で悩んでいる のに対して、セックスにおける男性の悩みで多いの が『早い』でしょう。

一般に早漏といいますが、 これと遅漏をあわせて射精障害といいます。 いずれも男性にとってだけでなく、パートナーの女 性にとってもデリケートな問題です。

早漏とは、具体的にどのくらい早いことをいうのでしょう? その定義は、提案者によって分かれます。

『挿入後2分以内の射精』と時間で区切る定義もあれば、『ピストン運動500往復未満で射精する』という定義もあります(なんと腰に万歩計を装着してカウントするそうです！)。

しかし、セックスの最 中に時間やピストンの回数を測るわけにもいきませんし、そもそも数字で割りきれる問題ではありませ んよね。それよりも『女性を満足させているか、いないか』のほうが重要です。」

早漏の定義はないという事が医師である著者の解説によりお解り頂けたかと思います。ということは、彼氏は本当に早漏なのでしょうか？もしかするとそれは早漏ではないかもしれませんよね。

また、遅い早いにかかわらず一番大切なのは文末にある、「『女性を満足させているか、いないか』のほうが重要」という部分なのではないでしょうか。

彼女が悩んでいるのは「自分が満足していないから」というものなのであれば、挿入以外で満足できるようにどんどん提案していってみましょう。

＜参考文献＞
『ベッドの上の心理学　感じるオトナのための保健体育』(メンタリスト ＤａｉＧｏ )
『エリートセックス』(加藤鷹)
『女医が教える　本当に気持ちのいいセックス　上級編』(宋 美玄)