どうして濡れないの?愛液で悩む女性は多い
セックスのことは他人に相談しづらいので、1人で悩んでしまいがちです。しかし、原因がわからないと対処しようにもできません。
そこで今回は、セックスで濡れない原因や対策を徹底解説します!この記事を参考に、気持ちの良いセックスをできるようになりましょう。
そもそもどうして「濡れる」の?
そもそもセックスのとき、女性はどうして濡れるのでしょうか?濡れるときに出てくる液は、一般的には「愛液」と呼ばれることが多いでしょう。正式名称は「膣分泌液」または「膣液」と言い、粘り気があって膣の粘膜を潤す無色透明の液体です。
この膣分泌液の主な役割は、女性の身体を守ること。膣内に入ってきた細菌やウイルスを、膣分泌液で体の外に流すことが平常時の役割なのです。しかし、セックスのときにおいては、膣内が男性器で傷つくことから守るという役割もあります。つまり潤滑剤ですね。
また、この膣分泌液は、セックスをするときは弱アルカリ性となります。男性の精液は弱アルカリ性。膣分泌液が弱酸性だと精子は死んでしまいます。そのため、膣分泌液は少しでも受精する可能性を上げてくれているのです。
愛液不足は性交痛の大きな原因
先ほどもお伝えした通り、愛液はセックスをするときに潤滑剤の役割をしてくれます。そのため、愛液が不足すると、男性器を挿入する際に痛みを感じてしまうことも…。これが性交痛です。「せっかく彼氏が頑張ってくれているのに、痛いなんて言えない」と気を使って、痛みを我慢したままセックスをしている女性もいるのではないでしょうか?
「どうして濡れないんだろう?」と愛液で悩む女性は意外とたくさんいます。しかし、セックスのことですから、他人にはなかなか打ち明けることができません。そして、そのまま1人で悩みこんでしまうことも。
原因がわかれば、対策もできます。原因は人それぞれですから、自分にあてはまる原因をしっかりと見極めましょう。
年齢を重ねると濡れにくくなる?
よく年齢を重ねると濡れにくくなると言われますが、実際はどうなのでしょうか?女性は40代を過ぎたあたりから、更年期症状があらわれ始めます。更年期になると、女性ホルモンが減少して膣の萎縮が始まり、膣分泌液の量が減ったり水っぽくなったりします。また、性感帯を愛撫されても、刺激に対して感じ方が鈍くなることも…。
このことから、年齢を重ねると濡れにくくなる可能性があることは否めません。しかし、規則正しい生活を送ったり、女性ホルモンと働きが似ている大豆イソフラボンを摂取してみたりすることで、更年期症状の軽減が期待できるでしょう。
出典:
夜の保健室(ラブコスメ)『愛液の成分や出る仕組みは?濡れる量が多い、色が白いのは?』
https://shc.lovecosmetic.jp/sex/aieki2.html
更年期ラボ(大塚製薬)『女性の一生と更年期』
https://ko-nenkilab.jp/menopause/about01.html
更年期ラボ(大塚製薬)『性交痛の原因・症状と対策方法』
https://ko-nenkilab.jp/symptom/dyspareunia.html
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