女性が濡れない原因①
リラックスできていない
まず、セックスするときにリラックスできていないという原因が挙げられます。初めての相手だったり、前回のセックスからだいぶ間があいていたりすると、いつもより緊張してしまうこともあるでしょう。緊張すると交感神経が優位になり血管が収縮するため、膣内が濡れにくくなります。
セックスのときに愛液を出すためには、興奮することも必要。「興奮」が今からセックスをするというサインになり、それが脳に伝達されます。そして、脳が膣にその情報を伝えて、愛液を出すのです。そのため、リラックスできていない状態では、興奮することも難しく、愛液が出にくくなるのでしょう。
水分不足
「濡れる」とは、先ほどもお伝えしたように、膣からの分泌物によって起こる現象です。そのため、身体の水分量が不足していると、膣液の分泌量が低下して濡れにくくなる可能性があります。また、普段から水分摂取量が極端に少ない人はさらに注意が必要。
身体が慢性的に水分不足だと、血液循環が悪くなり、血流不全から濡れにくくなってしまうことも…。暑い日などに軽度の脱水を起こしているときも同様のことが起こります。日頃からしっかり水分をとっているのか、確認をした方が良いでしょう。
自分の身体に自信がない
自分の身体に自信がないことも原因になり得ます。自分の身体に自信がない人は、セックスをするときにパートナーに裸を見られたくないと考える人が多いです。つまり、セックス自体に集中することができず、興奮することもできません。
先ほどもお伝えしたように、興奮することは愛液を出すことに繋がります。興奮できないということは、濡れにくくなるということです。自分の身体に自信を持てるような工夫が必要となってくるでしょう。
過度のストレスがある
大きなストレスを感じているときも、交感神経が必要以上に高ぶって濡れにくくなる可能性があります。仕事、家事、対人関係、様々なことで悩んでいると、セックスをするどころではなくなりますよね。その状態でセックスをしても、集中することは難しいでしょう。
また、睡眠不足や不健康な生活もストレスの原因になります。自律神経やホルモンバランスが乱れて濡れにくくなりますから、日頃から規則正しい生活を心がけたほうが良いでしょう。引き続き、女性が濡れない原因をご紹介していきます。原因は必ずしも自分にあるとは限りません。パートナーに相談するには勇気が必要だと思う人もいるでしょう。しかし、セックスは2人でするものですから、お互い気持ちよくなるために、パートナーに相談するのもいいかもしれません。
濡れすぎてしまうことを恐れている
濡れない女性の中には、「濡れすぎるとシーツがびちょびちょになってしまうのでは…」と心配になったり、「パートナーに引かれるかも…」と不安になったりする人もいます。そういう人は、自分で気持ちにセーブをかけてしまうのです。
先ほどから何度も言うように、セックスに集中できないときは興奮することもできないでしょう。その「セーブしないと」という気持ちが、濡れない原因となっているのです。
出産直後だから
出産直後の女性には、濡れにくくなる原因がいくつかあります。1つ目は、ホルモンバランスの変化。出産後は、母乳を作るホルモン「プロラクチン」が急激に増えて排卵を抑制します。そのため、授乳期は性欲があまり湧かなくなり、濡れにくくなるのです。
2つ目は、育児疲れやストレス。産後は、赤ちゃんの夜泣きや授乳などで生活リズムが乱れ、慣れない子育てもあいまって心身ともに疲れがたまりやすいです。そのような状態でセックスを求められても、興奮することはできないでしょう。
3つ目は、出産時の傷が気になってしまうこと。子供を出産するとき、ほとんどの人が会陰切開を経験しますし、帝王切開で産む人もいます。いくら医師からOKだと言われていても、「裂けたりしないか」「血が出たりしないか」と不安に感じ、セックスに集中できないのです。
薬の副作用
これは意外かもしれませんが、薬の副作用が原因で濡れにくくなっている場合があります。たとえば、抗ヒスタミン剤が入っているアレルギー薬や風邪薬、喘息の薬などが挙げられます。これらの薬を飲むと、口内や膣内が乾きやすくなる可能性があるのです。
しかし、薬は飲まないわけにもいきませんから、別の薬に変えてもらえないか主治医に相談してみるのが良いでしょう。
相手が下手な可能性も…
あなたが濡れないのは、パートナーのせいかもしれません。セックスは基本的に2人で行うものです。しかし、パートナーが自分の気持ちよさしか求めていない場合、あなたは気持ちよくなることはできないでしょう。
また、単純に体の相性が良くない可能性もあります。あなたが気持ちよさを感じることができなければ、興奮することもできず濡れにくくなってしまうのです。
元々濡れにくい体質
濡れる、濡れないにおいては、体質が関係していることもあります。そもそもが濡れにくい体質の女性であればどれだけセックスに積極的だとしても、膣の潤いが少ないのです。
これは自分自身ではどうにもできないことであり、男女どちらに問題がある訳でもありません。年齢と共に解決していく可能性もあるためあまり気にしない方が得策と言えます。
出典:
AllAbout『出産後セックスレスの原因は?性欲減退やセックスレス回避の夫婦対策』
https://allabout.co.jp/gm/gc/31929/
MSDマニュアル家庭版『性交痛』
https://www.msdmanuals.com/ja-jp/ホーム/22-女性の健康上の問題/女性の性機能障害/性交痛
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