手を繋ぐときの心理は男女で違う?
そもそも男性が手を繋ぐ心理とはどのようなものなのでしょうか。付き合う前のデートで手を繋ぐ男性や、友達同士のはずなのに手を繋ぐ男性の本音が気になっている女性もいるでしょう。今回は、女性には理解しがたい、男性が手を繋ぐ時の本音を紐解いていきます。
女性と男性では「手を繋ぐ」という行為の意味合いが大きく違うという事実についても、ご紹介していきます。これを読めば、あなたも男心がわかる恋愛マスターになれるかもしれませんね。
手を繋ぐときの男性心理《付き合う前》
この行為を脈アリの証と考えても良いのでしょうか?それともまったく別の思惑があるのでしょうか?気になる男性本音をチェックしていきましょう。
付き合いたい、好意を示したい
「付き合いたいけれど言葉で伝えるのは恥ずかしい時に、手を繋ぐことで自分の気持ちを伝えます」(24歳/男性/会社員)
「付き合っていないのに手を繋ぐのは、気がある証拠だと気が付いてほしくて」(23歳/男性/医療関係)
告白する勇気がない時に手を繋ぐことで、気持ちを伝えようとする心理が働いているようです。
本当は言葉でストレートに伝えられれば良いのでしょうが、それはちょっと恥ずかしい。そんな男性の本音が、手を繋ぐという行為に隠されているのですね。
相手が脈アリかを見極めたい
「手を繋ぐのを拒否されなかったら、向こうも脈アリだって判断できる」(26歳/男性/営業職)
「自分に気があるのかどうか見極めるために、手を繋いで相手の態度を観察します」(24歳/男性/公務員)
手を繋いだ時に女性が見せる態度で、脈アリか脈ナシかを確かめているという男性が目立ちました。
相手が脈アリなのか、そうではないかというのは、通常であればなかなか分かりにくいものです。そのため、相手が脈アリなのか脈ナシなのかを調べるために、付き合ってもいない女性の手をいきなり握って出方をうかがう男性は多いようです。
急に手を繋ぎたくなった
「特に意識したことがない女性だったけど、何となく人肌恋しくなって手を繋いでしまった」(23歳/男性/事務職)
「理由はないけれど、急に誰かと手を繋ぎたくなったから」(27歳/男性/エンジニア)
特別な理由はないが、なぜか手を繋ぎたくなったから、と答える男性も多かったです。
しかし、このような場合、本人も気づかないうちにその女性に好意を寄せているパターンもあります。普段は意識していないけれど、ふとした瞬間に相手が女性であることに気がつき、思わず手を繋いでしまうことも珍しくはありません。
あわよくば恋愛関係になりたい
「絶対に付き合いたいわけではないけど、あわよくば付き合いたいから」(23歳/男性/医療関係)
「恋愛関係になりたいけれど自信がないから、とりあえず様子見で手を繋ぐ」(25歳/男性/会社員)
どうしても付き合いたいというわけではないけれど、あわよくば恋愛関係になりたいという男性心理が働いています。
あわよくば恋愛関係になりたい、でも告白して傷つくのは嫌だ!という気持ちが、このような行動に表れているのでしょうね。
雰囲気で
「その場の雰囲気で思わず手を繋いでしまった」(20歳/男性/学生)
「もともと気になっていた女の子だったから、その時の雰囲気とノリで」(24歳/男性/販売員)
その場の雰囲気で思わず手を繋いでしまう男性も少なくありません。好意を寄せている女性はもちろん、相手が今まで意識したことがない女性でも手を繋いでしまうことがあるようです。
ロマンチックな雰囲気になった時や、恋バナになった時、相談をしているなど時に男性が手を繋いでくるのは、その場のノリであることが多いのです。
特に意味はない
「特に意味はないです」(27歳/男性/営業職)
「何となく…」(25歳/男性/美容関係)
意味はないけれど手を繋いでしまう男性も多いようです。特に意味はないけれど、何となくノリで手を繋いだ、酔った勢いで、周りに冷やかされてなど、理由はさまざま。
「手を繋いでくれるということは、もしかしたら脈アリ!?」と期待してしまうかもしれませんが、必ずそうだとは言い切れないのがツライところです。
手を繋ぐときの男性心理《恋人同士》
離れないでほしい
「離れたくないという気持ちが強くなった時に手を強く握る」(23歳/男性/公務員)
「人混みではぐれそうになった時に手を繋ぐ」(26歳/男性/美容系)
心理的にも身体的にも離れたくたくないという強い気持ちを抱いた時に手を繋ぐ、という意見が目立ちました。
特に人が多い場所では、手を繋いでいないとはぐれてしまいそうになるため、自然と手を繋ぐことになるというのが定番パターンのようです。彼氏と手を繋ぎたいなら、あえて人が多い場所へデートに出かけてみてはいかがでしょうか?
愛しくなった
「抱きしめたいけど人目があるから…という時に手を繋ぐ」(25歳/男性/営業職)
「どうしようもなく好き!という気持ちが溢れたときに手を繋ぐ」(28歳/男性/警備員)
愛しい、好き、愛しているという気持ちが溢れた時に、手をギュッと握る男性が多いようです。
「好きという気持ちを伝えたいけれど、言葉にするのは恥ずかしい」と考えている男性も、手を繋ぐことで自分の気持ちを伝えるのだとか。
彼氏がなかなか好きと言ってくれない、本当に自分を愛してくれているのかどうかわからない、と不安を抱えている女性は、彼が手を繋いでくれるかどうかを考えてみると良いでしょう。
ラブラブしたいというサイン
「ラブラブ、イチャイチャしたいときに、まずは手を繋いで反応を見る」(22歳/男性/インターン)
「彼女とエッチをしたいときに手を繋ぐ」(23歳/男性/接客業)
ラブラブしたいときのサインとして手を繋ぐ男性もいます。
セックスをしたいけれど「しよう」と言葉で伝えにくい時や、彼女も同じ気持ちかどうか様子を探りたい時に、手を繋ぐという場合もあるようです。
ジェラシーを感じた
「自分以外の男の話をされて、何となくモヤっとした時に」(24歳/男性/営業職)
「かっこいい男の話を楽しそうにしている彼女を見てジェラシーを感じたから」(23歳/男性/学生)
他の男性の話を楽しそうにしている彼女に不安を覚えたり、嫉妬心を感じた時に手を繋ぐという意見も少なくありません。
「彼女は自分のものだ」という男性心理が強く働いた結果、手を繋ぐという行動に繋がったと考えられます。
手の繋ぎ方でわかる男性心理を解説!
そこで続いては、繋ぎ方で見る男性の本音をご紹介します。
恋人繋ぎ
恋人繋ぎとは、お互いの指と指を絡ませる繋ぎ方のこと。カップル繋ぎと呼ばれることもあります。「恋人繋ぎをすることで、周りに自分たちの仲の良さを見せつけたい」という心理が働いているのでしょう。
また「この女性を離したくない」という心理が働いている可能性も。いずれにしても、あなたのことを心の底から好きだということに間違いはなさそうですね。
軽く繋ぐ
シェイクハンド握りとも呼ばれる手を軽く合わせるだけで握る場合は、自分が彼女をエスコートしたいという気持ちと同時に、彼女にエスコートしてもらいたいという気持ちが隠れています。
男性が上から手を差し伸べるのは、「自分が優位に立ちたい」という本音の表れ、逆に下から手を差し伸べるのは、「レディーファーストをしたい」という気持ちの表れです。普段から軽く手を繋ぐことが多いなら、いつもどのように手を差し伸べられているか、思い出してみましょう。
指一本だけで繋ぐ
男性が指一本だけで繋ごうとしたり、あるいは指先だけを絡めて繋ごうとすると、「もしかして女性慣れしていないのかな?」「控えめな性格なのかな?」と思ってしまいますよね。しかし、実際は逆です。なんと女性の扱いに自信を持っている、強気な姿勢の表れなのです。
また、「今はこの女性と付き合ってはいるけど、ほかに好きな人が現れたらいつでも乗り換えよう」と思っている男性も、このような繋ぎ方をする傾向にあります。指一本だけで手を繋いでくる彼や、指先だけを絡ませる独特な手の繋ぎ方をする彼には、根拠のない自信があるかもしれません。
このような繋ぎ方を頻繁にされる場合は、彼の言動を注意深く観察してみましょう。
手を繋ぐけれどすぐに離す
手を繋いではくれるけれど、すぐに離されてしまう場合、2つの可能性が考えられます。1つは、女性慣れしていないため、手を繋いでも恥ずかしくてすぐに離してしまうパターン。そしてもう1つは、付き合ってはいるけれど心が離れているパターンです。
手を繋ぐという行動はしているけれど、気持ちがついていかずにすぐに手を離してしまう、または他に意中の女性がいて、目の前の彼女と触れ合うことに抵抗感を覚えている、そんな心理が心の奥底にあるのです。
男性から手を繋がれたときの可愛いリアクション
ここでは、男性から手を繋がれた時の可愛いリアクションをいくつかご紹介します。
ギュッと握り返す
もし彼から手を繋がれて嫌だと感じないのであれば、ギュッと手を握り返してみましょう。
「手を繋いだけれど嫌な思いをさせていたらどうしよう」「これをきっかけに嫌われたらどうしよう」という不安から、手を繋いだ後の反応を細かくチェックしている男性は多いです。男性を傷つけないためにも、「手を繋がれても無反応」「手を繋いだ瞬間にパッと避ける」などのあからさまな行動は避けましょう。
嬉しそうにはにかむ
手を握り返すのと同時に、照れくさそうにはにかむと、さらにいいですね。ギュッと握り返さない場合でも、少し笑顔を見せてるだけで男性は喜んでくれます。目と目が合った瞬間、手を握られた瞬間、会話をしている時など、ここぞというタイミングで小さな笑顔をみせましょう。
女性が笑顔を見せるだけで、男性は幸せな気持ちになってくれるのです。あまりうまく笑えない、笑顔に自信がないという人は、今からでも笑顔の練習をしてみてくださいね。
恥ずかしそうにする
とても恥ずかしそうにする仕草も男性に人気です。手を握られた瞬間に頬を赤くしたり、少しうつむいてみたりするのもいいでしょう。ここで1つ注意したいのが、嫌がっていると勘違いされないようにすることです。
恥ずかしそうな素ぶりを見せることで可愛いアピールをするはずが、「もしかして拒否されてる?」「むしろ嫌われている?」なんて思われてしまったら、元も子もないですよね。恥ずかしそうにする時は、あくまでも「嬉しい」という感情を伝えながら行動するようにしましょう。
上目遣いで見つめる
最後に試してもらいたいのは、上目遣いで見つめることです。上目遣いをすることで、男性の「この女性を守りたい」という気持ちをくすぐるだけではなく、男性から「いつもよりも女性らしい」と感じてもらえるようになります。
できるならば上目遣いをしながら、少し恥ずかしそうににっこり笑ったり、ぴったり寄り添ったりするのがいいかもしれません。ギュッと手を握り返しながら、上目遣いでにっこり笑って「嬉しい」と伝えれば、完璧です!ぜひ、実行してみてはいかがでしょうか。
女性から手を繋ぐのは変?男性の本音とは
だったらこちらから手を繋ごうと思っても、嫌がられたりしないだろうか、鬱陶しいと思われないだろうかと、いろいろな心配が頭をよぎってしまいますよね。
女性から手を繋ぐのは変なことなのでしょうか。そして、女性から手を繋がれたら、男性はどう思うのでしょうか。男性の本音に注目してみましょう。
もちろんうれしい!
「自分のことが好きなんだ!と実感できてうれしい。むしろ女性からどんどん手を繋いでほしい!」(24歳/男性/美容師)
「女性から手を繋いでくれることに抵抗はない。むしろ幸せな気持ちになれるし、とてもうれしい」(23歳/男性/公務員)
女性から手を繋いでくれることを嬉しいと感じる男性は多いようです。
むしろ、手を繋いでくれることで「自分は愛されているんだ」と安心感を覚えるという意見もありました。逆に、手を繋ごうとするのがいつも自分だと、「もしかして俺の片思いなのかな…」と不安になってしまうようです。
ドキドキする
「急に手を繋がれたらドキドキする。そのままキスをしてしまうかも」(25歳/男性/医療関係)
「ドキドキするし、なんだか興奮する」(21歳/男性/学生)
女性から手を繋がれるとドキドキするという男性の意見は、とても多かったです。中にはドキドキしすぎて、その先の展開を想像してしまうという声も。
ということは、ちょっとエッチな気分になっている時に手を繋ぐと、良いムードを作れるかもしれませんね。
できれば男性から繋がせてほしい
「嬉しいけれど、男性である自分がリードしたいという気持ちもある」(25歳/男性/営業職)
「女性にリードされると、ちょっとモヤっとする」(26歳/男性/会社員)
できれば男性から手を繋がせてほしいと語る意見もたくさんありました。
男性の中には、「先に手を繋いだ方が恋愛をリードする」と考る人もいます。そのような男性の場合、女性から手を繋がれると何となく不愉快だと感じてしまうことも多いのです。
だからと言って、女性から手を繋がれるのが嫌なのかと聞かれると、そうでもないと答える人も少なくありません。たまにならいいが、いつもリードされるのは嫌だ、というのが本音のようですね。
たまになら嬉しい
「ふとした時に手を繋がれるとドキッとして嬉しい」(22歳/男性/専門職)
「いつも積極的ではない彼女が手を繋いでくれたら、それだけで特別な気持ちになる」(29歳/男性/看護士)
いつもは嫌だけど、たまに繋いでくれるなら嬉しい、と答える男性も少なくありませんでした。
いつも消極的な彼女が自ら手を繋いでくれるという行動に、喜びを感じる男性は多いのです。いつも彼氏から手を繋いでもらっているなら、たまにはこちらから手を繋いでみてはいかがでしょう?その特別な行動に、彼氏もドキッとしてくれるかもしれませんよ。
意識したことがない
「どちらから手を繋ぐなんて意識したことなかった」(27歳/男性/営業職)
「特に考えたこともないし、どちらからともなく自然と手を繋いでいる」(23歳/男性/会社員)
あまり意識したことがないという男性も目立ちました。2人でいる時に手を繋ぐのはいつものことであり、特別なことだとは思わないのだとか。
むしろ、「彼女と2人でいるのに、手を繋がないなんて意味がわからない」と思っている人もいるくらいです。そのような男性は、どちらから手を繋ぐ、繋がないなんて細かいことは、考えないようですね。
女性から可愛く手を繋ぐテクニック
「待って!」と手を引っ張る
彼の歩くスピードが速くて、どんどん先へ行ってしまうような場合は、「待ってよ」と言いながら、控えめに彼の手を握ってみましょう。きっとそれだけでドキッとしてもらえます。その時に、上目遣いで「置いて行かないでよ」と言えば完璧です。もし彼が先に行ってしまう時はぜひ試してください。
「寒いね」と手を絡める
「寒いね」と言いながら手を繋ぐなんて、ドラマやマンガの見過ぎでは?と思う人もいるでしょう。しかし、この方法ならわざとらしくなく、ごく自然に彼と手を繋ぐことができます。
冬の寒い日はあえて手袋をつけず、彼のポケットの中に手を入れて温まってみてはいかがでしょうか?口では「なんで手袋持ってこなかったの?」といいつつも、内心まんざらではない男性も多いようですよ。
タイミングを見計らう
ロマンチックな雰囲気になっている時や、なんとなく手持ち無沙汰な時など、ここぞというタイミングを見計らって手を繋いでみるのもおすすめです。
そう言われてもいまいちタイミングがつかめない…という人も多いかもしれませんが、あまり深く考えなくても大丈夫です。直感で、今なら繋げるかもしれない!と思った時に、手を伸ばしてみましょう。
あなたのその突飛な行動に、彼もきっとドキドキするはずですよ。
「好きだよ」と言いながら
手を繋ぐのが恥ずかしい場合は、ノリと思い切りが大切です。思い切りよく「好きだよ」と言いながら手を繋ぐと、彼といい雰囲気になれるかもしれません。
手を繋ぎたいけれどなかなか勇気が出なかったり、自分から手を繋いだら嫌われるかもと不安な人は、言葉で「好き」と言いながら繋いでみましょう。
彼から手を繋いでもらうには?
袖や服の裾を引っ張る
袖や服の裾を引っ張るだけで、彼から手を繋いでくれるなんて信じられない!と思うかもしれませんが、意外にも成功率が高いです。男性には、この裾を少しだけ引っ張る姿がたまらなく可愛く見えるというのは、簡単に想像がつきますよね。また、この時に屈託のない笑顔を見せると、さらに男性はドキリとしてくれるはず。
袖や服の裾を引っ張りながら、あどけない表情でニコリと笑ってみせる。これだけで彼の手を繋ぎたい欲に火をつけられますので、ぜひチャレンジしてくださいね。
上目遣いでジッと見つめる
上目遣いでジッと彼の顔を見つめるのも効果的です。女性の上目遣いは、男性が思わず「かわいい!」と感じる仕草のひとつ。「手を繋いでほしいな…」という気持ちを込めてジッと見つめれば、彼もきっとあなたの気持ちを察してくれるはずですよ。
ロマンチックな雰囲気の場所へ行く
ロマンチックな雰囲気の場所に出かけて彼が自然と手を繋いでくれるのを待ってみる、というのも一つの方法です。たとえば、カップルに人気の夜景スポットに足を運んでもいいですし、波の音が心地よい夜の海で二人でゆっくり過ごすのもいいでしょう。
そのようなロマンチックな場所なら、彼も雰囲気に背中を押されて、あなたの手を握ってくれるはずです。もしかしたら、その後の展開も期待できちゃうかもしれません。ぜひ、試してみてくださいね。
寒そうな仕草を見せる
手を繋いでもらいたいときの王道パターンといえば、やはり寒そうな仕草を見せることです。手袋をわざと着けていかずに「寒い」と言ってみたり、「手が冷たくなっちゃった」と言ってみたりと、方法はたくさんあります。寒そうな仕草を見せながら、手を繋いでもらいたいと無言でアピールしてみましょう。
寒そうにしている彼女をみたら、思わず手を握ってしまう男性は多いはずです。冬が到来したら、彼から手を繋いでもらうようぜひチャレンジしてはいかがでしょうか。
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