家族が嫌いになる原因《相手が親編》
過干渉
「彼氏のことをいろいろ聞いてくる両親がウザくてたまりません。顔を合わせるのも嫌だし、家に帰るのも嫌です」(18歳/女性/学生)
我が子を全力で愛するのは、親として当たり前のことですよね。しかし、この女性の両親のように、我が子を想うがあまり、様々な面で過度に干渉してしまう親もいます。
その一方で、子どもは大人になるにつれて、「親のいいなりじゃなくて自分の意志で行動したい」と自立心を強く持ち始めるもの。親が干渉すればするほど、そんな子どもの自立心を奪うことになります。
やがて、子どもの心の中に、過干渉な親に対する不満が生まれるでしょう。不満が募って、結局は嫌いだという感情が芽生えてしまうのです。
子どもに選択肢を与えない
「両親は私の意思を聞こうともせず、様々な面で選択肢を与えてくれませんでした。その時のことを思い出すと、心の中が嫌悪感でいっぱいになります」(28歳/女性/医療関係)
この女性のように、子どもに選択肢を与えない親の元で育った結果、家族を嫌いになるケースもあります。りんごが食べたいと伝えてもいちごを与えられたり、将来の進路を勝手に決められたりしたら、子どもは「私の意思を尊重してくれない!」といら立つでしょう。
世の中には、全ての物事を親に決められながら育つ人もいます。親が敷いたレールに沿って人生を歩むのは嫌だと感じれば、いずれは親の存在を嫌いになるでしょう。
厳しい態度
「小さい頃に厳しい態度で接してきた両親が大嫌いです。大人になって自立した生活を送っている今でも、幼い頃の記憶と共に、両親に対するネガティブな印象やイメージを思い出します」(25歳/男性/営業職)
誰しも厳しい態度で接してくる人に対して、ポジティブな感情や印象はあまり抱かないでしょう。この男性のように、相手が両親であっても同じなのかもしれません。
子どもの遊び時間を奪って勉強を強要したり、決めたルールを守らなければ罰を与えたりなど、厳しい態度で接してくる両親を好きになれず、嫌いになったというケースも多くあるのです。
子どもを愛さない
「小さい頃、両親から虐待を受けていました。お腹を痛めて産んだ我が子を虐待する人なんて、好きになれませんよ」(20歳/男性/接客)
この男性の親のように、子どもを全く愛さない親もいます。つまり、両親が愛してくれないがために、家族を嫌いになるケースもあるということです。
口を開けば暴言を吐いたり、育児放棄や虐待する親の元で育つ子どもには、十分な愛情を注いでもらえなかったという共通点があるでしょう。
また、両親から十分に愛してもらえた経験がないので、他者を愛する方法が分からないと悩む人もいます。自分を愛してくれない両親を愛せずに、やがて嫌いになるというのも納得できますね。
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