離婚を後悔している…復縁できる可能性はある?
後悔すると浮かんでくるのが「復縁」の二文字でしょう。離婚したけれどもう一度やり直せるだろうか…もし希望があるならば、復縁を望みたいと考える人もいるはずです。
離婚後の復縁率は高い?それとも低い?
離婚後の復縁率はそれほど高くはないようです。復縁できるかどうかの分かれ目として重視されているのが「離婚原因」です。
離婚原因が復縁を妨げるものならば、復縁の確率は低くなると言えるでしょう。しかし、離婚原因が復縁を妨げるものでないならば、復縁の確率はそれだけ高くなると言えます。
離婚後に復縁できる夫婦の特徴
離婚後も連絡を取り合っている
離婚後も連絡を取り合っている関係ならば、復縁の可能性は高くなります。連絡を取り合っているということは、離婚後もお互いをある程度信頼している証拠です。相手のことが気にかかっているとも考えられるため、復縁までの距離は確実に縮めやすいと言えます。
また、連絡を取り合うだけでなく実際に何度も会っているならば、復縁の可能性はもっと高くなるでしょう。離婚後は顔を見たくないと感じる人が多いですが、顔を合わせることができるということは、お互い相手に悪い印象を持っていないと言えます。
連絡や顔を合わせるタイミングでアピールをしていけば、復縁はより現実的なものとなっていくでしょう。
子どもがいる
2人の間に子どもがいるならば、復縁の可能性は高くなります。お互い別れてからも子どもを大切に思っているならば、子どものことを考えて復縁するケースがあるからです。
シングルマザーやシングルファザーでも子育ては十分にできます。今の時代、片親は珍しいものでもないため、子どもが差別されることもほとんどないでしょう。しかし、それでも両親がいたほうが子育ての相談や助け合いができるため、結果的に子どもには良い影響をもたらすことが多いと言えます。
離婚の原因が浮気ではない
離婚の原因が浮気ではないならば、復縁の可能性はゼロではないでしょう。性格的なもの、経済的な理由、それらのものはお互い歩み寄ったり、一つひとつ解決したりすることで解消できるものがほとんどです。
しかし浮気の場合は、浮気をしたという事実がある以上、相手をもう一度信頼するのは難しいでしょう。浮気は繰り返されるとも言われているように、「もう浮気しないから」という言葉は簡単に信じられません。
離婚の原因にきちんと向き合っている
たとえ離婚の原因が浮気ではなかったとしても、離婚をした以上、お互いに不満が溜まっていたことは事実です。たとえ子どもを最優先に考えていたとしても、離婚をするだけの原因があったならば、それと向き合わない限り再婚は難しいと言えるでしょう。
そのため、離婚から再婚できるかどうかは、離婚原因に向き合えるかどうかが分かれ道となります。離婚原因と冷静に向き合い、自分の非を認め、相手を受け入れられるか…。それができない限り、再婚は難しいでしょう。
離婚原因と向き合わずに再婚できたとしても、反省すべき点や改善点がわかっていない限り、また同じことを繰り返す可能性は高いと言えます。再び離婚になり、関係を修復するのは難しくなるでしょう。
離婚後に復縁できない夫婦の特徴
離婚してからも変化が見られない
離婚してもお互い変化が見られないならば、復縁するのは難しくなります。離婚を失敗と捉えるならば、次こそは失敗をしないように改善していくことが復縁には重要です。
しかし、離婚しても何も変わらないということは、改善しようとする意思が見られないのと同じこと。失敗するリスクを含んでいる相手と復縁を考える人はほとんどいないでしょう。たとえ復縁できたとしても、失敗を繰り返す可能性が高いため、すぐに離婚する確率が高いと言えます。
離婚をしたということは、少なからずお互いに非があったと考えることが大切。何をすべきだったのか、どうすればよかったのか、冷静に考え、そこで初めて復縁のスタートラインに立てるのです。
離婚の原因が浮気だった
浮気が原因で離婚をしたならば、現実的に考えて復縁は難しいと自覚しましょう。たとえあなたが浮気された側だったとしても、復縁するのは難しいのが事実です。相手には浮気相手が今もいるかもしれませんし、いないとしても別の異性が近くにいる可能性は高いと言えます。
あなたが浮気した側ならば、尚更復縁は難しいと悟りましょう。浮気は相手の信頼をマイナスにする裏切り行為です。いくら信じてと相手にすがっても、相手は信じるための判断材料を持ち合わせてはいません。都合が良すぎると相手にもしてもらえないでしょう。
他の異性の影が見える
他の異性の影が離婚した相手に見える場合、復縁の確率は低くなります。すでに離婚した相手が新たな出会いを楽しんでいるならば、過去の相手に目を向ける可能性は高くありません。むしろ離婚をきっかけに、心機一転新しい人生を楽しんでいる可能性が高いと言えます。
義理の両親との関係が悪い
義理の両親との関係が悪いと、いくらお互い復縁の意思があったとしても復縁は難しくなるでしょう。特に嫁姑関係が上手くいっていないと、離婚したことを嫁は義理の両親から責められ続ける可能性が高いと言えます。嫁イビリは深刻化し、苦労の絶えない夫婦生活が幕を開けるでしょう。嫁の立場からすれば、そんなリスクを負ってまで復縁したいとは思わないのが本音です。
また、離婚理由が義理の両親との関係悪化が問題ならば、なおさら離婚は難しくなるでしょう。具体的に何らかの対策を取らない限り、復縁をしてもまた義理の両親との問題に悩まされることになります。
結婚はただ一人の相手と家族になるわけではありません。義理の両親が存命ならば、義理の両親とも家族になるのが結婚です。上手く折り合いや距離感を掴まないと、同じことが原因で離婚するリスクは高くなるでしょう。
離婚後に復縁しやすいきっかけとは?
復縁したいと考えている人は、どんなきっかけがチャンスとなるのか知っておくと良いでしょう。
一人でいるのが寂しくなった
一人でいることが寂しいと感じた時、また温かい家庭に戻りたいと考える人は少なくありません。
離婚を考えている時は、冷静になれていないことがほとんど。そのため、家に帰れば誰かがいる、いつもそばに家族がいるという環境の大切さに気づけないケースは多いのです。離婚してからそんな大切さに気付かされ、一人になった家で後悔するケースは少なくないでしょう。
子どもに復縁を求められた
子どもに復縁を求められたことがきっかけで、復縁を考えるケースもあります。離婚や復縁は少なからず子どもに影響を与えるものであるため、離婚してまた復縁して子どもを振り回すことに罪悪感を覚える人もいるでしょう。成長期、思春期に家庭環境が変わることは、子どもにとって負担になる可能性が懸念されるからです。
しかし、そんな子どもが復縁を求めてきたら、前向きに復縁について考えられるでしょう。何よりも子どもが別れた妻や夫を求めているならば、一緒にいさせてあげたいと考えるのが親心。よほどの理由がなければ、復縁して家族元通りの生活を送らせてあげたいと考えるのは自然なことだと言えます。
連絡を取り合うことが多い
連絡を取り合うことが多いと、復縁のきっかけを掴みやすいと言えます。
離婚後も連絡を取り合う元夫婦は、そこまで多くありません。離婚したからには、お互いが嫌いになっていたり、顔を見たくないと片方が思っていることが多いため、連絡の数は減ってしまうのです。極力連絡したくないと考えている人がほとんどでしょう。
当然のことながら、相手に対してマイナスな印象ばかり持っている間は、復縁するのは難しいのが事実です。たとえ自分は好印象を持っていたとしても、相手がマイナスの印象を持っているならば、復縁はそれだけ難しくなります。
しかし、連絡を取り合い続けているということは、マイナスな印象を持っていない可能性が高いのです。お互い良い印象を持っている可能性が高いため、距離を縮めていけば復縁する流れに持っていきやすいと言えます。
自分の否を認めることができた時
あなたが自分の非を認めることができたならば、復縁のきっかけは確実に掴みやすくなると言えるでしょう。離婚は少なからずお互いに非があることがほとんどです。
たとえ離婚原因が完全に相手にあったとしても、夫婦生活の中で相手に不満を持たれたことは必ずあるでしょう。離婚原因とは直接関係ないとしても、夫婦生活全体を振り返って自分の悪かったところを認めることができれば、それが再婚のきっかけになるのです。
再婚はお互い歩み寄る姿勢が大切だと言えます。離婚前の夫婦生活で起きたような不安や不満を起こさない、それを相手にいかに伝えられるかが、復縁を成功させる分かれ道です。
非を認めて改善しようという意思がない限り、「この人とまた夫婦生活を送ってもいい」と思われるのは難しいのが事実でしょう。
離婚後の復縁の可能性を高める方法!
マイナスな印象を持たれていることも多いため、いかに好印象をアピールできるかが復縁の鍵だと言えるでしょう。
変わった自分をアピールする
離婚後に再婚したいならば、変わった自分を相手にアピールすることが重要です。以前と変わらない離婚相手ともう一度夫婦生活を送りたいと思う人はほとんどいません。それどころか、変わらない相手と再婚すれば、また同じことが理由で離婚するのではないかというリスクが目についてしまいます。
そう思われないためにも、もう離婚前の自分ではないことをアピールすることが大切です。離婚原因と向き合い、非を認め、「次こそは幸せな夫婦生活が送れそう」と相手に思わせることが復縁には重要だと言えます。
また、見た目を磨くのも復縁に効果的なのでおすすめです。より魅力的な外見になっていれば、内面を見てもらえる可能性は高くなります。むしろ外見が変わっていないと、いくら内面を磨いたとしても相手にされない可能性は否定できません。内面を見てもらえるように、外見磨きにも力を入れていきましょう。
復縁に積極的になりすぎない
復縁に積極的になりすぎれば、相手からドン引きされる恐れがあります。特にあなたに離婚の原因がある場合は要注意。さらに距離を置かれる可能性は十分にあるでしょう。
そうならないためにも、復縁には積極的になりすぎないことが大切です。復縁を匂わせることなく、まずは信頼関係を取り戻せるように行動することを意識しましょう。信頼関係を取り戻すことを意識すれば、自然と相手はあなたの魅力を思い出してくれるはずです。そうなってくると、復縁がより現実的なものとなるでしょう。
ただし、いくら復縁を望んだとしても、100%復縁できるとは限らないのが事実です。あなたが復縁を望んでいても、相手はそうは思わないかもしれません。相手の気持ちを決めつけたり、無視したりして復縁を迫るのは逆効果。慎重に復縁の可能性を見極め、行動していくことが大切です。
子どもを大切に考えているとアピールする
子どもを大切に考えていることをアピールすることが、復縁の可能性を高める方法になります。夫婦生活を取り戻したいというよりも、子どもがよりよく成長できる関係を作りたいとアピールをすることで、復縁を意識させられるようになるのです。アピールと言うと聞こえが悪いですが、実際に子どものためを思って復縁を望んでいるなら、そのことをストレートに示せばいいだけです。
たとえば子どもの進学について積極的に話し合う姿勢を見せたり、子どもの考えを尊重したりしていけば、確実に相手の心に響くでしょう。「子どもにとってこの人は大切だ」そう思われたら、復縁の道は開いていきます。
ただし、子どもに悪影響を及ぼすような理由で離婚をした場合は要注意。浮気や育児への無関心な態度が原因だった場合は、子どもから嫌われている可能性もゼロではありません。子どもと一緒にいることで悪い影響を及ぼすと判断されれば、復縁は難しくなります。
連絡の頻度を増やす
連絡の頻度を増やすことは、離婚後の復縁を確実に高める方法の一つです。そもそも連絡を取り合っていなければ、距離は縮まりません。復縁に限らず、大半の恋愛は連絡を取り合うことでお互いを理解し、距離を縮めていくものでしょう。復縁も距離の縮め方は、他の恋愛と同じだと言えます。
特に離婚後はお互いの距離が離れている状態です。そのまま放置していれば、確実に距離は遠のくばかり。復縁は難しくなってしまうでしょう。
タイミングを見ることも大切ですが、連絡できる関係ならば積極的に連絡をして、距離を縮めていくことを重視してください。最初は復縁を匂わせることなく、近況や子供のことから、次第にたわいのない会話ができる関係を目指していきましょう。意味のない会話を楽しめるようになったら、復縁の可能性はより高くなっていると言えます。
離婚後に復縁するベストなタイミングとは?
そうならないためにも、どんなタイミングで復縁を望めばいいのか知っておくことが大切です。
冷却期間を置いて冷静になった時
冷却期間を設けることは、どんな元夫婦にも必要なことです。たとえ円満離婚だったとしても、離婚を選んだということはそれなりにお互い不満があったことを意味します。上辺では相手を責めていないだけで、心のどこかでは不満に悩まされ、相手を責めていた可能性があるのです。
しかし、冷却期間を置けば冷静に自分の気持ちと向き合えるようになります。相手への不満とも向き合え、時には「これっぽちのことで悩んでいたのか」と気付かされることもあるでしょう。不満と向き合えれば、相手の良かったところも浮かんでくることがほとんどです。
相手の魅力を思い出した後、「寂しい」「なんで離婚したんだろう」という後悔だけが残る可能性が高いです。どんな夫婦でも離婚を後悔するための期間は大切であり、後悔しなければ復縁を考えるのは難しいでしょう。
冷却期間を置いて、冷静に物事を考えた後に復縁を望んだほうが、復縁できる確率は高いのです。
子どもの将来について考え始めた時
子どもの将来について考え始めた時も、復縁するベストなタイミングだと言えるでしょう。特に子どもが進級、進学するタイミングはおすすめ。子どもの環境が変わると、親のサポートは必要不可欠になります。片親で問題があるわけではないものの、両親がいたほうが子どもにとっては心強いと思われることは珍しくありません。
特に進学タイミングは、子どもの将来に関わる重要なタイミングです。今後子どもの将来を考えた時に、果たして片親だけでいいのか、それとも再婚して子どもをサポートしたほうがいいのか、しっかりと話し合うことが子どものためになります。
子どものことを最優先に考え、それを踏まえた上で夫婦生活をもう一度続けていけるかどうか考えていきましょう。
頻繁に連絡し、会うようになったら
離婚後に頻繁に連絡を取り合う、または何度も会うようになったら、復縁のタイミングだと考えて良いでしょう。特に何度も会う関係性になった場合、相手はそれほどあなたのことを悪く思っていないと考えられます。会うということは、一緒にいる時間を少なからず楽しいと思っている可能性大。相手も復縁を望んでいる可能性もあるでしょう。
もしスムーズに連絡を取り合ったり、何度も会ったりしているならば、徐々に復縁を匂わせていくようにしましょう。相手の様子を見て、相手も同じような気持ちを持っていると感じたら、復縁を望んでみるのがおすすめです。
離婚の原因が解決した時
離婚の原因が解決したタイミングで復縁するのは、よくある復縁タイミングだと言えます。
特に多いのが、経済的なことが原因で離婚したケースです。経済状況に余裕が持てるようになった、転職して収入が増えたなど、離婚原因がなくなったら、復縁を考えてもらえることが多いと言えます。
ただし浮気の場合は、浮気相手と別れても離婚原因の解決にならないため、注意が必要です。浮気はそもそも信用をなくす行為であるため、いくら浮気相手と別れても浮気をした事実がある限り、解決は永遠にできません。相手が許し、再び信じてくれるかが重要です。それほどまでに浮気によって失った信頼を取り戻すのは難しいと自覚しましょう。
離婚後に復縁する際の注意点!
復縁する際には何を考え、何に注意をしたほうがいいのか、まとめてみたのでご覧ください。
本当に復縁が必要かよく考える
そもそも復縁は本当に必要なのか、改めて考えてみましょう。
離婚したことを後悔すると、ほとんどの人は「自分にはあの人だけだ」という考えに至ります。運命の相手、お互いにとって2人でいることが大切…そんな気持ちが盛り上がり、復縁へのモチベーションが上がってしまうのです。しかしこれらは、後悔が見せている一時的な感情の可能性があります。
復縁は、そういった感情だけでは上手くいきません。特に結婚生活は現実的な問題と向き合う必要があるため、根性論や愛情だけで解決できないことが山積みです。本当に自分にとって再婚がベストなのか、現実的かつ冷静に考えてみましょう。その上で、実際に夫婦生活を再び送ることができるのかどうかを考えてみてくださいね。
離婚の原因を改善できるか考える
離婚の原因を改善できるか、それを改めて考えることも大切です。離婚の原因と向き合い改善できなければ、復縁しても同じ過ちを犯す可能性は高いと言えます。
再婚をOKしてもらうためには、相手に「夫婦生活を送っても次は大丈夫そう」と思われなくてはいけません。しかし、離婚の原因を改善出来ていなければ、そう思われることは難しくなります。以前と変わっていない相手と再婚しても、また同じ理由で離婚する確率が高いからです。
もしあなたが今再婚したいと強く願っていても、離婚の原因に向けて具体的に改善・解決できていないならば、復縁のタイミングはまだ先だと考えてください。中途半端な状態で復縁を迫っても、説得力に欠けてしまいます。相手を十分に説得できると感じたタイミングで、再婚を迫っていきましょう。
義理の両親との関係を見直すことも大切
義理の両親との関係を見直す必要があるならば、それは大きな課題だと言えるでしょう。いくら2人に復縁の意思があったとしても、義理の両親との関係が悪ければ、復縁してもトラブルに巻き込まれる可能性は十分に高いと言えます。
もし復縁を最優先に考えたいならば、自分の両親や義理の両親よりも、相手との関係を重視することが大切です。特にトラブルとしてよく挙げられる嫁姑問題がある場合は、夫が間に入って妻をフォローし、味方でい続ける必要があります。
必要であれば義理の両親や自分の両親と距離を置くことも考え、復縁しても悩みが生まれにくい環境を作ることが大切です。
子どものことは最優先に考える
子どものことを最優先に考えることが、子どもがいる元夫婦には必要なことです。いくらお互い惹かれ合い、復縁を望んでいたとしても、子どもに悪い影響を及ぼすリスクがあるならば復縁をするべきではありません。子どもが嫌がっているならば尚更、復縁をするのは避けたほうが良いでしょう。
もしそれでも復縁したいと思うならば、子どもが自立したタイミングで実現するのがおすすめです。子どもが自立していないタイミングで、子どもに悪影響を及ぼすとわかっている中で復縁することは、子どもへの大きな裏切りになります。成長期や思春期ならば大きなストレスとなり、その後の将来に影響を及ぼす可能性も否定できません。
子どもにとって復縁をするべきかしないべきか、さらに子どもの意見を考えた上で決断しましょう。
離婚後の復縁エピソード集【男女の経験談】
離婚後に復縁した人はどのような形で復縁に至ったのか、早速注目していきます。
一度離れることでお互い冷静になれた
「ベタな流れだけど、一度離婚したらお互い冷静になれて、何がいけなかったのか、どうすればよかったのかが見えてきた。それと同時に相手の大切さがようやくわかって、落ち着いて話し合いを続けて復縁しました」(29歳/男性/販売業)
別れたら相手の大切さがわかるパターンは、離婚に限らずよくあるものです。特に夫婦は一緒に住んでいる分、カップルよりも近い距離にいることがほとんど。近すぎて相手の大切さが見えづらくなり、冷静な判断ができなくなるケースは珍しくありません。
子どもがきっかけで元夫と再婚した
「離婚をした時は小学生だった息子が、中学に上がる時に『お父さんと再婚しないの?』って聞いてきたのが再婚のきっかけでした。別れた原因は金銭的な問題で、息子が聞いてきた時にはすでに解消されていて。そこから子どもと3人で会う約束を増やしていき、復縁することに決まりました」(38歳/女性/美容師)
子どもがきっかけで復縁する夫婦は珍しくありません。離婚理由にもよりますが、再婚する勇気が出ないのには子どもが関係していることは多くあります。子どもの反応や子供への影響などを考えると、復縁したくてもしないほうが良いのではないかと考えてしまうのでしょう。
しかし、子どもが後押ししてくれることで再婚に踏み切れるようになってきます。これは離婚した相手との再婚だけでなく、別の相手との再婚にも共通して言えることでしょう。
離婚しても関係があまり変わらず復縁
「性格の不一致ということで離婚をした僕と妻。しかし離婚後も何かと連絡を取り合ったり、職場が近いから食事をすることも多かったりで、正直離婚しても関係があまり変わりませんでした。性格の不一致というのも、冷静になればお互い思いやりに欠けていただけで、2人で話し合った結果、復縁することになりました」(35歳/男性/販売業)
再婚するケースが多いのは、離婚後も別れた妻や夫と頻繁に連絡を取り合っているというものです。何かと連絡を取り合っていたり、実際に会っていたりすると、「別れたけど関係は変わっていないかも?」と気付かされます。
それどころか冷却期間と距離を置いたことでお互い冷静になることができ、離婚の原因に向き合えることも少なくありません。関係があまり変わらず、さらにお互いの非を認められたおかげで復縁する夫婦は多くいます。
別れた原因を解決したことで仲直り
「夫の家事育児への関心のなさ、私は夫への仕事への理解が足りず、お互い嫌になって別れました。しかし、夫は一人暮らしを始めて家事の大変さを知り、私も職場復帰したことで仕事の大変さを思い出すことに。久しぶりに再会した時にそんな話になって、次はお互い協力しようと約束をして再婚し、今では幸せです」(34歳/女性/クリエイター)
結婚生活を続けていくと、お互いに苦労しているのに、その苦労を分かち合えなくなることも珍しくありません。思いやりが徐々に欠けていき、「なんで自分だけが大変なんだろう」と相手を責めるようになると、夫婦生活を続けることは困難になります。
しかし、別れてから離婚原因に向き合い解決することで、仲直りするケースは実は少なくありません。お互いの言い分がわかったことで理解しあい、次こそは大丈夫という自信に繋がるのです。
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