ダブル不倫の結末とリスク！悲しい結果を防ぐための不倫の終わり方

ダブル不倫とは、パートナーがいる人が、パートナーがいる別の異性と関係を持ってしまうことです。ただでさえリスクが多い不倫は、その結末のほとんどが悲しい終わり方をしていることをご存知ですか？

それでも足を踏み入れてしまったらなかなかやめられないのがダブル不倫です。たとえ成就させることができたとしても、元のパートナーや子供を苦しめる結末になってしまうでしょう。

頭ではダメだとわかっていても、ちょっとした心の隙間に不倫の誘惑が付け入ることもあります。ここでは、不倫を招きやすい心の隙間について詳しくみていきましょう。

パートナーとの仲がうまくいっていない

結婚生活は、暮らしを共にすることですよね。毎日の暮らしの中で、ときに相手の嫌な部分をみたり感じたりすることもあるでしょう。

一つ一つは些細なことですが、小さな積み重ねが相手に対する興味を削いでしまうこともあります。そんなときに魅力的な異性があらわれれば、退屈な日々は一変。その人をもっと知りたい衝動を抑えられなくなる人もいるでしょう。

結婚していながら他の異性と関係を持つのは契約違反ですが、心が寂しいときはパートナーの代わりを求めてしまう人も多数います。

セックスに不満がある

セックスは、結婚すると同じ相手としかできなくなってしまうものですよね。人によっては、毎回同じ相手、同じ流れだと刺激がないと感じてしまうこともあるでしょう。そのため、刺激欲しさに他の異性を求めてしまう人もいます。

男性は、妻が妊娠や育児でセックスする余裕がない場合に他の異性に興味がわき、女性は、夫の自分本位なセックスに不満を感じて他の異性に求めてしまうことがあります。

だからといって、他の異性で満たされたとしてもそれは一時的なもの。ダブル不倫で悲しい終わり方をして全てを失うのは、あまりにもリスクが大きすぎます。

異性として見られたい

いつまでも異性として見られたいのは、男女ともに同じではないでしょうか。しかし、現実はどうでしょう？

結婚すると、女性は出産や育児を機に「母親モード」に入ってしまい、夫よりも子供に気持ちが行きがちですし、男性は育児に奮闘する妻に「女」を感じなくなってしまう人が多いのが現実です。

パートナーを異性として見られなくなれば、他の異性に思わず目が行ってしまうこともあるでしょう。そんな理由からダブル不倫が始まってしまうのです。

必要とされたい

必要とされることは、その人の価値を高め、やる気を育てるため、とても大切なことです。しかし、結婚生活で「必要とされている」とつねに実感できている人は少ないかもしれません。

特に主婦業は、何をしても当たり前とみなされて、褒められないし認められない、と感じてしまう人が多い仕事です。そのため、「自分は必要とされていないのではないか…」と不安になってしまう人もいるでしょう。

そんなとき、自分の頑張りを評価してくれる人があらわれたら、「こんな私でも必要とされてる」と嬉しくなって、結果的にダブル不倫が始まってしまうこともあります。

心が満たされないことでダブル不倫は始まるとお伝えしましたが、その心理が誰にでも当てはまるわけではありません。

なぜなら、ダブル不倫にハマってしまう人には、ある共通した特徴があるからです。その特徴を知ることで、ダブル不倫に陥って悲しい結末を迎える危険性はかなり軽減されるでしょう。

一度ハマるとなかなかやめられないダブル不倫で人生を棒に振らないためにも、ここでは、ダブル不倫にハマってしまう人の特徴を詳しく見ていきましょう。

時間に余裕がある

時間に余裕があると、たとえば出会い系アプリを見て気に入った人と会うことも可能ですよね。そのため、男女ともに自由な時間がある人ほど、ダブル不倫にどっぷりハマってしまう傾向があります。

それに、ダブル不倫という関係上、周りに見られるわけにはいかないので、ホテルでの密会が定番デートになりがちです。

妻や夫が仕事をしている間、不倫相手と密会するスリルはとても刺激的に感じることでしょう。そんな気持ちも手伝ってなかなかやめられないのがダブル不倫です。

流されやすい性格

流されやすい性格の人は断ることが苦手な人が多く、強く求められれば応じてしまうこともあります。そのため、流されやすい人は、自分ではそんな気はなかったのに、ダブル不倫していることも。

とはいえ、いくら流されやすい性格でも、本当に嫌なことなら応じないはずです。そのため、誰かに甘えたい気持ちや、誰にでも好かれたいといった願望が心の奥底にあったとも考えられます。

しかし、理由はどうであれ、ダブル不倫が結果的にバレれば、全てを失くす結末になる恐れがあるので注意しましょう。

特異な性癖をもっている

性格が人それぞれ違うように、性癖も人によって異なります。配偶者では本当の性癖を満たせないため、ダブル不倫する人もいます。

アブノーマルなセックスを好む人の中には、本当の性癖を自分の配偶者に隠している人もいます。なぜなら、特異な性癖を配偶者に知られると、「気持ち悪い」「理解できない」と突き放され、離婚されるかもしれないと考えるからです。

しかし、ダブル不倫ならセックス重視で付き合える上に、嫌がられたらすぐに別れれば良いと考えます。ただし、相性の良い相手に当たれば、逆にとことんのめりこんで抜け出せなくなることもあるので注意しましょう。

真面目な人

結婚前の恋愛経験が少ない人は、不倫にハマる可能性が非常に高いです。なぜなら、落とそうとあの手この手で誘う相手の気持ちを本気だと勘違いして、夢中になってしまう人もいるからです。

特に家庭内で心が満たされていない状況にあれば、なおさらでしょう。相手がただのセックス目当て近づいてきただけだと気付いたとき、その傷はとても深いものになってしまうはずです。

そのうえ、ダブル不倫していたことが配偶者にバレてしまえば、さらに悲しい結末が待っています。普段からよく真面目な人といわれる場合は注意しましょう。

ダブル不倫がうまくいく結末は、ごくごく少ない確率でしか起こりません。ダブル不倫が成就するのはとても難しいことなのは、簡単に想像できますよね。

ダブル不倫が配偶者にバレる原因のほとんどは、実は自分自身が無意識に行う行為なのだそう。まさに「身から出た錆」とはこのことでしょう。

ではここからは、ダブル不倫が配偶者や周囲の人たちにバレるきっかけについて詳しく解説していきます。

LINEやメールの履歴

今や、スマホは誰でも持っている連絡に便利なツールですが、スマホの中身は家族でさえも知ることのない未知の世界です。

そのため、ダブル不倫の相手とはLINEで秘密裏に連絡を取るのが一般的。しかし、逆に捉えれば、不倫しているかどうかはスマホを見ればわかるため注意が必要です。

スマホにロックをかけていても安心はできません。その気になれば、パートナーが寝ているときに本人の指を使って認証を解除したり、何日もかけてパスワードのロックを解く執念深い配偶者もいますから、油断は禁物です。

外見の変化

普段、服装や髪型に無頓着な人でも、異性と会うとなれば自然に身なりに気を付けるようになります。そのため、外見の変化から不倫がバレることもあります。

今までいつも同じような服装をしていたのに、急に新しい洋服を買ったりアクセサリーを付けるようになれば、すぐに不倫を疑われるでしょう。

特に、女性は男性の気付かない細かな部分に気が付くため、香水の残り香にも注意しましょう。

態度の変化

不倫は、態度の変化でバレることがあります。例えば、普段必要なことしか話さない無口な人が口数多くなったりすれば、おかしいと思いますよね。

また、自宅でスマホをいじる回数が多くなったり、スマホをトイレやお風呂に行くときも手放さないようになれば、よほど鈍感な人でなければ不倫を疑うでしょう。

しかしこれは、自分の中での罪悪感を隠すために無意識で行っていることが多いので、本人に自覚がないことがほとんど。ですが、パートナーはそんな些細な変化も見逃さないもの。その結果、態度の変化が決め手となり不倫がバレてしまうのです。

共通の知人が話す

LINEの履歴にも気を付け、態度や外見にも気を付けているのに急に不倫を疑われたら、第三者がリークしている可能性があります。

相手がどんなに仲の良い人でも、不倫を打ち明けるかどうかはよく考えましょう。なぜなら、不倫に嫌悪感を持つ人はたくさんいますし、ズルいと嫉妬の目で見られることもあるからです。

昔から「他人の不幸は蜜の味」といいますから、あなたに悪い結末が起こることを楽しむ人がいるかもしれないことを、忘れないようにしましょう。

楽しい時間の裏に危険がいっぱい潜むダブル不倫。芸能人の不倫がバレて、謝罪会見を開くなんてことも増えていますね。自業自得といはいえ、芸能活動などへの影響を見ていると、不倫のリスクはかなりのものといえます。

ダブル不倫のリスクは、芸能人だけに降りかかるものではありません。一般人であってもバレれば痛い仕打ちが待っていることを忘れないようにしましょう。

そこでここでは、実際に起こり得るダブル不倫の結末とリスクについて詳しく見ていきましょう。

バレて離婚することになる

ダブル不倫の成就率がかなり低いことは容易に想像できるでしょう。つまり、それだけ不倫はバレやすいということなのです。

また不倫は、されたほうのショックが大きく、悲しみよりも怒りが勝ります。そのため、許されることは少なく離婚に至る結末が多くなってしまいます。

子供がいれば、不倫するような親に任せられないと親権を奪われ、一緒に暮らすこともできなくなる可能性も。そうなれば自分のしたことの罪の重さに後悔することとなるでしょう。

多額の慰謝料

相手の配偶者に不倫がバレると慰謝料を請求されることもあります。

自分で支払える額ならば、黙って支払い穏便に済ませる終わり方もできますが、高額の慰謝料を請求されればこちらの配偶者にも大方バレるでしょう。

不倫をされてそのうえ慰謝料まで請求されるなんて、配偶者にすれば納得がいく話ではありませんね。その後、許してもらい離婚しなかったとしても、一生頭が上がらない生活を強いられることになるでしょう。

職を失う

一緒に仕事をすると、助け合ったり慰められたりといった機会が多いことから、一体感が生まれることもありますよね。そのため、職場のダブル不倫率が他のきっかけと比べると高くなることが想像できます。

しかし、社内でのダブル不倫がバレると職を失うこともあるので注意しましょう。しかも、上司と部下、男性と女性など、立場や性別の違いで平等な処分にならないケースもあります。

自分の甘い考えから至った結末だとしても、自分にとってやりがいのある仕事であれば、このような結末になったら悔やんでも悔やみきれないでしょう。

失くした信頼を取り戻せない

離婚せずに済んだとしても、家庭内にはしばらく重い空気が流れつらい毎日が続きます。お互いに関係修復を試みてもそう簡単にできるものではないため、家庭崩壊の結末を迎える夫婦は少なくありません。

一度失った信頼を取り戻すのは難しく、昔には戻れない現実をあらためて突きつけられることになるでしょう。

自分でまいた種ではありますが、仲の良い友人たちからの信頼まで失ってしまう可能性もあり、不倫の結末は大きな痛手となってしまいます。

ダブル不倫の終わり方は、お互いが納得のいくものでなければしこりを残してしまいます。しかし、結末次第ではストーカー被害に遭ったり、脅迫めいたことを言われたりと、面倒なことに発展することも。

禁断の恋愛だからこそ、泥沼化は避けたいものですね。ここでは、ダブル不倫の安全な終わらせ方について詳しく見ていきましょう。悲しい結末を防止できる方法をご紹介します。

連絡を取るのをやめる

同じ職場であれば、連絡を取るのをやめてもあまり意味はありませんが、職場や自宅を知らない関係ならば、連絡を取らないことで自然に関係を解消できます。

LINEは未読スルーし、電話は出ないようにしましょう。このとき、いきなりブロックしたり着信拒否するのは、拒絶の姿勢を強く印象づけるため逆効果です。

会話の中で、事前に別れたい気持ちを匂わせておくのも良いでしょう。相手にも不倫に対する罪悪感があるのであれば、すんなり別れられる可能が高いでしょう。

信頼できる人に相談する

不倫をしているときは他人に話さないのが鉄則ですが、あなたが不倫をやめたいのなら別です。

第三者に話すことで、不倫をしていることはいかに悪いことかを改めて自覚できますし、話してしまった以上、不倫をやめる方向に自分の気持ちを追い込むことができます。

このとき、話す相手は本当に信頼できる人を選んでくださいね。例えば、親や兄妹など、あなたのことを本気で心配してくれる人が良いでしょう。

嫌われるように仕向ける

こちらから一方的に別れを告げたとき、相手に別れる気がないと、揉めて泥沼化しやすくなります。そんな時は、相手に嫌われるように仕向ける方法をとりましょう。

例えば、会っているときにつまらなそうにしてみたり、LINEや電話に応じないなど、相手が「嫌われたのかな…」と不安になるような態度をとりましょう。この方法なら相手の気持ちが自然に冷めていくので、別れを拒否されたり、しつこくされることを防止できます。

相手が「もう不倫は終わり」と思うようになれば成功です。うまくいけば、相手から別れを切り出してくれるかもしれません。

ダブル不倫のリスクを話し合う

どんなに楽しい不倫でも、バレてしまえばすべてを失う結末が待っています。しかし、不倫が長く続くことで危機感が薄れてしまいます。

別れなければと思っていても、会って楽しい時間を過ごすとなかなか別れを切り出すのは難しいものです。だからこそ、不倫がもたらすリスクについて改めて話し合ってみましょう。

家庭を壊したくない人ほど、不倫のリスクと結末を具体的に話すことで不倫をやめる気持ちが強くなるはず。その気持ちが強くなれば、お互いにあと腐れなく関係を解消できるでしょう。

ダブル不倫のきっかけは、どこにでも転がっています。その証拠に、不倫をしている人たちの多くは、不倫する前は「不倫はダメ」と思っていた人がほとんどです。

一歩足を踏み入れれば、今の生活を捨てることになりかねないダブル不倫。

ここでは、誰もが陥る可能性のある不倫の怖い結末を確認しておきましょう。ダブル不倫の悲しい結末を、経験談を交えてご紹介していきます。

軽い気持ちで始めた不倫ですべてを失った

「神経質な夫に日頃から暴言を吐かれて精神的に参っていたとき、勢いで不倫してしまいました。まさかの妊娠。半信半疑でしたが、出産後に調べたらやはり不倫相手の子。軽はずみな行動で、夫に悲しい思いをさせる結末になってしまいました。夫とは離婚しましたが、父親がいない子を育てる自信がありません」（30歳/女性/会社員）

たった一度の不倫で妊娠という結末を迎えて離婚した彼女は、精神的に参っていた状態とはいえ、自分の軽はずみな行動を悔やんでも悔やみきれないでしょう。このような結末でもっとも不幸なのは、父親のいない環境で育つ子供かもしれません。

お互いのパートナーにバレて修羅場に…

「趣味でスポーツジムに通い始めて、そこで会った女性と不倫関係に。『妻とは不仲で、ジムに来て時間を潰してる』と話したら、親身に話を聞いてくれて、その後関係を持ちました。しかしすぐに妻にバレて、四人で話し合うことに。結果的に彼女は離婚という結末になり、申し訳ないと思っています」（36歳/男性/営業職）

このように、趣味の場が不倫をするきっかけとなるケースも多いです。この男性は許してもらえたそうですが、相手の女性は離婚することになったようですね。このケースからも分かるように、軽い気持ちで不倫に足を踏み入れてしまうと、自分の人生が大きく変化することもあるのです。

再婚を誓ったのに離婚したのは私だけ

「『妻と離婚したら再婚しよう』といわれて、私は離婚しました。しかし、彼のほうはいつまで経っても離婚に至らないまま。しかも、浮気が発覚。私が言うのもなにですが、浮気する男は直らないと見切り付けて別れました。こんな結末になるはずじゃなかったのに…」（28歳/女性/公務員）

不倫相手の男性が「離婚するから」といったまましない「離婚するする詐欺」は、不倫にはよくあることです。この結末は、浮気の発覚で見切りをつけて別れた彼女は良しとしても、彼の本妻は気の毒としか言いようがありません。

離婚し親権も失って一人ぼっちになった

「夫が経営する店によく来る常連客の男性と不倫関係になってしまいました。夫にバレたらヤバイと思いながらも、スリルが刺激的でやめられませんでした。しかし、あっけなく不倫現場を夫に目撃されて修羅場に。夫に謝罪しましたが、離婚を告げられ親権は夫へ。大切な子供を失ってしまい、後悔する日々です」（39歳/女性/パート従業員）

女性にとって子供を失うことは、手足をもがれることと同じくらいつらいことですが、その結末を招いたのは自分自身であれば、誰にも同情されず後悔するしかないでしょう。しかし夫に関しては、常連客が妻の不倫相手だったという結末は、身に覚えのない不幸としか言えませんね…。

ダブル不倫の結末にハッピーエンドはほぼありません。悲しい結末が訪れるとわかっていながら、それでも人はなぜ不倫に走ってしまうのでしょうか。

もしかすると、不倫が禁断の恋だからなのかもしれませんね。きっと、そこに不倫の魅力があるのでしょう。不倫をしている最中は、結末を考えずに刺激を求めてしまう人が多いのです。しかし、悲しい結末を迎えたとき、傷つく人たちがいることを忘れないでくださいね。